みなさま、こんにちは。かまつれ担当の村上です。
(愛着をもってもらえるように「かまいし徒然日記」を「かまつれ」と呼ぶことに!)

少し前の話で恐縮ですが、518日(日)に平田の舘山神社のお祭りに参加させていただきましたので、そのときのことを紹介したいと思います。

最初は、広報の取材で伺おうとしていたのですが、お祭りの人手が足りないということで、助っ人の依頼がありまして、お手伝いのほうにまわらせていただきました。
とはいいながら
、釜石の地元の人間でもない、京都から来たばかりの私が果たして行列の一角を担ってよいものなのか?と心配もしておりましたが、平田のみなさんに温かく迎えていただいて、逆にこれはしっかりとやらなければいけないと気持ちを引き締めてお祭りに臨みました。

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日は、当日の下見もかねて、前日の宵宮から神社のほうにお邪魔しました。
神社に向かう途中には、虎舞が町内をまわっている様子も見ることができました。虎舞、良いですよね!京都にはこういうタイプの伝統芸能があまりないので、とても新鮮です。

また、同時に広範囲にわたる津波被害も確認しました。道路の区画整理などの工事も始まれば、今回のようにお祭りをすることがまたできなくなるかもしれないという話もありつつ。

宵宮の虎舞 津波被害 

宵宮の虎舞

 

津波被害いろいろな思いが去来する中、鳥居の前まで到着。神社はこの階段の上にあります。ちなみに、ここは津波避難場所でもあります。あの日も、ここで一時避難された方が多くいらっしゃったと聞きます。なかなか急な階段で、上まで登るのもひと苦労。この階段をお神輿が登ったり、降りたりするのはなかなか大変そうです。息を切らせて、ようやく神社まで到着。神社からは平田のまちを眺めることができます。そして、神社ではまもなく宵宮の祭典がはじまろうとするところで、お参りしている関係者も。

祭典が始まり、神主さんの祝詞や玉串奉納など滞りなく神事を終えると、続いて神楽の奉納も。祭典の間は、女性が入ることができないという約束事もありました。舘山神社は、平田の地域の人たちで守り抜いてきた神社。神社の組織に入ることなく、地域の手で管理・維持されているのは本当にすごいことだと思います。一連の祭典が滞りなく終わると、みんなで直会(なおらい)を。私も混ぜていただき、平田のみなさまと楽しいひとときを過ごさせていただきました。

舘山神社下鳥居 神社からの眺め 
舘山神社下鳥居                      神社からの眺め

お参りする虎舞メンバー 宵宮祭典の様子 
お参りする虎舞メンバー                   宵宮祭典の様子

 神楽奉納 虎舞の奉納も! 
神楽奉納                        虎舞の奉納も!

 

そして、翌日18日大祭。

私も行列の衣装に着替えて、持ち場である太鼓の準備を。太鼓は重たいので、写真のようにリヤカーで引きます。私は終日このリヤカーを引いておりました。神社での祭典が終わるまで、私は鳥居の前で待機し、御神輿が降りてくるのを待ちます。出発準備のため、私は御神輿が降りてくる様子を直接見ていませんが、なんとか御神輿は階段下まで降りてきたようです。

リヤカーで太鼓をひく 階段を降りてくるお神輿 
リヤカーで太鼓をひく              階段を降りてくる御神輿

すべての行列がそろって、いざ巡行スタート!
行列は総勢約300人。先頭から祭典旗、御先伴、大麻、太鼓、猿田彦、御榊、御神楽、虎舞、日月旗、四神旗、御鷹、白熊毛、大鳥毛、御鉄砲、御宝剣、金幣、奉幣、実行委員長、御賽銭箱、御神輿、宮司、責任役員、来賓という順番です。

行列先頭 行列先頭から中ほどの辺り 
行列先頭                        行列先頭から中ほど辺り

行列中ほど 行列中ほど・虎舞の列 
行列中ほど                       行列中ほど(虎舞の列)

復興への願いを込めつつ、この大行列が平田の町内を渡り歩きます。各所にお旅所があり、それぞれで虎舞が演じられたり、歓迎・接待も受けます。平田幼稚園では園児たちによる、へいったこ虎舞や平田駅では平田小学校の金管バンドの歓迎もありました。

行列後方 御神輿 
行列後方                         御神輿

園児たちのかわいい虎舞 お姉ちゃんたちも負けません! 
平田幼稚園児のかわいい虎舞          平田神楽のおねえさんたちも負けません

金管バンドの歓迎 躍動する虎 
平田小金管バンドの歓迎                  躍動する平田虎舞

みなさん、とても誇らしげで、私もなんだかとてもうれしくて。
このお祭りは3年に1度の式年祭という形をとっていますが、震災の年がちょうどその年で、その際はお祭りができるような状態ではありませんでした。行列の衣装や祭具なども流されてしまいました。3年経ち多くの支援があり、衣装なども準備でき、6年ぶりに待ちに待った、平田のお祭りが開催されるに至りました。みなさんの喜びは計りしれません。

行列の最後は、お祭り広場。巡行でやや疲れもみえる行列参加者たちも、ここでお昼休憩をとりながら、広場で演じられる神楽やソーランや虎舞などを楽しみます。
その後、行列は神社に帰っていきます。お神輿もロープを使ってひっぱりながら、難関の階段を登っていきます。そして、私にも最後に難関が待ち受けていました。太鼓も神社まで上げるということで、ふたりがかりで持ち上げて、階段を登っていきました。なかなかのきつさでしたが、なんとか無事に任務完了。
最後に神社で祭典があって、滞りなくお祭りを終えました。

ということで、ちょっと長めのレポートになりましたが、参加させていただいて、とても勉強になりました。平田のみなさま、本当にありがとうございました。
関西出身の私はもちろん阪神ファンということで、虎舞はとても親近感のわく存在です。甲子園でぜひ虎舞を!