平成25年10月21日記者会見結果

日時:平成25年10月21日 月曜日 午前11時00分 開始

場所:市役所 第2会議室

内容:

市長の発表項目

  1. 鵜住居地区防災センターの解体について
  2. 住宅再建意向調査の中間集計結果について
    【資料No.1 「住宅再建意向調査」中間集計結果(69 KB pdfファイル) 】
  3. 橋野鉄鉱山インフォメーションセンターの開所について
    【資料No.2   釜石市橋野鉄鉱山インフォメーションセンターの開所式について(582 KB pdfファイル) 】 
  4. 橋野鉄鉱山世界遺産シンポジウムの開催について
    【資料No.3  橋野高炉跡を世界遺産へ!橋野鉄鉱山世界遺産シンポジウムin盛岡(27 KB pdfファイル) 


情報提供項目

 

市長発言要旨

 お忙しいところ、ご出席をいただき、ありがとうございます。
 本日は、5つの項目について、発表させていただきます。

 1つ目は、「鵜住居地区防災センターの解体について」であります。
 去る10月12日、鵜住居地区防災センターに関する被災者遺族の連絡会の皆様を対象とした「鵜住居地区防災センターに関する報告会」を開催いたしました。
 報告会では、鵜住居地区防災センターの解体に関する経過といたしまして、鵜住居復興まちづくり協議会、鵜住居地域会議、被災者遺族の連絡会の3団体の連名で早く解体して欲しいとの要望書が提出されたこと、多く
 の意見を聞くために判断を延ばして合意形成に努めてきたこと、まちづくり協議会や震災メモリアルパーク整備検討委員会などの意見を聞いたうえで解体することを決定したこと、などを報告させていただきました。
 その質疑におきまして、参加されたご遺族から、防災センターを保存して欲しい、解体するにしても解体時期を延期して欲しいとの要望が出されましたことから、こうしたご遺族の思いに配慮し、解体時期をできる限り
 延期する方向で、解体に関する作業工程についての再調整を行ってまいりました。
 その結果、鵜住居地区防災センターの解体着手日を12月2日の月曜日に決定いたしました。
 解体着手日の決定にあたりましては、釜石市全体の災害廃棄物の処理を平成26年3月末までに完了しなければならず、工期そのものに余裕のない状況で作業に取り組んでいることもあり、そのような状況下において、可能な限り延期できる範囲で作業工程を再調整させていただきました。
 なお、解体作業の完了は、年内、12月末を目標にしております。
 防災センターの解体延期を望まれる被災者ご遺族の方におかれましては、約1ヶ月半という短い期間ではございますが、深いご理解とご協力をお願い申し上げたいと思います。
 市といたしましては、建物内には危険な場所もございますので、現在、献花台のあります1階の事務室と2階の避難室までの通路を確保したうえで、解体着手の前日まで、献花やご焼香ができるように維持管理を行なってまいります。
 また、解体にあたりましては、映像記録作業を行なったうえで、銘板や津波の痕跡のある壁や床の一部を保管することとしております。

 2つ目は、「住宅再建意向調査の中間集計結果について」であります。
 資料1をご覧ください。
 今回の調査は、8月12日から9月7日を調査期間とし、昨年度調査対象とした約5,000世帯から、住宅再建済みの世帯を除いた約4,300世帯を対象に行いました。
 現在の回収率は67.8%ですが、今回が最終の意向調査となることから、引き続き、仮設住宅支援員の協力をいただきながら回収率を上げて、一人でも多くの被災者の意向を計画に反映させたいと考えております。
 中間集計結果の特徴といたしましては、前回調査と比較して、ほとんどの地区で復興公営住宅より住宅の自力再建を希望する世帯が増えていることがあげられます。
 これは、6月に拡充した住宅再建の補助制度を受けて自力再建を目指そうとしている人が増えてきたものと捉えております。
 復興公営住宅に関しましては、全体的に減少しているものの、東部地区においては、依然、多くの方が復興公営住宅への入居を希望しております。
 自力再建に関しましては、被災時に住まいのあった区域に再建される方の割合が高まっている傾向が見られます。 
 今後の対応につきましては、更なる回収率のアップを図り、この調査の精度を上げながら、被災地区ごとに復興公営住宅の整備戸数や高台団地の 区画数などを見直してまいります。

 3つ目は、「橋野鉄鉱山インフォメーションセンターの開所について」であります。
 資料2をご覧ください。
 現在、建設工事も仕上げの段階に入っておりますが、開設準備を進めてきました橋野鉄鉱山インフォメーションセンターについて、来月10日から供用を開始したいと考えております。
 供用開始にあたり、午前9時30分から開所式を行う予定としており、開所式の次第は、資料のとおりであります。
 開所式の後には、地元、橋野町振興協議会のご協力により、落成を祝い、餅まきが行われる予定となっております。
 また、引き続き、橋野町振興協議会の主催による落成記念シンポジウムが開催されます。
 内容は、岩手大学工学部機械システム工学科 准教授 小野寺英輝(おのでら ひでき)先生による基調講演の後、小野寺先生をコーディネーターに4名の方によるパネルトークが行われるとのことですが、先生のご講演に先立ち、センターの展示映像を紹介させていただきたいと考えております。

 4つ目は、「橋野鉄鉱山世界遺産シンポジウムの開催について」であります。
 資料3をご覧ください
 シンポジウムの第2弾というような形になりますが、11月24日、午後2時から、盛岡市の「エスポワールいわて」で「橋野鉄鉱山世界遺産シンポジウムin盛岡」を開催いたします。
 橋野鉄鉱山の世界遺産登録を目指した周知普及につきましては、これまで釜石市内を中心に行ってまいりましたが、政府の推薦決定を受けて、改めて県内での機運の醸成を図るとともに、橋野鉄鉱山及び本遺産群の理解促進を図るため、シンポジウムを開催するものであります。
 シンポジウムの次第は、資料のとおりですが、基調講演は、「九州・山口の近代化産業遺産群」世界遺産登録推進協議会コーディネーターの加藤康子(かとう こうこ)さんと、内閣官房「稼働資産を含む産業遺産に関する有識者会議」座長である慶應義塾大学名誉教授 工藤教和(くどうのりかず)先生に依頼しております。
 引き続き、パネルトークとして、加藤康子(かとう こうこ)さんを進行役に、岩手大学工学部准教授の小野寺英輝(おのでら ひでき)先生と、地元、橋野町振興協議会事務長の藤原昌教(ふじわら まさのり)さんにご参加をいただいて、お話を進めていただく予定としております。
 定員は200人で、申し込み先着順となりますが、参加の申し込みは、11月15日までに、必要事項を釜石市世界遺産登録推進室あて、郵便、ファクシミリ、またはメールで申し込んでいただきます。
 なお、釜石市内からの参加者の利便を考慮して、無料の送迎バスの運行などを予定しておりますので、ご利用を希望する方は、併せて申し込んでいただきたいと思います。

 5つ目は、次第には入れておりませんでしたが、「台風26号に伴う被害状況について」であります。
 別にお配りしております台風26号に伴う被害状況の資料をご覧ください。
 10月16日から17日にかけての台風26号での現在の被害状況ですが、住宅への被害は、強風により屋根が剥がれたもので、一部損壊1件となっております。
 漁業関係では、4つの漁港の共同利用施設、漁船2隻、唐丹町での定置網破損、仮宿での防波堤一部決壊のほか、漁港へのごみの流出や建設資材の流失が確認されております。
 農業関係では、ソバの刈り取りが不能になったもののほか、ビニールハウスや倉庫に被害が出ております。
 そのほか、道路の通行止めや停電などもありましたが、それらにつきましては、復旧済みとなっております。

 発表項目は以上ですが、情報提供といたしまして、お手元に資料をお配りしておりますので、ご覧いただきたいと思います。

 資料うち、資料8の「釜石・大槌地域産業フェア」につきましては、東日本大震災の影響により、2年間、実施を見合わせておりましたが、今年度は、来月12日に釜石・大槌地域産業育成センターにおいて、開催することとなりました。
 産業フェアは、地域企業が持つ技術や製品等について、広く市民に周知するとともに、地域のものづくりに対しての理解を深める機会を提供しようとするものですが、特に今回の産業フェアは、釜石商工高校と釜石高校の生徒を招き、当市及び同センターの産業再生に向けた重点的な取組みである「高度ものづくり産業の創出」など、連携を図っている各大学の研究を紹介し、将来地域におけるものづくりの担い手となる人材育成を目指すことを主眼としております。
 岩手大学では、地域の高度ものづくり産業を育成する取り組みについて、北里大学では、バイオ技術を活用した地域食産業の振興支援について、それぞれ研究発表をしていただくほか、企業ブースを設置し、地域内企業の技術・製品を紹介する内容となっております。

 以上をもちまして、私からの発表を終わります。 

質疑応答 

《鵜住居地区防災センターの解体について》

質問:解体の着工日が12月2日になったということだが、解体を延期して欲しいとか、解体をしないで保存して欲しいという方の要望としては、この1か月半程の延期ではなく、もっと長いスパンでの延期を要望していたと思う。1か月半というのはなぜだったのか。この1か月半延ばすことによって、延期をして欲しいという方の要望に沿う取り組みはするのか。

回答:がれき処理のリミットが決まっているということです。それによって最大限に延長できる日程ということで、このようにさせていただきました。もちろん、先日の報告会等でご遺族の方からお話もあったのですが、やはり市としても、どうしても期限が迫っているなかで、最大限努力した結果が、この1か月半ということになりました。要望に沿った対応ということですが、10月18日付でご遺族の皆様に解体の日時の決定と、また一部保存ということだったので、残して欲しいものがあれば、などをお聞きし、また、関係者に文書をお出ししておりますので、その中でご要望にお応えできることがあれば、こちらの方では対応させていただきたいと思っています。

質問:延期して欲しい、保存をして欲しいという要望を出していらしゃる遺族の団体の方は、今回のこの決定である程度納得をしているのか。

回答:これからご相談をしながら、理解を深めていただく努力を我々の方でもしていきたいと思います。ただ、解体を延期して欲しいという要望に配慮したかたちになっていますが、ご存じのとおり早く解体して欲しいというのが遺族連絡会の皆さんの要望ですし、地域の皆さんも圧倒的にそういう方々の声の方が大きいのです。ですから、あえて早く解体して欲しいという方の声に反して、一部の方のご意見に耳を傾けながら、少しでも要望に沿うようなかたちで、1か月半といえば確かに短いかも知れませんが、我々としては今まで延ばしてきたわけなので、それにプラスして1か月半だという考え方です。ですから我々としては最大限の配慮をしてきたつもりですので、そうしたところを延期をして欲しいというご家族の方にぜひご理解をしていただきたいと思います。

質問:この間、釜石市のお別れ会及び説明会があり、説明会においては遺族の方から解体して欲しくない、保存して欲しいという意見があったということだが、新聞・テレビ等で報道された以降は、市役所の方に解体しないで欲しいという意見は寄せられたか。

回答:市外の方から何件か、報道を見て解体しないで欲しいというのは寄せられております。4~5件です。

質問:それは市外の方からで、市内の方からは無かったということか。

回答:ありません。

質問:それはご遺族の方か。

回答:ご遺族ではない一般の方です。あとは要望書等の正式なかたちではありませんが、私ども市の関係者が地域に行くと、多くの方から一刻も早く解体して欲しいということを道すがら声をかけていただくこともありますし、何かしらの集まりでそういう事を言われることもあります。数が全てではありませんが、圧倒的多数の地域の方、関係者の方からの早く解体して欲しいという声は、日々切実なものとして、我々は受け止めているという状況であります。

質問:どちらかというと市内の方は解体して欲しいということか。

回答:市内の方は、数が全てではありませんが、圧倒的に一刻も早く解体して欲しいというふうにおっしゃっています。

質問:映像記録作業について、これは予算はついたと思うが、業者なり作業の工程というのは決まっているのか。

回答:今3社に見積もりを依頼しております。10月24日の期限で出していただきまして、25日には契約を結んで、来週の28日から11月8日までの間に撮影は済ませたいと思っています。

質問:解体のことに関して、解体するしないを考える期間はたくさんとっていたが、なぜ解体するのか、なぜ残すのかという議論を深めてこなかったということが言えるのではないか。地元のまちづくりや地域振興協議会のあたりでは議論されたのかもしれないが、目に見える形での議論が少なくて、何を残すかということすらきちんと決められていないので、その辺の議論をもう少しするべきだと思うが。

回答:議論を深めることは必要だと思いますが、ただ事柄によっては、必ずしも全てが議論を深められるようなものではないと思います。今回の防災センターも、先ほど報告会で一部の遺族の声を聞いて延期をしたという話をしましたが、あの時は同時に早く解体して欲しいという方もいたわけです。ですからあえてその中で延期の方を私としては取り上げさせていただいて、延期をさせていただいているという状況ですから、逆の立場の方々から言えば、なんで延期したんだ、10月に解体と言っていたのに、という不満の声はあるだろうと思います。ですから中々これは議論を深めるというような、そういうものではないと思いますが、かといって議論もせずに解体したり保存をしたり、安易に決定することも出来ない非常に難しい課題だと思います。そういう意味では出来るだけ関係者の皆さん、遺族の皆さんの気持ちに沿いながら、あるいは地域の皆さんのお考えをお聞きしながら、最終的には市の施設ですから、市が決定をしていかなければならない立場ですので、そういう意味では可能な限り猶予の時間をとってきたつもりではあります。直接の議論をする場は少なかったかもしれませんが、結局はその期間の中で、お一人お一人が、葛藤したり、様々なことを思い描いたり、心の中で議論はされてきているのではないかなと思います。その結果がこういう形になって表れていると思います。

質問:保存した方がいいという方々と、早く解体して欲しいという方々の意見がぶつかって議論になる。その中から一部保存しましょうとか記録保存をいう話になる訳で、そこで意見を一つの方向にもっていく訳だから、そういう作業はやはり必要ではないかと思うが。

回答:必要があるから時間をとってきたわけです。

質問:それは安易に時間が解決すると言っているのではないか。無理に意見の違う人達が意見を述べ合う必要はないというのは、民主主義を否定されているようにしか聞こえない。

回答:無理矢理議論する必要はないのではないでしょうか。必要な時に必要な機会をつくっていくのが我々の務めだと思っています。そういう意味ではまちづくり協議会とか地域会議とか様々な場面でその場を提供してきました。

質問:そういう団体の長や幹部としか話をしないから、先日のように、一家族かもしれないが、そういう方の意見をすくい取れなかったのではないか。

回答:少なくてもまちづくり協議会は、鵜住居の全地域の皆さんにご案内を差し上げていますから、そういう意味では一部の役員とかそういうことではないです。

質問:先日残してくれと言った方々は、鵜住居の町の方ではなかったのでは。

回答:補足をすると、実は遺族の方から、あえて申し上げるとテレビカメラが回っていない、記者の方に囲まれてショーにさせられていないところで、市に本音をお伝えしたいというお声はいただいておりまして、実は遺族と一件一件担当者があたっております。その席では、個別にどなたが、どういった形で、というのは言及を控えますが、見たくもない、一刻も早く解体して欲しいという声が圧倒的でございます。という中で、先日あるご遺族のご家庭の方から残して欲しいという意見をいただいたという部分についても、実は以前から議論させていただいておりましたが、おっしゃるように残して欲しいという意見、それから壊して欲しいという意見を正面からぶつける場は、確かに無かったと思っております。ただ他方で、私も民主主義を最大限に尊重する立場ではありますが、親族が亡くなった、あるいは恋人が亡くなったという方々を一同に介して、皆の場で論点を整理して議論をするということが、今の段階で適切なのかどうかと言われると、私はそうは言い切れないんじゃないかと思います。やはり市がハブとなって、お一人お一人の意見をくみ取って、最終的にそれらを踏まえて判断をするという、今の段階ではそれしかないんじゃないかなというのが、我々市の判断でございます。これから具体的に、保存というのは何をどういった意味合いをもって保存するのか等々については、我々の方で例えば原案をつくる、あるいは遺族の方、地域の方一人一人にご説明をするという中で、具体的にしていくものかなとは思っています。

質問:防災センターの立ち入りについて、10月28日から映像記録作業が始まるが、実際に入れるのはいつまでなのか。

回答:12月1日までは、前日までは立ち入りは出来ます。ただ壁がはがれてきたり天井が落ちてきたりという状況がありますので、撮影が終わった段階になると思うのですが、1階の慰霊の場所と2階の避難室を結ぶ通路だけは確保して、あとは立ち入りを禁止した方がいいのではないかと思っています。

質問:それ以外のところには、11月8日以降には行けないと。

回答:そうですね。ただ撮影自体も天気に左右されるので、8日までに撮影は終了したいと思っているのですが、天気の条件が合わなければ延びる可能性はあります。

質問:撮影中も入れるのか。

回答:入れます。ただ作業を確認しながらになりますし、映像記録なので、協力しながらということで。いずれどこを残すのか等は遺族連絡会の皆さんと最終的には詰めて対応したいと思います。

質問:遺族連絡会の方と詰めるというが、連絡会の幹部の方としかこれまで主にお話されてこなかったということが、今回のような事態を招いたのではないか。

回答:今回のような事態とはどのようなことを指しているのですか。

質問:いつも会長さんや幹部の方々としか話をしていないと見聞きしている。何回全員の方から意見聴取したのかお聞きしたい。

回答:この場で数字が手元にないのですが、一家族が残して欲しいと意見をおっしゃっていますが、このプロセスにおいて、幹部の方のみと向き合ってきたというのは相当事実と異なっており、手続き論で言うと大丈夫だと思うんです。ただ、もっと丁寧にできたんじゃないかと言われると。

質問:私が言っているのは、会長さんや幹部の方々とお会いした回数と、解体に反対された方々の面会回数は違うのではないかということ。

回答:異なるとは思います。このような事態というのが何だか分からないですが、いずれ民主国家ですから、賛成の方もいれば反対の方もいるのは当然のことだし、いろんなご意見があるのも当然のことだと思います。ですからそれは当り前のことであって、我々は多数の方々が早く解体して欲しいと言っていると思っていますし、皆さんから聞いてもそうなんです。一つのご家族だけが延期して欲しい、残して欲しいと言われているわけですが、まさに民主主義で言えば多数決で、壊すほうを本当は早くしなければならないんでしょうけれども、あえて配慮をしながら延ばさせていただいています。このような事態です。これ以外には何もないです。その一家族の方とは私もお会いさせていただいていますし、担当も何度もお話していますので、時間からいえばもしかして幹部の方々と話をするよりも、トータルで言えばそちらの方が長かったかもしれません。

《住宅再建意向調査の中間集計結果について》

質問:表の見方を教えて欲しい。公営住宅の希望数の減というのは、地区外に出たいとかそういうことが含まれているのか。

回答:左の表は被災時の居住地区ということで、被災した時点で室浜地区におった方で公営住宅を希望している方が24名ということです。右の表は室浜地区に今度新たに整備する公営住宅に入居を希望している方が12名いるということですので、室浜地区で被災した24名のうち何名かは室浜以外の公営住宅の方に行くと。もしくは被災時には室浜におられなかった方が、再建する場合には、室浜につくる公営住宅に希望をされているというケースもあります。被災した時点での区分が左の表で、新たに整備する区分が右の表になるということです。

質問:例えば箱崎地区だと公営住宅の希望が64、右側の表では希望が35とあるが、半分くらいは箱崎地区以外に自力再建なり公営住宅を希望しているということか。

回答:そういうことですね。自力再建というよりも、他の地区に造る公営住宅に希望されている方がいるということです。

質問:半島部の地区はかなり前回の調査と比べて、居住地以外に出ていく人が増えているのでは。

回答:全体的には公営住宅を希望なさっている数が前回より減っております。ただし東部地区に限ってはさほど減っておりませんので、おそらく東部地区の方にシフトしているかたちになるのかなと、読み取れるのではないかと思っています。

質問:例えば箱崎白浜は公営住宅を5人希望しているが、右側で見ると無しとなっている。箱崎白浜は復興住宅を建てる必要が無いということか。

回答:それは逆にもう着工しておりまして、入る方が決まっているところとなります。

質問:決まっているから新たに希望する人はいないということか。ではこれは全体を表わす数字ではないということか。

回答:そうです。入居者が決まっているところは新たに希望する方はいないということです。花露辺・大石・箱崎白浜については着工済みですので、これについてはカウントから除外しております。上中島と野田も入居者が決定しておりますので、今回の調査からは除外しています。これから必要となる住宅の戸数というように見ていただければと思います。

質問:この表の数字の見方なのだが、左の表ではどういう答えが合っているのか。というのも公営住宅希望数と自力再建希望数を足しても回収数に満たない場合もあれば、根浜のように足してしまうと回収数を超えてしまうところもあるのだが、これはどういう選択肢があったのか。

回答:その方によっては両方に丸をされる方もいますし、回答しても記入されてないという方もおりまして、それで数字が合っていないような状態になっています。

質問:回答欄としては「公営住宅か自力再建か」とあって、両方書いている人や両方書いていない人がいたと。両方書いた人は両方に数字が入っているのか。

回答:一応含まれています。

質問:前回の時の回収率は何%だったのか。

回答:前回は83.2%です。

質問:回収率が上がれば全体の数字がもっと動いてくると。

回答:そうですね。我々としては前回と同程度の回収率までは目指したいと思っております。

質問:ちなみに平田の県施工の住宅は、121戸に対して69戸と半分近くになってしまっているが、そもそもの戸数は何戸だったか。

回答:126戸です。これは現在すでに公募済みでございまして、県の情報からですと、確かこの70という数字で応募があったと聞いています。一年前の調査では百二十数名の方が希望しておりました。

質問:それに基づいて造ったら余ってしまったと。

回答:この一年の間で、意向がそれだけ動いているという事になります。

質問:釜石市民以外からも募集するのか。50余る状態ということではなく、釜石市民からの希望が70で、それに市外の方などが応募するということか。

回答:はい、そうです。そしてただちに県の方では再募集を行うということで聞いています。最後の確定は、出来れば10月中には。何とか目指したいと思っています。

質問:前回の調査はいつだったのか。

回答:前回もほぼ同じ時期で、8月6日から9月7日まで調査をしております。

質問:もう着工済みの箱崎白浜・花露辺・大石はそれぞれ何戸か。

回答:箱崎白浜は10戸、花露辺は13戸、大石は3戸です。入居者も決定しております。

質問:東部地区の対策等はどのように考えているか。

回答:天神町につきましてはこれから工事が入りますが、完成が近づいた時点で公募を開始しまして、入居者を決定する予定です。東部地区全体については、以前記者会見等でも申し上げましたが借り上げ制度や、提案型ということで、民間の方々の手法も入れまして、スピードアップを図っていきたいと思っています。

質問:裏面の前回の数字とそのまま比べては駄目だということだな。着工済みの分と入居者決定分を引かなれば比べられない数字ということか。

回答:あとは回収率もまだ前回に満たないですし、単純には比べられないと思います。

《橋野鉄鉱山インフォメーションセンターの開所・世界遺産シンポジウムの開催について》

 なし

《台風の被害関係について》

 なし

《その他》

 なし

以上