平成28年12月2日記者会見

公開日 2016年12月02日

更新日 2016年12月02日

平成28年12月2日記者会見結果

日時 平成28年12月2日 金曜日 午前11時 開始
場所 市役所 第2会議室
内容

市長の発表項目

  1. 平成28年12月釜石市議会定例会付議事件について
    【資料No.1 平成28年12月釜石市議会定例会付議事件(予定)総括表[PDF:243KB]
    【資料No.2 平成28年12月釜石市議会定例会市長報告(予定)[PDF:39KB]
    【資料No.3 平成28年12月定例会提出 補正予算総括表[PDF:125KB]
    【資料No.4 平成28年度予算の概要と主要事業−12月補正予算−[PDF:3,805KB]
    【資料No.5 平成28年12月釜石市議会定例会議案説明資料[PDF:1,310KB]
  2. 復興まちづくりについて
    【資料No.6 【復興情報】復興事業の進捗状況をお知らせします[PDF:3,945KB]
    【資料No.7 鵜住居復興住宅(集合1、戸建A)竣工式について[PDF:477KB]

市長発言要旨

お忙しいところご出席をいただき、ありがとうございます。
本日は2つの項目について発表させていただきます。

1つ目は「平成28年12月釜石市議会定例会付議事件について」であります。
12月5日に招集する定例会に付議する事件は資料1の総括表のとおり28件で、内訳は報告1件、条例7件、補正予算7件、その他の議案13件となっております。
議案の主なものといたしましては、釜石警察署等を建設する事業用地に供するため昭和園グラウンドを処分するもので、処分価格は3億8,600万円ほどを予定しております。
次に補正予算についてでありますが、今議会に提案する予算は、一般会計、国民健康保険特別会計、後期高齢者医療特別会計、介護保険特別会計、公共下水道事業会計、漁業集落排水事業会計、農業集落排水事業会計の7件となっております。
資料4の1ページをご覧ください。
一般会計の補正額は18億6,100万円で、補正後の予算額を885億4,720万円としたところであります。
復興交付金事業の進捗(しんちょく)状況に合わせた減額や、台風第10号に伴う災害復旧に関連した経費を計上するとともに、事業が翌年度にわたる繰越明許費および債務負担行為の調整の他、新規事業4件を計上しております。
主要な事業を資料に沿って説明いたします。
まず、3ページの「復興街づくりICT基盤整備事業」予算額392万1,000円は、防災集団移転促進事業および漁業集落防災機能強化事業によって移転する根浜地区の一部で地上デジタルテレビ放送の受信が不安定であるため、共同受信施設を整備して難視聴の解消を図ろうとするものであります。
同じく3ページの「魚のまち釜石事業」予算額39万円は、市内の子どもたちに対し、地元で捕れた魚に関する出前講座、体験学習の機会、学校給食などを通じて魚への興味を引き出すきっかけとし、継続的な仕組みを構築することで市民が地元の海産物に親しみ、食べ、買うなどの恩恵を実感し、「魚のまち」としての意識、誇り、活気を取り戻そうとするものであります。
次に、4ページの「まちの人事部戦略策定事業」予算額1,600万円は、企業や地域活動団体が求める人材ニーズ等を把握・分析するためのアンケート調査を実施し、オープンシティ戦略に位置付けた施策や事業のさらなる強化・加速化に向けて、地域人材の育成・活用のモデルとなる釜石版の「まちの人事部戦略」を策定しようとするものであります。
同じく4ページの「福祉灯油購入費助成事業」予算額1,655万3,000円は、県の助成制度を導入して市民税が課税されていない高齢者世帯、障がい者世帯、ひとり親世帯および生活保護世帯に対し灯油購入費の一部を助成して、冬季の経済的負担を軽減し生活の安定と福祉の増進を図ろうとするものであります。
次に、5ページの「臨時福祉給付金給付事業」予算額1億3,074万円は、消費税率引き上げの影響を緩和するため、所得の低い方々へ「臨時福祉給付金」を支給するものであります。
同じく5ページの「小災害見舞金等」予算額30万円は、台風第10号により被災した方々を救済するため、県の平成28年台風第10号に係る被災者生活再建支援金支給補助金交付要綱に基づき支援金を支給することにより、生活再建を支援しようとするものであります。
次に、6ページの「水産業復旧緊急支援対策事業」予算額1,750万5,000円は、台風第10号により被災した水産物生産施設等を復旧し生産能力を回復させるため、施設の復旧費用を助成しようとするものであります。
次に、8ページの「漁港災害復旧事業」予算額3億8,500万円は、台風第10号により被害を受けた漁港施設を早期復旧し、漁民の生産・生活基盤の安定を確保しようとするものであります。
同じく8ページの「公共土木施設災害復旧事業」予算額1億4,780万円は、台風第10号により被災した市道等を本復旧しようとするものであります。
この他の主要な事業は、資料の3ページ以降をご覧ください。

2つ目は「復興まちづくりについて」であります。
資料6の3ページをご覧ください。
復興まちづくり事業につきましては現在、基盤整備となる造成工事を鋭意進めており、被災21地区のうち11月末現在で12地区の造成が完成し、宅地の引き渡しを順次、行っております。
市街地部の土地区画整理事業4地区および東部地区につきましては、計画戸数1,241戸に対し完成が233戸となり、完成率は約19%となっております。
漁業集落部の防災集団移転促進事業、漁業集落防災機能強化事業につきましては、計画戸数221戸に対し完成が150戸となり、完成率は約68%となっております。
復興公営住宅につきましては、10月に東部地区大町2号29戸、半島部の箱崎地区上前10戸、11月に鵜住居地区の集合住宅32戸、戸建て住宅14戸が完成し、11月末現在、全体1,314戸のうち846戸が完成となり、約65%の完成率となっております。
今後、完成する予定の住宅といたしましては12月に箱崎地区野川前・前田17戸、来年2月に根浜地区10戸、3月に桑ノ浜地区8戸、東部地区大町3号34戸、大町5号24戸となっており、平成28年度末には全体の約77%、1,012戸が完成する見込みとなっております。
今後も、平成30年度の全戸数完了に向け鋭意、事業進捗を図ってまいります。
昨年度末から各地区で順次、開催しております復興まちづくり協議会・地権者連絡会では、宅地造成が完了した地区におきましては完成報告会として開催しておりますが、一部の遅延が生じる地区では遅延理由についての説明を行い、ご理解をお願いしてまいりました。
遅延が生じた主な地区は、両石地区が最大で16カ月の遅れ、東部地区では最大で20カ月の遅れ、嬉石・松原地区では最大で10カ月の遅れが生じており、鵜住居地区では復興公営住宅に最大で6カ月の遅れが生じております。
遅れの主な理由は各地区で異なりますが、不発弾探査と地盤改良に不測の日数が生じたこと、輻輳(ふくそう)している地中の埋設管や電柱等の移設・撤去に時間を要したこと、埋蔵文化財の本調査が必要となったことなどとなっております。
今後は被災された皆様の住宅再建を確実なものとするため調整会議等で課題を把握し、早期に対応しながら着実な事業進捗を図り、一刻も早い復興を成し遂げるべく取り組んでまいります。
最後に、11月に完成した鵜住居地区の集合住宅と戸建て住宅につきまして、資料7のとおり12月8日、木曜日の10時から現地で竣工式を開催いたしますので、当日の取材についてよろしくお願いいたします。

以上をもちまして、私からの発表を終わります。

質疑応答

《平成28年12月釜石市議会定例会付議事件について》

質問:補正予算の関係で、鵜住居駅前地区市街地整備コーディネート事業と、いわゆる鵜住居地区津波復興拠点整備事業、この2つ、震災メモリアルパークの関係なんですけども、基本計画の中では平成29年3月11日の開設を確か計画されていたと思うんですが、平成29年3月11日というと来年ですよね。この計画で進められるのかどうか。あと、運営主体をどうするかというのは課題として上がっていると思うのですが、住民の方々もかなり気にしていらっしゃると思うので、その辺、今どういう形で進行しているのか。

回答:基本計画、おっしゃるとおりですね、29年3月ということを目標にということは明記させていただいたのですが、これまでお金の面でなかなか調整ができていません。要するに復興交付金が財源なのでですね、その辺を復興庁と交渉してきて不測の時間を要してきたという事情があります。それで今回、改めてですね、復興交付金の配分ということが正式に発表されることになりましたので財源のめどが立ちました。ということで、スケジュールを組み直しまして平成31年の2月末、なので30年度末を目標にということで取り組まさせていただきたいと思っております。そのためのスケジュール調整、あるいは今ご指摘のあった運営方法ですね、この辺もこれから合わせて検討をしていくという意味で、この鵜住居駅前地区市街地整備コーディネート事業ということで、事業を立ち上げさせていただきました。

質問:そうすると、この鵜住居駅前地区市街地整備コーディネート事業の中には運営主体をどうするかというものを検討するための、いわゆるそういうかかる費用というものと理解してよろしいですか。

回答:それだけではなくてですね、基本計画だと設計の詳細な中身は全くつまっていませんので、一体的に基本設計を進めるという、そういった調整もこの中には入っております。

質問:これ、交付金の財源のめどが、じゃあ、これまで立たなかったということ。

回答:そうです。

質問:復興庁は何をこう、懸念していたのでしょうかね。

回答:いろいろあるんですけども、要するに、あまりまだ全国で前例がない状況なので。規模が適正なのかとか、中身はどうなんだとか、そういったところを細かく調整っていいますですかね、精査されたというところです。

質問:そうすると、平成29年3月11日完成がスケジュールの見直しによって平成31年の3月、つまり2年後ろにズレるということですね。

回答:そうです。これから設計、それから工事に入るということだと、それだけの時間がかかってしまうというふうに見込んでいます。

質問:同じことで市長よろしいでしょうか。鵜住居地区防災センターのこともありまして、来年の3月11日が犠牲になられたご遺族にとっては七回忌ということで、そのことを意識されていらっしゃる方も多いかと思うのですが、市長としては2年間ズレることについてはどのように。ご遺族の方ですとか鵜住居の方に、どう思っていらっしゃるか、メッセージを発せられるか、もう1回お伺いしたいのですが。

市長:今、言ったとおり来年の3月がちょうど七回忌に当たりますので、何とかそのときまでにということで、当初そういうふうな方向性で来たわけですけども、今、話があったとおり当初は復興庁がですね、メモリアルパークの建設についてはいいですよと、いいですよという了解をもらうまでに随分、時間が掛かりましたけども、そのそういう言質をいただいたんですけども、そのあとの具体的な金額とか規模とか、そういったものの詰めがですね、なかなかできなくて、今、担当の方から話したとおりやっとその話が煮詰まって、いよいよ設計まできたということでございまして。誰が悪いとかって言われると、これはどうしようもないことなんですが、ただ、今、言った被災された皆さんにとっては一番大事な施設だと思いますので、ちょっと時期的にズレてしまうということについては本当におわびをしなければならないと思います。何とか七回忌だけでも、要は工事の途中というか、まだ造成の途中ではありますが、何とかその場所で手を合わせることができないのかなということで、今いろいろと検討をさせてもらっています。常楽寺の方に追悼の施設はあるんですが、あれは要は工事が始まったために、あそこに移転したわけなので。できれば以前あった場所にですね、手を合わせたいという気持ちは変わりはないわけですので、せめて七回忌だけでもその場所でという感じで今、思っています。ただ、工事関係者の皆さんとその辺ちょっと擦り合わせをしていかなければなりませんし、その現場に行くまでの道路ですね、道路が確保できるのかどうか、その辺がちょっと懸案になっております。その辺ちょっとこれから詰めていきたいと思いますが、いずれ延びるということについて、まだ具体の説明もしておりませんでしたので、これから鵜住居のまちづくり協議会等々で説明をしながら、あるいはまた各地区、これは鵜住居ということではなくて、釜石市全体の犠牲者を追悼する場所という定義をさせていただいておりますので、他の地区においてもそういった情報提供をさせていただきながらご理解をいただけるように努力をしていきたいなと思っております。

質問:今のじゃあ、確認ですけども、来年そいう、毎年3月11日に常楽寺でやっている慰霊の場というのを、来年は何とかその元の場所に設けて、市長、あと市の幹部の方とか集まって手を合わせるような場を設けたいということなんですか。

市長:常楽寺にある追悼施設を持っていくというのはちょっと難しいと思うので。要はそのメモリアルパークといいますか、鵜住居地区防災センターの跡地で手を合わせる場を造りたいなと。以前、がれきを撤去するときにも一度、そういう確保させていただきましたが、そのあと今、若干、造成したりしていますので、ここですよという所の明示もまだないんですね。ですから、そこに明示をさせていただいて、何らかの形で明示をさせていただいて、そこでご焼香とか手を合わせるということもできるようにしたいなと願っています。ですから、要は常楽寺にある追悼施設はそのまま、もちろんそこでも追悼できるし、必要があればその現場でも行けるというふうにしたいと思っていますが、ただ、その可能性についてはちょっとこれから現場の方々と協議していかなければなりませんので。そこの現場がよくても行くまでの道路が確保できるかどうか、そこがちょっと問題になっていましたので。よく検討して、できるだけそういう場を造りたいなということで、取り組んでいきたいと思っていました。

質問:じゃあ、今ので、お話からすると3月11日限定ということですよね。

市長:そうですね。七回忌ということで、せめてそのときだけでも。

質問:すみません、まちの人事部っていうのがちょっと、イメージが湧かないんですけれども、もう少し具体的にこういうことやりたいというような、何か教えていただきたいなと。

回答:こちらに関しましてはですね昨年度、策定しました釜石市オープンシティ戦略の中の一つの施策として取り上げているものがございまして、そういう中でたまたま総務省の方で今回この事業を、事業として立ち上げたと、ちょうどタイミングが合ったので、その総務省の事業を活用して釜石市の施策を推進したいというのがまず背景です。中身としては、人事と書いてあるとおり人に焦点を当てた施策をということになりますので、地域人材の活用であったり外部人材の誘致であったり、その人をどんなふうに市内の企業に取り組んでいくか、あるいはまちづくりの方に、どんなふうに力を入れてもらうかですね、そういったものを、戦力の策定をやりたいという、そういう話です。

質問:一般的な企業とかの採用活動とは全く別なんですか。普通の企業の社員として何かやっているとかだったら、こういうことやらないと思うんですけども、それとは違う人材。

回答:例えば、ご自分で起業される人材とか、そういう方がむしろ想定している方になります。

質問:そういう人をじゃあ、釜石に呼び込むのもあるし、釜石で例えばこういうサービスがあればいいな、みたいなニーズを把握して、マッチングする。

回答:おっしゃるとおりですね。そういうのも戦略の柱の一本になるんだろうなと思うんですけど。

質問:予算の概要と主要事業−12月補正予算−20番の釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)整備事業3,800万円、債務負担行為として2年度で14億5,000万円という形で予算、出ていますけど、先日来、いわゆるラグビーワールドカップリミテッドさんからの要望に応えるために新たな財源が必要になるということでお話が出ていました。ただ、市長からは被災地での開催だからということご理解いただきたいということで、先方と話し合いたいという話もありましたけども、その後、事に進展はあったんでしょうか。先方とちゃんと話し合い。

市長:はい、ありました。ある途中です。

質問:ある途中、今お話できる範囲で、どういう。

市長:この間、議員の皆さんにもですね説明したんですけども。確かにおっしゃったとおりラグビーワールドカップリミテッドからいろいろな要求といいますか要望がありまして、負担が増えるということになりかねないということで、われわれも非常に心配したわけですが、過日、釜石市長と知事と連名でもってですね、ラグビーワールドカップ2019組織委員会の方に何とか負担を軽減するように交渉してほしいと、ラグビーワールドカップリミテッドの方と交渉してほしいというお願いもさせていただきました。その結果、懸案でありました仮設の座席、1番の問題は、常設の部分についてはですね国とかスポーツ振興センターの助成があるんですよ。ところが仮設についてはないんで、仮設の部分にいろいろな要求がなされると、それが大きな負担になってしまうということで、必要なものはちゃんとやりますが、仮設の部分についてはできるだけ負担をなくしてほしいという要望、要求をわれわれさせてもらいました。その結果、それはそのとおりだねという状況にあるというような話をされているというようなことも聞いていまして、まだ正式にそうだということではないんですが。

質問:理解は示していると。

市長:理解は示していただいているような雰囲気をいただきました。多分、ラグビーワールドカップリミテッドの担当者が来年、日本に来ると、いわば窓口になるということなので、その方が来たらば直接、また確認したいと思っておりますが、少なくともラグビーワールドカップリミテッドと交渉しているラグビーワールドカップ2019組織委員会からの話では、大分よくなったねという話はいただいています。ですから、この間、議会に説明したのは、大分増えるような話、しましたけども、それほどにはならないなと。われわれが1番気にしているのは自己負担の分ですよね。事業費が増えても、いくら増えても国とかいろいろな助成金で何とかカバーできればいいんですが、要は負担、われわれ自分たちの、市の負担が増えるということについて懸念するわけなので、そこの部分については前、示したよりも大分、緩和されていくのではないかということで、非常に安堵しているという状況ですね。ただ、まだ確定じゃないので。まだ、これ、誰にもまだ、だから言ってないんだね。つい最近の情報ですので。

質問:ラグビーワールドカップリミテッドの担当者は、来年のいつごろ来日するという。

回答:年明けと聞いていました。

質問:年明け、じゃあ年明け早々にもう。

回答:そうですね、はい。詰めていくと。

質問:もちろん釜石に足を運ばれる。

市長:12の会場がありますからね。まあ、来るとは思いますが、いつになるか。

質問:被災地ということで、特殊なあれではあると思いますけども。

市長:ですから、とにかく早く来ていただいて、状況についてご理解をいただければありがたい。

質問:その際は、できるなら市長、自ら会ってご説明して。

市長:もちろん。

質問:今日、釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)建設検討委員会ありますけれど、釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)建設検討委員会の中では、委員の方には説明しますか。

回答:その経過は説明します。

質問:今日、今、説明した同じこと。

回答:はい。

質問:ちょっと関連で、一応そのぐらい増えないという見込みだと思うんですけども、例えば工事、ああいうふうに要求を受けた設計を直すとですね、その分、まあ、初期投資は市の財政負担が少なくてもいいと思うんですけど、維持管理費みたいなものがやっぱり増えるんじゃないかなと思うんですけど、その辺はどうですか。

回答:そうですね、建設費のですね大体4%から5%ぐらいが維持管理費になるんじゃないかということで、その設備投資が増えればですね当然その分、維持管理費も増える可能性もありますけども、できるだけ向こうの要望にギリギリのところで対応できるような、必要最小限のところで何とか対応できるように。本当にワールドカップにふさわしい大会を行うためには、こういったもの必要だということですので、その部分の基準を満たすぐらいで、何とかうちの方もできるだけ事業費を抑えて対応したいなとは思っています。

《復興まちづくりについて》

質問:ちょっと確認なんですが、両石で最大16カ月の遅延が生じた地区がという部分があるんですけど、これはもう既に説明済みというか、ですよね。

市長:はい、まちづくり協議会の中でちゃんと住民の皆さんに説明して、ご理解をいただいた分だけ書いていますから。

質問:鵜住居地区の復興公営住宅、8日の日に竣工ということで、今月中にも鍵の引き渡しがあって引っ越される方も多いかとは思うんですけど、ご存じのとおり周辺に買い物する場所が何もなくて。聞いたところ、32戸のうち25戸が独居の高齢者ということで、ちょっと生活、大変だよなって思うんですけど、何かこう市として。

市長:まあ、やらなくちゃないと思います。どっちにしたって、高齢者の方が周り何もないところで生活をするわけですから。何らかの形、例えば移動販売。ああいうのを確保するとかですね、やらなくちゃないと思います。ただ、できるだけ早い段階で、スーパーとか買い物ができる施設を造るということも同時並行で進めていきたいと思いますけども。とりあえずは、そういったことをやっていかないと大変ですね。また、やっぱり情報ね、いろいろな住まいの皆さんとの情報の交流も必要ですから、これは。

質問:じゃあ、市としても何か手立ては、考えが。

市長:何か手は、したいと思っています。

《その他》

質問:まだ歳末と言うにはやや早いんですけど、師走に入りまして、今年1年間の復興状況とか、そういったまちづくりの進み具合、今年1年振り返っての市長のご所感をお願いします。

市長:そうですね、さっきも記者発表させていただきましたけども、当初のスケジュールよりですね大分、遅れてしまう地区があるということで、本当に申し訳なく思っております。その遅延の理由はさまざまあるわけですけども、ただ、遅れるということについての情報提供、これが早く本当は住民の皆さんにお伝えをしなければならないわけなんですが、そういった点をですね、施工業者の皆さんとの調整会議をしている中で結構、遅れてしまっていると、そういう情報提供自体が遅れているということについても、おわびしなければないなと思っております。ただ、遅延理由はですね、やっぱりそれなりの理由があるわけですので、その点についてはよく地域の皆さんにご説明をしてですね、ご理解をいただいてきているわけなんですけども、ただ、やっぱり年月がもう5年と8カ月、まあ、6年になるという状況でございますので、被災された皆さんの環境も大きく変わってきておりますのでね、そういった方々の、一人一人のそういった状況に対応した見守りとかですね、声掛けというものをしていかなければならないなということを改めて痛感しております。春先でしたか、仮設住宅で1軒、亡くなった方がおられまして、家族と同居していたんですよね、家族と同居していたんだけどもご遺体の発見が遅れたという事例がありまして、非常に衝撃を受けました。見守り体制の中でも多くの方々が一生懸命、努力してやっておったんですが、だんだんこの月日がたつ中で、外からは分からないけども家庭の中でさまざまな課題を抱えながら生活をしている人がですね、増えてきているという印象を受けました。したがって、いわゆる見守り体制も従前の見守り以上にですね、そういった家庭内の複雑な状況にも目を向けられるような、そういう視点でもって対応してほしいということを関係者の皆さんにも強く訴えてきたところでございまして。1年、2年、3年、そして5年、6年という、その月日の流れでですね、状況が大きく変わっていると、その変わっている状況に柔軟にやっぱり対応していかなければならないということをですね、痛切に感じた1年でありました。したがって、被災された皆さんも遅れることについては、理由があればそれはそれで納得していただける方が多いと思いますが、ただ、先程申し上げました情報提供の在り方とか、それから説明の仕方とか対応の仕方とかですね、あるいは、さっき買い物難民のお話がありましたけども、そういったところにもやっぱり行政の手厚い支援が必要だと、そういったところにどれだけ行政が手を差し伸べられるかということが多分、期待されているのではないかなと、こう思っておりまして。そういう意味では、今後の取り組みというのはそういうところにですね、力を入れていきたいというようなことを思っております。いずれ今年は、一人一人が復興の歩みを実感できる年にしていこうということでスタートさせていただきましたが、どうもなかなかその言葉どおりにはいかなかったなと、こう思っております。ただ、一方、例えば世界遺産とかラグビーワールドカップとか、あるいは港湾のコンテナの取扱量とかですね、道路整備とか産業振興とか、あるいはまたスポーツでも、釜石高校がですね甲子園に行くなどですね、あるいは国体でも多くの方が活躍するなど、そちらの方では、産業あるいはスポーツ面では非常に明るいニュースが相次いでその分、少しは復興の後押しになったかなと。あるいはまた、少し釜石市民に元気を与えてくれたのではないかなと、こう思っております。そういった、その一方では明るいニュースが続き、一方ではちょっと思うようにいかなかったというところの落差が大きかった1年かなと、こう思っておりまして、そういう意味では一人一人の復興の歩みを実感するというところは、その点でもどうもちょっと達成できなかったかなと思っております。来年こそ、そういう意味ではもう一回ですね一人一人が復興の歩みを実感できるという、来年こそ、まさにそれをこう、そういう思いができるような、そういう市政運営をしていきたいと、こう思っております。

以上

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