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その19.釜石線開業70周年記念に寄せてW |
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| 釜石市郷土資料館 館長 村上 修 | |
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10月10日(土)から開催していた本資料館の企画展第2弾「釜石線開通70周年記念展」は、12月20日(日)をもちまして好評のうちに幕を閉じました。今回の企画展にご協力くださいました多くの方々に感謝申し上げます。 |
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さて、伝説の急行「陸中」のその後について話を続けてます。急行「陸中」は、併結相手の列車名や区間の変更が繰り返され、昭和47年に仙台−宮古間2往復の運転に改められました。さらに同57年、東北新幹線が開業すると北上−宮古間に短縮、同60年には盛岡−花巻−釜石−宮古というルートに変更され、翌年には「はやちね」を統合して3往復となりました。釜石線初の優等列車名「はやちね」(昭和34年7月、準急として誕生)の消滅です。
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釜石線ハイライト
筆者撮影
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◆大きなホッパーが目を引く陸中大橋駅。 ここから仙人峠越えが始まる。 |
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◆仙人峠越えのハイライト、「鬼ケ沢橋梁」を 渡る快速「はまゆり」を見上げる。 | ![]() ◆絶景ポイント、宮守川橋梁、通称「めがね 橋」を4両編成の快速「はまゆり」が渡る。 |
![]() ◆こちらは達曽部川橋梁、通称「岩根橋」。宮 守川橋梁と同じくめがね橋。 |
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◆逆光の中、快速「はまゆり」が248mの北上川 橋梁を一気に渡る。 |
| 長々と連載してきた「釜石線開業70周年記念に寄せて」は、今回をもちまし 終了いたします。ご愛読ありがとうございました。 早いもので令和2年も暮れようとしています。来年はコロナが収束し、ゆっくりと鉄道旅ができるようになることを願うばかりです。 皆様、よいお年を。 |
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