市は、2050年温室効果ガス排出実質ゼロを目指し、「第二次釜石市環境基本計画」や「釜石市再生可能エネルギービジョン」に基づき、再生可能エネルギーの導入を推進しています。
　また、「釜石市再生可能エネルギー事業の適正な促進に関するガイドライン」では、再生可能エネルギー発電設備等の設置が地域と共生し、自然環境や景観、生活環境と調和して適正に促進されるよう必要事項を定めています。
　このことから、豊かな自然環境の保全と地域と共生した再生可能エネルギーの導入及び地域内経済循環を一層促進するために、ゾーニングマップを作成しました。

■ゾーニングマップとは

　各種法令等の条件を重ね合わせて、市全域を次の３つのエリアに区分しました。

　●保全エリア　・・・・・　自然環境・生態系・景観等の保護・保全の観点から、事業による開発を避けるべきエリア

　●調整エリア　・・・・・　保全エリア以外の範囲で、事業者が関係機関や地域と事業範囲等を調整しながら事業を実施できるエリア

　●事業可能エリア　・・・　保全エリア以外の範囲で、事業性があり、再生可能エネルギーの導入に向けたポテンシャルの高いエリア

■目的と効果

　ゾーニングマップの作成にあたっては、次の３つの目的と効果を期待しています。

　●保全エリアを明確にすることで、地域の「大切な自然環境を守る」ことができる

　●導入適地を「見える化」することで、再生可能エネルギーを「効率的に普及」させることができる

　●地域住民と意見交換をすることで、再生可能エネルギーの導入における「トラブルを未然に防止」することができる。​

■ゾーニングマップ

　01_太陽光発電[PDF：1.73MB]
　02_陸上大型風力発電[PDF：1.68MB]
　03_陸上中型・小型風力発電[PDF：1.71MB]
　04_洋上風力発電[PDF：1.53MB]
　05_中小水力発電法規制図[PDF：7.16MB]
　06_木質バイオマス熱利用[PDF：1.6MB]
　99_釜石市再生可能エネルギーゾーニング解説書[PDF：6.28MB]

■市内で再生可能エネルギーを導入する場合

　各種法令に基づいて作成したゾーニングマップのほか、市ガイドラインに基づく手続きを経て進めてください。