平成28年4月25日記者会見

公開日 2016年04月25日

更新日 2016年04月25日

平成28年4月25日記者会見結果

日時 平成28年4月25日 月曜日 午前11時 開始
場所 市役所 第2会議室
内容

市長の発表項目

  1. 釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)建設検討委員会の設置について
    【資料No.1 釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)建設検討委員会の設置について[PDF:275KB]
  2. ラグビー情報発信拠点「ラグビーカフェ釜石」のグランドオープンについて
    【資料No.2 ラグビー情報発信拠点「ラグビーカフェ釜石」のグランドオープンについて[PDF:180KB]
  3. 釜石市復興住宅自治会活動補助金の交付について
    【資料No.3 釜石市復興住宅自治会活動補助金の交付について[PDF:339KB]

情報提供項目

  1. 五葉山山開き
    【資料No.4 平成28年度五葉山山開き(安全祈願祭)実施要項[PDF:147KB]
  2. 鉄の歴史館ゴールデンウィークイベント
    【資料No.5 釜石市立鉄の歴史館 ゴールデンウィークイベント[PDF:282KB]

市長発言要旨

お忙しいところご出席をいただき、ありがとうございます。
本日は3つの項目について発表させていただきます。

1つ目は「釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)建設検討委員会の設置について」であります。
資料1をご覧ください。
平成31年に開催される、ラグビーワールドカップ2019の国内12開催地のひとつとなります当市での万全な運営ならびに、その後の有効利用を図るべく現在、市が整備を進めております「仮称 釜石鵜住居復興スタジアム」のよりよい建設に向けて協議、検討するため「仮称 釜石鵜住居復興スタジアム建設検討委員会」を設置いたします。
本年度からの同スタジアムの実施設計や施工の参考とするため各委員からの意見、提言を踏まえ、末永く愛され、親しめ、そして楽しめる市民目線に沿ったよりよい施設となるように整備を進めてまいります。
委員の委嘱につきましては現在、調整を進めておりますが市内のスポーツ、地域、まちづくり、文化等の団体から計12名を予定し、そのうち女性委員は5名を想定しております。
また、委員のほか、建築、スポーツ、ラグビー、防災等の有識者をアドバイザーに委嘱したいと考えております。
なお、第1回委員会は5月9日に釜石市役所内で開催する予定としており、以後、事業の進捗(しんちょく)状況に応じて開催をしてまいります。
本年度の事業計画といたしましては鵜住居地区復興広場の駐車場、場内整備等の工事やスタジアムの実施設計、サブグラウンドの実施設計の他、スタジアムメインスタンド、諸室等整備工事に着工予定としておりますが、これらを進める上で検討委員会での協議、検討の他、パブリックコメント、各種審議会等での説明、審議を踏まえて、設計、施工に反映させますとともに、共同開催の岩手県と連携、調整しながら整備を進めてまいります。

2つ目は「ラグビー情報発信拠点 ラグビーカフェ釜石のグランドオープンについて」であります。
資料2をご覧ください。
当市でのラグビーワールドカップ2019の開催まであと3年となりましたが、ラグビーワールドカップ2019釜石開催支援連絡会プロモーション事業の一環といたしまして、釜石物産センター「シープラザ釜石」に、ゴールデンウィークの4月29日、誰もが気軽に憩える「ラグビーカフェ釜石」をグランドオープンいたします。
同カフェではラグビー日本選手権7連覇の偉業を達成した新日鐵釜石をはじめとしたラグビーの文化と伝統や、ラグビーワールドカップ2019に関する情報を発信してまいります。
運営はラグビーワールドカップ2019釜石開催の気運醸成にご尽力いただいてきたラグビーワールドカップ2019釜石開催支援連絡会が担い、釜石市がサポートする官民連携により行い、釜石駅周辺のにぎわいの拠点となるような運営を展開してまいりたいと考えております。
4月29日のグランドオープンは午後4時からセレモニーを行いますが、内容といたしましては釜石ブリッジプログラムのニュージーランドツアー参加中学生による報告会や、釜石シーウェイブスの選手の紹介等を予定しております。
なお、グランドオープン後は土、日、祝日の開設とし、釜石のラグビーやラグビーワールドカップに関するパネル、物品の展示のほか、子どもの遊び場等、ラグビーに親しめるコーナーを設置する予定としております。
また、各地で開催されるラグビー関係のイベントにも積極的に出展していく予定でありますが、今後の内容等につきましては随時、報道機関への発表やホームページなどでお知らせをいたします。

3つ目は「釜石市復興住宅自治会活動補助金の交付について」であります。
資料3をご覧ください。
復興住宅入居者で組織する自治会の交流会開催や草刈清掃作業、雪かき等の共同作業に必要な経費に対しまして補助金を交付することといたしました。
補助の対象となる団体は市内復興住宅の入居者で設立された自治組織、または市が認める設立予定の自治組織となりますが、現在の対象団体は野田復興住宅自治会、上中島I期復興住宅自治会、上中島II期復興住宅自治会、県営平田災害公営住宅自治会、鵜住居日向復興住宅自治会への交付を想定しております。
また、今年度に建設される東部地区、鵜住居地区の復興住宅にも自治会が設立されることを想定しており、これらの自治会に対しましても交付したいと考えております。
交付額は1つの自治会につき10万円を限度とし、補助金の対象経費は各種講演会や講習会開催の講師謝礼金や旅費、交流会開催に伴う消耗品や共同作業に伴う備品の購入費としております。
近いうちに対象団体への説明を行いますが、自治会に対し補助金を交付することにより、復興住宅での住みよい環境づくりと入居者間交流が進むものと期待しております。

以上で私からの発表を終わりますが、情報提供といたしまして五葉山山開きおよび鉄の歴史館のゴールデンウィークイベントの資料をお配りしておりますのでご覧ください。

質疑応答

《釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)建設検討委員会の設置について》

質問:よろしいですか。このスタジアム、財源の問題が随分と課題として挙げられていますが現状として、つまり基金等も含めた財源の状況と今後の見通しについて1点。あともう1点は、このスタジアム建設なんですけれども、熊本でも地震もありまして、また、岩手被災地で復興という新たなステージがあって、ある中で、また、オリンピックなんかがあると非常に建設需要が爆発的に増えるという中での建設ということで、今、市として考えていらっしゃる課題というのは、どう思っていらっしゃるのか、この2点をお願いします。

回答:まず、財源のお話がございました。こちらについては現在、各関係機関と調整中でございます。本年度に入りましてJSC、そちらの助成制度が創設される見込みでありますので現在、そちらに申請手続きを行うべく岩手県等と調整を行っているところであります。それから市の独自財源になりますけども、こちらについては、こども未来基金へのご寄付の方をお願いしておりますが、こちらについては現在1億4,000万余という状況になってございます。それから、建設に向けての課題でありますけれども、資材の高騰等、当然ございます。まず、設計の方を固めなければいけなくて、昨日ワールドカップリミテッドの方のヒアリングを受けてまいりました。施設の配置、それから構造等ですね、さまざま指摘を受けてございます。そちらについても組織委員会の調整を行いながら今後、詳細を詰めていきたいという、そういう考えでございます。以上です。

質問:これはそして、財源は現在、調整中とありますけれども、全体の財源としてどのくらい今、増えているのか。

回答:大体、概算で32億円程度、見込んでおります。

質問:そのうちの、どのくらい見込めているのですか。

回答:そうですね、そのうちの約半分の16億円ほどが復興交付金。あと、残りの部分につきましては社会資本整備総合交付金、そういったものの申請も行っております。あと、その他にですね今、話ありましたJSCの補助金の方も、これから申請していくというところでございます。そういったその補助金等が全て見込めれば今現在で釜石市と岩手県の負担額、大体6億~7億円程度というふうに見込んでおります。ただ、そちらの方につきましては、さらなる財源を今、模索していますし、今後、岩手県とも調整しながら対応してまいりたいと考えております。

質問:1点だけお願いします。こちらの建設検討委員会なんですけども、当面の議題というかですね、どんなことを例えば諮るのかということを教えてください。

回答:それで今現在ですね、このスタジアムの基本設計を進めているんですけども、その基本設計をですね、ある程度整理したい。基本設計をある程度この委員会で方向性とか内容と、ある程度決定した上で今度そのパブリックコメント等、諮りながらですね一応、基本設計を固めて、そして今年度予定しております実施設計、そういったものにつなげてまいりたいと考えております。

質問:何度もすみません。ちょっと確認なんですけども、こちらの資料の2枚目にありますけども実際には設計を今年度始めて、スタジアムの本体の着工というのは29年1月と考えてよろしいでしょうか。

回答:はい。一応、今年度中ということで、できれば29年1月には本体に着工したいと考えています。

《ラグビー情報発信拠点「ラグビーカフェ釜石」のグランドオープンについて》

質問:すみません。昨年プレオープンされたと思うんですけど、グランドオープンにあたってその展示とかはより充実させたいとか、あのとき少し飲食も検討するような話があったと思うんですけど、それはどのようになったのでしょうか。

回答:展示に関してはラグビーのV7の歴史を網羅したパネルを展示いたします。目玉なんですけども、洞口元キャプテンが自分で作ったというスクラムマシーンがありまして、それを展示品として配置する予定でございます。あとですね、飲食に関しては基本、飲食のサービスはしないと。ただ、ポットに入れたコーヒー等はですね用意して、喉が乾いたという方にはコーヒーをサービスするんですけども、カフェといっても情報発信のカフェという意味で飲食カフェではないといったところです。ただ、イベントを予定ですけども月に一度ほど継続的にやりたいと。そこを情報発信したり、そういったイベントにですね協賛していただいたり、手伝いに来ていただいた市内の業者の方あるいは新しい企画品を出す方から、そういったデリバリーのサービスがある可能性はあると思っています。

質問:確認ですけども、プレオープン時よりは、より展示物も増えて。

回答:そういうふうな企画で進めておりますので。

質問:あと、これは年間の事業費としてはどのくらいなのでしょうか。

回答:支援連絡会で用意している事業費は420万円です。

質問:それはじゃあ、支援連絡会の方で運営するということで、市から委託とかではないですか。

回答:支援連絡会で運営する、市から委託して支援連絡会が運営する。その中にはですね、ラグビーカフェだけでなくタウンミーティングの開催ですとか、ゲストですとか講師を呼んだタウンミーティングの開催ですとか、あるいは配布物ですね、パンフレットとかの製作費等も入っている。

質問:よろしいですか。市長に伺いたいんですけれども、本番まで3年、いよいよ今年度がスタジアムの建設が始まるという中で、一番大事なのが市民の盛り上がりだと思うんですけど、今のこの状態・現状で、市内の盛り上がりみたいな、機運みたいなものを市長はどのようにご覧になって、これからこう、盛り上げていくのに何が一番必要なのかということをちょっと伺いたいのですけど。

市長:ですから情報発信と、それから自ら参加意欲を喚起するいろいろな事業展開が必要だと思っていまして、そういう意味でさっき、例えば建設検討委員会もその1つなんですけども。まあ、本来であればね、それほど大きく、いろいろな方々をお呼びして委員会を立ち上げなくても、もしかしたら専門的な方々で建設もできる事業なんですが、あえて建設検討委員会を立ち上げて広く市民の参加を促しながら、場所によっては、場合によってはワークショップとか、あるいはそういったいろんな意見を聞く説明会というか、そういったものを開催しながらですね、何もないのに集まってもらってもどうしようもないわけですから、何か1つのそういった方向性を打ち出しながら広く市民の皆さんの参加意欲、そういったものをですね、喚起する方法を取っていきたいと思っていました。これが1つ。それから今、言ったとおり支援連絡会がそのための組織ですので、支援連絡会の組織の皆さんのさらなる会員増強というんですかね、連絡会そのものの組織の拡大というものも必要だと思います。これは支援連絡会の皆さんと相談しなくちゃないと思いますが。いずれ従来のような、ただ名前があれば良いというのではないので、支援連絡会の皆さんとよく相談をしながらですね、その組織の拡大と、それから市民の皆さんが積極的に参加しやすい、あるいは参加したくなるような、そういう取り組みというのは必要になってくると思います。そういう意味で、まだまだ不十分だと思っていますので。まあ、今回のラグビーカフェもその一環として開催するわけなので、ぜひ市民の皆さんが興味を持ってぷらりと訪ねていただいて、そこでいろいろな会話をしたり、あるいはラグビーの話をしたりですね、あるいはまた、2019年に向けたさまざまなその取り組みについてそれぞれ一人一人が、何ができるのかというようなことを情報交換したりする、そういう拠点になっていただければありがたいなと思っていまして。そういう意味で、まずはグランドオープンするラグビーカフェにですね、大いに期待をしているところでございますが、今の話ではまだまだ足りない部分がいっぱいあるわけで、これは皆さんが知っているとおりだと思います。1回にはなかなかできないので順次、高めていかなくちゃいけないと思っていますけど。いずれ、やっとスタートの途についたということだと思いますので、今後の展開に大いに期待をしていただきたいと思います。この間、石巻で石巻の市長さんと仙台市の副市長さんとか、あるいは宮城県のラグビー協会の皆さんと話をする機会があったんですけど、やっぱりみんな何か協力したいと思っていながらも、どうやって良いか分からないという。要は情報が全然いってないんですよね。ですから、釜石市民の盛り上がりも大事ですが、われわれとしては被災地を代表すると、代表してやるんだということをまず標榜していますので、福島・宮城・岩手の、まずは被災地の皆さんにも釜石開催の情報を提供しながら一緒になって取り組んでいただけるような、そういう働きかけを近いうちに、それもさせていただきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

質問:その働きかけというのは、具体的には。

市長:そうですね。まずは市町村の首長さんに、これは仮称ですけども2019年ワールドカップ釜石開催における東北地区被災地協議会のような、そんな会の設立に向けた、あるいは宣言書みたいなものを持ちまわらせていただいて、それにご同意をしていただくと。まずは手始めにそれをやりたいと思っていました。宮城から始まって岩手、福島とね。

質問:だいたいどのくらいの自治体数に。

市長:自治体数はどうでしょうね。福島のも入れると、やっぱり30以上になるんじゃないですかね。

質問:いつごろ、これはやられる。

市長:一気にはできないので、時間を掛けて少しずつやっていきたいと。とりあえず宮城県の方は、すぐにでもできそうなので。まあ、岩手の方は大体、話がついていますから、何か皆さんが一緒に集まるときにそれはできますので。ですから、もちろん年内にはできると思いますし、秋ごろまでには可能ではないですかね。とりあえず各市町村の連携はできると。あとはラグビー協会さんとか、あるいは商工団体とか、各種団体の皆さんの協力も仰いでいかなければなりませんけども。そちらの方は多分、岩手県と釜石市が共同で組織委員会を立ち上げるわけなので、その組織委員会を立ち上げる中でそういった取り組みも可能だと思います。

質問:ちょっと関連なんですけども、先ほどからちょっとスタジアムの財源の話とか、ちょっと市民の盛り上がりの話があり、やっぱりスタジアムを作った後の結局、維持費とかが掛かるというのがやっぱり市民の間にもあって、それで大丈夫なのだろうかという不安もあり、盛り上がりにちょっとつながると思うんですけど、その辺に関しては今後どのような説明とか何か対策を。

市長:そうですね、それはスタジアムだけではなくて、これから建設が進められる公共施設の維持管理のあり方という、全体の中の1つというふうに今、位置付けて、ラグビーだけじゃなくてね。ですから、ただ単に経費を節減するとかということではなくて、その運営の方法についても市が直接運営するだけではなくて、地域の皆さんの協力も仰ぎながらということでですね、新たな運営方法の検討も今、庁内ではやっていますが、これについても検討委員会を立ち上げることにしていましたので、そちらの方の検討に委ねながらですね。要はそういったいろいろな、1つではないわけなのでね、方法論としては。他の市町村との広域の連携も図っていかなければなりませんし。それから、さっき言った市が直接運営するのか、あるいは委託するのか、あるいは住民の皆さんがどう関わるのかとか、いろいろな方法があろうかと思いますので、そういったものを検討しながらですね、市民の皆さんの不安を払拭する努力をしていきたいと思っております。

質問:市としては同じような公共施設の位置だと考えられるかもしれないですけど、でも市民にとっては、ワールドカップは結構、別物だと思って、スタジアムを多分、公共施設の中の一貫に考えるというスタンスだと何となく通じないんじゃないかなという気がするんですけど。

市長:まあ、そのとおりだと思いますけども、ただ、その財源とか維持管理というのはスタジアムだけじゃないのでね。市としてはいろいろな施設を作っていく、今でもあるわけだし。ですから、まず全体のそういったことを考えながら、今おっしゃったとおりスタジアムはスタジアムとして別個に取り扱いながら市民の皆さんの理解を得ると。ここはもちろん必要だと思います。

質問:先ほどの、仮称の協議会の関係だったんですけども、これは一言で言うと何をやる組織と言えるでしょうか。いろいろな、被災3県の協力体制というようなことの一環だと思うんですけど、具体的な動き方としてどういったことを想定するような組織になるのかということ。

市長:具体的に何かやるというのは、なかなか現実的に難しいわけで、要は被災地を代表して釜石で開催するということの確認をまずしたいと。被災地というのは、まあ私としてはいつもお話させてもらって、被災地釜石で開催するというのは被災地を代表してなんだと。3.11のときに全国から、あるいは世界からたくさんの支援をいただいた。これは釜石だけじゃないわけですから、被災地としていただいているわけなので、その被災地の復興の姿をご覧になっていただくのに、この釜石のスタジアムで開催するということが非常に大きな意義があるということをお話させていただいていましたから、それは、私は話しているけど他の市町村がそういうことを話しているわけじゃないので、ですからまず、みんなでそのことを共有していただきたいと。したがって釜石だけではなくて、世界の方々が復興の姿を見に来るんだと。それもまたみんなで受け入れて歓迎をしてあげましょうと。そして復興の教訓とかですね、そういったものもそれぞれが発信していくということがまず第一番目だと思っています。

質問:東北全体で歓迎して、その復興のありようというものを発信していきましょうねという、意思共有するということで。

市長:そうです、そういうことですね。3県が集まって何かやるというのはなかなか、ちょっと難しいと思いますので。

質問:30以上の市町村ということは全市町村ということではなく。

市長:被災地。

質問:被災地の全市町村。

市長:いやいや。3.11の被災地ですから岩手県は12でしょ。宮城県はおそらく13、4あるのかな。福島も同じだと思って、さっき30ぐらいだと言いましたが。ちょっと正確な数字は分かりませんけども。

質問:釜石市が、こう呼びかけて賛同を。

市長:そうですね。ただ、釜石だけではなかなか難しいので。まあ、宮城県の方は石巻さんとかですね、そういった協力できる市町村、これからちょっと声を掛けて、できるだけ皆さんと一緒にそういった運動を展開したいなと思っていました。

質問:ワールドカップのスタジアムをあそこの、前の話に関わるんですが、鵜住居という象徴的な場所であるということで、これまでの防災センターのことですとか、基本設計の協議会をされるにあたって市長としてですね、先ほど沿岸30市町村で世界の方々を、国内外の方々をお迎えするにあたって復興の教訓という言葉をおっしゃられましたけども、鵜住居であるからこそ発信できるものですとか、これから協議されていく中で検討委員会の中でですね、どういったことを市長は今お考えでいらっしゃるか、鵜住居の場所からどういったことを。まあ、ワールドカップの趣旨と本来、違うかもしれませんけれども。

市長:結果として、それは教訓として今、検証しながらですね、教訓を取りまとめているわけですけども、それらの取りまとめにつきるわけですけども、やっぱり命の大切さとかですね、あるいは災害時における避難行動のあり方とか、あるいは災害が発生した後のさまざまな支援体制のあり方とかですね。非常にあの、鵜住居だからというわけじゃなくて被災地として皆さん共通するさまざまな教訓というのがございますので、こういったものを発信したいということです。鵜住居だからというのは、象徴的な出来事としては子どもたちの避難行動。これはどちらかというと明るいといいますか将来に期待できる、つまり防災教育の重要性の中で決してそのマイナーなことだけじゃなくてね、常日ごろの防災教育、あるいは避難行動というものをきちんと身に付けていれば津波から命を守ることができるんだという、その可能性と明るい将来に対するものですよね。それから鵜住居の防災センターについては、ご存じのとおりたくさんの人が亡くなって、そこには悲劇という言葉で話がされているわけですけども、ある意味では避難行動のさまざまな反省点というのがそこに入っていますから、われわれとしてはそういったものもきちんと教訓として提言をさせていただきたいなと、こう思っています。ですから、鵜住居の子どもたちの避難行動と防災センターというのは、まさに今回の3.11の3県に渡る地域の中でも本当に象徴的な出来事があった場所だと言えると思います。

質問:それを国内外から来られる方々に、鵜住居の防災センターの跡にメモリアルパークをお作りになられますけども、例えば英語で発信されるですとか、今おっしゃられた3県ですね、それは沿岸の30市町村と連携されていく中で国内外の方々に日本語に限らず英語でも、もしくは語り部の方で発信していくと、そういう。

市長:もちろん、そういうことです。ですから、ただ、みんなで協力するというのは、釜石は釜石としてそういう発信をする努力をしていきますけども、それぞれの市町村がやっぱりあるわけですからね。特に陸前高田市は国の追悼施設ができるわけなので、あそこはゲートウェイという機能を持たせるということなので、例えば岩手県の各被災地を巡る上でも陸前高田にまず来てくださいと。陸前高田でさまざまな情報を得ながら各市町村巡って歩けますよという、そういう今の考え方だと思っていますので。ですから、やっぱりみんなで協力する必要があるのではないかということです。釜石だけが全てあるわけじゃなくて、みんなも持っているんだけども、釜石はそういう意味では象徴的な場所なのでそういう発信をしますが、他の市町村も同じような発信をやっぱりすべきだと思っています。現に皆さんそれぞれ検証作業をしているはずですし、本当はできれば三陸全体でそういった検証を一つに取りまとめるというのも、本当は重要なのかもしれませんけどね。被災地からの発信ということで、釜石だけの提言ではなくて、例えば岩手三陸の12の市町村の検証を取りまとめながら必要なものをきちんと出していくということも必要かもしれません。あるいは、もちろん宮城もそうだし。ただ、東日本大震災のこの東北の3県の取りまとめというのは、まだされてないんですよね。それはやっぱりちょっと原発がどうしても入ってくると、またちょっとなかなか取りまとめが難しいということもあるんですが、まあ、これはちょっとわれわれの手には負えない部分なので、これは復興庁なり国の方で取りまとめをしていただきながら、2019年のワールドカップには全世界の皆さんに対するそういった提言というのもあってしかるべきかなと思っていますけども。

質問:じゃあ、ちょっと細かいところです。ラグビーカフェの関係ですが、こちら飲食の提供は基本ないですけど持ち込みとかですね、くつろげるスペースとかなっていると思うんですけど、外から持ってきてそこで飲んだり食べたりするということは可・OKなのかどうなのかということと、ゴールデンウィークの期間中はずっと開けられるのかどうかという部分。

回答:外から持ってきて食べていただくのは大いに結構ですから、釜石で買ったものをぜひ食べてください。あと、ゴールデンウィークのときは土日・祝日、休日のときは開けるように人を配置しております。

《釜石市復興住宅自治会活動補助金の交付について》

質問:よろしいですか。あの、補助金とはまたちょっと違う話なんですが、以前の問題として大町・只越の復興公営住宅の工事の状況を、今どうなっていますでしょうか。一時、かなり遅れが指摘されておりましたけど、あれ以来ちょっとアナウンスがないものですから、今どうなって。というのは、日曜の夜10時過ぎくらいに工事をしていて、うるさいという苦情出ましたというSNSの投稿をちょっと私、見つけちゃいまして、そんなやばい、いかがなものかと思いまして、ですから。

回答:まあ、今、その期限に間に合わせるべく、その業者さんもかなり力を注いでですね、なんとかその住民説明会でお知らせした工期に間に合うように工事を進めておりますので、工事自体は順調に今、進んでおります。

質問:結構、無理な工事とかはしてないという。

回答:それはしてないと思いますが。

市長:ちゃんとやっていますから。大丈夫です、心配ないです。

質問:自治会関係の、今回、交付に関連してなんですけども、この10万円というのは1回限りになるのでしょうか。年度ごとに毎年。

回答:年度ごとに。

質問:年度ごとに毎年10万円までで。前提として自治会ができていないと助成は受けられない。

回答:そうですね。自治会を前提にしておりまして、自治会を作るのを促進していく意味でも。

質問:仮設住宅でも同じ問題があったと思うんですけど、自治会づくりのための、例えば今回、メニューに関わらず釜石市さん独自の取り組みですとか、あと災害公営住宅・復興住宅でも自治会づくり・コミュニティーづくりについて、仮設住宅での経験ですとか、これから生かしていかれようと思われているようなことはございますでしょうか。

回答:仮設住宅の方の自治会づくりは補助金でやっておりまして、復興住宅に入りますとどうしても扉が、鉄の扉で閉まってしまうような閉鎖型になりますので、そこで孤立死とか孤独死が起きるというのが阪神淡路大震災でも出ておりますので、復興住宅に入ってからもその支援が必要な世帯を見守り訪問していくというのが大切になりますので、社会福祉協議会さんと連携しながら見守り訪問活動を。それから、あと交流事業をやりながら、交流事業等、住民の交流を進めながら、その見守り支援の人を見つけていく。また、その自治会を作ることによって自主的な交流事業とかが行われて、住民の中で支援が必要な人が見つかってくるというのがありますので、その辺のところを社会福祉協議会さんとか支援する団体さん、釜援隊さんなんかと協力しながら自治会つくりの方を。交流事業をしながら自治会づくりを進めるということで今、取り組んでいるところございます。

質問:今、熊本なんかは地震で、私は神戸出身なんですけど、熊本なんかの状況でいうと、これから避難所が分散されていく、また、集約されていくことを経て仮設住宅ができて災害公営住宅もしくはみなし仮設。いろいろこれまで釜石市さんが経験したプロセスを熊本で必要としていると思うんですけど、熊本の被災地に対して今、届けるべき、先日は釜石鉱山のミネラルウオーターですとか物資を支援をされましたし募金箱も設置されてますけれども、今の熊本の状況も踏まえて、災害公営住宅はハードの問題ももちろんありますが、今まで釜石市さんがソフトとして蓄積されてきた釜援隊ですとか社協のこと、市として蓄積されてきたことを、ちょっとこじつけかもしれませんが熊本の地震に対して、どんなことが今できるとお考えでしょうか。もしくは庁内で協議されていらっしゃることがあれば。

回答:今、避難所の運営とかテレビ・マスコミ等で見ますけど、やっぱり職員が対応するのがなかなか大変だというのがありますので、釜石市の方でも避難所の運営、市の職員の配置とかでやっておりましたけども、応援の職員とかが来て少し休めたり、または通常の業務に戻ることができますので、そういうところで通常業務に戻ることが必要ですので、そこでやっぱり応援の職員とかNPOさんが行って避難所運営をやらないと、例えば罹災(りさい)証明の発行とか遅れているというのがありましたけど、あれは建物の被災程度を判断するのをやらなきゃなりませんので、そのためには市の職員とか税務課の職員とかが現場に行かなきゃいけませんので、一旦、避難所から抜ける職員が必要になってきますので、そういうところでの応援が前みたいに大量に必要なのかなという気がします。その都度に対応とかニーズが変わってきますので、それに合わせて連携しながら進めていくような形になるのかなという感じがます。

質問:市の方からそういったニーズをつかむために職員の方ですとか派遣されたり、ご予定あるのでしょうか。

市長:今のところはありません。うちらも派遣を受けている立場ですからね。今の避難所運営の観点で言うと、やっぱりわれわれの1つの反省点は女性の視点からの運営という部分がちょっと、大きくわれわれも反省していますね。ほとんど、ああいう場合は町内会の役員さんとか、いろいろな方々が中心になって動くわけですが、ほとんど男性なんですよね。そうするとやっぱり女性の観点からの必要な物品とか、例えばトイレの問題とかもですね、どうしても男性の視点で物事を見てしまうので、ぜひ避難所運営とかそういったところには女性の視点で支援ができるような態勢を構築すべきだなと思っていまして。これは大きなわれわれの反省点ですね。

質問:それでは、ご質問は釜石市の鵜住居に限らずですけども。といっても今回、熊本にどういうことができるだろうかと心配していらっしゃる方がたくさんいるので、市の方でそれをスクリーニングするとかっていうのは主旨が違うかもしれませんけども、何か釜石の市民の方が感じる気持ちをどのように熊本につなぐかという道筋があれば良いのかなと思いましたが、何回も申し訳ありません。

市長:いえいえ。でも、本当に大変ですよね。800回、今900くらいになったのかな。地震の多さには本当に。われわれも3.11直後、地震が来るたびに恐れおののいたんだけど800回じゃ、ちょっとね。ただ、まったく避難所運営は同じなんだけども、当時われわれと違うのは、われわれの方は遺体というのがあったんですよ。体育館とかそういったところにたくさんの遺体が流れてきたんです。だからわれわれの仕事は避難所運営と遺体の取り扱いという2つの大きな課題があったんですけども。そういう意味では、熊本の方はたくさんの方が亡くなっているけど、中心は避難所運営ということなのでね。そちらの方に専念できる態勢は多分できるんだろうなと思っています。われわれの方は本当に避難所も、だから避難所も大変だったけど遺体の方も大変だったんですよね。これは、全く熊本と違うのはそこですよね。

以上

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