公開日 2023年09月06日
更新日 2023年09月12日
- 第35週における全国の定点あたり報告数(20.50人)を記載しました(2023.09.12更新)
- 岩手県感染症情報センターの第35週報告書へのリンクを掲載しました(2023.09.07更新)
釜石地区で感染者が増加しています
釜石地区における新型コロナウイルス感染症の発生動向について、第35週(8月28日~9月3日)は定点あたり26.67人となっています。第34週の7.0人と比較して感染者数が急激に増加しています。
岩手県においても、第35週で35.24人と前週を上回り、感染者数の増加傾向が続いています。
全国においても、第35週で20.50人を前週を上回り、感染者数の増加傾向が続いています。
全国、岩手県、釜石地区(釜石保健所管内)における、新型コロナウイルス感染症の発生動向は、次のとおりです。
釜石地区 | 岩手県 | 全国 | 岩手県感染症情報センターの 新型コロナウイルス発生動向のページ |
|
第35週(8/28~9/3) | 26.67 | 35.24 | 20.50 | 第35週の報告書 |
第34週(8/21~8/27) | 7.0 | 31.71 | 19.07 | 第34週の報告書 |
第33週(8/14~8/20) | 18.33 | 30.42 | 17.84 | 第33週の報告書 |
岩手県内の最新の感染症の情報は、岩手県感染症情報センターホームページ内の岩手県感染症週報の最新号をご覧ください。
感染対策の継続をお願いします
高齢者や重症化リスクの高い方を守ることや、医療のひっ迫を招かないためにも、再度、それぞれで出来る基本的な感染対策の継続をお願いします。
- 「3つの密」の回避(換気の悪い密閉空間、人が多数集まる密集場所、間近で会話や発声をする密接場面)
- 効率的な換気
- 効果的なマスクの着用(医療機関の受診時や高齢者施設訪問時、混雑した列車、バスに乗るときなど)
- 手洗いなどの手指衛生
感染したときには
- 発熱等の症状がある場合は、医療機関に事前連絡してから受診しましょう。
- 発症後5日間は他人に感染させるリスクが高いことから、外出を控えることが推奨されます。
- 感染者の同居家族も発症から5日間は特に注意してください。7日目までは発症する可能性があります。
- 定期的に換気をしましょう。(共用スペースや他の部屋も)
- 感染者と同居家族は、可能な範囲で部屋を分けましょう。
- 同居家族は可能な範囲でマスクを着用しましょう。
- こまめに手洗いしましょう。
家族が感染した時のポイント【厚生労働省資料】[PDF:388KB]
子どもがが感染した時のポイント【厚生労働省資料】[PDF:472KB]
定点とは感染症の流行状況を知るために、一定の基準に従って1週間当たりの感染症罹患者の数を報告していただく医療機関のことです。岩手県では季節性インフルエンザ及び新型コロナウイルス感染症については、県内の63箇所の医療機関(同じ医療機関)が指定されています。 定点あたり報告数とは1週間に一つの定点(医療機関)あたり何人の患者の報告があったかを表す数値です。この数値によって、感染症の流行状況が把握できます。県内の当該感染症報告全数を定点医療機関数で割った数が定点あたり報告数です。たとえば、岩手県内で新型コロナウイルス感染症の患者報告が1週間に126人あった場合、報告数(126人)を定点医療機関の数(岩手県内の新型コロナウイルス定点63箇所)で割ります。この場合は、126÷63=2.00となり、岩手県内の新型コロナウイルス感染症の流行状況を推計することができます。 |
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