四種混合予防接種

公開日 2015年02月25日

更新日 2019年07月31日

対象

生後3カ月から7歳6カ月の子ども
※望ましい接種時期は、初回接種が生後6カ月まで、追加接種が1歳時です。

日程

生後3カ月から接種を始めてください。
釜石市では6カ月児健診とあわせてBCG予防接種(結核予防接種を行いますので、それまでに第1期初回の3回の接種を済ませるよう、病院と相談してスケジュールを立ててください。

会場

個別予防接種で実施しますので、下記の医療機関で接種を受けてください。

0歳児:岩手県立釜石病院(25-2011)

1歳以上7歳6カ月未満:国立病院機構釜石病院(23-7111)、釜石しょうけいクリニック(27-8571)

 ※指定医療機関以外での接種はできません。                                                               ヒブ予防接種、小児用肺炎球菌予防接種と同時に接種することができます。

接種回数

4回(20日以上の間隔で3回接種したのち、6カ月以上あけて1回追加接種)

副反応

主な副反応は、注射部位の発赤、腫れ、しこりなどの局所反応です。全身反応として発熱、不機嫌等を認めることがありますが、いずれも2~3日中に消失します。また、腫れが目立つ時などは、医師にご相談ください。

ワクチンの種類

四種混合予防接種は、三種混合ワクチンと不活化ポリオワクチンの混合ワクチンを使用します。接種後は、別の種類の予防接種を受けるまでに1週間の間隔をあけてください。

予防できる病気
1)ジフテリア

のどの痛みやせき、おう吐などの症状があり、呼吸困難や心臓障害、心臓麻痺を起こして死亡することがあります。

2)百日せき

赤ちゃんがかかると、顔を真っ赤にして激しくせきをするため、呼吸困難になったり、肺炎や脳症を合併することがあります。

年間千人以上の患者発生が報告され、大学などでの集団発生や高齢者から乳幼児への感染が見られます。お母さんからの免疫が弱く、生まれてすぐの赤ちゃんでもかかることがあります。

3)破傷風

破傷風菌は世界中の土の中に潜んでいるため、常に感染する可能性があります。けがなどをした時に傷口から菌が侵入し体の中で増え、筋肉をけいれんさせる毒素を大量に出す病気です。最初はけいれんで口が開かなくなる症状で始まり、全身にけいれんが広がります。呼吸ができなかったり、飲み込みが悪くなることから肺炎を併発したり、死に至ることもあります。

4)ポリオ

「小児麻痺」とも言われる病気で、感染するとかぜに似た症状が続いたあと、手足に麻痺が残ります。

ポリオウイルスは人の口から入り、のどや腸で増殖します。体内で増えたポリオウイルスは便の中に含まれ、手を経由して口に入り、別の人に感染していきます。

※ポリオワクチンの変更について

平成24年、ポリオワクチンは、生ワクチンから不活化ワクチンに切り替わりました。生ワクチンは、免疫効果が高く、2回の経口投与で免疫がつきましたが、まれに手足に麻痺を発症してしまうことがありました。

現在使用している不活化ワクチンは、4回の注射による接種で、生ポリオワクチンのような麻痺の危険は低いです。



この記事に関するお問い合わせ

保健福祉部 健康推進課 保健予防係
住所:〒026-0025 岩手県釜石市大渡町3丁目15番26号
TEL:0193-22-0179
FAX:0193-22-6375
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