平成28年3月28日記者会見

公開日 2016年03月28日

更新日 2016年03月28日

平成28年3月28日記者会見結果

日時 平成28年3月28日 月曜日 午前11時 開始
場所 市役所 第2会議室
内容

市長の発表項目

  1. 自力再建宅地及び復興公営住宅完成進捗状況について
    【資料No.1 自力再建宅地及び復興公営住宅完成進捗状況[PDF:71KB]
  2. 平成28年4月1日付け組織機構の見直しについて
    【資料No.2 平成28年4月1日付け組織機構の見直しについて[PDF:96KB]
  3. 公私連携型保育所ぴっころきっず平田の開所及び4月1日の待機児童の見通しについて
  4. 鵜住居地区防災センター解体コンクリートの震災メモリアルパークでの利用について

市長発言要旨

お忙しいところご出席をいただき、ありがとうございます。
本日は4つの項目について発表させていただきます。

1つ目は「自力再建宅地及び復興公営住宅完成進捗状況について」であります。
資料1をご覧ください。
市が実施しております復興事業のうち、自力再建宅地および復興公営住宅の平成27年度末の進捗(しんちょく)状況につきましては、市街地部での換地・自力再建宅地は108戸で8.4%、復興公営住宅は398戸で35.2%、漁業集落部での自力再建宅地は68戸で30.6%、復興公営住宅は64戸で35.0%となっており、換地・自力再建宅地と復興公営住宅を合わせた市全体では、計画戸数2,817戸に対しまして完成は638戸の22.6%となっております。
今後の見込みといたしましては平成28年度末までに66.3%が完成し、平成29年度末までにはすべて完成する予定となっております。
こうした進捗状況につきましては、広報かまいしの4月1日号から2カ月おきに折り込み、配布する予定の「復興情報」で市民の皆様にお知らせしてまいりますが、平成28年度も引き続き被災された皆様の住まいの再建、暮らしの再生を最優先に取り組んでまいりますとともに、復興公営住宅に入居した皆様が安全で安心して生活できるよう、自治組織設立の支援や新たなコミュニティ形成に向け取り組み、復興の歩みが実感できる年になるよう全力を注いでまいります。

2つ目は「平成28年4月1日付け組織機構の見直しについて」であります。
資料2をご覧ください。
平成28年度は釜石市復興まちづくり基本計画の計画期間6年目、中期3年の最終年になることから復興への取り組みを着実に形づくるとともに、平成29年度からの「次世代に誇れる取り組みにより、地域の新たな自立を目指す」とする基本計画の後期4年へつないでいくため、魅力あるまち、釜石らしいまちの品格を追求しながら「三陸の大地に光輝き希望と笑顔があふれるまち釜石」の実現を目指し、全庁一丸で取り組んでまいります。
このような取り組みに向けた平成28年度の体制といたしまして、4月1日付けで実施する組織の見直しと名称変更について説明をいたします。
まず、組織の見直しでありますが、復興推進本部内に復興に向けた先駆的な事業に取り組む部署として立ち上げたリーディング事業推進室は、設置当初の一定の目的を果たしたものとし今回、廃止をいたしました。
なお、当推進室が所管しております事務は既存組織部署に移管し、継続して事業を進めてまいります。
また、これから需要が高まる住宅再建に対応するため、平成27年度に都市計画課から生活支援室に移管した住宅再建支援係に専任の「住宅再建相談員」を2名配置し、住宅再建を望む市民の皆様へのサポート体制の強化を図ってまいります。
次に名称変更でありますが、1つ目は今般、総合戦略が策定できますことから、次のフェーズである戦略の実現に向けて取り組む姿勢を示すため「まち・ひと・しごと創生室」を「オープンシティ推進室」といたします。
2つ目は昨年7月に橋野鉄鉱山が世界遺産登録されましたことから「世界遺産登録推進室」を「世界遺産室」といたします。
3つ目は「ラグビーワールドカップ推進室」でありますが、当該部署の名称につきましては、現名称のラグビーワールドカップ推進室では2019年の日本開催の大会だけではなくラグビーワールドカップ大会全体の意味になるとのことから、日本開催のための組織であることを明確にするため「ラグビーワールドカップ2019推進室」と改めます。
なお、当推進室につきましては、ラグビーワールドカップ2019開催に向けて専任職員を増員し組織強化を図り、全庁的な取り組みを円滑に推進してまいります。

3つ目は「公私連携型保育所ぴっころきっず平田の開所及び4月1日の待機児童の見通しについて」であります。
札幌市に本社を置く株式会社プライムツーワンが、4月1日から公私連携型保育所「ぴっころきっず平田」を開所、運営していくこととなりました。
「ぴっころきっず平田」は、生後2カ月から2歳児までを対象とした定員30人の公私連携型保育所で、施設長を含めた保育士9人、看護師1人、調理員2人の12人の職員体制で、19人の入園児を迎えスタートいたします。
開園時間は午前7時から午後6時までとなっており、一時預かり保育、開園時間前後1時間の延長保育などの特別保育を実施する予定と伺っております。
4月1日から、3歳未満児30人の受け皿が確保できましたことは喜びに堪えないところでありますが、この「ぴっころきっず平田」の開所を含めた4月1日の待機児童の見通しにつきましては、入所希望が新規申込み70人、27年度に待機となっていた方41人の合わせて111人あり、このうち85人が保育所、9人が幼稚園への入園が決定し、申し込みの取り下げが6人という状況であります。
入所できなかった方は、待機児童の要件に当てはまる者が4人、希望する保育園に入れず入所見送りや育児休業の延長をした、いわゆる隠れ待機児童が7人の計11人が待機児童となる見通しであります。
4月1日以降、待機となる児童、保護者のためにも引き続き待機児童の解消に向けて取り組んでまいります。

4つ目は「鵜住居地区防災センター解体コンクリートの震災メモリアルパークでの利用について」であります。
鵜住居地区防災センターは平成26年2月に解体をいたしましたがその際、備品、壁、供物等の一部は震災を伝える施設が整備されたときに展示等ができるよう保管をしており、また、当時のセンターの状況は3次元データとして保存保有をしております。
解体による建物本体のコンクリートにつきましても復興事業への再利用を行うとともに将来、一部を震災メモリアルパーク整備の際に利用する可能性を考慮し保管をしておりました。
平成26年3月、釜石市震災メモリアルパーク整備検討委員会での検討を基に策定した基本構想では、「鵜住居地区防災センターの解体時に出るコンクリートを鵜住居地区の祈りのパークに活用したい」旨の記述がありますことから、その具体化に取り組むことといたしました。
今回、復興事業等の進展により保管場所からの移動が必要なこと、震災メモリアルパーク整備予定地の基盤整備が一定程度進んだことから、保管しているコンクリートを同予定地に運搬保管することといたしました。
具体的な運搬日時は今後、事業関係者と調整して決定いたしますが、決定した際にはあらためてお知らせをしたいと考えております。
なお、今回は運搬しての保管となりますが、震災メモリアルパークでの活用の方法につきましては平成28年度に震災メモリアルパークの設計を行いますので、その中で詰めていくことといたします。

以上で私からの発表を終わります。

質疑応答

《公私連携型保育所ぴっころきっず平田の開所及び4月1日の待機児童の見通しについて》

質問:待機児童の対象が、11人が対象児童になるんだけども、解消に向けて取り組むということで、具体的な取り組みというのはどういったものなのでしょうか。

回答:はい。待機児童が今11人になってございますが、これからまた新年度からずっと進んでいくにつれて待機児童が増えるという傾向が毎年続いております。11人からこれからどんどん増えていくと、毎年そういった流れになっております。今後の取り組みですけれども、今2つ考えてございます。これ今年度というわけには、間に合わないんですけれども、1つ目は桜木町の釜石市民体育館があったところに保育所を、民間の活力を導入して保育所を建てたいということがございます。これは6月議会に諮ってからになりますけれども、できれば来年の4月からには開園をしたいというふうに考えております。それからもう1つは、上中島保育所の移転建築でございます。これで定員の増を図りまして、この2つでもって待機児童の解消の全てを図るという方式でございます。

質問:その上中島の移転というのは、いつごろの予定。

回答:30年4月に新しいところでの運営というふうに今、想定しております。

質問:その移転場所というのは決まっているのでしょうか。上中島の。

回答:はい。今、その案は持ってございます。

質問:具体的にどこに行くかというのは、まだはっきり決まっているわけではない。

回答:土地としては、われわれはもう決めておるんですけども、議会の承認が必要となってまいりすので。

《鵜住居地区防災センター解体コンクリートの震災メモリアルパークでの利用について》

質問:震災メモリアルパークでの活用方法が、28年度のメモリアルパークの設計で行うと書いているんですけども、現時点での活用方法の構想というのは何かあるのでしょうか。

回答:これについては市長から申し上げましたとおり備品でありますとか、壁の一部とか、供物とか、そういったものについては保存しておりまして、津波伝承施設の方に展示したいと考えておりますし、今回のコンクリート部分については、メモリアルパークの基礎の地盤の部分を活用したいなと考えております。

質問:三次元データの活用というのも、そのメモリアルパーク内に。

回答:そうです。津波伝承施設の中で何らかの形で見せていくことになると思います。

質問:現在はどこに保管しているのでしょうか。

回答:ものは旧の小川小学校の校舎に。データは防災危機管理課の方で。

質問:今の話の、基礎の地盤に使いたいというのは、基礎部分にコンクリートを埋め込むというか、形で見せるというよりは中で使う。

回答:その辺の使い方含めてですね、今後ちょっと調整検討していきます。

質問:分かるんですけどそこは、意味はそういうことで。

回答:そういうことです。

質問:あともう一つ、すみません。防災センターの遺構に関しては、残してほしいという方もいらっしゃいましたし、解体してほしいという方もいらっしゃって、いろいろデリケートな問題があったかと思うんですけど、ある意味、解体したい、見たくないという方への配慮みたいなものとかというのは何か今後、考えていることとかあるのでしょうか。解体されても、解体されたものであっても思い出すから見たくないという方もいらっしゃる可能性もあると思うんですけど、その辺は何か考えていくということはあるのでしょうか。例えば見えないように、例えば遺物としては使わないとか、そういうのは。

市長:前に地域の皆さんとか遺族の皆さんとの話し合いの中で、防災センターは解体してほしいと。しかし、一部それは保管して当時の教訓としての役割を果たしていただきたいということで今、言ったとおり必要なものは残しています。ですから、メモリアルパーク自体に残すものは何なのかということと、それから今、言った伝承館の方に残すべきものは何なのかということは、これから整理していかなければならないと思いますけども、基本的にはメモリアルパーク自体については、追悼の場所だということでご理解をいただいていますので。そこには亡くなられた方々の名前を刻むとかですね、そういったいわゆる石碑を建てるということでは理解をいただいていると思っています。従ってその詳しいことは、またさらに話をしていくのですが、当時はそれで了解をいただいたものだと思っていますので、そういった遺物が見えないようにしてほしいとか、そういったものは一切ございませんでした。

質問:分かりました。あと、もう1個すみません。もし決まっていればなんですけども、コンクリートの移し替える時期なんですけども、具体的な日はまだだと思うんですけども何月ごろになりそう、ただ来月にはできそうなのか、それとももうちょっと時間がかかるのか。

回答:4月にはやりたい。

市長:今の話はコンクリートの破片をですね、メモリアルパークの何といいますか、山のような形のものに作るわけですよね。そこの中に入れるということです。それが今やろうとしていること。それ以外のことについては、例えば一般常識でいえば頂上付近にそういった石碑みたいなものを建てたり、いろいろ形を作っていくわけですが、そこの部分にも使えるものがあるかもしれない。これは、ちょっとまたご相談していかなくちゃいけないのですが、とりあえずはまず、結構な量ですのでそれはまず盛るんだと、その土台に使うと。全体を追悼の場所にするという主旨ですので。量はどのくらい、何トンとかって分かるの。

回答:今あるのが70m3ぐらいあって。そのうち、祈りのパークの部分には10m3ぐらいです。ダンプで1、2台かなと思っておりました。それ以外にかけらを別途、取りました。

以上

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