釜石市内(しない)には、おおよそ260かしょの遺跡(いせき)があるんだよ。

 このコーナーでは、かまいしで発掘(はっくつ)された土器(どき)などをしょうかいしています。

遮光器土器  釜石湾の南側の千代ヶ浜(ちよがはま)というところに、千代ヶ浜遺跡(ちよがはまいせき)があります。

 左の写真は、遮光器土器(しゃこうきどき)といって、サングラスをかけたような目をしているところから、このなまえがつけられたんだよ。
 釜石市鵜住居町の道路を整備(せいび)するために、調査した結果、川原遺跡(かわらいせき)がかくにんされ、土の中から写真のような鉄製品(てつせいひん)のほか、愛知県で作られた陶器(とうき)や、中国でつくられた磁器(じき)も見つかり、当時は広いちいきで交流(こうりゅう)していたことがわかります。
川原遺跡の鉄製品
 釜石市橋野町の青の木には、国の指定史跡である「橋野高炉跡」があります。

 橋野高炉跡では、昔のお金をたくさん作っていました。左の写真は橋野高炉跡から見つかった物です。お金を作るときには、鉄を木のみきや葉のように鉄をながしました。その葉の部分がお金になるんだよ。

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