日時 平成20年7月4日

場所 甲子公民館

参加者 27名

 

市民:唄貝の防災無線は雑音が多くてさっぱりわからない。今日の市政懇談会についても放送したようだが、何を言っているのかさっぱりで、うるさくて使い物にならない。いっそのこと放送してほしくない。
 去年、大松小学校が統合して非常にさびしく思っている。その跡地利用について、どうなるのかさっぱり話が聞こえてこない。将来に向けて何か活用策はあるのか。ほかの町では、学校跡地に誘致企業を入れたりして活用しているところもあるようだ。是非活用していただきたい。
 釜石鉱山については100年来の歴史がありこの地区の経済の中心だったが、今は水の生産だけとなっている。鉱山の活用について、いい話があると聞くが、市のほうには情報が入っているのか。甲西地区には釜石鉱山の遊休地がたくさんある。鉱山側では地域のために活用したいと入ってくれるものの、なんら目ぼしいものは無い。その活用について市でも地権者や地域の代表者と定期的に会を設けて検討する余地はあると思う。
 唄貝には甲子川に架かる3本の橋がある。上流の橋と下流の橋は良いが、真ん中の橋について古くて危険である。手すりも腐食して落ちている状態だ。市当局に架け替えについて要望したことがあったが、古い橋はたくさんあるので順番が来ないと架け替えられないといわれてもう20数年になる。架け替えについて何とかよろしくお願いしたい。

企業立地推進本部副本部長:企業誘致については、市長の指示もあり積極的に取り組んでいるところである。ただ、その交渉の途中経過を市民の皆さんには話すことができない。年間120件ほど企業訪問に歩いて、ものになるのは2、3社だ。大松小学校については数社の企業に打診をした。その際に問題となったのは地耐力、建物の耐久性のことについて工場としては活用できないとのことだった。今後については構造上の問題もクリアしながら活用できればと思っている。今現在も交渉を続けている。大松地区については約3万坪の土地がある。段差があるわけだが一体として使うか、段差があるまま使うか、企業のオーダーに応じて交渉していかなければならない。鉱山と話し合いを続けながら対応している。坑道については国内でも注目され、全国的にも活用が検討されており、コンピュータのバックアップデータセンターとして売込み中だ。我々とすれば忘れているわけではない。地権者と定期的な協議については具体的な案件が出てきてから進めていきたい。

市民環境部長:防災行政無線については、機器について相当古くなっていて聞きづらい地区もあり特にも大橋唄貝地区の皆さんにはご迷惑をおかけしていて申し訳ない。市長からも指示を受けており、昨日も業者が来て提案を受けた。改修について多額の費用を要することから費用の面や方法の面から検討しているところだ。なんとか早くやりたいと思っている。

建設部長:橋については長い間待たせていて申し訳ない。今日は地域会議の市政懇談会ということで詳しい資料を持ち合わせていないが、今年から市内の橋について耐震診断を行う事となっている。それらの結果を見ながら取り組んでいきたいと思っている。部分的に改修することによって利便性が高まるというのであれば、いつでも現場を見て対応したいと思っているのでよろしくお願いしたい。 

市民:以前も話したことがあるが、市政についての重要課題を議論する市政懇談会なのに市議会から誰も来ていないのはおかしいのではないか。議員も出席し、みんなで膝を交えて話し合いをすべきだ。
 地域会議設置の話は上からの指示で話が出たのか、それとも下から話が上がってきたのか。もし上からの指示で始めるのであれば生活応援センターが大変ではないか。地元がもっと話し合ってから上に上げるべきだ。今までの市役所は地域から要望を受けても投げっぱなしだった。だから良くならない。地域の課題について予算が大きくなると議会にかけることになると思うが、この場に議員が来ていないと、どんな課題について何を話し合っているのかわからないのではないか。今の釜石の状況はまるで、田んぼをかき回してばかりで苗を植えていない状況だ。みんなで話し合って、明日の釜石を良くしようとしなければならない。議会としての立場もわかる。ただ我々は市に聞いてみたいほか、議会に聞いてみたいことだってある。お互いの立場の主張でなく、これからの釜石市をどうして行くかという議論に立場の違いは関係ない。

市長:今までの釜石は、田んぼをかき回しているだけで苗を植えていないというのは全くそのとおりだと思う。仙人峠道路や湾口防波堤が出来て、これから苗を植えるところだと思ってご支援をお願いしたい。生活応援センターについてはご存知のとおり人手が足りない。今までの健康づくり活動、公民館などの文化活動のほかに、今度は地域づくりもやらせる事になるから大変になる。生活応援センターも大変になるので、地域会議の運営については総合政策課のほうでバックアップする。政策の話はここだけでなく市内のいろいろなところからたくさんの要望がある。地域会議の設置については、町内会からの要望についてお互いの地域内の要望について良くわからないところがあるから風通しが悪い。また、役所との約束についても、このような場でした約束というのはその町内会だけでなくほかの町内会も同席して聞いているので大変重みがある。今まで要望という形で町内会の皆さんに足を運ばせて苦労をかけてきたが、これからは参画という形になる。皆さんに集まってもらってここで決めようということだ。ただ、財源もあるのですべてやるというわけではなく、やれるものとやれないものについてはっきりさせていきたい。
 議会とのやり取りについては、法律上三権分立で厳しく分かれている。我々にとっても議会は別のもの。我々の主催する市政懇談会もあれば、議会の主催するものもある。今回の地域会議が出来ると議員の活動はどうなるのか。一堂に町内会が集まると議員は地域会議に対しどのような対応をとるのかといえば、参加するのかどうするのか。ただ、今の段階では議会と分かれているということだけ理解してほしい。 

市民:市外で働いていたが、定年退職してふるさとがいいと思い、釜石に家を建てて大畑に住んでいる。だが大畑の道路は私道が多い。舗装などもなかなか手を付けられないでいる。後ろの山に水道のタンクがある。その山から石とかも落ちてきている。行政でその辺点検をしているのか。そのような問題について市では把握しているのか。大畑地区について開けると思って家を建てたが失敗したと思っている。

市長:市の担当するところは全域で広い。昔のように勢いのあったときは下水道も道路も出来たかもしれないが、今の市の状況についても理解してほしい。地域会議の場でそういった問題のお話もしていただきたい。決して忘れているわけではない。 

市民:地域会議が設置されることについて、大変良い事だと思っている。ことが早くなるのは良いことだ。地域会議を開くにあたって、応援センターの管内全部が参加しなければ出来ないのか。単独ではダメなのか。下水道の見通しについてもお話をお願いしたい。

市長:地域会議は、本当は地域の皆さんの主体的な集まりとしたいが、最初は市も汗をかきたい。栗橋、唐丹などの先進地にはもう形が出来ていて、あえて市がどうのこうのということはない。小佐野生活応援センターなどは範囲が広くなかなかまとまらないかと思うが、とりあえず市内7箇所の生活応援センター単位ではじめてみたい。その中で話し合っていく中で、もっと小さいほうが良いとなれば皆さんでそう決めればよい。とりあえず、最初は生活応援センター所長が各町内会長さんたちに声かけをして、準備委員会を作っていただき、その中で運営委員会を作って、皆さんで運営していただきたい。どうしても小さい単位で、という時にはブロック会議で。小さい単位で話し合うことも良いと思う。市民の皆さんが参画することが狙いだ。地域づくりに参加している意識を持ってもらうのが狙いだ。皆さんも一緒に汗をかきましょう。

建設部長:下水道についてであるが、区域は大橋までということになっているが、5ヵ年ごとに計画を立てて整備している平成22年度までに8地割の地区まで整備することで認可をいただいている。 

市民:観光について聞きたい。釜石にサイクリングコースというのはあるのか。先日ある人に聞かれたが私も不勉強でわからなかった。もし無いなら、そのような計画はあるのか。

市長:サイクリングロードというものは無い。駅前に降りても何も無くてよくわからない。情報提供するところも必要だと話もされている。大畑に産直を作ることにしているが、下水道の整備が終わったら母屋を建てて、釜石の西の玄関口として情報提供できるような施設にしたい。サイクリングコースについて、必要があれば検討したい。 

市民:大体、誰に質問してよいのかがわからない。出席者の名札も無い。名札を付けていただきたい。それから、公民館に網戸もほしい。暑くなれば会議どころではない。
 生活応援センター所長に聞きたい。ちょっと資料が手に入ったが、去年の6月にやったワークショップをやったとのことだ。これとどう違うのかを説明してほしい。

甲子生活応援センター所長:昨年の6月~9月にワークショップを5回行った。お手持ちの資料はそのワークショップの中間報告だ。ワークショップは健康づくりを主体としたものなので、その上に今回の地域会議が乗っかるイメージで捉えてほしい。

市民:もう少し、開催時間に余裕がほしい。松倉町内会だけで50の要望があるが、話す時間が無い。市の答弁が長すぎる。簡潔に答弁願いたい。

広聴広報課長:次回開催の際の参考としたい。 

市民:地域会議で解決することはスピーディーで良いと思う。花巻の先進事例の紹介があったが、もう少し詳しく話してくれれば理解も早まる。
 先ほど市長が、この地区は釜石の西の玄関口だと言ったが、283号と仙人峠道路入り口の交差点をもう少し整備して、「ようこそ」や「また来てください」などの看板の設置についても考えていただきたい。

佐々木副市長:花巻も1年が経過したばかりで、今成果・評価を検証しているところだ。我々が地域会議を立ち上げるのと同じ時期ぐらいに検証できていると思うので、その後視察をしたいと考えている。

市長:花巻と釜石のシステムの違いは、花巻は独自の集合体であるということだ。そこに市のお金を出すためには条例を定める必要がある。我々は生活応援センターの事業としてやろうとしている。民主主義としてどちらが進んでいるかと言えば、花巻方式だ。地域の皆さんが独自の組織を作るのを待っていれば10年から20年かかる。我々も汗を流して、最初の一歩を踏み出したい。
 看板についてはお話のとおりだと思う。出来るだけ早い時期に設置できるように取り組みたい。

市民:大松の教員アパートや以前の集会所がどちらも空き家のままだ。壊すなら壊す、使うなら使うと早く結論出せ。市はお金がないとか言うが、サンロックに1億5千万も出している。お金が無いとは言わせない。

佐々木副市長:市の財産の解体については大きいものから小さいものまであり、課題となっている。市の皆さんの意見を聞きながらやっていきたい。