平成29年10月30日記者会見結果

日時 平成29年10月30日 月曜日 午前10時 開始
場所 市役所 第2会議室
内容

市長の発表項目

  1. 台風第21号の被害状況について
    【資料No.1   台風第21号の被害状況について(110 KB pdfファイル)

  2. 平成29年台風第18号に関する商業者等への支援について
    【資料No.2-1    平成29年台風第18号に関する商業者等への支援について(122 KB pdfファイル)】 
    【資料No.2-2    復旧支援補助金詳細(216 KB pdfファイル)

  3. 尾崎半島林野火災被災地復旧計画の策定について
    【資料No.3    尾崎半島林野火災被災地復旧計画の策定について(309 KB pdfファイル)
    復旧計画図(1,666 KB pdfファイル)

  4. 市道港町2号線の橋梁名称の決定について
    【資料No.4    市道港町2号線の橋梁名称の決定について(290 KB pdfファイル)

  5. 平成29年度釜石市戦没者追悼式について
    【資料No.5    平成29年度釜石市戦没者追悼式について(202 KB pdfファイル)

    情報提供項目

 

市長発言要旨

お忙しいところ、ご出席いただき、ありがとうございます。本日は、5つの項目について発表させていただきます。

1つ目は、「台風第21号の被害状況について」であります。資料1をご覧ください。台風第21号は、強風域が半径800キロ以上の超大型で、強い勢力を保ちながら10月23日午前3時頃に静岡県御前崎市に上陸して関東地方を通過し、10月23日15時に北海道の東の海上で温帯低気圧に変わりました。台風の発達した雨雲や本州付近に停滞した前線の影響により、西日本・東日本・東北地方の広い範囲で猛烈な雨と暴風をもたらし、多いところでは1時間最大雨量90ミリ以上、24時間雨量が500㎜を越え、死亡者が出るなど甚大な被害が発生した地域もありました。当市では、台風の接近に備え情報収集を行うとともに、20日までに、前回の台風第18号で多くの住居等が冠水した東部地区市街地の8カ所に、事前に土のうを配備しましたが、22日には、配備した土のうが不足したことから追加で補充するなどの対応を行っております。また、22日の夜から23日の午前中にかけて強い雨が降る可能性が高いとの情報を得たことから、20日午後4時15分の協議を経て、22日午後4時に釜石市災害対策本部を設置するとともに、市内全域に避難準備・高齢者等避難開始を発令し、小中学校体育館等11カ所の拠点避難所を開設いたしました。なお、22日は衆議院議員選挙の投票日と重なり、投開票事務に職員の多くが従事していたことから、開設した避難所には、担当者として管理職職員を配置いたしました。避難のピークとなった22日午後11時には、福祉避難所や自主避難場所を含む10カ所の避難所に56人の方が避難しております。10月27日時点での被害状況ですが、当地域の降水量が1時間最大雨量15㎜、降り始めからの総雨量が最大で138㎜と、他地域及び前回の台風第18号に比べて少なかったことから、幸いにも人的被害・家屋被害・公共施設等の施設被害の報告はありませんが、農作物の被害として、強風によるリンゴ果実の落果が発生し、被害面積が約30アール、被害金額が約10万円となっております。また、市内の一部箇所で土砂流出や冠水、倒木等が発生しておりますが、土のうや排水ポンプを設置するなどの対応を行った結果、浜町3丁目地区で冠水による一時通行止めのため、岩手県交通のバスが折り返し運転となったほかは、道路の通行止め等は発生しておりません。現在、市各担当課及び関係機関が、引き続き被災箇所の確認作業を進めておりますが、今後も災害に備え適切な対応に努めてまいります。

 2つ目は、「平成29年台風第18号に関する商業者等への支援について」であります。資料2をご覧ください。今年9月に発生した台風第18号では、当市の中心市街地東部地区が冠水し、東部地区の商業者、飲食店事業者は深刻な被害を受けましたが、その被害状況は、床上浸水62件、床下浸水19件、強風による被害が1件となっております。こうした状況をうけ、市では、台風第18号で被害を受けた商業者、飲食業店事業者の復旧を支援することを目的に、「平成29年台風第18号被害復旧支援補助金」を新たに創設いたしました。この補助金は、台風第18号に係る罹災証明書の交付者を対象に、施設・設備の取得及び修繕に要する経費の2分の1を補助するもので、上限は20万円としており、平成29年11月1日から申請の受付を開始しいたします。なお、この制度については、市広報で周知するほか、商店街や親富幸通り飲食店会などにチラシを配布して周知を行い、台風による浸水被害を受けた事業者の復旧を支援してまいります。

3つ目は、「尾崎半島林野火災被災地復旧計画の策定について」であります。資料3をご覧ください。本年5月8日に発生した尾崎半島林野火災に係る被災地の復旧につきましては、森林所有者の意向を把握するため、これまで、2度の説明会と3度の個別相談会に加え、アンケート調査も実施してまいりました。その結果、被災木の伐採と販売についての要望は強いものの、林業そのものに対する将来性を不安視し、その後の森林復旧については、慎重な意見が多く出されております。こうしたことから、今回の森林復旧については、過去の林野火災で実施したような嵩上げ補助ではなく、()つき保安林や水源かん養保安林といった公益的機能を早期に回復し、尾崎半島の森林環境保全を図ることを目的に、市が事業実施主体となり、より有利な補助制度を活用し、森林所有者への負担を求めることなく復旧事業を行なうことで、一人でも多くの森林所有者に復旧意欲を高めていただきたいと考えております。この尾崎半島林野火災被災地復旧計画は、これまでの意向調査において「復旧する」、若しくは「補助率が高ければ復旧する」との意思を示していた方の森林と、市所有の森林を対象として策定したもので、その計画面積は復旧対象森林面積255.89haのうちの約53%となる135.76haで、総事業費は、約5億5,900万円となっております。また、計画期間は、平成29年度から国の補助制度の期限となる平成32年度までとしております。復旧事業の主な内容ですが、森林整備事業の森林環境保全直接支援事業補助金と震災復興特別交付税を活用し、伐採、地拵、植栽及びシカの食害に対する防護柵の設置、さらには復旧作業の効率化と防火帯道どう)としての役割強化のための作業道を整備することとしております。一方、被災木の利活用につきましては、罹災した針葉樹は、樹齢41年以上のものが約95%を占めており、建築資材等に十分に利用できる太さになっておりますが、時間の経過とともに焼け焦げ部分からの変色や腐朽()による材質の低下が懸念されており、早期の伐採・利用が必要不可欠であることから、関係機関と連携しながら、より多くの被害木の利活用に取り組んでまいります。この事業計画に基づく復旧事業につきましては、まもなく本格的な作業に着手いたしますが、未だ意向が定まっていない罹災森林も多くありますことから、引き続き市の復旧支援策を提示しながら森林所有者の意向把握に努めるとともに、この復旧計画に反映させ、一人でも多くの方に森林を復旧していただき、尾崎半島の森林環境の回復に努めてまいります。 

4つ目は、「市道港町2号線の橋梁名称の決定について」であります。資料4をご覧ください。市道港町2号線は、東部地区の商業・産業活動や公共ふ頭の物流機能を高めるとともに、中番庫地区からの避難経路の一つとして、港町と鈴子町を結ぶ延長91mの橋梁を新たに整備した事業で、平成29年12月27日の開通を予定しています。橋梁の名称を決定するにあたっては、市内小中学校の児童・生徒から名称を募集し、応募のあった617件について、釜石市市道港町2号線橋梁名称選考委員会で選考を行った結果、最優秀賞に甲子中学校2年の大瀧結菜さんの「千年橋」が選考されました。この「千年橋」という名称には、「東日本大震災で被災した町が復興し、釜石の明るい未来に向かって、千年先も賑わい、住民が安全安心で暮らせるように」という思いを込めたと伺っております。また、この橋には「橋梁の名称」など、4枚の銘板を取り付けますが、その全てを、最優秀賞を受賞した大瀧さんに揮毫して頂いております。なお、最優秀賞の他に、資料裏面に記載のとおり13件が優秀賞として選考されておりますが、これら受賞者への表彰は12月27日に予定している開通式で行うこととしております。

5つ目は、「平成29年度釜石市戦没者追悼式について」であります。資料5をご覧ください。11月23日木曜日の午後1時からチームスマイル・釜石PITにおいて、市主催の戦没者追悼式を行います。この戦没者追悼式は、毎年8月9日に開催しておりますが、今年は台風第5号の影響により開催を中止しておりました。しかし、ご遺族や関係者の皆さまからの強い要望等もあり、この度、改めて開催することといたしました。式では、戦争で犠牲になられた方々を追悼すると共に恒久の平和を祈念いたしたいと存じます。

 

質疑応答 

《平成29年台風第18号に関する商業者等への支援について》

質問:資料の中の復旧支援補助金というのは、これまで過去の災害でも同じような支援事業をされているのでしょうか。二点目が全体でどのくらいの被害で、今回の補助はどのくらいの規模を考えていらっしゃるのか。さらに、被害のひどかった事業者は約300万円の被害とあるが、その事業者を教えてください。 

回答:まず1点目なんですけれども、釜石市単独で行う支援制度としては恐らく初めてなんだろうと思います。それで全体でということなんですけれども、82件うち、概ね20件程度が対象になるんじゃないかという情報です。あと一番被害が大きかったところなんですが、本人のご了承をいただいてないものですから、この場でちょっと実名を申し上げないほうが良いのかなと思っております。20件程度ということでございますので、20万×20で400万前後になるのではないかなと思っております。

質問:分かりました。被害額300万円の事業者は飲食業ということでいいですか。

回答:飲食業です。 

《尾崎半島林野火災被災地復旧計画の策定について》

質問:尾崎白浜の火災の復旧計画なんですけれども。前の協議会を取材させてもらったんですけれども、復旧意向を示した方が、地主さんの中で10件で、そのうちの5件が今回とりあえず復旧の対象になってるということで、その数は増えてませんか。年内ぐらいを目処に地主さんにまた面会をして、また増える可能性はあるわけですよね。

回答:はい。今後ですね、いろいろと被災者の方に接触して、中々連絡が取れない方とかですね、遠方に住む方が多いので、ちょっとそちらの方に足を運んだりとか、手紙のやりとりをさせていただいてですね、こちらの市の支援制度をきちんと丁寧に説明した上でご本人の意向の確認をしたいと思います。 

質問:分かりました。ありがとうございます。

《その他:ラグビーワールドカップ試合日程発表について等》

質問:ワールドカップの組み合わせについて市長から、どういう大会にしたいかなど一言。

野田市長:そうですね。日本で12の会場があるわけですけども。釜石は唯一の被災地であるということと、それから本来であればスタジアムが無いところで、スタジアムを建設して、まさにラグビーワールドカップのために建設して、いわゆる復興の象徴として全国や世界の方々に復興の御礼をしたいと、感謝の気持ちを伝えるということ。やっぱり被災地にですね、岩手県の三陸の地域のこれからの振興を発展に、大きな契機にしたいということですから。その試合の内容についてもですね、その組み合わせと言いますか、全世界の方々にご披露できるような、そういう素晴らしい試合をしていただきたい。2010年のロンドン大会の時に、ブライトンだっけか。日本代表が勝ったことで、小さい街で大きな番狂わせが起きたわけなんですね。ですから釜石で言えば、12の会場の中で一番小さい街で、小さいスタジアムですけれども、その中で温かく迎え入れをしてですね、選手の皆さんが最大限の力を発揮して、そういったラグビーの素晴らしさというのが発信できるような、そういう試合にしていただきたいものだなと思ってます。どこの国がどうのこうのということよりも、その試合の内容がですね、最大限の力を発揮できる、そういうラグビーの素晴らしさをお伝えできる環境を、我々が作っていかなければならないと思ってます。ですからハードの部分ではなくて、それを迎え入れる釜石市民・岩手県の取り組みが、必要だと思っております。

質問:ハードだけではない部分で良い試合をしてもらおうと準備されている中で、力を入れていることは。

野田市長:力もまだ何も。いずれワールドカップで迎え入れるということだと思いますよね。これはまず一つは選手の皆さんが、試合をするわけですから。選手の皆さんが最大限力が発揮できる環境づくり。これがまず一番目。それから応援する方々と選手の皆さんの試合の盛り上がりというのが大事だと思いますから。そういった意味では応援に駆けつけてくださる観光客も含めてですが、温かく迎え入れる街づくりとそういうことにしようと思います。ですから街ぐるみでね、そういう環境をつくっているんだと、そういう街であるんだということの実感が感じられるようにしていかなければならないと思っておりますので。そう言った意味ではその看板とか、飲食店の対応とかですね。安心安全に釜石に来れる、そういう道案内がはじまって。まあボランティアの方々もその対応とかですね。まあ数を数えればキリがないんですが、いずれ釜石が他の町と違って、そういったところに力を入れているということです。もっと強調できるようにしていきたいなと思っておりました。そのことが被災地として、世界からお世話になった感謝の気持ちを伝えると。その試合をするという事だけでは無くてね、そういった環境を作るということが、世界に対する我々の感謝。気持ちを表すということになるんだろうと思ってます。そこはちょっと具体的にというのはちょっとまだあれですけれども。

質問:当日具体的にどこの国・チームが来るか決まるので多分幹事社から申し入れしてたと思うんですが、市長、出張中ですがコメントをもしいただければ。例えば、具体的にスコットランドが来るかもしれないし、アルゼンチンが来るかもしれないということで。この間、振興局長との会見があってですね、面白アイデアがいっぱいあるんだと。例えばスコットランドが来ると決まったら、グラスゴーはどっちも鉄のまち。全世界的にそういう中でまちの振興共通の問題もある。アルゼンチンが来たらアルゼンチンタンゴと虎舞を一緒にやるとかコラボするとかをおっしゃってたんですけども。当日少しコメントを出していただければなと思うんですが。

野田市長:副市長が会場に行ってるんですが。

質問:東京に行かれるんですか。

回答:ラグビーカフェでパブリックビューイングをしますから。

質問:その時にコメントも。

野田市長:私は東京にいますので。東京の会議室で会議しているので、もしそこでもよければ。

質問:そこではパブリックビューイングがされませんよね。

野田市長:会議室ではね。

質問:じゃあ、副市長経由で。

野田市長:会議の時間と同じ時間帯なんですよ。何時頃なんですか、発表は。

回答:発表が3時30分。

質問:3時30分から2時間ですね。発表自体は4時頃になってましたよね。

野田市長:そこで、みんなで聞こうとしてたんですよ、会議を中断して。それを聞いた感想等を何らかの形で。 

質問:パブリックビューイングの方に、地元の人とか沢山集まるとかは。 

回答:平日ですから、なかなかちょっと厳しいところがありますけどね。

野田市長:よろしくお願いいたします。

 

以上。