橋梁とトンネルの長寿命化修繕計画を策定しています

公開日 2015年03月16日

更新日 2025年12月03日

　釜石市が管理する市道の橋梁は令和7年3月末現在で214橋あり、このうち橋長15m以上の橋梁は84橋あります。この大半は1960年代から1970年代に架設され、架設後50年以上経過する橋梁は全体の22％を占め、今後20年後にはこの割合が85％にのぼり、急速に高齢化橋梁数が増大します。

　また、釜石市が管理する市道のトンネルは令和7年3月末現在で5箇所あります。橋梁と同様に建設年数が経っており老朽化が著しい状態であるため、将来にわたり安全なインフラの提供を行うための計画的な維持管理が望まれます。

　橋梁やトンネルの多くが老朽化し安全性の低下や修繕費の増加が課題として顕在化しているため、新技術の活用や集約化・撤去を検討しながら計画的かつ予防保全的な対応をすることとし、施設の長寿命化によるコスト縮減と予算の平準化を図るため橋梁とトンネルの長寿命化修繕計画を策定しました。

　計画の策定にあたり、まず橋梁やトンネルの健全度等を把握する必要があることから、近接目視により、５年に1回の頻度で定期点検を行うことを基本としています。点検の内容は、健全性等の把握のほか、重大な損傷の早期発見、長寿命化修繕計画の策定において必要なデータ取得を目的としたものとなっています。

　釜石市が管理する橋梁を対象とした長寿命化修繕計画を策定しました。

　釜石市が管理するトンネルを対象とした長寿命化修繕計画を策定しました。

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