平成29年9月29日臨時記者会見

公開日 2017年09月29日

更新日 2017年09月29日

平成29年9月29日記者会見結果

日時 平成29年9月29日 金曜日 午前11時 開始
場所 市役所 第2会議室
内容

市長の発表項目

  1. 台風第18号の被害状況について
    【資料No.1   台風第18号の被害状況について(9月28日現在)(124 KB pdfファイル)

  2. 復興事業の進捗状況について
    【資料No.2    【復興情報】復興事業の進捗状況をお知らせします(2,551 KB pdfファイル)】 

    情報提供項目

 

市長発言要旨

お忙しいところ、ご出席いただき、ありがとうございます。本日は、台風被害の状況報告など2つの項目について発表させていただきます。台風第18号は、大型で強い勢力を保ちながら9月17日午前に九州地方に上陸して日本列島を縦断し、北海道地方を通過したのち、9月18日21時にサハリン沖で温帯低気圧に変わりました。台風の接近・上陸に伴って、日本列島の広い範囲で猛烈な雨と暴風が吹き荒れ、各地で甚大な被害が出ましたが、当市においても、9月18日の午前1時から2時にかけて1時間最大雨量64.5㎜を記録するなど、市内各地区で総雨量200㎜を超す大雨となり、床上浸水や土砂崩れなどの被害が発生しました。被災された皆様には、心からお見舞い申し上げます。今回の台風は、事前に県内への接近が予測できたことから、9月15日から17日にかけて随時対応策の協議を行っていましたが、17日の夜から18日の早朝にかけて強い雨が降る可能性が高いとの情報を得たことから、17日午後1時30分の協議を経て、同日午後3時30分に釜石市災害対策本部を設置するとともに、市内全域に避難準備・高齢者等避難開始を発令し、小中学校体育館等9カ所の拠点避難所を開設しました。18日午前0時49分には気象庁から土砂災害警戒情報が発表されたことに伴い、避難勧告に切り替えています。避難者数がピークとなったのは、18日午前7時で、福祉避難所や自主避難場所を含む9カ所の避難所に124人の方が避難しました。9月28日時点での被害状況は、幸いにも人的被害の報告はありませんが、大町、只越町など東部地区、住吉町、千鳥町などで冠水が発生し、住家及び店舗等で床上84棟、床下41棟が浸水したほか、市内各地で被害が発生しました。駒木町不動沢地区では、県道水海大渡線背後の山林の渓流及び県道下の浸食崩壊で土砂が土砂流(どさりゅう)となって不動寺周辺に堆積し、集落への被害拡大の危険性が高まったことから、18日午後3時30分に同地区の15世帯34人を対象に新たに避難指示(緊急)を発令し、市民交流センターを避難所として開設しました。また、避難指示期間が長期化することも考えられたことから、翌19日には、市内仮設住宅の空き部屋を開放して、床上浸水被災者を加えた17世帯38人の方が入居しています。駒木町不動沢地区に発令している避難指示は、県並びに市が進めている応急復旧作業が完了し、一定の安全が確保された段階で解除する予定ですが、その際は一時避難している地区住民に対して、現状を説明する場を設けたうえで、その後に避難指示を解除したいと考えています。市道、河川等の被害ですが、市道については、唐丹29号線、鵜住居32号線等で土砂崩れによる被害があったほか、各所で土砂崩れや崩落、河川や沢からの越水等による路面損壊、側溝の閉塞を確認しています。加えて、工事中であった唐丹20号線、箱崎半島線でも土砂流出や法面損壊などの被害を確認しており、特に唐丹20号線では、家屋への浸水等の被害がありました。河川についてもスクリーンの破損などの被害を確認しています。現段階での公共土木施設の被害箇所数は85ヵ所と見込んでいますが、引き続き、被害調査と復旧工事を併せて実施しており、最終的な被害箇所数は増加する可能性もあります。農業関係の被害は、唐丹町荒川で農地1箇所、約0.3haの水田が法面の崩壊、また農作物は出荷予定の菌床しいたけ約1,000菌床の冠水が鵜住居町で確認されています。農業用施設の被害は、上荒川水路など16ヶ所で、河川増水に伴う土砂等の堆積を確認しています。林業関係は、林道五葉線など8路線で法面崩壊、路面洗掘、倒木等の被害を受け、現在、通行が困難な状態となっており、大骨線、五葉線の一部、小田木線、荒川線を通行止めにしています。特に大骨線の被害は甚大で、現在、関係機関と協議しながら災害復旧事業の査定に向けて取り組んでいます。復旧まで相当の日数が懸念されますが、両石町と鵜住居町を結ぶ重要な路線であること、他の林道も森林施業等に必要な施設であることから、早急に復旧するよう努めてまいります。水産関係の被害状況について、漁港については、現時点までに確認されている被害はありません。漁港施設は、佐須漁港内の作業保管施設のガラス窓破損、唐丹地区片岸川沿いの番屋施設への浸水のほか、岩手県の管理漁港である釜石漁港、小白浜漁港への漂着物が確認されていますが、その他の被害は確認されていません。復興工事を進めている両石、片岸、鵜住居地区など各地区の工事現場では、道路の冠水や法面崩壊が発生したことから、土のうや排水ポンプの稼働により浸水対策を行ったほか、土砂撤去や路面清掃作業を行っています。両石地区では、仮設の消防屯所が浸水したことにより、消防ポンプ自動車が水没する被害が発生しています。その他、釜石東中学校校舎裏山からの雨水流入により、中学校棟下部の外構の一部が損壊、只越復興住宅1号棟、大町復興住宅2~5号棟の5棟のエレベーターが浸水により停止しましたが、18日夕方から作業開始し、19日までに5棟全てのエレベーターが応急復旧しています。また、大平墓地公園法面で土砂崩れが発生し、大平12号線及び民家庭先に土砂が流出しましたが、18日午前中から作業開始し20日には作業を完了しています。下水道施設については、中妻2号雨水幹線のほか雨水幹線スクリーン5か所で土砂や流木が堆積したため、除去作業を進めています。台風第18号による被害額については、まだ総額を公表できる段階にはありませんが、道路59件、河川26件の併せて85件については、本工事費を含まない応急復旧に係る費用として概算で4千6百万円、農地・農業用施設については、水田1か所、水路16カ所で7百万円、林業用施設については、林道8路線で3千6百万円の復旧費を見込んでおります。また、復興関連施設については、片岸地区や鵜住居地区など6地区13カ所の応急対応費用として1千8百万円、両石地区での消防ポンプ自動車の再取得費用として2千9百万円、釜石東中学校の外構の復旧350万円、都市計画課所管施設については、大平墓地公園法面土砂崩れなど4件で5百万円、下水道施設については、雨水幹線及びスクリーンの土砂等の除去費用として1千4百万円をそれぞれ見込んでいます。見込額は、いずれも、現時点での概算金額となっていますので、引き続き、被害調査や実施設計等により金額の精査と被害総額の把握に努めます。現在、市並びに関係機関において被災箇所の応急復旧作業を進めていますので、市民の皆様にはご不便をおかけしておりますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

2つ目は、「復興事業の進捗状況について」であります。

復興事業の進捗状況についてお知らせする内容は4点です。1点目は、「箱崎地区、箱崎白浜地区の道路の完成について」です。この度、箱崎地区の市道箱崎半島2号線と、箱崎白浜地区の市道白浜中津線が完成しました。平成29年度末までには、仮宿地区から箱崎白浜地区、箱崎地区、根浜地区を通って国道45号まで、東日本大震災と同規模の津波が襲来しても浸水しない道路が繋がります。今後も、皆様が安心して暮らせるよう道路や防潮堤などの整備を行ってまいります。2点目は「室浜地区、根浜地区、箱崎地区、本郷地区の空き宅地の分譲、賃貸について」です。漁業集落部の各地区においては、被災された方々の意向を伺いながら宅地の整備を行い、住まいの再建が進んでいますが、様々な事情により一部の宅地に空き区画が生じています。そこで、これらの宅地に住宅を建築し、居住していただける方を広く募集し、分譲、賃貸することとしました。募集対象とする宅地は、室浜地区の防集宅地1、漁集宅地6のあわせて7宅地、根浜地区の防集宅地3宅地、箱崎地区の防集宅地1、漁集宅地2のあわせて3宅地、本郷地区の防集宅地1宅地で、計14宅地となります。今回、申し込みができるのは、指定した宅地を購入又は賃貸して住宅を建築し、実際に居住される方が対象となります。市が震災後に整備した住宅用地で、すでに自力再建した方、又は自力再建する予定の方、復興公営住宅に入居した方、又は入居予定の方は申込できません。申込方法は、申請書に必要書類を添えて市に直接持参するか郵送での申し込みも受け付けます。申し込みの受付期間は、平成29年10月10日から平成29年11月10日までとし、結果については、12月上旬に申込者全員にお知らせします。3点目は「東部地区、国道45号東側 仮設道路の開通について」です。9月7日に浜町1丁目から3丁目にかけての仮設道路が完成しました。今後は、これまで道路があった場所をかさ上げしていきます。工事完了までの間、皆さまにはご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願いします。

4点目は「復興事業の進捗状況について」です。現在、基盤整備となる造成工事を鋭意進めていますが、9月末現在では、市街地部で全体1,231戸のうち777戸が完成し、完成率は63.1%となっています。漁業集落部では、全体211戸のうち154戸が完成し、完成率は73.0%となっています。復興公営住宅の整備状況にいては、9月末現在、市街地部で全体1,127戸のうち1,074戸が完成し、完成率は95.3%となっています。漁業集落部では、全体189戸のうち140戸が完成し、完成率は74.1%となっています。今後も、平成30年度の全戸数完成に向け、鋭意事業推進を図ってまいります。

 

質疑応答

《台風第18号の被害状況について》

質問:駒木町不動沢地区の復旧作業ですが。現場では市の職員が1ヵ月くらいは時間がかかるかもしれないと説明されたようなんですけども、目処としてはそれぐらい掛かる可能性なんでしょうか。

野田市長:最終的にはそのぐらいかかると思いますが、さっき申し上げましたように、まずは避難をしてる方々に出来るだけ早く戻るような方法は無いものかと、県の方といろいろと協議をいたしまして、現在応急の復旧作業を進めさせていただきました。担当の方から詳しくお話しますが、大体応急工事の目処がたってきましたので。出来るだけ早く、まずは戻れることを住民の皆さんにお伝えして避難指示の解除をするという段取りで今進めているところでございます。

回答:当初の見込みとして、概ね1カ月くらいとさせていただきました。その中で出来るだけ早い応急・復旧工事を目指して進めているという状況でござます。 

質問:10月中旬までに何とか終わる可能性とかありますか。

回答:ここ数日という見込みを立てております。

野田市長:応急の工事が明日。明日完了予定です。それを最終的に確認して、様子を見て、いつ解除できるかということで、今相談しながら進めておりました。ですからここ数日中には戻れる。 

質問:現状を説明する場というのは決まってますか。

野田市長:明日完了するのでその様子を見てということで、日曜日辺りを予定しております。

回答:具体的な日程は今日の夕方頃に皆様にお知らせ出来れば良いなと思ってましたので。

質問:日曜日にもし説明会をしたら、そのときに避難指示も解除するという想定でよろしいですか。

野田市長:はい。その為に説明したいと思いますので。

質問:今仮設に入っている17世帯38人の内に、避難指示が出た15世帯34人は含まれているんですか。

回答:含まれています。14世帯で1世帯は、親戚・ご家族の方が含まれている。あとは住吉町の方が2世帯ほど。それから礼ヶ口の方が2世帯ほど。

質問:毎度のことですが、大町周辺と只越が冠水しましたけれども、ご近所の方にお聞きしても、あれだけ冠水したのは15年振りじゃないかなという話も。何であそこが大雨になったらあそこまで冠水するのかをお聞きしたいということと、あとそれに対する対策について。 

回答:今回の冠水に関しましては、市長がおっしゃったように1時間あたりの降水量が平成14年の台風以来。3時間で150㎜近くの雨でしたので、それを排水するのが難しかったということもあります。それに東日本大震災によって地盤沈下してしまったので冠水したというのが現状でございます。ただ台風が来るというのは事前に分かっておりましたので、ポンプ等設置をして対策をしましたが、あまりの雨量に対応が出来なかったというのが現状でございます。

回答:只越にあるんですけども、今汐立ポンプという新しいポンプ場建設しておりまして、平成31年の3月までにはということで進めております。あとはその他の対策につきましては、ちょっと状況を見ながらということで、今進めております。

野田市長:復興の途上で、汐立ポンプの設置がまだ無いんですね。

質問:遅れているということですか。 

野田市長:スケジュールは31年に完成ということなので、遅れているわけじゃないんですが、まず一番の原因がその汐立ポンプ場のポンプがまだ設置されていないということから、こういった場合は水が溜まる。それで応急処置として、ポンプを運んでやってるわけですが、それでも雨の量が多すぎて、今回こうした状況になったということです。思った以上の雨が降ってしまったということですので、如何ともしがたい部分があるんですけれども、あそこは浸水する場所ですのでね。今後は土嚢とかすぐに対応できるような体制をとって、少しでも浸水を防ぐとして行政としても取り組んでいきたいということですね。

質問:そのポンプ場が完成すればあそこの冠水が無くなると。

野田市長:一応無くなる。一応というのは、想定外もある。これはある一定量の雨量を想定し、それに見合うポンプ場です。ですから今回のようにかなりの雨量になれば、当然ポンプだけでは賄い切れない部分がありますから。それでも今言った応急のポンプを持参して、プラスして対応するとか。様々な取り組みはしていかなければならないと思いますが、通常の国の基準としてのポンプの設置であれば、通常の雨の場合はそれで対応できるということで、今工事を進めている。これは釜石だけではなくて、被災地皆同じ条件でやってますので。 

質問:その新しいポンプ場は、震災後の地盤沈下に対応して新設するということなんですか。それとも震災前からそういう計画はあったんですか。

回答:今回のポンプ場につきましては、震災後に地盤沈下が見込まれましたので、そのときにポンプ場を建設するということに。

回答:もともと計画はありましたけれども。震災などをもって、最終的にはポンプ場をつくるという計画づくりを、25年に方針決定したというところです。

質問:釜石市内の汚水ポンプ場というのは何カ所くらいあるのか。

回答:汚水ポンプ場につきましては、鵜住居と平田と甲子と鈴子。

野田市長:これは釜石市の長年の懸案事項ですね。そして今回の東日本大震災を契機に安全な街を造ろうということで、汐立ポンプ場の建設を計画したということですね。

質問:震災前から冠水はあったんですか。

野田市長:かつての呑ん兵衛横丁近辺は低いところなので。それは以前から大きな課題だった。

回答:製鐵所側の方の丁度前とか。それで今工事を図っているところです。

質問:今回の床上浸水と床下浸水の認定、災害救助法はどんなふうに。

回答:今回は該当しない。床上浸水の場合は、3世帯で1世帯全壊とカウントされますので、今回は災害救助の該当にはならない。

質問:それぞれ全壊・半壊・一部損壊の認定というのは。

回答:震災の一部損壊とはちょっと違う。半壊に至らないという。

回答:今言ったのは、3世帯の床上浸水の世帯があれば、1世帯が全壊があったというふうにみなされるということ。一定の戸数になれば災害救助法の適用になりますということ。

質問:全体の被害額ですけど、応急・復旧見込み額だけで、1億5,000万円以上になったんですけど。これは12月議会で調整されるんですか。

回答:12月でも間に合わないので、後で議会の承認を受けることになりますが、一応9月で緊急で予算の編成をすることになると思います。

質問:あの災害救助法には該当しないということなんですけども、今回被害に遭った方に市から見舞金とかそういうのは考えていらっしゃるのでしょうか。

野田市長:はい、考えています。

回答:床上浸水世帯につきましては、1世帯3万円のお見舞金を。一部浸水につきましては、支援制度はございません。

質問:支給はいつごろ。

回答:2週間程度の時間をいただければと思っておりましたので、あと1週間ほどお待ちいただければと。

質問:それは従来からの規定があるんですか。

回答:はい。

野田市長:今回お店の被害が大きかったが、そこは規定には載ってないので。住宅の床上だけに見舞金が出ますので。それ以外には出ない。事業所については、いろいろと検討課題がありますね。 

質問:かまりばを含め再建したお店なんかも床上浸水だったと思うんですけども。この非住家被害の床上浸水73件のうち、再建したお店がどのくらいかわかりますか。

回答:確認すれば分かると思うんですけども、もう少しお待ちいただければと思います。申し訳ありません。

《復興事業の進捗状況について》

質問:この分譲と賃貸について、防集宅地と漁集宅地の所有者は市になるんですか。

回答:現時点では市有地になっておりますので、買っていただける方、借りたい方がいれば。

野田市長:最終的にはそのお金は国に返さなければならないんだよね。

回答:市に入った収入・土地の購入代に関しては、国の方に返還になりますけれども。賃貸はそのまま市の方に入ります。基本的には今回の募集は、あくまでも被災者ということで、まだ再建して無い方を優先に募集したいというふうに考えております。

質問:空き区画が生じた背景というのはやっぱり、建てようと思ってた方も別のところに移り住んでしまった、移住したというのが理由に。

回答:そうですね。一応釜石市では、最後の最後まで意向確認しながら、最終的な戸数を決めて造成を図ってきたところなんですが、造成に時間が掛かった中で出来上がるまでに意向の変化があったというところでございます。

質問:分譲とか賃貸する土地って、ホームページか何かで公表されるんですか。あと金額というのも出すんでしょうか。

回答:はい。今回のこの資料を10月1日号の釜石広報と一緒に折り込んで、皆さんに説明いたします。賃貸に関しては市の基準に則って借地の金額が決まっていますので、そちらを希望する方にお知らせしたいという。

質問:問い合わせないとわからないということなんですか。

回答:申し込みの中で賃貸したいということであれば、その場でお知らせをしたいと思います。

質問:基準は例えば、借りたい人の収入とかによっても変わるんですか。

回答:この公表価格によって、計算式に照らし合わせながらパーセンテージを決めます。

質問:今回4地区が対象になってますけれども、市内全体で見ますと、また更に空き区画が増えるという可能性はあるんでしょうか。

回答:集落部で造成を行っている中での空き区画があるのはこの4地区。区画整理事業とはちょっと違いますので。復興公営住宅の中にも、将来的にもし空きがあれば、今後の方針も出てくるかと思いますけども、現時点ではこの地区を考えております。 

質問:空いた宅地の分譲とか賃貸というのは、釜石市では初めてですか。

回答:そうですね。

質問:他の市町村は。

回答:すみません、ちょっと情報が無いので。

野田市長:多分早く造成が終わっているところはやってるかもしれません。釜石はもしかしたら遅い方なのかもしれません。数をきちんと決めて、その数だけ造るという方針なので。相対的には、多いように見えるけれども。

質問:申し込みできる方というのはつまり被災者だと思うんですけども。この方たちは今までの意向調査にはっきりとした答えを出していない人が対象になるのでしょうか。

回答:そうですね。基本的に意向を確認した方は復興住宅に入っていただいたりしているので。意向を示していない方々がやっぱり中にはいるので、その方々を対象に。今回募集した中で、募集対象の方がいなければ、一般の方にも利用していただきたいと考えております。 

質問:すみません。ちょっと細かくて恐縮なんですけれども。例えば室浜だと、防集宅地が対象になっておりますけれども、元々造成した宅地はいくつになるんですかね。

回答:室浜につきましては、25宅地設置しております。その中の防集・漁集で18宅地。公営住宅は7宅地になります。

質問:数世帯以外は再建の意向を出していましたよね。それが動くと、例えば一つ空いちゃってということになるわけですよね。 

回答:はい。ただ、公営住宅に申し込んだり、自立再建している方は申し込み出来ませんけども。

質問:ということは、実際の対象はわずかしかいないということなんですか。

回答:そうですね。まだ再建していない方が対象になります。

質問:何世帯ぐらいですか。たしか一桁くらいですよね。

野田市長:それは意向未定の数。例えば復興住宅に入りたいという人は、意向未定では無い。入りたいという人でも、まだ復興住宅に申し込んでない人がいるわけですよ。それが30とか40とかいるはずなので。そういった方々ですよね。

質問:他の市町村であるのは一度復興住宅に入ったんですけど、やっぱり土の上に住みたいと言って、もう一度希望を出す。それが認められる自治体と認められない自治体があると聞いたんですが。釜石の場合は。例えば一度復興住宅に入ってやっぱり土の上にという人は。

野田市長:ダメ。今言ったように、そういった人は今回は外れてもらうと。今回はね。もしかしたらあと何年かすれば変わるかもしれませんが。現時点ではとにかく決まってない人。それを対象にということですよね。だからそういうのは徐々にそういう制限は、緩和していく時がくると思いますけどね。まずは今何も決まってない人たちがいたら、一人ずつ再建してもらうというところで計画を示しております。

質問:区画整理は、今後空きが出てくる。

回答:区画整理事業に関しましては、個人の土地なんかもありますので。アンケートの中で、再建するかどうか聞いてますけども。防集宅地については一回造成して全部市有地になってます。区画整理の場合は、個人の土地ですので。区画整理は市の土地も若干ありますので、それは随時募集が掛かります。

野田市長:まずはそういった整理はしてませんが、これから段々と意向調査。例えばね、鵜住居の人が鵜住居に自力再建で家を建てたいという人の数は大体分かってますから。そうするとその人達が徐々に鵜住居なら鵜住居に家を建てると。そうすると、意向を示した人たちの中で、何人かが実際に家を建てたと。残りの人たちもまだ残ってると。それから今言った区画整理の土地の区画と、家を建てる区画とちょっと違う。防集はちゃんと宅地で造っているんだけども、区画整理事業は必ずしもそこに家を建てるわけでは無いんですよね。だから防集が例えば100戸家を建てたいというので100戸の土地を造るわけなんですが、区画整理はそうではないので。単純に比較は出来ないんですけども。目安としてはそれも一つの比較の対象になると思いますので。時期を見て例えば鵜住居だとか、平田とか。その区画整理事業のその数とその意向調査の方々のその家を建てている状況。これをまた何かの機会にお示ししたいと思っております。そうすると全体の状況が見えてくると思います。まずは今防集の方から、進めていくというところですね。

質問:細かいんですけども、漁集宅地の方では、申し込みを考えてないという。これは実際被災者に限らず。

回答:そうですね。今回、防集と漁集をあえて分けているんですけれども、とりあえずその事業の違いでございまして、その募集に関しましても、その募集事業は国土交通省が管理しているですけれども、あくまでも対象者が本当にいないのかという話があって、今回まず防集は募集するんですけども。漁集はですね、水産省の管轄になるんですけれども、水産省からも空き区画が出ないように誰でも良いので募集して埋めていきなさいというところの違いが今回あるので、分けております。

《その他》

質問:総選挙で急な展開が出たんですけども、釜石が本州で一番広い2区に組み込まれて戸惑ってる有権者もいると思うんですけども、市長がもし選挙に関するコメントがあれば。

野田市長:難しいですよね。大体2区自体が、前にもおっしゃったようにとんでもない区割りをさせられまして。それだけでも大きな問題なのに、今度はまたいろんな急展開があるということで。ちょっとコメントしょうがないんですが、テレビとか新聞とかで報道されてるとおりじゃないんですかね。

質問:ただ市長としてはですね、その例えば鈴木さんと畑さんが立たれているんですけれども。応援演説とか、特にそういうわけではないんですね。

野田市長:今の時点では無いですけども。ただ復興事業に進める上に当たりましてはですね。やっぱり国会議員の先生方とか、特に政権与党にはお世話いただいた経過がありますのでね。そういったことを鑑みながら、釜石の今後の将来を見据えつつですね。やっぱり将来この日本がどうなるのか。その中で地方はどういう形で生きのびていかなければならないのかということをですね、やっぱり真剣になって考えていかなければならない、非常に大事な時期だと思います。まあ国の方では政権を担う選挙だという話もしてますけどね。そう言った意味では大事なんじゃないですかね。

質問:野党共闘の方が岩手は進んでいたのに、民進党が希望の党に合流するという状況になりましてで。そうすると実際に地区だけでなく、岩手全体が戸惑ってるわけなんですよ。だからその市長にとっても、最近の急展開の情勢というのは戸惑ったりしているんですか。

野田市長:いや、戸惑ってるというよりも、ちょっとこれは大きな問題なんじゃないですかね。

質問:そうですか。逆にこの野党再編みたいな仕方が、有権者側にとってはどっちかと言うと問題だと。

野田市長:問題ですね。問題というよりも、現実的に起きてることですから、あえて言うことはないんだけども。日本の将来を決める大事な選挙であって、やっぱりその政策とか実績とか、いろんなものを国民の皆様に訴えていく選挙だと思うんですが、直前になって集まったり離散したりという、それはちょっと無いでしょうと。

質問:見えにくくなるということですよね、有権者の選択が。

野田市長:見えにくいというよりも出来ないんじゃないんですかね。普通の感覚では選べないんじゃないですか。例えば半年とか1年前ぐらいにね。その準備がされて、国民に信を問うというのであれば、良いと思うのですが。黙って明日選挙始まるのに。決して批難しているわけではなくて、皆それぞれ立派な先生方がいますから、良いんですが。選挙ということに関して言えば、しかもそれは国政を担う政党を選ぶ選挙だとしているんですよね。ちょっとそれは無いんでしょうという感じですよね。

質問:だから、今回の野党の仕方もですね、別に岩手県の国会議員の先生方に責任があるわけじゃなくて、中央に皆戸惑ってるという感じなんですけども。市長の話を聞いてるとちょっと怒ってらっしゃるように見えるんですが。国民が戸惑ってるということ言われたのでさらに聞いてみたんですが。

野田市長:いや。戸惑うというよりも、唖然ですね。結論から言うと、小池さんが悪いわけじゃないですよね。だから民進党だと思うんですよね。だって小池さんは小池さんの考えで、政党をつくろうとしているだけですから。ちょっと私は考えられない展開ですね。

質問:その前にもどこの地方でも一緒かもしれないんですけども。釜石市の場合はやはり地方創生と人口減というのは一番大きな取り組まなきゃならない問題だから。釜石がいろんな対策をやってきたわけですよね。

野田市長:政治というのは、現実と直面していくわけなので。いくら理想を掲げても、理想に近づくにはちゃんと人材とか様々な要件が揃って初めてなし得るものだと思います。理想は皆同じことを考えていると思いますがね。やっぱり難しいですよ。それは1日・2日でね、それが形として決まるというのはありえない話だと思いますけどね。

質問:理想は皆同じことを考えているというのは、例えば地方創生。

野田市長:テーマは皆同じだと思いますけどね。ただ次どう進めるかということになると、やっぱりいろんな議論が出てくるだろうし。現実問題、我々も人口減で悩んでる、あるいは活力が低下しているこういう地域が一番直面してるわけですから。ですから現実の政治とか、置かれている地域住民の想いをきちんと考えて議論のできるそういう政治家、あるいは政党というものを期待しますけどね。

質問:増田さんがこの間、商工会議所の70周年の記念でも応援されて、人口減対策をおっしゃっていましたけれども。その辺は市長が発信力をもっと出さなきゃいけないということで、足りなさを感じていろんな事業を考えてこられたんでしょうか。

野田市長:まあ要は生き残るのにね、やっぱり発信力ですよ。何もないわけですから。お金もない、何もない中で、いろんな事業を呼ぶ。いろんな人を呼ぶ、観光客を呼ぶ。とにかく呼ぶということですよね。それは結局発信しかないわけですから。ただ発信するにも限界があるわけでね。それにもお金が掛かるわけだし、人も必要だし。そういう苦労を中央の人たちは、どの程度理解してくれているのかなと。数字ばかりを突き付けられても困るなということですね。だからやっぱり国政選挙が地域を代表するわけでは無いと。国の極めて大事なテーマについてね、責任を持って対応していくのが国会議員の仕事だと思うんですけども。地方の声をやっぱり現実をキチンと見極めながら対応していくという、そこの部分が決して失ってはいけない部分だと思うんです。そういった意味ではその選挙の区割りの話から入っていかざるを得ない部分だと思うのでね。やっぱり今の選挙制度からちょっと無理があるんじゃないかなと思います。国の防衛なら防衛とかね。そういったある特定の分野だけで国を運営していくというのであれば、これはまた別ですが。我々の立場からすると、やっぱり国政と密接に関わりながら、やっていかなければならないという部分をどう担保してくれるのかなということですね。

質問:地方の声を代表する人が確実に少なくなってるわけですよね。

野田市長:特に人口の少ないところはですね。

回答:産業振興部ですけども、先程のNHKさんから質問があったですね、件なんですけども。床上浸水が84件ございまして、その内の事業所というか店舗が73件ございます。その内、震災から再建したと。ちょっとその辺はですね、はっきり区別できない所なんですけれども、大体38件。約半数ぐらいは再建した人かなというところでございます。

質問:床上ですよね。

回答:床上です。

 

以上。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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