【鉄の歴史館】鉄の週間特別企画展『餅鉄の刃展』開催のお知らせ

公開日 2015年02月19日

更新日 2023年11月21日

〔11/22~12/18〕鉄の週間特別企画展『餅鉄の刃展』開催のお知らせ(※令和5年11月21日更新)

期 間 11月22日(水)~12月18日(月)※毎週火曜日休館
内 容 『餅鉄』『岩鉄』などの銘のある刀剣類を展示します。
画 像

〔12/1~2〕無料公開日について

期 間 12月1日(金)~2日(土)
内 容 小学生には学研「鉄のひみつ」をプレゼント!

〔12/2〕名誉館長講演会について

日 時 12月2日(土)10時~12時(※無料公開日)
講 師 小野寺 英輝 氏
演 題 イギリスの産業革命―日本との差異
定 員 25人
その他 講演会のため10時~12時はシアターを上映しません。
問い合わせ 鉄の歴史館(☏24-2211)

その他の鉄の週間イベントについては、こちらをご覧ください。

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/docs/2023112100022/

鉄の歴史館とは

大島高任の偉業と釜石の製鉄業に携わった先達の偉業を後世に伝え残すために1985(昭和60)年にオープンし、1994(平成6年)に鉄の総合的な資料館としてリニューアルしました。

釜石と鉄の歴史

1727(享保12)年、盛岡藩出身の阿部友之進が釜石の西方(大橋)で磁鉄鉱を発見。しかし藩は採掘禁止としました。1856(安政3)年。水戸藩の要請で反射炉の操業に成功した大島高任が、その翌年、盛岡藩の許可を得て、釜石に高炉を築造。大橋産の良質な磁鉄鉱を使って、日本で始めて連続出銑に成功しました。1857(安政4)年12月1日は日本における近代製鉄の幕開け。鉄の記念日として今に伝えられています。

施設情報

施設名称

釜石市立鉄の歴史館

所在地

026-0002

岩手県釜石市大平町3丁目12番7号

(地図を表示する)

利用時間 9時~17時(最終入館は16時まで)
休館日
  • 毎週火曜日定休
  • 12月29日~1月3日 
交通及び所要時間
  • 釜石駅から乗用車・タクシーで約10分
  • バス、釜石駅から上平田方面行き。最寄のバス停「釜石大観音入口」から徒歩約5分
  • 車で「釜石中央IC」から15分、「唐丹IC」から10分
  • 駐車場あり(大型バス5台、普通車50台)
問い合わせ先
  • 電話番号  0193-24-2211
  • FAX番号  0193-24-3629

 利用料金

利用料金 個人 団体(20名以上)
一般 500円 400円
高校生 300円 200円
小中学生 150円 100円
  • お支払方法は現金のみとさせて頂きます。
  • 障がい者の方は無料となります。障害者手帳またはアプリ(ミライロID)をご提示ください。
  • 金属鋳造体験(※要予約)をご希望の場合は、入館料と別途700円頂戴します。
  • 市内の主要ホテル等で配布する優待券1枚で5名様まで団体料金で入館できます。 

金属鋳造体験(※事前に予約が必要です)

料金 700円(入館料と別途)
所要時間

1時間程度(所要時間のご希望は、ご予約の際にお問い合わせください。)

内容 ご自分の手で動物やラグビーボールなどの形のキーホルダーを作製することが出来ます。
問合せ先

0193-24-2211

関連施設

施設の利用にあたっての注意事項

新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、職員のマスクの着用、手洗い及び手指消毒の励行等に取り組んでおります。ご来館される皆様にはご迷惑をおかけしますが、以下の点にご協力をお願いいたします。

  1. ご入館の際の、手指消毒。
  2. 受付での体温測定。
  3. 発熱や咳などの症状がある方のご入館はご遠慮ください。
  4. 館内での密集状態を避けるため、混雑時において、入館者数の制限や、見学順路の変更をお願いすることがございます。

※今後の状況により、対応等に変更が生じる場合がありますので、ご了承ください。

マスク着用について

鉄の歴史館内のご案内

VRで施設見学をしてみませんか?

1階

総合演出シアター(現存する日本最古の洋式高炉跡の原寸大模型)

 

  • 原寸大に復元された高炉の大模型を中心に、音と光と映像によって釜石の鉄の歴史を幻想的に展開します。
  • 上映時間は約17分です。

シアターの上映スケジュールです。見学の参考にしてください。

午前 午後
9:15 0:30
9:40 13:00
10:00 13:30
10:30 14:00
11:00 14:30
11:30 15:00
12:00 15:30
  16:05

鉄文化の黎明

鉄文化の発生から、海をわたり、やがて東北へと伝わってきた鉄の歴史を説明しています。

近代製鉄の発進

  • 大島高任顕彰コーナーを始め、幕末の欧米諸国の接近を契機とした、反射炉、高炉の建設、その終焉までを紹介しています。

心の中の鉄

  • 鉄にまつわる生活の知恵、諺、人と鉄の関係、宗教と鉄などの解説をする興味深いゾーンです。

鉄と豊かなくらし

  • 鉄の製造工程の解説や、車のカットモデルを展示するなど、我々の生活を豊かにしている身の回りにある鉄を紹介しています。また、当館のマスコットキャラクター「サイ太郎」の部屋では、子供たちが鉄について見て触れて学ぶことができるほか、ブリキのおもちゃなどの展示に触れることで鉄と親しめるコーナーとなっています。

鉄と遊ぶ

  • 鉄製の遊具があるほか、鋳造体験もできるゾーンです。

2階

製鉄産業と釜石

  • 官営から民営へと移り、やがて隆盛を極めた釜石、津波などの天災、艦砲射撃などの人災を乗り越えてきた鉄鋼産業の近現代と、そこに登場する先駆的人物を取り上げています。 

3階

アンモナイト・レプリカ

  • 当市と姉妹都市のフランスのディーニュ・レ・バン市で発掘された1億9500万年前のアンモナイト化石群の巨大レプリカが展示されています。
 

展望ラウンジ

  • 公共埠頭や湾口防波堤など、壮大なリアス式海岸を一望できます。

4階

展望テラス(屋外)

・日本人による海図第一号の釜石港を一望できます。

駐車場

SL展示

  • 本江機械工業製C20型機関車(1942年製)、釜石(製鉄所)—大橋(釜石鉱山)間を走っていた専用鉄道(社線)に使用。1965(昭和40)年に専用鉄道が廃止されるまで活躍。
  • 詳しくは『鐵の鉄道展』をお買い求めください。(200円)

 

令和5年度事業

夏季企画展『世界遺産 明治日本の産業革命遺産 フォトコンテスト作品展』結果報告について

R5企画展全体 [JPG:493KB]

①最優秀賞リサイズ[JPG:406KB]

概要

令和5年の企画展は、釜石中学校の職場体験と重なったこともあり、中学生に展示レイアウトなどを行っていただきました。見学者が展示作品にどのような感想を持ったかを見てもらうため、写真への感想を付箋に書き、写真の近くに貼るという試みを行いおおむね好評でした。

開催期間 令和5年7月12日~令和5年8月31日
期間内来場者数 1,993人

縁とらんす記事リンク(※クリックすると別のサイトにつながります)

「明治日本の産業革命遺産」写真で感じる魅力満載 フォトコン作品展 釜石で8/31まで開催 | かまいし情報ポータルサイト〜縁とらんす (en-trance.jp)

令和4年度事業

夏季特別企画展『鉄の展覧会Ⅱ』 

  • 市内の鉄に関する美術品を展示。
  • 7月15日~8月29日(期間来場者数:1,997人)

美術工芸品で味わう「鉄のまち釜石」 鉄の歴史館 展覧会で各種31点公開 | かまいし情報ポータルサイト〜縁とらんす (en-trance.jp)

釜石ふしぎ発見

  • 夏休みの親子向け事業として、鋳造体験やアンモナイトレプリカ作成、三陸ジオパークのVR体験を行った。
  • 8月6日(参加者数:17人)

知って楽しい「三陸ジオパーク」 釜石の子どもたちが郷土の魅力再発見!! | かまいし情報ポータルサイト〜縁とらんす (en-trance.jp)

鉄の週間特別企画展『かまいしの大地の足跡展』

  • 三陸ジオパークや釜石の地質について資料やパネルにて紹介。モシリュウの化石や琥珀などを展示。
  • 11月25日~1月9日(期間来場者数:532人)

企画展講演会『三陸ジオパークと釜石の地質』

  • 講師:望月 貴史 氏(岩手県立博物館専門学芸員)
  • 12月3日(来場者数:52人)

三陸の歴史は5億年前から 釜石は国内最古の植物化石の発見地 市民らジオの視点学ぶ | かまいし情報ポータルサイト〜縁とらんす (en-trance.jp)

名誉館長講演会『釜石鉄道について』

  • 釜石鉄道の歴史を深堀り。事故の記録から鉄道終焉後のレールや機関車の嫁ぎ先を紹介。
  • 2月24日(来場者数:22人)
  • 講師:小野寺 英輝 氏

この記事に関するお問い合わせ

文化スポーツ部 世界遺産課 管理係
住所:〒026-0002 岩手県釜石市大平町3丁目12番7号
TEL:0193-22-8846
FAX:0193-24-3629
お知らせ:問い合わせメールはこちら

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