平成29年1月27日記者会見

公開日 2017年01月26日

更新日 2017年01月27日

平成29年1月27日記者会見結果

日時 平成29年1月27日 金曜日 午前11時 開始
場所 市役所 第2会議室
内容

市長の発表項目

  1. 元釜石市長故小野信一氏追悼式の開催について
    【資料No.1 元釜石市長故小野信一氏追悼式開催要領[PDF:100KB]
  2. 東日本大震災津波 岩手県・釜石市合同追悼式の開催について
    【資料No.2 東日本大震災津波 岩手県・釜石市合同追悼式の開催について[PDF:121KB]
  3. 復興事業の進捗状況について
    【資料No.3 【復興情報】復興事業の進捗状況をお知らせします[PDF:3,796KB]
  4. 土地区画整理事業に関する土地利活用調査の実施結果について
    【資料No.4 土地区画整理事業に関する土地利活用意向調査の実施結果について[PDF:376KB]
  5. 平成28年度災害支援活動フォーラムの開催について
    【資料No.5 平成28年度災害支援活動フォーラムの開催について[PDF:111KB]
  6. 釜石シティプロモーション推進委員会「オープンシティ釜石」サイトの開設について
    【資料No.6 釜石シティプロモーション推進委員会「オープンシティ釜石」サイトの開設について[PDF:163KB]
  7. 釜石漁火酒場かまりばグランドオープンについて
    【資料No.7 釜石漁火酒場かまりばオープンチラシ[PDF:474KB]

市長発言要旨

お忙しいところご出席をいただき、ありがとうございます。
本日は7つの項目について発表させていただきます。

1つ目は「元釜石市長故小野信一氏追悼式の開催について」であります。
資料1をご覧ください。
元釜石市長の小野信一さんが1月6日にご逝去されました。
小野信一さんは、昭和34年に釜石市議会議員に当選し、4期務められた後、昭和54年には衆議院議員に当選し、こちらも4期務められました。
平成11年5月からは釜石市長として1期4年間、市政の運営を担われましたが、その間、国内最大級となる風力発電の事業化決定、仙人峠道路の仙人トンネル本坑の貫通、釜石港のリサイクルポート指定など、釜石市発展の礎を築かれました。
市議会議員、衆議院議員、釜石市長として豊富な経験と卓抜なる指導力をもって地方自治の伸展はもとより、岩手県勢および釜石市勢の発展に多大なご貢献をされた氏の功績を偲び、2月5日、午後2時から陸中海岸グランドホテルにおいて、釜石市と釜石市議会が共催する追悼式を執り行うことといたします。

2つ目は「東日本大震災津波岩手県・釜石市合同追悼式の開催について」であります。
資料2をご覧ください。
東日本大震災から6年目となる3月11日、午後2時30分から釜石高校第一体育館において、岩手県および釜石市の共催による合同追悼式を行います。
式では同時刻に行われる国主催の追悼式の模様も中継いたします。
ご遺族の皆様には案内状を送付する予定ですが、どなたでも参列できますので多くの方にご列席いただき、震災で犠牲になられた方々を追悼するとともに、鎮魂の想いを新たなまちづくりの出発点として、1日でも早く復興を成し遂げられるよう、市民を挙げて取り組むことを誓いたいと存じます。

3つ目は「復興事業の進捗状況について」であります。
資料3をご覧ください。
現在、基盤整備となる造成工事を鋭意進めておりますが、1月末現在、市街地部で294戸、漁業集落部で150戸が完成しております。
本年度末には被災21地区のうち13地区の工事が完了する予定となっており、市街地部では全体1,241戸のうち430戸が完成、漁業集落部では全体221戸のうち151戸が完成する見込みとなっております。
このため、完了が間近な地区におきましては、造成後の宅地案などについて被災者の皆様との協議を行い、個々の具体的な生活再建のめどを示すべく、その対応に努めているところであります。
次に、片岸地区の国道45号の新国道への切り替えにつきましては、大槌側が2月2日、午前6時から、鵜住居側が2月7日、午前6時を予定しており、これにより全線新国道に切り替わることになります。
なお、歩道部はライフライン設備工事が引き続き行われ、当面、未舗装の状態でご通行いただくことになりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
復興公営住宅整備の進捗状況につきましては、12月に箱崎地区の野川前、前田が完成したことにより1月末現在、全体1,314戸のうち860戸が完成し、約65%の完成率となっております。
今後、完成する予定の住宅といたしまして、2月に根浜地区、片岸集合住宅、3月に桑ノ浜地区、東部地区大町3号、大町5号、松原地区となっており、平成28年度末には全体の約77%、1,012戸が完成する見込みとなっております。
今後も平成30年度の全戸数完了に向け、鋭意事業進捗(しんちょく)を図ってまいります。
また、昨年の10月から事業者選定のプロポーザルを行っておりました東部地区、仮称只越5号につきましては、12月19日に最終審査を行い、優先交渉権者としてパナホーム株式会社北海道支社が選定されました。
現在、設計を行っており、今後のスケジュールといたしましては、4月に着工し、平成30年2月の完成を予定しております。

4つ目は「土地区画整理事業に関する土地利活用調査の実施結果について」であります。
資料4をご覧ください。
市内4地区の土地区画整理事業につきましては、工事が完了した街区から順次、土地利用が可能になっている状況であります。
土地の引き渡しによりまして地権者の方による維持管理が必要になるとともに、整備後の土地の評価に基づく課税が行われることになり、特に未利用地につきましては税の軽減措置等が受けられない場合があります。
市といたしましては、関係部署や関係機関などとも連携を図りながらまちのにぎわい創出に向けた土地利用の実現に向けて各種の取り組みを行っていきたいと考えており、その取り組みの検討を行うにあたり地権者の皆様の土地利活用の意向を把握するため、筆単位での意向調査を実施いたしました。
対象地権者数は、片岸141人、鵜住居416人、嬉石松原171人、平田139人で、合計867人、筆数でいきますと1,293筆が対象となっております。
調査は昨年11月中旬から発送を行い、12月中旬から回収を行っておりますが、1月6日時点での回収率は全体で66%となっております。
将来の土地利用に関しましては、何らかの形で利用する予定の土地が約71%であったものの、宅地引き渡しが進んでいない地権者からは周辺状況を見ながら検討するため未定や分からないといった回答が多数寄せられた他、資金面や健康面など現実的な課題に直面している状況も見受けられました。
土地利用の内容につきましては、賃貸・売却を希望する回答が約21%と想定より多く、その方法や相手についての課題を抱える地権者が多数おられました。
こうしたことから、周辺状況を見ながら検討するといった方々が意向を定めることができるよう造成工事や公共施設の整備を進めるとともに、調査結果を踏まえまして今後、市として土地利用促進のための取り組みを検討してまいりたいと考えております。
各設問に対する回答につきましては資料でご確認をお願いいたします。

5つ目は「平成28年度災害支援活動フォーラムの開催について」であります。
資料5をご覧ください。
フォーラムは2月27日、午後6時から釜石情報交流センターで行います。
東日本大震災時は通信・交通網が途絶し、膨大な復旧活動が短期に集中して求められましたが、市災害対策本部の組織的な活動は困難な状況にあり、その対応も限られておりました。
そのような状況の中、市内のさまざまな団体・個人による献身的な災害支援活動は、復旧活動を前進させる大きな役割を果たしました。
これらの災害支援活動につきまして、これまで市が進めてきた検証作業をもとに明らかにしながら、災害支援活動を行った方々を顕彰し、絆、支え合い、助け合いなどの「人、地域のつながりの大切さ」を再認識する機会とするために開催するものであります。
今回のフォーラムでは、遺体の搬送・安置等および燃料供給に関する災害支援活動に着目して開催し、関係者の事例発表および感謝状の贈呈を行うこととしております。
これらの震災時に行われた被災者支援の共助の取り組みを明らかにすることにより、今後とも絆と支えあいを大切にするまちづくりを進めてまいります。

6つ目は「釜石シティプロモーション推進委員会「オープンシティ釜石」サイトの開設について」であります。
資料6をご覧ください。
当市の魅力を広く市内外に発信し、移住定住や観光交流など釜石への新たな人の流れを創出することを目的に、市内11の関係団体で構成する釜石シティプロモーション推進委員会におきまして、新たに「オープンシティ釜石」というホームページを今月24日に開設いたしました。
当サイトは、現在、釜石シティプロモーション推進委員会が主体となって取り組む、釜石で起業や新事業を展開する人を募集、サポートしていくローカルベンチャー推進事業や、釜石の人の魅力を活かした観光体験プログラムであるミートアップイベントを主に紹介するものであり、当市へのUIターンの促進や交流人口、つながり人口の拡大に向けた市内外への情報発信媒体として期待されるものであります。
今回のサイト開設はローカルベンチャー推進事業への参加者の募集にあたり先行的にリリースされたものであり、今後はプロのカメラマンが撮影した当市の魅力的な写真素材をストックする釜石フォトライブラリーをはじめ、コンテンツの充実を図りながら順次、公開されることとなっております。
釜石シティプロモーション推進委員会では昨年に引き続き、本年3月18日から20日の3日間で約20の観光体験プログラムを市民がホスト役となり提供するミートアップイベントを実施する予定としており、2月16日には東京都内においてローカルベンチャー推進事業の説明会や、ミートアップイベントの事前告知を兼ねたイベントを開催することとしております。
これらのイベントの詳細につきましては後日、釜石シティプロモーション推進委員会から情報を提供させていただきますが、報道機関の皆様におかれましては当日の取材につきまして、よろしくお願いいたします。

7つ目は「釜石漁火酒場かまりばグランドオープンについて」であります。
資料7をご覧ください。
市と大和リース株式会社岩手支店が官民連携により整備を進めてまいりました「釜石漁火酒場かまりば」が本日、グランドオープンいたします。
この事業は、フロントプロジェクト1の飲食店街の再建に向けた市有地活用事業として、約1,100平方メートルの市有地を民間事業者に貸し出し、飲食店街の整備・運営を行っていただくもので、昨年2月に大和リース株式会社岩手支店と協定を締結し、連携を図りながら進めてまいりました。
「釜石漁火酒場かまりば」には、被災した事業者が8店舗、新たに事業を行う事業者が5店舗入居し、今回はそのうち6店舗のオープンとなりますが、春には全ての店舗がオープンすると伺っております。
昨年11月に設立された、かまいし親富幸通り飲食店会とともに、釜石の旬の味とお酒を楽しめる釜石の新たな顔として、観光客や地元の皆さんに愛されていく飲食店街になることを期待しております。
本日、午後4時30分からグランドオープンセレモニーが開催されますので、報道関係の皆様もぜひお立ち寄りいただきますようお願いいたします。

以上をもちまして、私からの発表を終わります。

質疑・応答

≪東日本大震災津波岩手県・釜石市合同追悼式の開催について≫

質問:遺族の代表という方は大体、決まっているのでしょうか。事前に取材ができたらいいなというのが正直あるんですけど。

回答:今ちょっと調整中です。まだ決まっておりません。

≪東復興事業の進捗状況について≫

質問:一応、確認なんですが、国道45号の全線、新国道の切り替わりという表現があるのですが、全線というのはどう捉える。

回答:片岸地区のですね、今もともとの国道の切り替えをして仮設の道路で通っているんですけども、この2月をもちまして全線が新しい国道に切り替わるという。

質問:片岸地区内の全線開通。

回答:そうです。片岸地区内のみですね。鵜住居は昨年、切り替わっているので。

質問:そうすると、釜石市内の45号、全部とはまだ言えない。

回答:あと両石地区が残っていますので。両石が1月になりますので。今月末に切り替わりますので。両石地区は月末になりますので。

質問:そうすると、来週2月だから。

市長:1月はすでに前に言っていた。延びたわけでね、1月24日ぐらいが開通する予定だったのが延びていたっていう話に。

質問:29日に切り替わるので、そうすると、この片岸やれば市内全部に。

市長:平田はいいんだな。

回答:平田は交差点だけですね。

質問:そうすると、じゃあ釜石市内の45号は新しく。

市長:そうですね、遅まきながらやっと。だからね結局、なぜこんなに遅くなるかというと、道路の切り替えなんですよね。切り替え切り替えで、そのたびに電信柱、移動してまた真っすぐにして、また土戻して。やっぱり釜石の場合、どうしても交通量が多くて、しかもたまたまそこに関係する土地の地権者とのさまざまな交渉等あって。今となってみればね、遅れる要因があったけども、最後の要因はこの国道の切り替え。本線に切り替わるということが、まさに復興の最後の総仕上げにつながるというふうには思っていますので、大いに期待しております。

質問:もしかしたら公表されているのかもしれませんけども、東部地区只越5号の住宅は、予定としてはいつごろ完成することになるんですかということと、もう1つは、あそこの方の下にテナントが入るようになると思うんですけども、その公募とかそういうのは始まっているのでしょうか。分からないけど、いろいろなうわさが飛び交っているので。

回答:完成時期については、もともと浜町の完成時期にあわせるということでしたので、浜町が10カ月延びて30年12月になるので、それの前倒しということで整備することにしていたので、30年の2月ということで予定どおり、当初の目標どおりの完成を目指しているところです。店舗については公募をもう終わっていまして、4店舗今、決まっている、内定している状況です。飲食店が2店舗と、あとは物販が2店舗ということで内定している。

質問:今まであまり飲食店を入れているようなケースはなかったような気がしたんですけど、特に何か条件が変わったとか、そういうことはあるのですか。

回答:確かに大町4号を先に開設するころには、あそこは飲食店というよりもそれ以外の部分でということで当初の条件はあったんですけど、今回は只越町の商店街の再建という意味もありましたので、その中でやはり希望が、飲食店側からの希望があったということで、ここは飲食店OKということで公募をかけたところです。

質問:すみません、学校の完成、鵜住居の小学校と中学校、唐丹なんですけど、ちょっと確認ですけど、これでじゃあ釜石市内の学校は全部、再建したということになるのですか。

回答:はい。

質問:その新しい学校の再建という、期日の受け止めなんですけども、公の文書では大体4月に開校しますというふうになるんですけど、唐丹の場合、来月にも引っ越しするわけですよね。その時期をもって再建した。

回答:校舎ができるのは2月15日。そして、再建というのが4月1日ですね。

回答:そうですね、正式には4月1日の開校ですね。ただ、唐丹の場合はまだ完成は、プールとかはまだかかっていますので。授業開始がまず2月からですけども、全体の完成はまだしていませんけども。

質問:2月からやるのは何か理由があるんですか。4月まで待たない理由。

回答:まず、1日でも早く新しい校舎で子どもたちに生活させたいということなので。

質問:体育館はまだなんでしたっけ。

回答:体育館と教室ができるので、まず授業ができる体制は整った。そこにグラウンドはないですけども。

質問:いわゆる卒業式のようなセレモニーは新しいところでできる。

回答:できます。

回答:ただ、鵜住居小学校、釜石東中学校の方は旧校舎で卒業式を行うということになりますね。

質問:それはあれですか、子どもたちの希望があったように伝わっていますけど。

回答:子どもたちの希望でですね、お世話になった校舎で卒業式を迎えたいということになります。

≪土地区画整理事業に関する土地利活用調査の実施結果について≫

質問:数字の読み方で1つだけ。あれと思ったんですけど、土地利用について、最後の方に賃貸・売却を希望する回答がおよそ21%と想定より多くて、いただいているこの資料を見ると、将来考えている土地利用というところを見ると、合わせると41%みたいな感じで読み方がよく分からなかったのですが。その下の説明にも賃貸・売却希望の仮換地はおよそ41%となったと書いてあるので、これ、41と21の違いはどこに。

回答:2番目でございます、将来の土地利用内容というところございますけども、これの黒ポツの2番目ですけども、次いで多かった賃貸・売却予定の回答は合わせて約21%ということで、こちらの表で。

質問:将来の土地利用内容の。

回答:赤の部分の売却と緑の賃貸というところで、ここで20%ということになります。

質問:これと次のページの違いは。

回答:それでですね、こっちの裏の将来考えている土地利用のところの41%につきましては、設問1で利用したいが時期は未定、予定なしと回答した方のうちのとなっていますのでちょっと。

質問:今の関連して、その21%、想定より多かったということなんですが、その背景としてはどういうことが考えられるのでしょうか。

回答:元々ですね、震災前に各地区で住宅を建てて使っていたという方々が平均で5割ほどいたという中で、震災後、戻って再建する方がどのくらいいるのかというのが今回の回答で約3割ほどになっておりました。約2割ほどがですね、他のところで再建しているのかなというのが見て取れますので、そういう方々が多分、被災した地区で今後、賃貸したり売却を予定しているのかなというのが見て取れます。

質問:アパートとか。

回答:アパートとかです。

質問:今の説明でいくと、震災前に土地があって住宅を建てていた人が半分ぐらいだったという。5割ほどが事業として。

回答:そうですね、はい。

質問:それが今回、見てみると3割しかいなくて、2割がどこかで再建するとかっていう。

回答:はい。

質問:それじゃ、2割がそのまま賃貸を抱えて、希望のところに流れているという分析する。

回答:はい。

質問:大槌町とかマッチングの仕組みづくりみたいなものをもう発表しているんですけども、この調査を見ると、例えば市の方に賃貸・売却にあたりあっせんしてほしいみたいな意見があって、釜石の方に同じような対策を取らなきゃいけないかと思うんですけど、何かしら今、検討していることはあるのですか。

回答:今時点ではまだ検討していませんので、その調査結果を受けてですね今後、調整していきたいなと思っています。

市長:まあ、今はね個々のマッチングではなくて、まずはどういうふうなまちになるかというところで公的な施設、復興住宅とか応援センターとか、いろいろな施設の建設を急いでいます。それに伴い、だからどうなるか分からないという人の方が、これを見て分かるとおりですね、そのまちがどうなるのかと、それに応じて自分の考えも変えていくんだいう方々が圧倒的なんですよね。ですから、まずは早い段階で、その青写真の実現に向けて努力していくと。そして、必要な施設、例えばスーパーマーケットとか、どういう店がここに来るのかというのをですね、お知らせして、その中で自分の考えを確定していくということの方に重点を置きたいと思います。今、急いで家を建ててくださいとか何とかと言ってもですね、はい分かりましたと言っても結局、周りの様子が変わっていくと、また意向が変わるわけですよね。ですから、急ぐことではないと思います。じっくりと周りを見ながら自分なりに納得して住んでもらう、あるいは土地の利用を考えてもらうと。そういうところにわれわれは力を入れていきたいと思います。

質問:防災集団移転促進事業とかと違って2年以内に自宅を建てるとか、そういうのは。区画整理事業はない。

回答:ないです。

≪釜石漁火酒場かまりばグランドオープンについて≫

質問:金曜オープン店舗、6店舗とあるんですけど、12月に先行してオープンしたのも含まれている。

回答:そうです。

≪その他≫

質問:ちょっと大きなことというか、市長にお聞きしたいんですけど、2月でですね復興庁ができて5年になるんですけれども、市長なりに、ずっとこう、お付き合いもあったかと思うのですが、市長なりの復興庁という組織に対してのこれまでの評価と今後の期待とか要望とかがあれば、ちょっと教えていただきたいのですが。

市長:復興庁の設立自体がね、われわれ被災地の皆さんが一緒になって岩手県沿岸市町村復興期成同盟会を結成しながらですね、要望してきた1つの成果としてあったということなので、復興庁を設立していただいたということは大変よかったと思います。ただ、現地にも釜石支局とかね、いろいろつくってはもらいましたがやっぱり。まず、よかった点は復興庁というものをつくってもらったということと、現場が重要だということで現場にも目を向けてそういった支局をつくっていただいたと。それから、被災地の復興のために限りなく全力を尽くして、国を挙げて後押しをするんだという中でいろいろとご支援をしていただいたということ。われわれが抱えている大方の課題については解決の道を見出していただいたということで、今日までいろいろとご支援をいただいたということについて感謝をしております。ただ、今回の場合は、東日本大震災は日本が受けた災害の中でもまれなといいますか、未だかつてない災害であるということからですね、いろいろな教訓を残したと思っています。従って、復興庁にはいろいろご尽力をいただきましたけども、次の災害が発生したときの国を挙げての支援というものがどうあるべきかということについては、必ずしもこれがいい意味でのモデルになるとは思えないので、今回の取り組みをよく検証しながらですね、次の災害に備えるにはどのような組織、あるいは応援体制を組んだらいいかということは、やっぱりよく考えていっていただきたいなと。われわれが今まで取り組んできたさまざまな教訓がありますから、ぜひこの東日本大震災の被災地の取り組みをですね、ぜひ一緒に検討しながら、検証をしながら、そこから教訓を導き出して、国としても災害対応のあるべき姿、よく検討していただければありがたいなと思っています。

質問:今の関連でいくと、市長のお話の一つ、復興庁、次の災害に備えて考えるべき課題とかそういうところ何か。

市長:まあ、1つは、組織としてまずはとにかく時間がかかったわけですよね、復興庁立ち上げまでのね。だから、とにかく早く立ち上げていただくと。それから、復興庁の大臣も含めてですが、できるだけ復興期間が終わるまでといいますかね、途中、これ復興庁だけじゃなくて国も県も市町村もそうなんだけども結局、人が変わりますよね。人が変わるということのいいところもあるんだけども、まずは、責任者はやっぱり最後まできちんと、現地の状況に対してですね、やっぱり理解を示して、最後までやっぱり責任を持つという体制が必要ではないかなと、それが1つ。それから、やっぱり現地を重視するという意味からすると、復興庁の本部はやっぱり現地に近いところに置くべきだろうと思います。その支店、支局とかじゃなくて。現地の人がわざわざ東京に行かなくちゃない、ならないように、被災地の声が直に届く場所にその本部を設置していただくと。それから、財源的な部分でいえば、今回は復興交付金とか、いろいろな制度をつくってもらいましたけども、この復興交付金の、当初から使い勝手の悪さというか、いろいろ出てその都度、改善してはもらいましたが、やっぱり最終的には復旧・復興は市町村の責務でということであるならば、やっぱりそこに権限と財源をセットでやっぱり渡すということも考えていただけなければならないと思います。責任だけ押し付けて、あとは財源についてはですね、いろいろと協議をしたりという時間とそれから労力というものを考えると、国にとってもロスですよね。双方にとって、無駄とはいいませんが非常に大事なことだと思います。税金ですから、これをどう使うかという、非常に大事なことなんだけども、効率よく早く決断して早く実行していかなければならないわけですから、そういった意味では効率のよい復興交付金の使い方というのが大事ではないかなと思っています。あとは、復興庁ができても結局、例えば派遣職員とかですね、全国からのさまざまな方々の支援が必要でございますので、何といいますかね、そういった支援体制、復興庁の財源とか国の仕組みもさることながら、各市町村の仕事に対して支援する体制を早く構築をしていただくと。こういうのはやっぱり事前に計画をしていただきたいし、そのネットワークといいますかね、その構築も必要だと思います。今回は本当に全国の皆さんから派遣職員を含めて、さまざまな形で支援をしていただいたと。そのおかげでわれわれ、今日に至っていると思っていますので、組織的な支援の在り方ですね。

質問:若干、関連ですけど、先日の県の復興の最後の計画、そのときに市長が復興期間のズレみたいなことを訴えていらっしゃいましたけど、どういうご心配があって、ああいうふうに。

市長:心配というか、復興というものの考え方になると思うんですが、まずは国では10年間、われわれも10年だけども、県が8年ですか。被災した各市町村もそれぞれ10年のところもあれば8年のところもあれば、さまざまですので、被害程度に応じてそれぞれ復興計画を立てていると思いますので、市町村の計画が短いとか長いとかって何も言うことはないと思うんですが、ただ、国が10年といっているわけだから、それに準じて県がやっぱり。国は福島とか宮城とか岩手、全体を見ながらということだと思うんですが、当初もこれ、ちょっと問題があったんですよ、最初の段階で、計画期間つくるときに皆まちまちでいいのかというような話もあったんだけども。だんだん復興の形が見えてくるとですね、その心配が増してくるわけですよ。片方はまだ終わってない、片方は終わったという中で、国とか県はどこまで復興の必要性というものを感じてくれるのかなと。例えば岩手県は8年で終わりだから平成30年で終わりだと、釜石は32年までだというときにですね、知事も最後の1人までいろいろと心に寄り添いながらやっていくんだということは言っていただいておりますが、片方は復興終わっているというふうになりますからね。終わってもちゃんと次の計画の中に取り込んでいくという計画であるという説明はいただいておりますが、復興の計画は終わりだということの、その認識というのがどうもちょっとピンと来ないところがあって、それでこの間、その話をしたんですが、岩手県は全体ですから、陸前高田から洋野町までの被災地の全体を見ながらやっぱり計画を立てるべきだし、よしんば、早く終わっても、最初の8年で終わっているところもあるかもしれないけど、一番最後が10年かかるのであれば、その一番最後の方に視点をあわせた計画であるべきではないのかなと、今になって思うわけですよ。当初もその疑念はあったんだけども、当初はとにかく計画を作ること、実行することが大事だということなので、ちょっと突き詰めることをしなかったんだけども、だんだん形が見えてくると何かその辺の違和感が感じられるようになってきました。ただ、われわれも10年といいながら実質、だいたい30年ごろには終わるということの計画ですから、それほど齟齬はないと思うんだけども、ただ、住まいの再建ができたからとか、復興住宅ができたからというので復興は終わりだというふうに捉えるのか、そこが問題ですよね。われわれの10年というのはまち全体、まちづくりも兼ねて10年という計画を立てていますから、いわゆる精神的な心の復興という点でちょっと違いが出てくるのかなと、ちょっと心配しています。被災した方にとってみれば、何だ県は終わったのかと、復興終わったのかと、国はまだ復興期間だと、市もまだだと、その辺をちょっとね。被害程度の少ないところは、例えば8年なら8年でも、それはそれでいいんだと思うのですが、県はやっぱり被災した市町村、全体の中に復興計画というのがあるべきだと思うんですが、ただ、これは議論しても、最初のころ、そういうことを想定しながら最初からこれでやっていくということだったので、これ以上あえて追及する必要はないと思いますが、ただ、復興とは何かと、県の復興というのと市町村の復興というのと、それから被災された一人一人の復興との、その言葉の持っている意味といいますか、それをちょっと考えさせられる一連だなと思っていました。

以上

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