平成29年5月8日 尾崎白浜林野火災に伴う災害に関する記者会見

公開日 2017年05月08日

更新日 2017年05月08日

平成29年5月8日 尾崎白浜林野火災に伴う災害に関する記者会見結果

日時 平成29年5月8日 月曜日 18時 開始
場所 市役所 第3会議室
内容

市長の発表項目

  1. 尾崎白浜林野火災に伴う災害について
    【資料No.1 尾崎白浜林野火災に伴う災害について[PDF:85.1KB]

市長発言要旨

本日はお集まりいただき有難うございます。只今から、本日発生した尾崎白浜地区の林野火災について状況をお知らせいたします。

11時56分、尾崎白浜地区で林野火災が発生し、同11時56分、釜石市災害対策本部を設置し、あわせて、消防団第3分団の出動を命令いたしました。

現地指揮本部は12時26分に尾崎白浜漁港内に設置しましたが、県の防災ヘリは強風のため、飛行が微妙な状況であり、また、現場へは車両が入れないため、船で消防職員が現場を確認するという状況でありました。

12時56分には、県総合防災室に自衛隊の災害出動を要請し、14時30分には、消防団第2出動を要請し、ポンプ車等20台、186名体制で警戒及び消火活動等にあたっております。

15時には、尾崎白浜地区、及び佐須地区あわせて136世帯、348人に避難指示を発令し、避難所として平田小学校体育館と旧釜石商業高校体育館を設置しました。

17時現在の避難者状況ですが、旧釜石商業高校体育館に25世帯、45名、平田小学校体育館に15世帯28名の住民が避難しております。

16時20分から、自衛隊のヘリ2機体制で消火活動を開始し、現在は県の防災ヘリも加わり、3機体制で消火活動を行っておりますが、広範囲に延焼しており、現在約100ヘクタールが延焼中となっております

引き続き全力で消火活動に取り組んで参ります。

質疑応答

≪尾崎白浜地区林野火災に伴う災害について≫

質問:今お話にあった、消火の体制についてポンプ車20台というのは、警察とか消防を除いた体制か。

市長:消防団。

回答:消防団が20台、186名。消防署が7台、32名で消火活動を行っています。尾崎白浜の方と佐須と、それぞれ分散して配置しています。火の気が来ている青出浜も山林になる。尾崎白浜も佐須からは遠いです。それで船を使いまして、釜石漁港に小型ポンプを2台持って行き2線3口の体制で、青出浜から神社の部分を防御活動し、火災から守った。陸上隊の活動は、林道を通るので水が無い状態。林道からは消火活動が出来ないということですので、消火活動をしたのはその青出浜の小型ポンプ2台の消火活動になります。

質問:現在その火の一番の前線はホースをつないで直接水をかけられる状態にあるんですか。

回答:現在山に行くには、尾崎白浜から約40分かかり、車両は通れないということでした。青出は昔から神社がありますので、海水を使って防御活動をしました。

質問:直接の消火作業としてはその青出浜のポンプ部隊が1つ。そしてもう1つが、空からの自衛隊と県防災ヘリの空中から水の投下の2つだけですか。

回答:そうですね。

質問:尾崎神社に被害はありますか。

回答:神社そのものは守りましたが、近くにあったプレハブ小屋の方は焼損したという情報が入っています。

質問:御宮自体は守ったということですね。

回答:はい。

質問:尾崎神社は市の文化財ですか。

回答:はい。

市長:奥の院というのがあるんです。そっちは文化財の指定にはなっていないですが、市内で最も古い遺跡、文化的な施設になってます。そこは木造の建物では無くて、石組で、石で飾られたところ。多分そこまで火は行ってないと思いますけども。その下に尾崎神社の奥宮があって、それは木造の神社。そこは守った。また奥宮のさらに上の方にそういうものがあるんですけども、そちらは木造じゃないので大丈夫だと思います。

質問:火から守ったのは、木造の部分。青出浜から近いところを守ったと。

回答:そうですね。

市長:ただもう1つ、尾崎白浜という集落がありますから。その集落に火災が延焼してくる恐れがあるというので、そちらの方にはホースを2カ所待機はしています。それは集落を守るためです。

質問:白浜の方と佐須の方と。

市長:佐須の方は避難指示は出しましたので。消防団の一部は待機していますが、おそらく消化活動は出来ないでしょう。

質問:100ヘクタールの延焼という話でしたけども、こちらは林野の所有について国有林とかそういったのはどうでしょうか。

回答:民有林もあります。

質問:混ざっているということですか。

回答:混ざっています。

質問:市の公園とか、そういったところではない。

回答:国立公園が中にあります。

市長:尾崎半島の方まではまだ行ってないんじゃないかな。

回答:半島の半分くらいまでという予想です。

質問:半島の半分くらいというのはどのくらい。

回答:白浜から。

市長:(地図を指して)この辺。これが半島の半分。

質問:確認なんですが、その小型ポンプは尾崎神社の奥宮の方まで持ち込んで、延焼を食い止めた。これは船で持ちこんだんですか。

回答:そうです。現地で活動している船で。

質問:漁船ですね。

回答:はい。

質問:そこには何人くらい。

回答:ちょっと確認はとれてませんが、消防団の20人と職員10人で30人くらいですね。

質問:奥宮近くのプレハブ小屋が焼けたと先程おっしゃいましたけど、中には何が入っていたんでしょう。

市長:多分お祭りのための資材一式。

回答:道路がないためにそこまで行くというのはめったに無い。お祭りの時でしか、船で近付かないと思います。

質問:尾崎神社所有のプレハブということですか。

市長:尾崎神社というか、お祭り実行委員会のどちらかと思いますね。

回答:(地図を指して)今、尾崎白浜がこの図です。こっちが尾崎白浜で、こっちが佐須です。隣が青出浜ということで、ここに青出の神社があって、船着場ですけども。ここの上のところにちょうど神社が。これは近辺から出火したのではないかなというふうに予想。テレビで見る分にはこの尾根のこっち側の部分で煙が見えるんです。実はその尾根の裏の方がどんどん煙が広範囲になってきているので、陸上からでは見えない状況です。多分ここら辺まで行っているのではないかなと思います。先程言いました半分は、ここの先が青出の裏側です。これの半分くらいまで煙が上がっているのが確認できるので、この半島の半分くらいがもしかして延焼しているのではないかなというふうに思っております。延焼100ヘクタールは推測です。

質問:民家までの距離はどのくらいなんですか。

回答:大体1.5キロくらいあるかなと思います。

質問:延焼中の火災現場から人家は1.5キロ程。

回答:そうだと思います。

質問:一番近いところで1.5キロ。

回答:はい。

市長:(地図を指して)ただし、今どこまで来ているかは推測です。もうちょっとこっちに来ている可能性はあります。この赤い線がこう来てる可能性もありますので。限りなく近づいているとのことで、避難指示ということ。

質問:風が吹いて燃え広がったと。

回答:そうですね。西風が一日吹いていたので。強い西風だったので半島の方には行くと思うんですけども、風が吹かない方向に回り込んでいる。多分それで南の尾根を越えていったんじゃないかなと。

質問:出火の原因は。

回答:全く分かりません。11時56分、漁船から、青出浜の山林の方で煙が見えるというのが第一報で聞きました。次から次へと煙が見える場所があったので、陸の方からもどんどん火災の臭いが入ったという連絡です。

質問:一報は漁船からなんですね。消防署に11時56分。消防に119ということですね。確認ですが出火現場は青出浜付近と見られる。

回答:はい。

質問:風に煽られて尾根を越えて、南東にという理解でよろしいですね。

回答:風は西風だったので、半島先が東なんですよ。多分そちらの方にはいってると思うんですけども、いろんな方向に行きますので。

質問:今晩と明日とどのようなかたちで対応していらっしゃるんですか。大分避難者も多いようですが。

回答:今晩は待機の形になります。夜間ですので活動はしないで、民家を守る配備態勢を敷きます。日の出から消火活動にいきますけども、風が明日また吹くかどうか分からない状況。陸路を徒歩隊として歩いてもかなり遠い距離なので。尾根を越えて行くというのはなかなか難しい状況なので、ヘリの消火が主になるのではないかということです。

市長:消防団の皆さん、たくさん来ておりましたけども。人の力では不可能ですね。今言ったとおり、防災と自衛隊のヘリでの消火活動に頼るしかないんですけども、夜間はヘリ動けませんので。まもなく日没になると止めますから。そうすると夜間は、天に任せるしかないですね。ですからなんとか風がおさまっていただいて、これ以上の延焼がないように願うわけですけども。万が一集落の方に来るのであれば、待機中の消防団にさらに出動していただいて、少しでも守る体制は構築していかなければならないということで、この辺に何カ所かホースは用意しています。

質問:2カ所ですか。

市長:2カ所。この面積の中で2点で放水をしたとしても、その力というのは微々たるものです。

質問:集落の近くで待機して。

市長:(地図を指して)はい、多分この辺。

質問:待機は何人くらい担当してる。

回答:各分団の現地の人に任せますけど。大体10名くらいになるのかなと思います。

質問:10人くらい。10人くらい掛けることの2地区という理解でよろしいんですね。

回答:そうですね、そこで待機しながら警戒するという。状況を見ながらまた出動をかける。

質問:地上からの消火活動は、海からのポンプ車だけということですよね。

回答:地上からの消防活動はこの青出浜ですね。消防の小型ポンプを漁船に乗せて、岩壁に張り付いて、海水をくんで。一旦燃えたところというのは結局燃えないので。燃えてないところにドンドン進んでいく。この部分のところは大丈夫なのかなとは思いますけど。

質問:つまりここの資料にポンプ車20台と消防車7台とありますけど、27台がほとんど消防活動してないということですね。出ているということだけですね。消火の目的というのは、民家へ広がるのを防ぐという話ですね。

市長:基本的には延焼を防ぐということ。さっき話があったとおり、道路が無いために行けない。消防車両も行けない。それもホースを繋いだとしても何本も繋がなければいけませんから、現実的に不可能。それで近付いて来たらば、その集落を守るためにそのポイントのところにホースを用意しているということです。現場までホースが届かないですから。人もいけませんから。結局防災ヘリとか、自衛隊のヘリの消火活動に頼るしかないということですね。

質問:明日も3機体制で。

市長:その辺を今から自衛隊の方と相談しながら。3機ではちょっと面積も広いですから足りないということで。もっとお願いしたいと思っていましたが。宮城県でも火災があったんですかね。防災ヘリの方が、ちょっとこちらの方に来れないような話なので。自衛隊にお願いするしかないですね。

質問:数字の確認をすると消防車は消防団と消防署の合わせて27台という理解でよろしいでしょうか。人員的には足して218になりますけど、よろしいでしょうか。

市長:はい。

質問:避難者の中で体調不良を訴えられたり、崩されたりしたという方は。

回答:今のところ、情報は入ってきておりません。

質問:今後増える見込みは。

回答:増える見込みはあると思います。夜が怖いですよね、どうなるか分からないから。

質問:避難所は鎮圧ぐらいまでですか。

回答:そうですね。

質問:(地図を指して)あとここは漁港が無いエリアなんですかね。

市長:ここは尾崎白浜。あと佐須ですね。

質問:佐須。(地図で別の箇所を指さして)ここには無いということですね。

市長:無いですね。

質問:その2集落から東側、半島になっているのは無人地帯。

市長:そうですね。ただこの青出のこの神社は、釜石にとっては貴重な神社で、釜石まつりの時は曳き舟まつりの目的地ですから。非常に大事なところですね。

質問:神社までの延焼はもうほぼ無いんですか。

回答:そうですね。一応撤収はした。

質問:神社の周りは燃えて、ここはそのまま。神社まで火が近づくことはない。神社を守り切ったということですか。

回答:そうですね。

質問:奥宮でしたっけ。

市長:奥宮って載ってました。奥宮、奥の院。建物の神社の方が、奥宮なのか奥の院か分かりませんが、もう一つそのご神体というのが、源頼基のお墓になっているんですよ。それが奥宮になっている。

回答:そっちが奥の院になってます。で、こっちが奥宮とか里宮って言う。

質問:あの地区から林道を通って、ずっと歩いて行った突き当りが。

市長:奥宮。今言った消防隊が守ったのは奥宮。奥宮のさらに奥にあるのが、奥の院。

質問:対応した自衛隊の所属を教えていただけませんか。

回答:岩手駐屯地ですね。あそこいろいろ部隊があるので、そこまではちょっと。

質問:福祉避難所の開設とあるんですが、福祉避難所を開設されるというのは、今回初めて。

回答:初めてでは無い。

質問:震災以降はありますか。

回答:この間の台風10号の時に。

質問:避難者名簿はお作りになっていると思うんですが、避難者名簿の公開はするんですか。

回答:避難者名簿の公開というのは、行方不明とか安否確認を主なので、今の状態では公開する理由が無いと思います。

質問:避難指示を出されたということは、幼稚園児・児童・生徒がここにいるはずですね。平田幼稚園・平田小学校・大平中学校、それから高校がございますよね。その対象人数は。

回答:対象人数は確か、幼稚園が4人くらい。まだ不確定なので。小中は、スクールバスを止めましたので。数は実際に行かないと分からない。高校生もまだ把握して無い。

質問:火事現場から人家まで一番近いところで1.5キロ。その数字は縮まったのでしょうか。それとも火は人家に迫っているということですか。

回答:風向きによりますけども、風は日中西風だった。だんだん夕方になって、風向きが変わったという話もあるので。あとは強さですね。夜になると若干弱まる可能性があります。

質問:避難所を増やすという予定は特には無いですか。今のところこの3カ所。

回答:世帯数130。尾崎と佐須で世帯数130ぐらい。

市長:ですから、十分足りるかと。

質問:この136世帯、348人というのは全地区の全世帯。

回答:尾崎と佐須を足した世帯数。

質問:全世帯ということでしょうか。全世帯・全住民ということでしょうか。

市長:はい。

質問:今夜避難所では、お食事を出したりとかは。

市長:もちろん食事は出します。

質問:山林火災ですけど、釜石市内ではこの規模の火災はいつ以来ですか。

回答:規模ですと、唐丹の。

市長:平成20年の唐丹火災が大体150ヘクタールでしたので。ほぼそれに匹敵する火災、今時点ではですね。推定なので正確なところは分かりませんが。

質問:山林火災ですと消防団の方が水袋を持って消化活動をするという方法もあると思うんですけど、今回はそれも難しいですか。

回答:そうですね。それだと一旦水を背負っていくんですけども、ある程度の給水場所を確保しなければならない。ある程度火の勢いが弱まった時でないと、水部隊は活動できないのかなと思います。

質問:現状では自然に鎮火する、火の勢いが弱まるのを待つしかない。

市長:そうですね。それはジェットシューターと言うが、現場の最後の残り火を消すのには良いのですが。今行ったら、火に煽られて消防団の人たちの方が危ないです。いかに訓練された消防職員であろうと、火災の中には行けないですね。

質問:空中消火は、バケット1個どのくらいの要領で。

回答:約600リットルぐらいということです。

質問:降下場所はなるべく民家に近い河川ということですか。

回答:そこはヘリの隊長の方に確認中です。

質問:道路とか規制の関係。漁師さんは明日どうされるのか、出漁取りやめになるのか。

回答:漁師の方にも消防団員の方がおりますので、もしかしたら漁に出ないで消火活動に出るのかとは思っています。道路が無いので、いろいろと交通規制はあるのかと思います。

質問:今規制は県道と平田・桜峠線ですよね。

回答:そこは、5キロほど離れているので、煙もまだこっちの方に来てないので、多分大丈夫かなと。

質問:集落まで、佐須までは行けるということですか。

回答:尾崎と佐須の間は警察が止めている。

質問:記者などは行けるのか。

回答:行かない方がいいかと。

質問:規制はされてないのか。

市長:尾崎白浜はまだ行けますが、そこから先の方が警察で通行止めにすると思います。出来るだけ行かないようにしてほしいという、放送はしてるんだよね。

回答:放送での交通規制まではやってないですね。

市長:一般車両は出来るだけ遠慮してほしいですね。

質問:1.5キロ離れた人家っていうのは、この地図で言うとどのあたり。

回答:(地図を指して)このピンクの線は尾根の向こう側。多分予想でここらまで燃え広がるんじゃないかなと。沢伝いにまで家があるので、どこの部分の近くに迫っているのかは予測。東側の方にも人家がある。

質問:避難指示を出し続けるということですよね。

市長:はい。

質問:避難者数は夜の何時提供ですか。

市長:8時頃発表予定です。対策本部の時に数字が集まってきますから、もし必要であれば発表します。

質問:一番高い山がありましたけども、通称鷹巣山と聞いたんですが、それでよろしいですか。

市長:そうですね。

質問:先端に尾崎灯台があるんですが、海保さんの方では灯台を守るなど何かお聞きでしょうか。

回答:管轄は海保ですけども。一応海保の方からは、海保の数を確認しているということです。あと船で近づくときは、応援するという。航空隊も向けて、青出浜まで行くということも考えていました。ただ、やはり上空から火災を止めてもらうしかないのかなとは思っています。

質問:灯台を守るという懸念は聞いてないですか。

回答:特に聞いていないです。

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