ようこそ、鉄と魚とラグビーのまちへ

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釜石市は、岩手県の南東部、三陸復興国立公園のほぼ中央に位置し太平洋に面して   いるため、海洋の影響と地理的条件から、四季を通じて温暖な気候に恵まれております。 

安政4年(1857年)12月1日、盛岡藩士の大島高任が甲子村(現 甲子町)大橋において、わが国で初めて、鉄鉱石を原料とした洋式高炉での出銑に成功して以来、東北地方有数の重工業都市として発展し、また、世界3大漁場の一つ三陸漁場の重要な漁業基地として栄えてきました。

東日本大震災では、当市の約4千世帯が被災され、千人を超える市民が犠牲となりました。あれから8年が経過した平成30年度は、釜石市復興まちづくり基本計画「スクラムかまいし復興プラン」の後期の2年目にあたり、今年度中に全区画の宅地造成が完了し、また、全ての復興公営住宅が完成する見込みとなっております。住まいの再建ができない方々には大変ご不便をおかけしましたが、これからも被災された方々が、一日でも早く安心して生活できるよう全力を尽くして取り組んでまいります。

ラグビーワールドカップ2019™の開催が来年9月に迫っておりますが、試合会場である「釜石鵜住居復興スタジアム」の常設部分が7月末に完成し、8月19日に開催したスタジアムオープニングイベントは皆様のご協力により成功裏に終えることができました。

また、ラグビーワールドカップ2019™開催までに、当市を取り巻く交通網の利便性が大きく向上します。今年度末には三陸鉄道、及び岩手県の横軸となる釜石自動車道、並びに沿岸部を南北に走る三陸縦貫自動車道が開通予定であり、それらを利用し国内外から多くの旅行者・観戦者が当市を訪れるほか、全世界で何億人という方がテレビ等で釜石での試合を観戦します。

   ラグビーワールドカップ2019™の開催は、東日本大震災における全世界からの復興支援に対する感謝の意を伝え、当地域が力強く復興する姿をお示する絶好の機会であります。その復興のシンボルとして未来に誇れるラグビーのまち・釜石を次世代に継承するとともに、沿岸被災地の活性化、岩手スポーツ界のさらなる飛躍発展につなげるため、今後も、共同開催の岩手県をはじめ、ラグビーワールドカップ2019™組織委員会などと緊密な連携・協力のもと、大会の開催に全力で取り組んでまいります。

今後ともご指導とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

平成30年9月