場所 砂子畑さんいあいセンター写真1 

日時 平成25年10月1日

参加者 9名


要旨


市民:私は箱崎生まれの箱崎育ちで、今は栗林でお世話になっている。先程市長も触れていた21地区の工事の順序みたいなものはあるのか。

市長:順序は無い。無いというか、それはこれから。21地区あるので、例えば箱崎は北ブロック。それぞれ建設会社さんに、ここのブロックをお願いします、という形でこれからお願いをするわけだが、そこの建設会社さんが、これから箱崎はこういうふうな段取りで工事をします、例えば先に道路を造るとか、かさ上げするとか。そして簡単に言うとかさ上げしただけではだめなので、当然下水や水道など、そういった工事もしていかなくてはならないので、そういった工事の計画をつくる。その工事の計画が出来た時に、皆さんにまたお示しするので、そうすると自分がこれから住むところが、箱崎なら箱崎の中で、どの位の順番で出来ていくのかというのが見えてくると思う。同じ箱崎でも1回に全部は出来ないので、最初の所と最後の所ではどうしても期間が空くと思う。

市民:結論を急ぐわけではないが、早く帰りたいのでお願いします。

市長:ちょっと時間がかかっているが、例えば、今は花露辺が先行している。花露辺だけではなく、唐丹で言うと大石や荒川など、ああいうところは人数が少ないので、早く工事をしても良かったのだが、建設会社さんにここだけ頼むと言ってもなかなか難しい。ひとつの工事をやるのも大きい工事をやるのも段取りは同じなので、例えば極端に言うと、箱崎と箱崎白浜とか、仮宿などとセットでお願いしますと言うと、ではやりますという話になる。こういう流れになっていて、ここは3人しかいないところだから早くやってくれと言っても、なかなか思うようにいかない。ただ花露辺だけは用地交渉が早く終わったので、ほぼ順調にいっているが、他の地区についてはなかなかそうはいかなくて、そういった格好になっていた。例えば鵜住居の大きいまちの真ん中も、箱崎も、同じような手順でやっていかなければならないということ。手順は同じだが、工事に入れば当然面積の小さいところは早く終わると思う。そういう意味では箱崎は早い段階で終わると思う。

市民:私は片岸地区。この前のまちづくり懇談会は仕事で行けなかった。夏前には市長の方から、お盆をある程度の目処として頑張っていますという言葉を聞いて心強く思っていたのだが、今回工事の予定がちょっと遅れるということで、正直に言うとがっかりした。やっぱりこれは釜石だけの問題じゃないので、自分としてはもし再建する時に、今度は逆に他の市とも重なることだから、家は一日二日で建てれるものではないし、もし建てるとなった時に、工事が何カ月待ちだとか何年待ちだとなるのではないかという不安が正直出てくる。スピード感を持ってお願いしたいと思う。
もう一点、私は今片岸の消防団に入っている。片岸の消防団は一応栗林の仮設に団員が4名程住んでいるので、ポンプも栗林の仮設に置かせてもらっていて、何かあればここから出動する形になっているのだが、実際団員はもう様々な地区に散らばっているし、大槌町とか和野地区に家を建ててもう再建した方もいて、正直栗林にいる4人だけで活動している状況もある。再編ではないが、今の形ではちょっと組織として活動できないという形があるので、その辺はどうなのか確認したい。今ポンプをこっちに持ってきているので、片岸に残って住んでいる方たちは、逆に地元に消防団がいないので不安だという声も聞こえてくる。その辺も考慮して、再編成というか考えていただければと思う。

市長:この間のまちづくり協議会は欠席されたんですね。話したのはさっき言ったとおりなんですが、区画整理事業で、9月に仮換地指定をすると、お盆前にそのような話をしていたかと思うが、その仮換地が非常に難しいということになり、片岸の仮換地は12月に、大変申し訳ないのだが延ばさせてもらう。ただし仮換地は延ばすけれども、スケジュールは変わらないようにしようということ。仮換地というのはご存じだと思うが、区画整理事業の場合は、自分が持っている土地が変わる。例えば今までここに自分の土地が100坪あったと、それが区画整理事業によって別な場所に100坪になるということ。ただ、今まで住んでいたところに、道路を造ったり様々なものを造る。それを皆で分ける訳だから、100坪あった土地がそっくり100坪になるわけではない。道路等で土地を使うわけだから、本来あった土地が半分くらいにしかならない。ただし経済的な価値は区画整理事業をやるから当然高くなるが、ただ持っていた面積は減る。100坪あったものが50坪、50坪あったものが20坪ではちょっと困るというのは皆さん同じ思いだと思う。だから100坪持っている人達が同じ位の100坪になるようにするためにどうしたらいいかというと、市に売ってもいいという土地があれば市で買うので。そうするとその土地の分が皆で分け合えるので、道路などが造られてもその分の土地は市が買うから、それをみんなで分けると100坪の人には100坪やれるようになる。その土地を市がどのくらい買えるかということが減歩を左右する。市で土地がいっぱい買えればそっくりそのまま皆さんにやれるのだが、なかなかそうはいかない。それで区画整理事業をやっているところは、売ってもいいという方々の土地を今買っている。皆さんに渡す時に、出来るだけ100坪あった人は100坪になるように、とは言っても100坪というのは無理なので少しだけ減らすという格好になると思うが、その代わり道路の傍に土地が出来る訳だから、今まで以上に土地の価値は上がる。なので前とそれほど持っている財産としては目減りはしないという考え方。いずれそういう作業をしていて、片岸の方もそういう格好でさせてもらっている。最終的には皆さんの土地はそんなに減歩、例えば2割とか3割とかそういう話にはならないようにしていきたいと思っている。片岸の工事はUR都市機構というところに、もうお願いしている。UR都市機構にお願いをしているが、UR都市機構が自分で工事をする訳ではなく、そこがさらに実際の工事をする会社にこれからお願いをするという格好になっている。さっき10月と言ったのはそういうことで、これから入札が始まるということになる。本来であれば市が直接入札をして決めていくわけだが、市も職員がいないものだから、ある部分については委託してお願いしている。片岸はまさにそういう格好。これからはURさんが、いろんな意味で皆さんに説明をすることになると思う。あとは消防の方だが、まさにその通りだと思う。これから消防団長さんとか役員の皆さんにお集まりいただいて協議をしていきたいと思うが、要は消防団の統廃合ですね。これは震災前からだったが、消防団がその集落にあったとしても、夜はいいのだが昼間は若い人達はみんな働いている。だから片岸なら片岸にいくら屯所があったとしても、昼間そこに集まって来れる人は少ない。場合によってはゼロという地区もある。例えば片岸に工場があって、そこに働きにきている人達がいるのであれば、なにも片岸に住んでなくてもそこに居る人に消防団に入ってもらって、活動してくれるというのであれば、また考えようがあると思う。夜は人がいるので何とかなるのだが、昼間のことを考えると、どうもうまくいかない。これは片岸だけではなく、いろんな集落がみんなそういう状況だ。震災前に機能別消防団、OBの方々に入ってもらって頭数はそろっているのだが、実際の消防団活動ということになると非常に難しいということが続いている。これは検討課題だ。たださっき言ったとおりせっかく戻ろうとしているのに、消防団もいないのか、じゃあ戻るのはやめようということのないようにしていかなくてはならないので、その辺の兼ね合いが非常に難しいところになると思うが、いずれ区画整理事業をやると今ままで以上に立派なまちになる。特に片岸の場合は前の田んぼというか、あそこは工場とか様々な施設が展開される予定なので、だいぶ変わってくると思う。もうしばらく様子を見ていただければありがたいと思う。

市民:この前も説明があったが、鵜住居地区は30年までかかると、区画整理に。その場合、仮設の対応年数というかは大丈夫なのか心配だ。

市長:30年というのは、法律上の区画整理事業の最後のいろんな手続きがあるので、それで30年と話をしているが、実際は鵜住居の場合でも27年頃から早い人では家を建てられる人が出てくると思う。27~28年頃にだいだい集中して、30年というのは、さっき言った仮換地とかああいうものが、最後の換地というような法律上の手続きがあるので、そんな話をしている。30年まで家を建てれないということでは決してない。今の計画では。もしかして何かの都合で延びる可能性は無いとは言えないが、とても30年までは待てないので、我々としては早い人で27年、27~28年あたりで、ほとんどの方が建てられるようにしていきたいと思っていた。もしかしたら29年あたりまで延びる人も出てくるかもしれないが、それはよほど土地の造成が難しいようなところ。ただその為には下水とか水道がちゃんと引かれていないと駄目なので、これがうまくかみ合えばいいわけだ。宅地は出来たけど水道も下水も出来ていないと、まあ外に無理やり建てるというのであれば建てられないこともないのだが、あとでまた工事の負担がかかるわけなので、まずは出来るだけセットで。先程も鵜住居の話をしたと思うがブロックでやるので、例えば10軒なら10軒分をまず工事して、そこに下水等セットして、出来ましたので建てて下さいと。そうしたら次の10軒分、実際は何軒ごとになるかわからないが、いずれブロック単位で工事が進められていく。先程工事計画という話をしたが、これから建設業者の方々が計画をつくる。例えば鵜住居なら鵜住居のこの辺から先にやっていきます、これが27年です、こっちが29年ですという計画が出るので、それを見て遅いだとかこちらを早くだとかいった話をしてもらうことになると思う。鵜住居はこれから。工事の会社を決めるのはこれからだ。鵜住居はプロポーザルである程度、地元の人達が大手のゼネコンと組んで皆でやるという段階になっていて、もうだいたい決まっている。あとは具体の金額の契約をすればやれるので、10月の中頃には決まると思う。あの時にさっき言った仮換地の話が出て、いろいろと議論をしたと思う。本当に申し訳ないのだが、最後スケジュールは変わりません。仮換地が延びる代わりに、その仮換地とはなんぞやとか、あるいは減歩率を減らすにはどうしたらいいかということに時間をかけましょうという話をしている。仮換地は今決められても家を建てられるわけではないので、本当は9月でなくてもいいのだが、ただ約束をしていたので、まず延びますよということで説明申し上げた。仮換地は、例えば家が建てられるような土地になって初めて意味を成してくるので、遅れても勘弁していただきたいと思う。ただ今言った工事のスケジュールが遅れるのは困るので、いわゆる起工承諾、例えば道路を造るのに、その土地の人達には早く工事をしてもいいですかという承諾をもらって、工事だけは早くやるというやり方で進めようとしていた。仮設の土台はちゃんとやると思う。やると思うというのは県の方と相談してからになるが、いずれ仮設の方々が何か不自由があるのであればやるようにするし、これから復興公営住宅が出来てくる。この間は上中島、今度は野田団地、それから平田が年内に出来る。そうすると隣の人が居なくなるとか、向かいの人が公営住宅に入ったとか、これから徐々にでてくると思う。花露辺もそうだし、各集落でも公営住宅が出来てくるから、自分で家を建てる人よりも先に公営住宅に入る方々が、そちらの方に移ってくる。そうすると仮設が空いてくるから、その空いてきた仮設を集約をしていく時期がくると思う。例えば栗林に住んでいる人達がいなくなってきて、軒数が減ってくる。そうすると栗林の仮設をやめましょう、土地は所有者に返します、撤去しますという時期がいつかくる。そうすると残っている人達はどうなるんだということで、残っている人達は申し訳ないが、別な仮設の方に移っていただく。そこはまず長期間滞在する人達のための仮設にしようという考え方。基本的に個人の所有地でお借りしているところはいつかは返さなくてはならない。この間第1号は尾崎白浜。所有者の皆さんにお借りしていたが、だんだん減ってきたのでお返ししましょうということで、第1号で閉鎖させていただいた。

市民:栗林地区について、例えば第3を閉鎖して4列にするとか、まだ具体的には出ていないのか。

市長:まだまだこれからだ。だから申し訳ないのだが、そういう時期がくるとは思う。そういう集約の計画を皆さんにお伝えする時期がくると思うが、それまでの間はまだまだ時間が、公営住宅もすぐ出来るわけではないので、例えば野田団地が三十何戸、平田が126、全部が全部釜石の人とは限らないが、とりあえず150世帯位が動くと思う。ただみなし仮設にアパートを借りて住んでいる人達もいるので、ちょっとどうなるか分からないが、いずれそんなふうにだんだん仮設に住んでいる人達も公営住宅に移っていくと思う。なのでそういう集約をしていく時期がくると思う。その時はちゃんとお伝えしますし、引っ越し等のご迷惑をかけないようにする。もちろんその仮設住宅で、例えば杭が腐るとか、そういう時はちゃんと直す。

市民:特に冬場の風がものすごく強いので、その辺も配慮してもらえれば。

市民:正直言って床がちょっとぶよぶよになってきた。孫がいて、兄弟ゲンカがすごい。床が抜けるから静かにしろと言っても聞かない。床が抜けたら自分のお金で修理しなきゃならないんだからと言っているんだけど。そうなった場合はどうすればいいのか。

仮設住宅運営センター:事前に、もし凹んでいるとか、そういったことがあれば市の方に言っていただければ。当然まだそういうことにはなってはいけない時期なので、県の方に連絡して、保守管理センターが修繕を行う。数は少ないが、街中の方の仮設で実際床を直したことはある。なので、おばあちゃんが負担するとかいった話にならないで、これは県の責任でやってもらう。負担はさせないので言って下さい。ただ、意図的にやった場合は別。自然に、どうしても湿気とかで床がたわんで腐っているのが発見されたり、そういった場合は県の責任ということで直させていただく。ただあんまり激しい運動とかでドンと床が抜けたとかいうのはちょっと。

市民:小学生の子供にやるなといっても無理。

仮設住宅運営センター:ただあんまり音を立てていると隣近所に響くと思う。

市民:隣の人の足音はばっちり聞こえる。

仮設住宅運営センター:だからあまり激しくはやっていないのかなとも思うが。苦情もきていない。

市民:もう少し静かに歩いて欲しいと思う。

仮設住宅運営センター:意外とそう思ってなくても響くようだ。音は意外と聞こえてこなくても。やはり足音が響くということはどこでも言われている。

市長:他に何か仮設で困っていることはあるか。

市民:後から来て申し訳ないが、いつまで仮設にいなくてはならないのか。

市長:以前はどちらにお住まいだったか。

市民:白浜なんだけど、白浜の方はどうなのか。地権者はちゃんと納得しているのか。

市長:順調に進んでいる。

市民:箱崎はどうか。

市長:同じだ。先程も言ったとおり、実際工事に入る会社を決めるのがこれからなので、今ここでああだこうだ言ってもどうしようもないんだけど、いずれ手順を踏みながらやっている。必要な土地を市が買うという作業をしているが、順調に進んでいる。

市民:防潮堤のことで、順調にいってたんだけどストップがかかったという話を聞いた。防潮堤の底辺のことで。それでだいたい2~3か月遅れるんじゃないかという話を聞いた。防潮堤の高さとかではなく底の部分。何十メートルと決まってOKを出したが、それじゃだめだということで却下になったという話を聞いた。

市長:いつの時期の話だか分からないが、防潮堤は県の仕事ということで県がちゃんと設計して、必要なところは買収しているはずなので、今のところは何も問題は聞いていない。ただ、片岸の防潮堤は、県がモデル事業ということで、去年だったか一番最初にやった。なぜモデル事業かというと、当然他人の土地がいっぱいあるわけで、その他人の土地を県が買っていくわけだが、その時にどんな課題があるかというのを調べようというのでモデル事業にした。例えば相続人が決まってない土地があるとか、あるいは相続が不明なところがあるとか、所有者が共有だとか、モデルになるような課題があそこにはたくさんあったらしい。それをひとつずつ、どうやったら解決できるかというのを検討しましょうということで、モデル地区、基準にしながら解決方法を考え、それを他の防潮堤にも適用していきましょうということ。それで特に私の耳には何も入ってきてないので、まず順調にいっているのかなと思っていた。ただ未だに相続人が決まっていないというのがあって、明治だったかの頃のものがそのままで、なんだか追っていくと100人くらい了解をとらなければならない人がいるとか、中には国外に行っている人もいるとかいう話もあって、それを職員が一人ひとり了解をとりに行かなくてはならないといったようなことで、大変なところもあるようだ。今釜石の方は、防潮堤ではないのだが、今言った市が購入しなければならない土地について、場所によりけりだが2~3割くらいいっている。その中には非常に大変だというところは今のところはないのだが、これからそういう場所がありそうだというのは聞いている。要は本格的にはこれからなわけだが、それでは工事にならないので、さっき言ったとおり起工承諾ということで、先に工事だけはさせてもらうということで進めたい。

市民:それと一緒に道路もやってもらえたら。帰りたくても帰れないので。

市民:箱崎の市道のルートは確定しているのか。

市長:確定している。鵜住居2号線ですよね。

市民:そういうのを私たち女の人でもわかるような、何かわかりやすいようなものがあれば。

市長:図面は何回も出してきたのだが。

市民:女の人はなかなか説明会などに行けない。

市長:広報かまいしとかいろんな資料で出してきたつもりだが、小さくて見ずらい部分もあったかもしれない。いずれルートは決まっている。一部箱崎から工事が始まっている。箱崎から白浜に行く道路、神社の辺りから今根浜の方に向かって工事をしている。あそこがスタートになっていた。今は一部工事をしているが、順次やっていく。
市民:支援連絡員制度が今年度で終わりだという話をよく聞くのだが、どうなのか。

仮設住宅運営センター:支援連絡員制度は緊急雇用創出事業というもので、国からお金をもらってやっているものなのだが、当初は今年度で終わりという話があった。国の方からこの事業は継続しないと。この事業というのは緊急雇用。いろんな人達を雇っている。連絡員だけではなく、市の臨時職員なんかもそれを使ってやっているのだが、とりあえずは今年度で終わりだというのが、今年度の当初の話だった。まだはっきりは言われていないが、ある部分に関しては来年度以降も継続して出そうだという話は聞いている。ある部分というのは、例えば復興に関する部分。緊急雇用はいろんな分野があるわけだが、その中でも多分復興に関することは継続するんじゃないかと言われている状況。まだはっきりは言われていない。ただし当初の予定通り今年度末で終わりということではないと聞いていた。その中で考えれば、当然復興に関する見守りとかに関する人達は優先されるんじゃないかと、継続の優先じゃないかとは思っているのだが、まだはっきりとは言われていない。

市民:連絡員さんが来ないと、高齢者の方は力を落とすんじゃないかと思う。

市長:支援員の皆さんが活躍しているという話はもちろん聞いている。やはり必要か。

市民:私はそう思う。声をかけられればやっぱり良いと思う。

市民:ただ去年より今年の方が人数が少なくなったので、最近談話室に鍵をかける時間帯が多くなった。ちょっと出かけたい時があっても、娘も働いているし、私が孫が帰ってくる時間には居ないといけないが、その時間に出かけなければいけないこともある。前は3人いたので鍵をかけるということはなかったんだけど、今は鍵をかける時間が多くなっている。

仮設住宅運営センター:そのブロックのエリアマネージャーさんの考え方にもよるかと思うが、街中の談話室はだいたい開けっぱなしが多い。こちらは鍵をかけているんですね。

市民:なので私がいなくて家に鍵がかかっている時には、孫は談話室で宿題とかしていたんだけど、そういうことがなくなってきている。

仮設住宅運営センター:あとは談話室の使われ方によると思う。自治会の皆さんが誰かしら詰めているようないるようなところでは安心してお孫さんを預けれると思うが、ただ開いているからといって入って遊んでいて、何かあった時というのがちょっと気になる。子供だけ置くのはちょっと怖いところもある。

市民:それもわかる。ただこっちからすれば、病院に行かなくてはいけない時もあるし、具合が悪くても我慢している時もある。そういうのは突然の場合もある。

仮設住宅運営センター:本当は常駐して欲しいという話ですね。これも難しいところで、なぜ減っているかというと、確かに人数を減らしたところもあるが、自然に減っていった部分もある。あくまでも緊急雇用なので、結局今年の当初に今年度で終わりだと、働いていてそう言われたら、自分の正規の仕事を探すと思う。なので今かなり辞めていく人もいるが、正規の職員になって辞めていく方が圧倒的に多い。これはあくまでも先が見えない事業なものだから、自分を守る関係で辞めていく方も結構出てきているということで、国にも期限を切ってくれとは言っている。いつまでだというのが分かれば非常に安心できるところだと思うが、なかなかそれが難しいようで、結局年度の半分過ぎてからじゃないとはっきり分からないというのが今までもずっと続いている状況。なるべく分かったらすぐに皆さんにお知らせしなければいけないと思っているので、その時には自治会長さん経由だと思うけれども、お知らせしたいと思う。

市民:第4仮設には自治会が無い。派遣の方が多いので。

仮設住宅運営センター:第4仮設に関しては結構目ぼしい人にお願いした経緯はあるのだが、誰にも受けてもらえなかった。どこの仮設も同じ状況だとは思うが、もし住んでいて適任だと思う人がいたら、うちの方でも話をしたいと思うので。

市民:緊急雇用の募集はしているのか。

仮設住宅運営センター:緊急雇用は、辞めた時の補てんみたいな形での募集はしている。例えば8月に2人辞めたから何人かというようにやっているが、これも結構困ってきているようだ。今度イオンの関係もあったりして、近い将来まとまった雇用が創出されるということで、被災当初は支援連絡員も人気があったのだが、今は募集をしても来ない状況だそうだ。なかなか難しい状況だと聞いている。

市民:少し待遇を良くするとか。

仮設住宅運営センター:結構他の介護の職場等と比べれば、もしかしたらこちらの方が待遇が良いのかなと。個人的には思っているところもある。

市民:自力再建の場合、資材が入ってこないというのが問題になっているようだが、どうなのか。

市長:その可能性はあり得る。そもそも自力再建する場合には大工さんに頼むと思う。まずその大工さんが見つかればいいが、見つかったとして、27~28年頃は工事が集中する。これは釜石だけではなくて全部だから、そうした時に大工さんに、自分は50件位頼まれている、お宅は60番目だとか、言われる可能性はあると思う。まずひとつはそこの問題がある。それから資材の問題。まず資材関係は全国的な問題として、なんとか国の方にもお願いして、出来るとは思うが大工さんの方が問題じゃないかと思っていた。今はそこまで進んでいないので何とも言いようがないのだが。その時点になっての課題になると思うが、多分釜石では足りないので、内陸の大工さん達にも協力してもらえるような体制はつくっていきたいと思っていた。

市民:自力再建もそうなのだが、根浜の一部では、やっと電柱が2本くらい立ったようなのだが、水道がさっぱり出来ないそうだ。形は出来ているのだが、水道が通らないそうだ。資材がどんどん上がっているとか。私は流されたところの上の山を削ってそこに行こうとしているのだが。

市長:まだ根浜はかさ上げもしていない。全然全体の区画が進んでいない中で早く家を建てたいという人は、そういう状況になると思う。

市民:例えば家の周りにも何軒か家があった。その家にも水道管は通っていると思う。波をかぶってまだ壊していない家もあるのだが、そこの家の水道はどうなっているのか。

市長:いっているはずだ。確認はしていないが、いっていないのであれば連絡が来ているはずだし、多分残っているところには、いっていると思う。

市民:ほとんど壊したんだけど、山手のところに1軒だけ壊していない場所がある。住んでるのか住んでいないのか私は分からないが、人影はあるようだ。

市長:生活上困る場合は役所に連絡がくる。それにはちゃんと対応しているので大丈夫だと思う。

市民:仮設に届いている水道もあるから、じゃああそこの家はどうなっているんだろうと思って、そこからたどっていけば私達は早いはずだと勝手に思っていた。

市長:今住んでいる人達は不自由なく生活しているはず。震災からもう2年と半年経っているから、大丈夫だと思う。箱崎白浜の人達はさっきも話題にあがったが、やはり道路。箱崎白浜の人で仮設に入っている方々もいると思うが、その方々は家が残っている人は本来は仮設に入れない。家が残っているんだけど道路が不便なので、子供達が学校に行ったりするのが大変だとか、仕事に行くのが大変だということで、仮設に入りたいという方々がいたわけだが、その方々は本来は仮設に入れなかったんだけれども、その辺は便宜を図ってもらって入れるようにした。ただその方々は家があるので、公営住宅には入れないし戻るしかない。仮設も、出来るだけ皆さんが必要な間は入れるようにはするが、そうは言ってもずっと入れるわけではないので、最後はやはり元に戻ってもらう。その時に、さっき言った道路が出来るまで仮設に居るのか、その辺を考える必要がある。やはり完成するまでは何年かかかるので、それまで仮設でずっと暮らすのか、ある程度出来たら戻って生活するのであれば、それもひとつの考え方。白浜の人で、家があるんだけど仮設に入っている人達は、その辺を考えてもらわなくてはならない時期がくるかなとは思っていた。何人位いるのだろうか。

市民:30世帯くらいはいるかと思う。

市長:いずれ鵜住居の2号線はちゃんと工事するので。白浜は以前より道路の幅も広くなって良くなる。

市民:私は白浜だが、土地を市に売った。それは市で何かをするために買ったのか。

市長:市が買う土地は、何かをするために必要なので買っている。何もないのに買うと、国からお金がもらえない。

市民:100坪ちょっと売ってしまって何もないので、売ったからには人の役に立つような何かに使って欲しいとは言ったのだが、何になるかは後からわかるものなのか。

市長:道路か、復興公営住宅か、宅地造成か、どれかだと思う。土地を市に売って、自分達の土地はあるのか。

市民:無い。無いので公営住宅には申し込んでいる。その公営住宅を買い上げ出来るという話を聞いたので申し込んだのだが、出来るのか。

市長:出来る。

市民:必ず5年入らなければならないのか聞いたら、そうだと言われた。

市長:そうだ。

市民:その時は補助はないのか。購入の補助があると聞いたので、そういう方に考えがいってしまった。

市長:自力再建には補助が出るが、公営住宅にはない。公営住宅を買う時点でかなり安くなるので、そのことを言ったんだと思う。かなりというか、自分で家を建てる負担と公営住宅を買うのでは、それほど差がないようになっているはずだ。

市民:自力再建は何百万だか下がる訳ですよね。

市長:要は一千万の家を建てる時に、だいたい半分くらいの補助がもらえる。今の制度であれば。市によって違うが、だいたい半分くらい出る。要はそれと同じ。復興公営住宅に入って、その公営住宅が一千万の価値があるとすれば、同じようにそれだけの値段で買えますよということ。

市民:それは土地のまま売るんだよね。建物だけということはないか。土地の値段は土地の値段で別だから売らないとか。

市長:土地は土地、建物は建物だ。

市民:だが売るとなれば土地のままでも売るんですよね。

市長:それは人によってだと思う。土地も欲しいというのならそうだと思うし、建物だけなら借地になる。自力再建の人達も同じ。宅地造成する。そこの土地に自分が家を建てたいという時に、土地を買ってもいいし、市から借りてもいい。どちらでも好きな方を。

市民:宅地造成した土地だけは買えないのか。

市長:家を建てる方のために必要な土地を造成する。国も厳しい。家も建てないのにそこをなんで宅地造成するんだと、そこの部分のお金は市で出しなさいとなるので、そこに家が建たないと、そこの工事費はすべて市で出さなくてはならない。そこに被災した人が家を建てるから造成する、その造成したお金は出すというのが国のやり方。要は1mも2mも余分なことは出来ない。我々の感覚だと、少し余分に区画工事をして車の1台でも2台でもと思うわけだが、なかなか国は厳しい。これは釜石だけではなく被災地みんな同じ基準でやっているので、釜石だけがいいということはあり得ない。釜石でもいいことは大槌でも宮古でもいいことになっている。公平にやっているので、逆に我々は厳しい。何をするにしても国から聞いて限られた予算の中で考えなくてはならない。いずれ戸建ての復興公営住宅に住んでいただいて、あとで購入するなり、そのまま返すなり、それはあとで出来ると思うので、心配ない。

市民:減価償却分が安くなるという考え方でいいのか。

市長:減価償却のやり方が、普通よりもかなり短期間で償却をしてやると。安くという言葉ではうまくないと思うが、適正な値段でお渡しするということ。

市長:平田の公営住宅は県営。7階建てで126世帯が入れる。平田の意向調査を見ると、去年の調査の結果、百何人希望者がいたので126戸のものを造ったはいいが、募集をしたらちょっと少ないようだ。

市民:道路が狭すぎるからではないか。

市長:道路は広くする。環境は前から見ればだいぶ変わる。

市民:前は平田の仮設にいた。孫に平田の小学校に転校しようかと言ったが、箱崎の友達と離れたくないという事だったのでやめたのだが、とっても狭くて。

市長:今はそうだが、とんでもなく立派になるので。

市民:平田に申し込まないわけはなんなのか。

市長:7階建ての高層アパートということで、年配の方々にしてみるとエレベーターで上がったりするのはどうなのかというところと、おっしゃっているとおり今見ると道路も狭くて、将来の姿ではなく今の姿で入りたくないと思う人が多いのかもしれない。

市民:全く別の地域のことなのだが、病気がちだったお母さんが嬉石で被災して、上中島の仮設が当たった娘さんがいる。お母さんが病気がちで盛岡の病院に行ったり来たりしていて、それも大変になり仙台の病院に行ったようだが、今年亡くなった。だけどお墓は嬉石にある。母親が嬉石に帰ってきたがっていたので、たまに帰ってきているが、一回上中島の仮設は断ってしまったそうだ。帰ってこれるか分からなかったから。一回断ってしまったけど、もう一回お願いするつもりで電話をしたら駄目だと言われたようだ。初七日やお盆の度にホテルに泊まっている。

仮設住宅運営センター:一旦転居されているんですよね。娘さんは被災者か。

市民:被災者というよりも、お母さんの面倒を見ているということで。

仮設住宅運営センター:問題は被災者かどうかになってしまう。娘さんは多分被災者ではないんじゃないかと思う。

市民:被災者じゃないからだめだと言われたようだが、その都度大金をかけて泊まらなければならないから。

市長:まず被災者ではないということで、それがもし良ければ、誰でも良いということになってしまう。

市民:そういうところをどうにか考えられないのかと思う。

仮設住宅運営センター:そうすると何万人も出てくる。今でもかなりの人口でストップをかけている。被災者ではない方々が釜石に来たいというのを、これはあくまでも被災されている方々のものだということで。

市民:空いている部屋もあると思う。

仮設住宅運営センター:それをやってしまうと、今90何%入居しているが、全員に公平にやらなければならないということになる。その人だけが良くて、他の人は我慢しろとは言えない。

市長:さっき仮設の集約の話もあったが、これからだんだん減ってくると、当然空く部屋も出てくる。その部屋を県から買い取って市のものにすれば、ホテル代わりというか短期間貸すこともできるかと思うが、今は被災者のための仮設となっているので、誰でも入れるというものではない。

市民:たまに来てほとんど住んでいないような部屋もあるようだが、その辺りの管理はどうなっているのか。

仮設住宅運営センター:全部そういう人もチェックしていて、病院に行っていたり、施設に入っている人、若い人であれば出稼ぎの人が多い。

市民:釜石で仕事をしているようだが。

仮設住宅運営センター:それは会長さん等にも何回も言っているのだが、そういうチェックをお願い出来ればということを言っている。うちの方でもかなり電話かけをして、30軒位は退去してもらっている。もしそういうことがあったら、こそっとでいいので教えてもらえれば、状況確認の上、悪質な場合は退去してもらう。いずれメーター等もチェックしている。怪しいところには電話かけをしたりして、生活実態を確認している。

市長:何か気がついたことがあれば教えてもらえればと思う。他に何かないか。

市民:休みの日のバスを増やして欲しい。子供達は9時からの部活に6時のバスで行かなければならない。帰りのバスもなかなか無い。

市長:正直なところ、バスも今は国の方からお金をもらっていて、震災直後はかなりお金をもらっていたので無料でやっていた。

市民:にこにこバスを土日も走らせてはどうか。

市長:そちらの方が手っ取り早いかもしれない。

市民:バスの料金も、この間の広報か何かで安くしているとか書いてあったけど、実際いま高校生が2人いるのだが1日800円、2人だと1,600円、毎日高校へ通うのにかかっている。片道400円なので。

地域づくり推進課長:最初の100円はどこまでか。

市民:最初の100円は鵜住居まで。鵜住居から釜石までは200円で、銀行前から学校までは100円だと言っていたので、片道400円かかっている。2人だと1,600円になる。それがほとんど休み無しで1か月まるまるだと大金だ。来年になれば定期がどうこうとは言っていたが。もともと栗林に居た人達はそれが当たり前なんだろうけど、同じ両石で被災して、片方は学校の近くにいれば100円とかで学校に通えるのに。

市長:無料からワンコインにして、そのあとはツーコイン、今はスリーコインになったんじゃないか。基本的に300円以上はかからないようにしていたが、路線によって普通の料金になっているところがあるかもしれない。基本的にはそういう考えでやってきて、それは国からの補助があってなんとかやりくりをしていた。ただ国の補助も、先程の支援員と同じでいつか切られるので、そうすると震災前の値段に戻らざるを得ないのだが、今言ったとおり橋野の人は1,000円かかる、町の真ん中の人は200円では、おかしいのではないかという話になる訳だ。皆が良いようにするにはどうしたらいいかということで、近い人は高く、遠い人は安くということをやっていかなくてはならないと思うし、バスの値段も見ていかなくてはならない。だんだんと箱崎白浜の人も戻る、根浜も人が戻るとなっていくと、1軒建ってもバスが行かなくてはならないという話が出てくるから、そうするとまた路線を見直して、少しずつ元に戻していくという流れになると思う。それまでの間は、今は仮設があるからバスが来ているが、だんだんと仮設が減る、他の所が増える、そこのバス路線をくんでいかなくてはならないので大変だ。そこを埋めていくのが今のオンデマンドバスのようなもの。それで埋めていこうということで、今試験しながらやっている。

市民:NHKの番組でローカルバスの旅という番組がある。見た時は沖縄だったかのローカル線だった。私は箱崎だが、本当にバスが無い。今うちの子供は小学校だからまだいいが、高校に通うとなったら本当に大変。だからみんな親が車で送るので、バスを使わなくなる。たまたまその旅番組を見ていたら、最終の場所で、営業所ではないけど運転手さんが泊まって、朝早くまた戻ってくようだ。こういうやり方もあるんだと、できないのかなと思った。

市長:言っていることは分かるが。

市民:例えば釜石なら、箱崎白浜の復興住宅かなにかに泊まってバスを置いて、朝早くその運転手さんが戻って町中に行けばいいんじゃないかと、こういうやり方もあるんじゃないかと思った。回送で帰るよりはいいのでは。

市長:その辺はバス会社さんの考え方なので、要はバス会社さんの問題。バス会社はとても市の補助がなければ、1台だって動けないと思う。バスを見ていれば皆さんもわかるとおり、1~2人しか乗っていないのもいっぱいある。だいたい3~4千万円を市で補助して、やっと運営している状況。昔は人がいっぱいいた時は、市の補助がなくても大丈夫な時代があったが、今はだめだ。バス会社もやっと運営している状況。皆さんからはバスを運行して欲しいと言われ、運行すると誰も乗らない、赤字だと。なんとかしてくれということで、最小限のバス路線を今作っている。非常にバス会社も厳しい。

市民:バス会社もそうだけど、にこにこバスも大変だと思う。

市長:にこにこバスも、国の補助をもらっているからやれる。100円200円ではどう考えたって割に合う訳はない。国なり市なりのお金が入って、あるいは国の方でこういう実験をやってみなさいという事でお金をもらっているからやれるのであって、あれがもし終わりですと言われれば、やる人は誰もいない。どこかでやはり考えないと。いっぱい乗ってくれるならちゃんと営業は出来るわけなので、1~2人ではなく、そこの集落が皆でごそっと乗るからやってくれというなら考えるわけだ。鉄道もそう。今のJRが、山田線がさっぱり復旧してくれず、我々は何とか早く復旧してくれと言っているわけだが、JRの方からすると何百億もかけて復旧したところで誰が乗ってくれるんだと。今まで山田線というのは1日延べ700人乗っている。700人と聞くとびっくりする。山田線の鉄道に700人も乗ってたのかと。でも700人では赤字。だいたい1,000人位乗らないとJRはやっていけない。700人でずっと今までもやってきたわけだが、2百何億かけて鉄道を復旧したところで、赤字だけれど前と同じ700人乗るのかということが問われている。我々は大丈夫だからつくって欲しいと言っているわけだが、じゃあその700人どうするかということで、本当は箱崎や根浜の人達も鵜住居の駅に来て、そこから汽車に乗り、釜石のまちに来て欲しい。

市民:バス会社と鉄道会社の時間が合わない。だから結局汽車バスも使わない。

市長:一番多い所に合わせているから、学校の生徒とか通勤の皆さんに合わせているので、万人に都合の良いようにはつくれない。

市民:へき地にいる身からすれば、この時間の汽車に合わせたいのに、バスは何で考えてくれないんだと思う。大槌に行きたい時に汽車の方が歩くのには便利だった、その時期は。でもどこかに出かけたい時は9時のバスで行ったって。

市長:そういう時に、じゃあ一万円出すから乗せてくれというなら可能なんですよ。だけどそな人はいないでしょう。昔だったらたくさん人がいたが、今はだんだん人口が減ってトータルで37,000人くらい。前は90,000人位いたわけですから。それでもバスは同じように、本数は減っているかもしれないが、動いているのは同じ所を動いているので、やはり大変。

市民:内容的には赤字なんだろう。それでもやっぱり動かなければならないのか。

市長:今言ったとおりバスが来なければ住めないということなので、住んで下さいと言うにはバスを出さないと。特に子ども達、高校生とか、そういうことを考えていくとバスは必要。人が住む為には。我々がこれからやろうとしているのは、スクールバス、へき地バス、一般のバス、スクールバスとへき地バスは規則があるのだが、国の方にお願いをして、そういう基準を無くしてもらって、スクールバスにも大人が乗れるようにするとか、へき地バスも必ずしも病院に行く人だけではなく、そういう範囲を取っ払ってやってもらうということで、一緒にものを考えるような仕組みを作ろうと今考えている。これをなんとか仕組みを作って、箱崎白浜にも行けるように、出来るだけ広い範囲にバスが行けるようにしようと考えている。どうしても行けないところはオンデマンドバスとかそういうものを活用しようということで実験している。ただオンデマンドバスはその通り人が乗っても赤字な訳なので、出来るだけたくさんの人が乗ってもらわないことには意味が無い。なんとか箱崎白浜のようなところはオンデマンドバスのようなものを利用してやってもらう仕組みの方が良いなと私は思っている。

市民:栗林方面より箱崎方面の人達の方が利用しているようだ。話を聞くと。

市長:今度青ノ木が世界遺産になれば、お客さんがこちらに来るのかなと。いろいろと悩んでいた。いずれ宅地造成が出来たあとは、不自由なく暮らせるようにするので。

市民:鵜住居小学校は本当に出来るのか。

市長:出来る。今の学校は仮設なので。使えるまでは使うが、新しい校舎もちゃんと出来る。

市民:いつまでも先が見えないもんだから。来年度の1年生は10人を切るようだ。早く造ってほしい。

市長:出来ないということはないので。

市民:予定の年度内には確実か。

市長:確実と言われると困るのだが、出来るだけ予定通りやるために努力しているので。いずれ鵜住居は学校がまちの中心になるので、そこが出来ないことには皆さんやはり戻りたくないというか不安になるのではないか。

市民:不安もそうだけど、私はもともと箱崎に住んでいて、さっき学校は今の場所でもいいんじゃないかと言われたが、私から言わせれば何もこんな奥まで・・という感覚がある。確かにあそこは安全な場所かもしれないが。

市長:鵜住居小学校の建設場所を決める時に、橋野には今栗林小学校があるが、だんだん人口が減ってくると将来はどこかでまとめていかなくてはならない。なので箱崎白浜を含めて栗林の皆さんとも協議しながら、最終的にはやっぱり鵜住居の中心部が良いんだという話になった。そこだと保護者の皆さんも了解してくれたので、あそこでいいと思う。ただ仮設はどうしても土地が空いているところでないと出来なかったので、今の場所に造らせてもらったが、あくまでも仮設なので。間もなく仮設の幼稚園も造る予定。前は鵜住居幼稚園があった。鵜住居保育園もあって、鵜住居保育園は民間だが仮設の小学校の向かいに造った。幼稚園は造っていなかった。鵜住居幼稚園に通っていた子供達はみんな点々と別な仮設にいるので、それぞれの近い幼稚園に行っているのだが、それをまた鵜住居の方にも幼稚園を造って、そこに通いたい人は通えるように、バスを配車して子ども達に来てもらう。小学校に入る人も少ないという話だったので、将来のことを考えて、出来るだけ今から、鵜住居小学校に入る人達もちゃんと幼稚園から通えるようにしようという段取りを今組んでいる。せっかく立派な小学校を造ったはいいが、入る人がいないというのでは困る。要は鵜住居近辺の人達は元に戻ってもらうというのを前提に考えていかなくてはならないので、将来の姿をお見せしながら、戻れるから心配しないで子供達も学校によこしてくれと、こういうような段取りでやりたいと思っていた。

市民:人口減少が心配だ。

市長:それが心配。1年遅れるごとに、元の場所に家を建てたいと思っていた人が、とても我慢できないから遠野や盛岡などへ行くとならなければいいなと。それが一番の心配。市内なら良いとしても市外に行かれては困るなと思っていた。大槌なんかはそういう状況が続いていて大変。いずれ皆さんにお示ししたスケジュールは出来るだけその通りやるようにするので、あまり不安に思わないで欲しい。いろんな噂が飛び交って、どうしても悪い噂の方が耳に入ってくると思うが、それはそれ。市としてはちゃんと説明会もやっているので、そこで言った通りだ。なにも嘘も隠していることもないので、その通り受け止めていただいて、待っていただきたいと思う。あまり惑わされないようにお願いします。


  


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