平成27年3月2日記者会見結果

日時 平成27年3月2日 月曜日 午後9時50分 開始
場所 宝来館(釜石市鵜住居町根浜)
内容  ラグビーワールドカップ開催都市選定に関して

   

市長発言要旨

このたびラグビーワールドカップ2019開催都市に釜石市をご選定いただき、誠にありがとうございます。ラグビーワールドカップリミテッド様をはじめラグビーワールドカップ2019組織委員会様、関係各所の皆様に心から御礼を申し上げます。
また、全国各地から釜石市に対する応援・支援、様々な形でお力添えをいただきました皆様に心より感謝を申し上げます。

東日本大震災発生からまもなく4年を迎え、復興に向けたつち音が高くなってきている一方で、大切な方をなくされ、未だ、深い悲しみの中におられる方々や、市内外の仮設住宅で不自由な暮らしをされている多くの被災者の皆様には、大変なご不便をおかけいたしており、暮らしの再建など、一日も早い復興に向けて努力していく必要があります。
このような中、復興計画の中期3年の初めての今年度は、復興の加速はもとより、市民や子供たちが希望の持てる取り組みを行うこととしております。
環境未来都市を目指し、スマートコミュニティの導入、近代製鉄発祥の歴史や文化とスポーツを活かしたフィールドミュージアム構想として郷土の誇りを醸成し、全国との絆を大切にしたまちづくりを目指しています。
特に、2019年に日本で行われるラグビーワールドカップの誘致に向け、昨年10月に岩手県と共同で立候補いたしました。
大会開催により、未来を担う子供たちが夢と希望を持ち、釜石のみならず被災地に住む方々が、全国から頂いた温かい支援の絆を心の財産として力に変え、復興を成し遂げた姿を世界中の皆さんに発信する良い機会と考えています。
今後の課題として、
1)所定の期限までに大会開催に充分な会場整備を行うこと
2)会場整備と大会開催の財源を多角的に求めること
3)大会開催地を地方創生のまちづくり、人材育成の拠点とすること
が挙げられますが、市として大会開催の重責をしっかりと担い、果たしていくとともに、今回の開催地決定を契機として、被災市町村が一体となって、これまでの支援に感謝の気持ちを込めた、おもてなしと思いやりの心でラグビーワールドカップ2019開催に取り組むことが、復興を推進する力とシンボルになるものと信じており、釜石市の新しい歴史の1ページを刻むものと期待をいたしております。
また、大会開催地の多面的かつ戦略的な活用を図ることで、この三陸沿岸の小さなまちの挑戦が、釜石市のみならず、三陸沿岸地域全体の再生と、子供たちをはじめ地域住民の未来への希望へとつながっていくものと信じています。
つきましては、今後の取り組みについて、ご理解とご賢察の上、ご高配を賜りますようお願い申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。 

岩手県知事からのメッセージ

釜石市での開催を決定して下さったワールドラグビー、ラグビーワールドカップリミテッド、ラグビーワールドカップ2019組織委員会の皆様、また、地元釜石市を始め、御尽力いただいた全ての皆様に対し、敬意を表するとともに心から感謝申し上げます。

ラグビーワールドカップ2019が東日本大震災津波の被災地である釜石市において開催されることは、全世界から頂いた支援への感謝を伝えるとともに、復興の姿を発信するための絶好の機会となります。

今回の開催決定は、復興に取り組む全ての県民にとって朗報であり、岩手県としても、ラグビーワールドカップ2019の成功に向けて、引き続き、釜石市の取組を支援し、取り組んで参ります。


岩手県知事  達増 拓也