平成25年6月定例会の議員提出議案です。
ページ下部に議議案の全文を掲載しています。

 

議案番号 件名 区分 結果 備考
議議案
第1号
米軍輸送機オスプレイの配備撤回・低空飛行訓練の中止を国に求める意見書の提出について 意見書 否決 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、防衛大臣

 

 

議議案第1号
米軍輸送機オスプレイの配備撤回・低空飛行訓練の中止を国に求める意見書の提出について

地方自治法第99条の規定により、別紙のとおり衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、防衛大臣に対し意見書を提出します。

平成25年6月21日 提出

提出者 釜石市議会議員 菊池 孝
賛成者 坂本 良子

平成25年6月21日 否決

釜石市議会議長 海老原 正人

 


  

米軍輸送機オスプレイの配備撤回・低空飛行訓練の中止を国に求める意見書

 日米両国政府は10月初旬、国民の強い反対を無視して、米軍輸送機MV22オスプレイ12機を沖縄普天間基地に配備しました。
 オスプレイは開発段階から何度も墜落事故を繰り返し、これまでに、少なくとも36人が死亡しており、構造的欠陥機であることは世界的に知られています。日本政府は、アメリカ政府から、4月のモロッコ、6月のアメリカ・フロリダ州での墜落事故を受けて、「機体に問題はなかった。事故は人為的ミス」として「安全宣言」を行いました。安全宣言は、「普天間基地への配備ありき」の姿勢を示すものであり、認めることはできません。
 沖縄県では、普天間基地への配備前の9月、「オスプレイ配備計画を直ちに撤回し、普天間基地の閉鎖・撤去」を求める県民大会が10万人以上の参加で開かれ、「オール沖縄」の意志を確認しました。県民大会後も「オスプレイ配備撤回」「普天間基地の閉鎖・撤去」「米軍基地返還」を求めて県内各地で住民大会が開かれています。
 普天間基地に配備されたオスプレイは、連日、人口密集地の飛行、夜間飛行、低空飛行など「違反飛行」を繰り返し、沖縄県民の命と安全をおびやかしています。オスプレイは、山口県・岩国基地、静岡県・キャンプ富士に分権隊として派遣され、全国7つのルートで高度150メートル以下の低空飛行を含む訓練など、沖縄と日本本土のあらゆる場所での訓練が想定されています。「グリーンルート」として、岩手県の八幡平市、滝沢村、雫石町、西和賀町、北上市、奥州市などが訓練区域に含まれています。このように、沖縄県民と本県を含む国民全体を危険にさらすオスプレイの配備はゆるされません。
 これまで、岩手県内でも1964年8月新里村(当時)、1988年9月川井村(当時)、1999年1月釜石と、何度も米軍機の墜落事故がおきています。1999年1月に米軍三沢基地所属のF16戦闘機が釜石市橋野地区の山中に墜落・炎上した事故は、山林火災を発生させ、墜落現場から約500メートルしか離れていないところには小学校や保育園もある住宅密集地で、一歩間違えば大惨事という事故であり、地域住民に大きな恐怖を与えました。
 よって、下記の事項について、地方自治法第99条にもとづき、国に意見書を提出するものです。

  1. オスプレイの配備撤回を求めること。
  2. 岩国、東富士をはじめ、全国の基地へのオスプレイの展開と低空飛行訓練計画を中止すること。

平成24年6月  日

岩手県釜石市議会