このコーナーでは、かまいしの史跡(しせき)を写真や模型でしょうかいしています。

 かまいしにもたくさんの史跡があるんだよ。

 釜石市橋野町青ノ木には、国の指定史跡(
していしせき)「橋野高炉跡(はしのこうろあと)」があるんだよ。

 郷土資料館には、橋野高炉跡を復元した100分の1のもけいを展示しています。ボタンを押すと解説(かいせつ)が聞けるよ。
 釜石市唐丹町には、岩手県の指定文化財「星座石(せいざせき」と「測量の碑(そくりょうのひ)」があるんだよ。

 江戸時代に、日本で最初に実測地図(じっそくちず)を完成した伊能忠敬(いのうただたか)が、唐丹の地を測量(そくりょう)しました。この測量をきねんして、郷土の天文学者(てんもんがくしゃ)である葛西昌丕(かさいまさひろ)によって設置されました。
星座石(せいざせき)
 釜石市には今、仙人トンネルがありますが、昔は釜石市から遠野市まで、徒歩、かご、または牛馬でしか山をこえることができませんでした。

 昔の仙人峠に、この石のすいそうとむな札(ふだ)があります。この水槽に沢から水を引いて、旅人や通行人、また牛馬ののどをうるおしたんだよ。そしてむな札は完成の記念と、このすいそうがこわれないことを祈って作られました。

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