『御箱崎の千畳敷』が国の登録記念物に登録へ~国の文化審議会から文部科学大臣に答申されました~

公開日 2026年06月19日

 この度、当市の「御箱崎の千畳敷」を国の登録記念物(名勝地関係)に登録することについて、国の文化審議会(会長 日比野 克彦)から、文部科学大臣に国登録記念物に登録するよう答申されました。

◯「御箱崎の千畳敷」の概要

 「御箱崎の千畳敷」は両石湾と大槌湾に挟まれた箱崎半島の先端に位置し、急峻な海食崖と平坦な波食棚を基調とする奇岩・怪石から成る岩石海岸の風景が広がっています。箱崎の名の由来とされる「箱状の岩々が重なった風景」は、約1億2千万年前にマグマが上昇して冷え固まった花崗岩類に隆起と海食の作用が繰り返されて形成されたものと考えられています。波食棚と海食崖を基調とする風景は、太平洋の広大な地平と相俟って雄大な観賞を得られる名勝地として意義深いものとなっています。
  ※正式な登録日は官報告示日となります
   ※遊歩道以外への立ち入りは大変危険です。
   ※写真提:供㈱かまいしDMC

◯市長談話 

「御箱崎の千畳敷」の国登録記念物への登録答申にあたって  

  令和8年6月19日、国の文化審議会(日比野克彦会長)の文化財分科会における審議・議決を経て、当市が提案を進めてまいりました「御箱崎の千畳敷」を、国の登録記念物(名勝地関係)に登録するよう、文部科学大臣への答申がなされました。
 「御箱崎の千畳敷」は、三陸復興国立公園の風光明媚な自然美を象徴する場所であり、これまでも「みちのく潮風トレイル」や「新・奥の細道」、「三陸ジオパーク」として、国内外から来訪された多くの皆様に親しまれてまいりました。
 今回の答申は、この地が持つ文化的・景観的価値が、国に認められた極めて喜ばしい成果であります。これまで、この優れた景観の保全と地域での活用に多大なるご尽力を賜りました、地元住民の皆様、ならびに関係各位に対し、心より深く感謝と敬意を表します。
 この度の答申を契機として、貴重な文化財としての保存に万全を期すことはもとより、これまで以上に観光への積極的な活用を図ってまいります。さらには、当市が目指す関係人口・交流人口の創出を加速させ、地域活性化の大きな後押しとなるよう、施策を推進していく所存です。
 この長年にわたり愛されてきた当地の財産を、誇りを持って次世代へと継承し、三陸沿岸地域のさらなる活力へと繋げてまいりたいと存じます。皆様におかれましては、今後ともなお一層のご尽力とご協力を賜りますよう、切にお願い申し上げます。

     令和8年6月19日

                                                                               釜石市長 小野 共


 

この記事に関するお問い合わせ

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