公開日 2023年09月13日
乳幼児(生後6カ月~4歳)の接種を行います
乳幼児向けの新しいワクチン(オミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチン)の初回接種、追加接種の薬事承認が令和5年9月1日になされたことを受け、釜石市では次のとおり初回接種(1・2・3回目接種)、追加接種(4回目)を進めます。
追加接種用の接種券は希望者にお送りしますので、接種を希望する場合は、市新型コロナワクチン接種推進室へご連絡ください。
また、初回接種の接種券を紛失した、接種券が届かないなどの問い合わせも、同様にご連絡ください。
乳幼児接種の「努力義務」に関するお知らせ
令和4年10月5日から、オミクロン株流行下での一定の科学的知見が得られたとして、乳幼児接種の予防接種法に基づく「努力義務」が適用されてきましたが、令和5年9月20日から始まる令和5年秋開始接種においては、64歳以下で基礎疾患のない人は「努力義務」は適用されません。
基礎疾患のある乳幼児にあっても接種は強制ではなく、ご本人や保護者の判断に基づいて受けていただくことに変わりはありません。
なお、努力義務の適用の有無にかかわらず、令和6年3月31日までは、希望者は無料で接種することができます。
※詳細はこちら (厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A)をご覧ください。
対象者
生後6カ月~4歳の人
初回接種(1・2・3回目)できる人
- これから初回接種(1・2・3回目)を始める人
- 4歳までに初回接種を終えていない人(1回目や2回目まで接種して、3回目を接種していない人)
4歳までに初回接種を終えないまま5歳になった人は、初回接種終了までは乳幼児用のワクチンを接種します。
追加接種(4回目)できる人
- 初回接種を終えて3カ月経過した人は令和5年秋開始接種期間中に1回接種できます。
乳幼児用のワクチンを接種できない人
- 生後6カ月未満のお子さんは接種できません。
- 接種券到着後、1回も接種せずに5歳になった場合は、5歳~11歳用の小児用ワクチンを接種します。乳幼児用の日程では接種できません。
使用ワクチン
乳幼児用ファイザー社ワクチン(オミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチン)
ワクチンの成分については次の説明書をご覧ください。
令和5年9月20日以降に使用するワクチン
ワクチンの説明書は国から提示され次第、掲載します。
令和5年9月19日まで使用していたワクチン
- 【ワクチン説明書】乳幼児用従来株ワクチン[PDF:1020KB](2022.10)
- 【接種後の注意点】乳幼児用ワクチン(初回接種用)[PDF:1.12MB] (2022.10)
接種間隔
新型コロナワクチンの接種間隔
令和5年9月19日まで使用していたワクチンとは種類が異なりますので、初回接種が完了していない方は接種間隔に特にご注意ください。
初回接種で使用するワクチンの種類が変わる場合は「交互接種」となり、1回目と2回目の間隔が通常3週間のところ、4週間必要になります。
1回目初回接種 | 間隔 | 2回目初回接種 | 間隔 | 3回目初回接種 | 間隔 | 4回目追加接種 | |
同じワクチンを使用した場合1 | 従来株ワクチン | 3週間 | 従来株ワクチン | 8週間 | 従来株ワクチン | 3カ月 | XBB対応ワクチン |
同じワクチンを使用した場合2 | XBB対応ワクチン | 3週間 | XBB対応ワクチン | 8週間 | XBB対応ワクチン | ||
交互接種の例1 | 従来株ワクチン | 3週間 | 従来株ワクチン | 8週間 | XBB対応ワクチン | ||
交互接種の例2 | 従来株ワクチン | 4週間 | XBB対応ワクチン | 8週間 | XBB対応ワクチン |
乳幼児・小児向けの定期接種、任意接種ワクチンとの接種間隔
乳幼児や小児向けの定期接種(BCGなど)、任意接種(おたふくかぜなど)ワクチンと、新型コロナワクチンの接種日は、前後2週間の間隔が必要です。
初回接種の1回目と2回目の間に、他のワクチン接種の予定を入れないようご注意ください。なお、インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンの同時接種は制度上認められていますが、医師の判断により間隔を空けるように指導される場合があります。あらかじめ医療機関にご相談のうえ、予約してください。
釜石市の定期接種などの情報はこちらをご覧ください。
接種場所・日程
お子さんの体質や体調など、心配な場合はかかりつけ医に相談のうえ、接種の必要性、時期についてご判断ください。
- 1回目と2回目の間は3週間、2回目と3回目の間は8週間必要です。
- 1回目接種後に5歳になった場合でも、3回目終了まで乳幼児用ワクチンを接種します。
- 3回目までの1セットの予約を受け付けますので、他のワクチンの定期接種、任意接種との間隔(2週間)にご注意ください。
- 2回目や3回目接種時に体調不良などでキャンセルした人も、改めて予約できます。その際、予約枠に空きがあればどの日程でも予約可能です。
- インフルエンザワクチンとの同時接種は制度上認められていますが、医師の判断により間隔を空けるように指導される場合があります。あらかじめ医療機関にご相談のうえ、予約してください。
釜石市内・大槌町内の接種場所・日程
- 初回接種をご希望の場合は、次の①、または②の日程でご予約ください。
- 追加接種をご希望の方は、予約枠に空きがあればどの日程でも予約可能です。
- 国からのワクチン供給量、配送時期が不明のため、12月以降の予約は受け付けていません。配送時期が分かり次第、予約受付を再開しますのでお待ちください。
医療機関 | 1回目 | 2回目 | 3回目 | |
【釜石市内】 |
① | 10月26日(木)14時~ | 11月16日(木)14時~ | 令和6年1月18日(木)14時~ |
② | 12月21日(木)14時~ | 令和6年1月11日(木)14時~ | 令和6年3月7日(木)14時~ | |
③ | 令和6年3月28日(木)14時~【予備日】 | |||
上記以外の接種日程の追加はありません。 | ||||
【大槌町内】 |
接種日程は大槌町のコールセンター(0193-27-5670)へお問い合わせください |
※医療機関への直接予約はできません。
※岩手県が行っていた大規模接種は令和5年3月で終了し、令和5年度は行われませんのでご注意ください。
釜石市内・大槌町内医療機関の予約方法
他のワクチンとの接種間隔を確認する場合がありますので、お手元に母子健康手帳、お送りした接種券等をご準備のうえ、次の方法で予約してください。
LINE予約、医療機関への直接予約はできません。
岩手県立釜石病院での接種を希望する場合
令和5年9月19日(火)以降、接種券が届き次第、市新型コロナワクチン接種推進室へお電話ください。
TEL:0193-22-4567 TEL:0193-22-4568(平日8時30分~17時15分)
生後6カ月~1歳のお子さんの予約
上記の予約電話は仮予約です。
市健康推進課保健予防係から定期接種などとの接種間隔や、感染症への感染状況などについて確認の電話があります。確認後に本予約となります。
2歳~4歳のお子さんの予約
上記の予約電話で接種間隔の確認を行い、本予約となります。
※対象年齢内の兄弟姉妹の同時予約についても、接種推進室へお電話ください。
大槌町の医療機関(藤井小児科内科クリニック)で接種を希望する場合
大槌町新型コロナワクチンコールセンターにて予約電話を受け付けます。
TEL:0193-27-5670(平日9時~17時)
医療機関では直接予約を受け付けておりませんのでご注意ください。
接種券の入手方法
初回接種用(1・2・3回目)の接種券
新たに生後6カ月に達する人へは、時期が来たら市から接種券(ピンク色)を郵送します。
追加接種用(4回目)の接種券
接種を希望する人へ接種券(ピンク色)を発券します。接種を希望する人は市新型コロナワクチン接種推進室へお問い合わせください。
※転入などで新たに接種券が欲しい場合は、市新型コロナワクチン接種推進室へお問い合わせください。
※接種記録などを確認したうえで該当する接種券を発行します。
※お送りした接種券を使用せず5歳になった場合は、使用するワクチンが小児用ワクチンに変更されますので、小児用の医療機関、日程でご予約ください。その際、未使用のピンク色の接種券はそのまま使用できますので、廃棄せず、大切に保管してください。
釜石市以外での接種を希望する場合
新型コロナワクチンは、原則、住所地で接種します。
釜石市以外での接種を希望する場合は、希望する医療機関、または希望する自治体の新型コロナワクチン担当部署へお問い合わせください。
大槌町の藤井小児科内科クリニックで接種(かかりつけ患者に限らず接種を行います)する場合は、大槌町健康福祉課への問い合わせは不要です。
接種当日の動き
- 郵送した「接種券付き予診票」にあらかじめ必要事項をご記入ください。接種を希望する場合は、接種回数に応じた予診票の署名欄に保護者の氏名を記入してください。
- 接種対象のお子さんと付き添いの保護者の方は、事前にご自宅で検温してください。37.5℃以上の場合は接種できませんので、キャンセルの連絡をしてください。
- 接種会場の受付時間内にご来場ください。ワクチン接種には、保護者の方の同意と立ち合いが必要です。
- 発熱や体調不良など、接種当日にやむを得ずキャンセルする場合は、予約受付先へご連絡ください。
- お子さんが新型コロナウイルスに感染した場合、療養期間を終えてから1カ月は症状や体力の回復状況を確認してから予約してください。
キャンセルの方法
接種日の前日(平日)までであれば、各予約先(市推進室、または大槌町コールセンター)へご連絡ください。
発熱や体調不良など、接種当日にやむを得ずキャンセルする場合は、接種会場となる医療機関へご連絡ください。
一般的な接種会場での流れ
一般的には次の順番で接種を進めます。
- 入場後の受付:記入済みの予診票、身分証明書などをご準備ください。
- 問診・診察:予診票、母子健康手帳、お薬手帳をご準備ください。
- 接種:コートなどの上着はあらかじめ脱いでお待ちください。
- 母子健康手帳へ接種記録の記入:市内では接種記録用紙の空き枠に、3回分の接種の記録を記載します。忘れずにご持参ください。
- 接種後の状態観察:アレルギーなどの有無により15~30分の待機時間となります。
接種後の副反応、ワクチンの安全性
接種券に同封したワクチンの説明書のほか、厚生労働省では、新型コロナワクチンの有効性や安全性、接種後の副反応について最新の情報を公開しています。
【厚生労働省】新型コロナワクチンの有効性・安全性について(外部リンク)
【厚生労働省】新型コロナワクチンの副反応について(外部リンク)
ワクチン接種後に体調が優れないとき
次のような症状があるときは、遠慮せずお近くのスタッフにお伝えください。
- じんま疹
- 息苦しさ
- 嘔気(持ちが悪い )
- 嘔吐 (吐いてしまう )
- 腹痛
- 頭重感や頭痛
- 物が二重に見える
- 目の前が暗くなる
- クラクラしてめまいがする
- 接種部位などがしびれる
持ち物(念のため郵送した封筒の中身は全てご持参ください)
- 記入済みの「接種券付き予診票」:予診票にあらかじめ記入してご持参ください。消えないボールペンで記入してください。
- 身分証明書:お子さんの健康保険証、マイナンバーカードなど。
- 母子健康手帳:接種記録は接種記録用紙(母子健康手帳に貼付)へ行います。忘れずにご持参ください。
- お薬手帳:医師からお薬を処方されている場合はご持参ください。
参考資料
以下の情報は、リンク先によって令和4年度の情報の場合があります。
厚生労働省
公益社団法人日本小児学会
公益社団法人日本小児科医会
岩手県リーフレット
岩手医科大学付属病院小児科予防接種外来、岩手県医師会、岩手県は次のリーフレットを作成しています。
ファイザー社提供パンフレット
- 新型コロナワクチン接種を検討されているお子さまの保護者の方へ[PDF:2.77MB](2023.03)
- コミナティを接種されるお子さまと保護者の方へ[PDF:2.05MB](2023.03)
相談窓口
新型コロナワクチン接種に関する相談は、お子さんのかかりつけ医の他、次の相談先へご連絡ください。
接種前の相談や、接種後の副反応など専門的知見が必要な相談
岩手県新型コロナワクチン専門相談コールセンター
TEL:0120-895-670(土日祝日を含む8時~20時)
休日、夜間の救急外来
岩手県立釜石病院
TEL:0193-25-2011
新型コロナワクチンに関する相談
釜石市 新型コロナワクチン接種推進室
TEL:0193-22-4567
TEL:0193-22-4568
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