公開日 2014年03月18日
肺炎球菌ワクチンによって、肺炎や髄膜炎などの重篤な疾患の予防ができます。
生後2か月から初回接種を行い、一定期間を経て追加接種を行います。(計4回接種で完了)
これまでは、13価小児用肺炎球菌ワクチンを使用していましたが、国は、令和6年4月1日から、15価小児用肺炎球菌ワクチンを、令和6年10月1日から、20価小児用肺炎球菌を定期接種で使用するワクチンに追加しました。
【対象・実施場所など】
①対 象:生後2カ月から5歳未満までの子ども
※望ましい接種開始時期は、生後2カ月から7カ月未満です。
②予診票:予防接種のてびきと一緒に配布していますので、そちらをご利用ください。
紛失した場合は、市健康推進課にご連絡ください。
③接種可能医療機関:岩手県立釜石病院(℡25-2011)で接種を受けてください。
④同時接種の可否:医師が必要と認めた場合、他のワクチンと同時に接種することができます。
※釜石市以外で接種を受けたい場合は、事前に申請が必要です。ご相談ください。
接種回数
生後2カ月から予防接種を受けることができます。接種開始時の月齢(年齢)により接種回数が異なります。
*接種開始時の月齢が2カ月以上から7カ月未満
全4回(27日以上の間隔で3回接種し、60日以上あけて1歳から1歳3カ月の間に1回追加接種)
※3回目の接種は生後12カ月までに済ませてください。
*接種開始時の月齢が7カ月以上から12カ月未満
全3回(27日以上の間隔で2回接種し、60日以上あけて1歳以降に1回追加接種)
*接種開始時の年齢が1歳以上から2歳未満
全2回(60日以上あけて接種)
*接種開始時の年齢が2歳以上から5歳未満
1回
肺炎球菌感染症という病気
子どもの鼻やのどにいる身近な菌である肺炎球菌が、子どもの体力や抵抗力が落ちたときに、脳と脊髄を保護する髄膜などに入り込んで、細菌性髄膜炎や敗血症、肺炎などを起こします。髄膜炎は早期診断が難しいため重症になりやすく、死亡や重い後遺症の残る例もあります。

