平成27年1月26日記者会見

公開日 2014年09月22日

更新日 2014年09月22日

平成27年1月26日記者会見結果

日時 平成27年1月26日 月曜日 午前11時00分 開始
場所 市役所 第2会議室
内容

市長の発表項目

  1. 見守りの取組みに関する協力協定の締結について
    資料No.1 見守りに関する協力協定書締結式について[ODT:8.96KB]
    釜石市見守りネットワーク[DOC:36KB]
  2. 災害時における飲料の確保に関する協定の締結について
    資料No.2 「災害時における飲料の確保に関する協定の締結」について[DOC:11KB]
  3. ラグビーワールドカップ組織委員会の視察について
    資料No.3 ラグビーワールドカップ2019開催都市立候補地公式視察 釜石市視察報告[PDF:371KB]
  4. 復興まちづくりについて
    資料No.4 上中島Ⅱ期復興住宅入居までの今後のスケジュール[ODT:299KB]
    資料No.5 避難所運営フォーラム[DOC:1.54MB]
    資料No.6 嚶鳴フォーラム[DOC:25.5KB]

市長発言要旨

お忙しいところ、ご出席をいただき、ありがとうございます。
本日は、4つの項目について、発表させていただきます。

1つ目は、「見守りの取組みに関する協力協定の締結について」であります。
資料1をご覧ください。市では、高齢者、認知症者、その他の支援を必要とする方々が住み慣れた地域で安心して自立した生活を送ることができるよう、市内事業所との間で見守りの取組みに関する協力協定を進めております。これまで、2事業者と協定を締結しておりましたが、このたび、新たに7事業所と協定を締結することといたしました。締結式は、2月2日の午後1時30分から、この会議室で行います。協力事業所が増えることで、この取組みの実効性がより高まり、市民の皆様にも広く知っていただける機会になるものと期待しております。

2つ目は、「災害時における飲料の確保に関する協定の締結について」であります。
資料2をご覧ください。みちのくコカ・コーラボトリング株式会社との間で、市内において災害が発生、または発生するおそれがある場合に、飲料水の供給について協力を要請し、避難所などに搬送していただくことを内容とする協定の締結を2月13日に予定しております。また、みちのくコカ・コーラボトリング株式会社からは、岩手県を通じ、備蓄用飲料水を無償提供いただくことにもなっております。見守りの取組みに関する協力、および災害時における飲料の確保に関する協定の締結式の際は、取材について、よろしくお願いいたします。

3つ目は、「ラグビーワールドカップ組織委員会の視察について」であります。
公益財団法人ラグビーワールドカップ2019組織委員会では、去る1月10日から23日にかけて、全国15の立候補都市に対し、順次、ラグビーワールドカップリミテッドによる公式視察を行いました。釜石市では、12日にワールドカップリミテッドより来日されたイギリス人スタッフ3名と組織委員会6名の視察団による会場予定地の視察が行われ、釜石市の思いや、スタジアム模型を使った説明などを受けていただきました。復興の成就とともにラグビーワールドカップを開催したいという趣旨に大いに共感をいただきまして、概ね、順調に視察を終えることができました。開催地の決定は、3月上旬になると伺っておりますが、復興事業のさらなる推進とともに、ラグビーワールドカップ開催への準備調整を行いながら、朗報を待ちたいと思います。

4つ目は、「復興まちづくりについて」であります。
資料3をご覧ください。市内で最大規模となる上中島Ⅱ期復興住宅の完成が近づいてまいりました。入居者につきましては、すでに入居を開始している上中島Ⅰ期、野田復興住宅とともに平成25年3月に募集し、156世帯の入居者を決定しているところであります。部屋決めにあたりましては、156戸と戸数が多いうえ、2号棟79戸、3号棟38戸、4号棟18戸、5号棟21戸の4棟構成のため、最初に希望する棟を募り、棟決めを行った後に部屋決めの抽選を行う2段階方式で行いたいと考えております。それぞれの抽選にあたりましては、阪神・淡路大震災の経験を踏まえつつ、コミュニティづくりを促進する観点から、要介護者、障害をお持ちの方はもとより、高齢の入居者についても一定の配慮を行う方向で、現在、検討を進めております。また、棟決めの希望調査の際に、ペット飼育者についても調査を行い、ペット入居エリアの調整を行います。建設業者からの建物の引き渡しは、2月27日の予定ですが、外構工事が若干残るため、3月上旬に行う部屋決め抽選の後、所要の手続きの整った方から順次引越しをしていただきます。上中島Ⅱ期復興住宅については、環境に配慮したスマートモデル住宅であることから、システムについての説明も十分行いながら、入居事務をスムーズに行っていきたいと考えており、入居者の皆様を対象とした内覧会を1月31日の午前10時から行う予定としております。
なお、市全体の復興公営住宅の入居申し込みを昨年末に終了し、1,222世帯からの申し込みを受け付けましたが、その結果を受けて、整備戸数の見直しを図ったところ、現時点での整備予定戸数は1,308戸となっております。一部の住宅では、若干の残戸数がありますので、2月9日から20日までの間で再募集を行う予定としております。

次に、情報提供としてお配りしております資料4ですが、4回目となる避難所運営フォーラムを1月31日に釜石・大槌地域産業育成センターで開催します。東日本大震災では、市の指定した避難所以外の場所においても自主的に臨時の避難所が開設され、地域のつながりによる避難所運営がなされました。今回のフォーラムでは、こうした民間の事業所を避難所として開放、運営した事例を題材として、避難者の受け入れや事業所と行政の連携など、今後の避難所運営体制はどうあるべきか、今後の方向性を定める契機としたいと考えております。

それから、資料5ですが、8回目となる嚶鳴フォーラムが1月31日に小田原市で開催され、当市も参加することとなっております。嚶鳴フォーラムは、ふるさとの先人を通したまちづくり、人づくり、心そだてを目指す自治体、14団体で構成する嚶鳴協議会が共催しており、前日の30日には、嚶鳴協議会の市町長会議も予定されております。

以上をもちまして、私からの発表を終わります。

質疑応答

《見守りの取組みに関する協力協定の締結について》

記者:見守りの取組みについて、現時点では、岩手生協と釜石郵便局との締結を結んでいるという事ですが、実際に成果につながったケースはありますか。

回答:平成26年度に、一人暮らしの男性で、実際に訪問した時に亡くなっていたというケースがありました。また、高齢者の女性で、訪問時に具合が悪いという事で、緊急搬送になったケースもあります。

《ラグビーワールドカップ組織委員会の視察について》

記者:視察でのQ&Aについて、どういった所を委員から質問されたのか、あるいは気にしていたのか。また、感触が良かったと書いてあるのですが、特にどのあたりを評価頂いたのか。

回答:内容としては、スタジアム建設のスケジュールが主ではなく、どちらかというと、おもてなしの対応や協議会の運営についての考え方を主に質問されました。プレゼンテーションと現地の視察も行い、大変和気あいあいとした中で、色々な意見交換が出来たのかなという所感です。視察を受ける際に、始めに市長や県の振興局長などでお迎えし、セレモニーを行いましたが、そういった対応を含めて、釜石の一生懸命さや熱意を感じたとお聞きしています。

記者:立候補地の中で釜石のみスタジアムの建設が必要ということなど、何か不安になっているところはあるのですか。

回答:スタジアム建設のスケジュールは聞かれましたが、そのことへの言及はありませんでした。それよりも対応状況や交通アクセス、宿泊等の受け入れ態勢を踏まえて、地域として連携できるのかという内容が主でした。県の担当からも全面的な支援を行うというお話もしていただきました。

記者:そのおもてなしの部分に熱意があったという受け答えですが、どういった所が評価されたかということと、宿泊に関してはどのような説明をされたのですか。

回答:宿泊については、釜石だけでは全てを賄うことはできないので、同席した県の担当者からは、オール岩手という形で、宿泊等の対応していく旨のお話がありました。おもてなしの部分については、視察当日に大漁旗を振って会場の位置を示したり、地元の方々や関係者にもお手伝いをしていただいたという部分で、かなり好感触を得られたのではと思います。加えて、プレゼンテーションの中でも、ラグビーと釜石の関わりや歴史、ラグビーに対する市民の思い、7連覇した時の話なども含めた話をさしあげましたし、被災地としてラグビーの大会を誘致するという事の意義や全国からの絆を日本はもとより世界的に発信したいという思いに理解を頂いたのではないかと思います。ただスタジアムが出来ていないのは釜石だけなので、その辺をきちんとスケジュール管理する必要があると思っています。

記者:「被災地としての」という説明に対しては、向こうから言及はなかったのですか。

回答:特に言及されませんでした。にこやかにお話を聞いていただいて、全てに関して頷いていただいて、帰り際に、大変良かったというお話をそれぞれの委員からしていただきました。

記者:釜石での開催意義は簡潔にどのように説明されたのですか。もう一つは防災という意味で、防潮堤や水門等について何か詳しく説明したりしたのですか。

回答:現地で、スタジアム全体の完成図を見せながら、防災関係の話をしました。それから協議会や大会の最中に何かあった場合には、すぐ避難行動が出来るような万全な体制を取るということもお話ししました。釜石での開催意義ですが、釜石とラグビーの今までの歴史を踏まえた中で、釜石、つまり被災地でラグビーの大会が開催されること自体が、日本ラグビー協会としても、釜石にとっても、被災地の復興を示すという意味で、大変意義あることだと思っています。

記者:市長としては、今回の視察の手ごたえはいかがだったのでしょうか。

市長:具体の中身については担当が対応しましたので、経緯については副市長が話したとおりです。ただ、総合的に話を聞いたり、あるいは関係者からの感触を伺う限りでは、非常に好感を持って釜石の視察を終えられたと思っています。特にも、釜石を去る時に地域の皆さんが大漁旗を持って送っていただいたということが非常に記憶に残っているということで、それも含めて、好感をもたらしたのではないかなと思っています。

記者:同じ被災地で立候補している仙台との連携等について質問があったり、釜石側から説明したということがありますか。また釜石シーウェーブスですが、入れ替え戦までもつれ込むことになったわけですが、釜石のラグビーの歴史とも深く関わることだと思うので、2月14日の入れ替え戦までに、もっと市民を盛り上げていく取り組みについて、市として何か出来ることはないですか。

市長:仙台については、他の市町村ですので、我々がとやかく言えることではありませんが、同じ東北の被災地ということであれば、是非とも仙台市と連携をしながら開催をしたいということは、常日頃関係者の皆さんには、話をしております。お互い、立候補した訳ですが、その後の経過については分かりません。

記者:仙台市とは協議等はまだなのですか。

市長:開催が決まったならば、連携の話し合いはしていきたいと思います。市民の盛り上がりということですが、まずはトップリーグを目指して、入れ替え戦まで来たということは凄く頑張っているなという事で、選手の皆さんをはじめ、シーウェーブスの皆さんに感謝したいと思います。こうした形で1年ごとに良い方向に向きながら、是非トップリーグ入りを果たして頂ければと思います。またどうやったら市民の皆さんにもっと浸透出来るのかですが、様々な方法があるでしょうが、一つは報道の皆さんにもかなり取り上げてもらっていますので、引き続き大いに取り上げて頂きながら、市民の皆さんに啓発して頂きたいと思います。また、例えばケーブルテレビやラジオなどで試合の模様を放映していただく、これはラグビーだけでなくて、市内レベルや学生レベルの試合も継続して流して頂きながら、市民にもっと親しんで頂けるような機会を作っていけたらなと思います。スポーツのまちづくりということで、まずはそういった情報提供を増やして、ラグビーに限らず、スポーツに親しめる機会を増やしていけたらと思います。

記者:「ラグビーワールドカップリミテッド」はどういう組織ですか。日本での開催会場を決定するにもラグビーワールドカップリミテッドの意見が重要になるのですか。

回答:イギリスにあるラグビーワールドカップ開催の最高の組織だと伺っています。会場も、リミテッドの方で決定になります。

記者:今回来られた方々はリミテッドではどういった立場なのですか。また、組織委員会とは別の組織なのですか。

回答:リミテッドは株式会社でして、社長と部長2人がお見えになりました。ワールドラグビーとワールドカップに関して独占的に契約しているのは、リミテッドで、それを日本で受け入れて実行するのが、組織委員会です。

記者:大会会場の決定権はリミテッドにあるのですか。

回答:組織委員会が素案を作ってリミテッドに提出し、リミテッドが承認します。最終的にはワールドラグビーが決裁を行います。

記者:財源に関しての質問はありませんでしたか。

回答:財源に関してはありませんでした。その前にスポーツ振興センターの視察がありましたので、そちらでお話がありました。

《復興まちづくり》

記者:昨年末の申し込み終了時点で1222世帯の申し込みがあって、整備戸数を1300戸に見直しということですが、少し余っている理由は何ですか。

復興住宅整備室長:県営の平田や日向、鵜住居の2号が主に余っております。理由については、はっきりした所はございませんが、潜在的には復興住宅の需要がありますので、2月に入ったら、残戸数に対して再募集を行います。

記者:前回の募集終了時に、まだ意向が確認出来ていないのが300世帯程度ということでしたが、その後調査は進んで何か判明したのでしょうか。

回答:意向調査は依然、仮設住宅を中心に進めていまして、以前は300世帯とお話しましたけども、そこからは相当程度減っています。また先程の1222世帯の募集と整備戸数1300戸の差についての補足ですが、未だ意向が不明な方というのは、市として全く所在不明ということではなく、どういう意向があるのかお伺いしている中で、まだその態度を決めきれていない方がかなりいらっしゃるので、そういう方々へも配慮しながら、整備戸数を調整していきます。

記者:1308戸というのは、既に完成した分を含めてということですか。始めの計画では整備予定戸数は何戸だったのですか。

回答:すでに完成した分を含めて1308戸です。前回は、1342戸の計画としておりました。

記者:整備戸数を見直したのは、今回が初めてですか。

市長:意向調査をして、1342戸整備するという発表をしました。その後、去年暮れの最後の募集での1222世帯の応募という結果を受けて、今後入るかもしれない方々も含めて、今回初めて戸数を確定したということです。

記者:当初は計画を予定していたけど、今後建設しない団地はあるのですか。

回答:大きい集合団地としてはありません。佐須には一戸の計画がありましたが、申し込みがなかったことから建設は行いません。

以上

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