平成28年7月25日記者会見

公開日 2016年07月25日

更新日 2016年07月25日

平成28年7月25日記者会見結果

日時 平成28年7月25日 月曜日 午前11時 開始
場所 市役所 第2会議室
内容

市長の発表項目

  1. 復興まちづくりについて
    【資料No.1 【復興情報】復興事業の進捗状況をお知らせします[PDF:4,058KB]
    【資料No.2 欠番】
  2. 希望郷いわて国体釜石炬火イベントについて
    【資料No.3 希望郷いわて国体「釜石市炬火イベント」について[PDF:107KB]
  3. 国際交流員の配置について
    【資料No.4 国際交流員(CIR)の配置について[PDF:130KB]
  4. 橋野鉄鉱山世界遺産登録記念誌について
    【資料No.5 橋野鉄鉱山世界遺産登録記念誌の完成報告について[PDF:86KB]
  5. 釜石市戦没者追悼式について
    【資料No.6 平成28年度釜石市戦没者追悼式[PDF:91KB]

情報提供項目

  1. 東日本大震災に係る身元・行方不明者供養について
    【資料No.7 東日本大震災に係る身元・行方不明者供養について[PDF:74KB]
  2. いきいき健康チャレンジカード
    いきいき健康チャレンジカード[PDF:982KB]

市長発言要旨

お忙しいところご出席をいただき、ありがとうございます。
本日は5つの項目について発表させていただきます。

1つ目は「復興まちづくりについて」であります。資料1、復興事業の進捗状況の3ページをご覧ください。復興公営住宅につきましては現在、市内22地区で1,314戸の整備を進めておりますが、今年度が完成のピークとなっております。4月以降の完成状況といたしましては、4月が東部地区の只越3号19戸、大町1号44戸、半島部の荒川8戸、本郷12戸、5月が東部地区の天神52戸、6月が東部地区の大只越1号14戸、半島部の室浜7戸、7月が東部地区の大渡27戸、只越4号27戸、只越1号33戸となっており、全体では705戸が完成し、約54%の完成率となります。このあと8月には箱崎の横瀬で戸建ての住宅5戸が完成する予定となっており、平成28年度末には全体の約86%、1,127戸が完成する見込みとなっております。今後も平成30年度の全戸数完了に向けて、鋭意事業の進捗(しんちょく)を図ってまいります。次に、鵜住居地区国道45号の切り替えおよび現地見学会でありますが、国土交通省東北地方整備局三陸国道事務所では、鵜住居地区土地区画整理事業と一体的に整備を進めている国道45号の工事の進捗に伴い、かさ上げをした新しい国道への通行切り替えを8月28日に行う予定としております。この切り替えによりまして、鵜住居地区の本格的な宅地の引き渡しや復興公営住宅の完成など、復興事業の加速化が図られると考えておりまして、引き続き早期の事業完了に努めてまいりたいと存じます。また、新しい国道への通行切り替え前に現地を自由にご覧いただく機会として、8月21日に新国道かさ上げ現場内での現地見学会が開催されます。見学会の詳細は現在、検討中でありますが、内容が確定次第、情報提供をさせていただきたいと思います。この他、荒川地区の歩道の整備につきましては、市では国道45号に近接する地区に造成団地を整備いたしましたが、当該箇所は片側にしか歩道が整備されていなかったため安全確保が急務となっておりました。三陸国道事務所では市からの要望を受け、現在、歩道整備の調査設計を実施中と伺っております。三陸国道事務所におかれましては道路整備だけではなくて、このように地域の要望にも対応していただいており、平田地域では下平田から国道45号歩道へ避難するための仮設の階段を整備していただきました。この避難階段は7月20日の津波避難訓練でも利用され、約30名の住民が国道の高台に避難しております。なお、この階段につきましては地域の要望に応えるため、現在、本設に向けた調整を進めていただいております。

2つ目は「希望郷いわて国体釜石炬火イベントについて」であります。資料3をご覧ください。今年10月に開催されます「希望郷いわて国体」のメイン会場となる北上市で行われる総合開会式において、大会のシンボルとなる火が作られます。これは、オリンピックであれば「聖火」となりますが、国体ではこの火を「炬火(きょか)」といい、いわて国体では各会場地市町村で採火された炬火を一つにする集火方式で行われます。選手の活躍を照らすその炬火は最終的に「希望郷いわての火」と名付けられ、会期中のメイン会場に灯ります。当市では、第一弾として5月3日に開催した150日前記念イベント「かまいしリレーマラソン」におきまして、参加した小中学生が「まいぎり」で採火を行いました。そして、第二弾として8月6日に「希望郷いわて国体開催50日前イベント」に位置付け、釜石駅前広場のモニュメントに灯る当市を象徴する「ものづくりの灯」を分火するセレモニーを開催し、分火した火は地元の中学校の代表生徒がトーチリレーを行いながら同日に開催されます「釜石よいさ」のメイン会場ステージに運び、ステージ上で「集火セレモニー」を行い、子どもたちによって150日前記念イベントで起こした火と分火した「ものづくりの灯」を一つに合わせて、仮称「釜石の火」を誕生させることとしております。その際、市民の皆様から応募いただきました炬火名の中から選ばれた釜石市の炬火名を発表いたします。先人たちから受け継いだものづくりの知恵や不撓不屈の精神と、輝かしい未来を支える子どもたちの夢、二つの火が一つになり、国体に出場する選手の方々への応援のメッセージともなります釜石市の炬火が誕生する、その瞬間を市民の皆様に見守っていただきたいと思います。

3つ目は「国際交流員の配置について」であります。資料4をご覧ください。当市では、一般財団法人自治体国際化協会が実施する語学指導等を行う外国青年招致事業「JETプログラム」によりまして、オーストラリア出身のエミリー・ハラムズさんを国際交流員として新たに配置することとなりました。エミリーさんにはラグビーワールドカップ2019推進室を中心に、2019年のラグビーワールドカップを見据えて外国語教育の充実強化による市民の国際感覚の形成や、外国人の受け入れ態勢の構築に向けてさまざまな活動をしていただくこととしております。エミリーさんの着任にあたりまして、辞令交付式を来たる8月1日、午後2時から市長室において開催いたしますので、報道機関の皆様には当日の取材についてよろしくお願いいたします。

4つ目は「橋野鉄鉱山世界遺産登録記念誌について」であります。資料5をご覧ください。昨年7月に、当市の橋野鉄鉱山を構成資産に含む「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」が世界遺産に登録されました。そこで市では、これまでの世界遺産登録に向けた取り組みや「明治日本の産業革命遺産」と橋野鉄鉱山の紹介、釜石の鉄の歴史の概要などを一冊にまとめた記念誌を製作いたしました。このたび完成いたしましたことから「釜石市世界遺産登録記念誌編集委員会」が、明日26日に市長室を訪れ完成報告をしていただきますので、取材につきましてよろしくお願いします。なお、この記念誌は8月中に市内全世帯に配布することとしております。

5つ目は「釜石市戦没者追悼式について」であります。資料6をご覧ください。8月9日、午前11時からホテルサンルート釜石におきまして市主催の戦没者追悼式を開催いたします。戦没者追悼式は東日本大震災以降、釜石市中妻体育館で開催してまいりましたが、真夏の開催にも関わらず空調設備が整っていないため、皆様には大変ご不便をおかけしておりました。今回はより多くの皆様に安心してご臨席いただけるよう、会場をホテルサンルート釜石に変更いたしております。ご遺族の皆様には案内状を送付しておりますが、どなたでも参列できますので、より多くの皆様と戦争で犠牲になられた方々を追悼いたしたいと存じます。なお、追悼式の中では、今年も第4回釜石市「平和への思い」作文コンクール優秀賞受賞者2名の作文朗読を行う他、「翳った太陽を歌う会」の皆様とともに献唱する予定としております。

以上で私からの発表を終わりますが、釜石仏教会顧問である仙寿院が8月9日に執り行います「東日本大震災に係る身元・行方不明者供養」の資料と、8月1日スタートする「かまいし健康チャレンジポイント」のポイントカード「いきいき健康チャレンジカード」を配付しておりますので、ご覧をいただきたいと存じます。

質疑応答

《国際交流員の配置について》

質問:これは募集したのですか、市が。

回答:国のですね、JETプログラムというその制度があるんですけども、その制度を活用して釜石が申請して。

質問:申請したのですか。

回答:そうです、はい。

質問:申請する際に条件というか、例えばこの国の人、あるいは男性・女性、いろいろなそういう申請、どういった内容で申請された。

回答:ラグビーワールドカップ2019があるということで、それに向けてですね、ラグビーに関係ある国ということでオーストラリアということ。

質問:それは、市がオーストラリアを指定したのですか。

回答:オーストラリアかニュージーランドということで。

質問:ああ、なるほど。男性・女性は、それは何かあれですか。

回答:一応、希望はあったのですが。うちの方で当初、男性ということで希望したんですけども女性の方が来られます。

《釜石市戦没者追悼式について》

質問:細かいんですけど、会場のサンルートに変更して、どのくらいの人が収容できるのでしょうか。まあ、最近の実績からいうと問題ないでしょうけど、かなり会場としては小っちゃいなと思います。

回答:これまで中妻体育館の方で行っていましたけれども、最近の大体の人数といたしまして200名は超えることがないような状況でございました。今回、ホテルサンルート釜石さんの方とも協議をした結果ですね、一般の参列者含めて170、180名は収容できるということになりましたので、やるのであれば空調設備が整ったホテルサンルート釜石にしたという経緯になります。

質問:今後、そうするとホテルサンルート釜石にずっとなる可能性は大きいのですか。

回答:いや、市民ホールができたら、元々、文化会館の方でやられていたものですので、市民ホールができたらそちらの方に変更という格好になるかと思います。

《その他》

質問:震災の身元・行方不明者の供養というのは、すみません、私の記憶間違いかもしれない、今までずっと8月11日にやってきたと思うのですが、今回、9日に変更した理由は何かあるのですか。

回答:はい、ご説明いたしますと、確かにこれまでは8月11日に行ってまいりましたけども、今年から山の日というような形ですね、祝日になったという関係で仙寿院さんの方でもですね、いろいろなお盆の供養とか、そういったものがかなり激しくなってきているということもありました。そういった中で、協議している中で戦没者の追悼式が9日にあるということで、その前段でですね、行えないものかというような協議を行いまして、時間をずらしてですね、それは可能だということになりましたので、今回は8月9日という格好にさせていただいたところです。

質問:鵜住居の供養施設等でもそういう、やっていたんでしたっけ、毎年、同じ日に何か。慌てて移動していた覚えがあるんですけど。

回答:常楽寺さんの方でだと思います。ちょっとそちらの方は、うちの方ちょっと。

質問:でも、市の方も参列されていた気がするんですが。

回答:やっていたんですが、まだそちらの方は把握してございません。

質問:最初の復興まちづくりですが、釜石市さんで順調に進捗していらっしゃることなんですけども、周辺の大槌ですとか陸前高田とか、期成同盟会に関わるのかもしれませんが、防災集団移転等がですね、なかなかまちづくり全体が進まずに希望者が減少することによって、復興庁・国土交通省に関して、5年がたったので希望者の数に合わせて事業自体を精査するということを強く言ってきているんですけども、釜石市さんの方で状況はどうでいらっしゃるのか。つまり、防災集団移転等、公営住宅等、計画から見直しがされている箇所がおありであるのかということ。あとは三陸沿岸全体として国に対して、復興庁に対してどのように要望活動をされていくのか。

市長:釜石の方の、そのいわゆる防災集団移転促進事業の方が減少するというところはないですね。ないというか、そういうことを踏まえて計画をして工事に入っていますので、途中で例えば1世帯が来なくなったとかというのはあると思いますが、それが大きな課題となるような状況には釜石は今、ないということで、と私は認識しています。もしかしたら他の市町村でそういった事例がでてきているというお話でございますけども、話としては聞いていますけども、期成同盟会としてきちんとそれを期成同盟会の課題として受け止めて、国の方に要望していくかどうかということについてはこれからの課題です。今、各市町村が要望活動を展開している時期ですが、これが終わったら次は期成同盟会としての要望活動をしたいと思っています。その間、各市町村の状況とか課題を取りまとめながら進めたいと思っていますが。いずれ、今から計画を見直すとか何とかとなると、また遅れの原因になりますしね。まあ、震災直後はそういうこともあって、だから遅れてきた部分もあるんですよ。例えば復興住宅の入居の数が変更になったり、あるいは1LDKが2LDKになったとか何とかって、そのたびに計画を変更してくる、あるいは防災集団移転促進事業の方でも100人が80人になったから80人の面積で良いんだとかね。そうやってそのたびに計画を変えることが遅れの原因になってきたわけですから。ある一定の区切りでもってですね、工事に入ってきたわけなので、これのために直すとなったら大変なことになりますよね。ですから、すでに遅れているわけなのでね。これ以上の遅れはないわけですから、復興庁にもそういったことはちゃんと伝えていきたいと思います。

質問:鵜住居のことなんですけども、イギリスからラグビーワールドカップ2019に関するまちづくりを見に来られて、子どもたちもたくさん集まって、来年春に鵜住居小学校・釜石東中学校開校される。鵜住居のまちづくりについて市長が今、鵜住居の住民の方にメッセージを出していただいてほしいなって。

市長:はい。鵜住居だけというわけにはいかないわけですが、いずれ釜石の被災地の皆さんにはですね、ぜひ、復興のこのスケジュール通りですね、進捗していますし、進めたいと思いますから、またふるさとに戻っていただいて、ふるさとの活性化、あるいはふるさととしての歴史文化の継承にですね、それぞれ頑張っていただきたいという思いがございます。その中でも特に鵜住居については、ラグビーワールドカップ2019の会場地でもございますし、市民体育館とかですね、あるいは交流施設とか伝承館とか公的な施設もこれから造る予定でございますし、来年の4月には小学校・中学校も完成するということで、着実に取り巻く環境が整えつつあると。ですから、そういったところを見ていただきながらですね、ぜひ戻っていただきたいということですよね。ですから前よりも、もっと良い地域になると、あるいは創っていくんだと、こういう意気込みでわれわれとしても応援をしたいと思いますから、ぜひ鵜住居地区の皆さんには行政としてのそういった考え方も受け止めていただいて、地域は地域としても自分たちでやれるところがたくさんあると思いますから、ぜひ頑張っていただきたいという思いですね。

質問:いきいき健康チャレンジカードの関係なんですが、今年度の地域包括ケア、今の話にもございましたけど、災害公営住宅、仮設住宅では今、転居が進んでいますけども、新しい住民の方が地域に来られるということで、これからどういった地域包括ケアですとか、災害時要援護者、避難行動要支援者はじめ、ケアを必要とされる方の見守りをどのように進めていくのか。それから市の課題にしているかと思うんですけど、今年度の地域包括ケアシステムの考え方について、説明会が進んでいく中で新しい住民の方が来られるまちづくりについて、ソフトの面で市長が期待していらっしゃる、考えとして。

市長:新しい復興公営住宅もそうですし、あるいはかさ上げ工事が終わったところには新しい戸建ての復興住宅もできつつありますので、そういったところの住民の皆さんがですね、隣近所のお付き合いをしながら、あるいはコミュニティーづくりをしながら安心して生活をしていただきたいということで、復興交付金の被災者支援総合交付金、あの事業でさまざまな取り組みをしているわけですよ。例えば、自治会を作りましょう、お茶飲み会をしましょう、健康づくりしましょう、いろいろなことはやっています。ですから可能な限り、引き続きこうした制度を利用してですね、いわゆる、ひとくくりでいうと見守りということですが、見守り体制を構築していきたいと思います。ただ、行政としてやれる部分はこういうことしかできないわけですよね。今、課題になっているのは、もっと人間と人間の関わりをどうやったら深められるかということだと思うんです。表面的なやれるところはやっています。ただ、もっと深い人間関係というものは、なかなか難しいということなので、その一環として今の健康チャレンジカードがね、ただ単なるポイントのカードですが、要は人と人をつなぐ1つのきっかけづくりというものが必要だろうということで、こういう事業を今、始めているわけなので、決してこれは単なる事業じゃなくて人と人をつなぐためのきっかけづくりですね。健康というものを通してコミュニケーションを深めていこうという、行政としてやれる精一杯のところだと思います。一人一人の人間とね、例えば、私が一人一人の人間と関わりを持つというのは、これは全然不可能なことなので。誰かが誰かと関わりを持ってもらうという、その環境を作っていくということになりますから。そういうところに関わりができる人というのは誰かというと、ご近所の皆さんとかNPOとか、いろいろな方々がおりますから、そこをつなぐということだと思いますのでね。だんだん復興がこうして終盤といいますか進んでくると、今、言ったコミュニケーションというところが課題になってくると思いますから、今の健康ポイントというものもまさにそのためだと思っています。こうしたものをきっかけにしながらですね、友達ができたり新たな知人・友人ができたり、隣近所の方との会話が弾んだりということになる、それを大いに今、期待をしています。それと今、ご近所支えあい復興事業、社会福祉協議会でやっている、自分たちの地域は自分たちで取り組めることがあったらやるんだという、その意気込みで今、取り組んでいる方がたくさんおられましてね。これの動きは非常に大事ですよね。ですから、行政頼みじゃなくてね、自分たちで取り組むという姿勢が今回の震災後の新しいまちづくりの根幹ですよね、単に依存しないと。避難訓練とかもそうなんですが、震災のときに一番感じたのはやっぱり、防災行政無線がどうのとか国がどうのこうのとかって言うんじゃなくて、やっぱり自分で物事を考えて自分で判断して、自分で行動していくということが一番大事なことだと、そういう市民であるべきだと。それを後押しするのは行政だと。こういう形にしたいなと思っています。そういう意味では何でもかんでも行政がやるということよりはね、自分たちでやれるところはやっていくと。そこでどうしても自分たちでできない部分について、行政が後押しをしていくと。これは次の復興後の新しいまちづくりのテーマだと思います。

質問:すみません、ちょっとまちづくりに戻って恐縮なんですけど、これもまた同じまちの例を出して恐縮ですけど、この区画整理で大槌町なんか中心部の意向の現状について調査して公表されました。2,000人の計画人口で900何十何人という、どちらかというとやや、われわれもびっくりするような結果になっているんですけども。例えば、釜石市内のその、平田にしても鵜住居にしても、そういう区画整理を主にやっているところの現状については、どういうふうに把握されていますか。あのように、また現状について広く知らしめるような考えはございますか。

市長:それはもう、われわれとしても、もう1回ね、意向調査の再確認をしようということで進めておりますが、そもそもまちづくり協議会とか、いろいろなことをやるたびにですね、まず、意向といいますかね、戻って来るんだよと、来てほしいんだよと、戻るためにこうした事業をしているんだよということは再三お伝えをしているところでございます。ただ、それぞれの家庭でさまざまな事情がありますから、強制的にどうのこうのということはできませんが、釜石市としてはそういう取り組みをしてきたつもりなので。例えば、鵜住居にいわゆる600戸の宅地があるから600戸全部が戻ってきてほしいわけですが、現実はそうならないとは思います。ただ、あまり数にこだわるとですね、さっきも申し上げましたとおり、行政としては学校も造るんだよと、ワールドカップもやるんだよと、例えば鵜住居はこういうまちになるんだよということを今、言っている最中なので、そこに水を差すようなね、いやー1人しか戻らないとか、2人しか戻らないというような話ではですね、戻りたいと思っている人の気持ちもなえてしまうわけなので。その発表といいますかね、そのタイミングというのは何も急ぐことではないんだろうと思います。現に鵜住居では、もう自分たちの宅地の区割りにですね、交渉しても良いよという方々、自分で名前書いている、もうやっているんですよ。例えば、こういう図面を書いてね、ここは自分の土地だよとかってあるわけですよね。だけど、それは市としては公表しないわけですよ。個人情報がありますから。だけど、自分は良いよと、俺はここの土地で、ここに家を建てるんだという人は名前書いている、多分まちづくり協議会かなんかの役員会で作っている、どこまでいったか分かりません。もしかしたら10軒、20軒でおさまっているかもしれないけど。そういうのをみんなで書こうねというので、今スタートしていますので。それはそれとして、住民の自らの取り組みは、それはそれとして良いと思います。ですから、そういう取り組みの方をやっぱり大事にすべきだと思いますね。ですから、何人戻るとかっていうところを特に強調する必要はないのでは。必要性は十分感じていますが、そのタイミングというのはやっぱり大事だと思いますよね。いずれ、これからちゃんとした意向をしていきますから、その際にはそういう発表もできる日があると思います。

質問:話題が変わって恐縮なんですけれども、海開きの関係でお尋ねしたいのですが、県内だと大槌の吉里吉里海岸以南では、釜石、大船渡、陸前高田でまだ1カ所も海水浴場が開設できないという今年の見通しになっているんですけれども、釜石市内では根浜とかはかなり、震災前は多くの観光客が来たと思うんですけれども、今の海開きの市内の現状と、あと、今後の見通しみたいなところを。

山崎副市長:根浜の関係についてなんですけど、私もこの間、先週見てきました。状況については、干潮でしたけども、かなり砂が戻っているような状況が見受けられたと。ただ、これも十分な調査が必要で、前の調査のときは360年戻らないような報告しましたけども、設定の仕方、条件設定の仕方がまずあるということで、砂をいかに戻すかっていう、そういう事業もですね、検討している状況にございますので、調査をしながら今後の方向性については見極めていきたいということで。とりあえずは調査をするということです。行ってみれば分かりますけども地区によって、根浜の中でも北側の方がですね、若干、付きがよくて、南側の方がちょっと悪いような形なもんですから、その辺の均一性とか、あるいは波の状況、あるいは地形の状況なんかを調査して進めるということです。ですから当分、海開きをするというような流れには今のところございません。とりあえず、国体に向けてのトライアスロン、それからオープンウォータースイミング絡みのですね、きちっとした出発、あるいは受け皿をまずは大事につくるということでの整備を今、進めておりますので、それを見計らっての流れということで、今年については海開きというのはございません。

質問:市として海開き再開しようって主にやっているのは根浜だけなんですか。砂浜再生だったり、海水浴場を再開させたり。

市長:砂浜の再生は根浜だけです。

山崎副市長:ただ、今、もう時期なんですけど、まだ工事が入っていまして、ちょっと入れるような状況ではございませんので。

質問:すみません、先ほどの調査の関係でいうと以前、たぶん言っていましたけど、調整見直しという話でしたけど、どれくらいという。

山崎副市長:これから発注するような流れです。復興庁さんの方と事業関係の詰め、ですから、まずは調査をしながらということで、協議をしている段階です。

教育長:学校は遊泳禁止にしています。

質問:それは市内の全学校ですか。

教育長:はい。

質問:小・中学校は、まだ海で泳げない。

教育長:はい。

市長:そしたら誰かあそこに行って泳いでいても別に、学校はだめなんでしょ。子どもたちだめなんだよね。

教育長:ええ。小・中学生は遊泳禁止ということで。

山崎副市長:そういう海水浴場にすると監視員とか、いろんなのつけなきゃいけなくなりますから、そういうことはしないと。

教育長:親が責任をもって一緒に泳ぐ分にはよろしいと思います。

市長:震災直後は、こんなこと言わなかったな。震災直後は当然、泳げないという常識というか、あったんだけど、5年たってね、今のような話ができるようになったんだねって、ふと思いました。

以上

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