釜石市内の高校を拠点に、学生と地域をつなぐコーディネート業務や公教育に教員ではない立場で関わりたい方、挑戦いただけるコーディネーターを募集します。

 

n  雇用形態

釜石市地域おこし協力隊(市非常勤職員)

n  業務内容

   SSH(Super Science High school)を軸とした地域と生徒の接続

l  県立釜石高校が取り組んでいるSSH事業における地域の大人と生徒との接続、コーディネート(SSHについてはこちらをご参照ください→http://www.jst.go.jp/cpse/ssh/)

   高校魅力化に向けた情報発信

l  県立釜石高校によるSSH事業の研究成果や取り組みについて情報発信、その他学校行事等の情報発信

   高校魅力化プランのサポート

l  県立釜石高校が実施する高校魅力化プランの運営サポート

   キャリア構築事業「釜石コンパス」運営業務

l  釜石市が実施している高校生を対象としたキャリア教育事業「釜石コンパス」の事務局業務

n  応募方法

 

l  エントリーシートをダウンロードしご記入の上、職務経歴書(形式自由)、履歴書(形式自由)と一緒に以下のメールアドレス(opencity[アットマークを記入]city.kamaishi.iwate.jp)まで送付してください。エントリーシートはこちらからダウンロードしてください。

エントリーシート(33 KB docファイル) 

n  募集期間

l募集締め切り630日(日)

 

n  応募資格

募集対象は、次の要件をすべて満たす方です。

l  20歳以上の方(平成31年4月1日現在)

l  総務省が定める条件不利地域以外に居住(住民票がある)の方

l  採用後、生活の拠点を釜石市に移すとともに釜石市に住民票を異動することができる方

l  釜石市に1年以上居住可能な方

l  普通自動車運転免許を有している方、または取得予定の方

l  Microsoft Office(Word,Excel,PowerPoing)を業務上問題なく使用できる人

l  ※教員免許の有無は問いません 

n  活動場所

l  釜石市内高校、岩手県釜石市役所 

n  勤務時間

l  勤務:1週間につき5日間(30時間)

l  1週間のうち3日間程度は学校にて活動 

n  給与

l  月給18万円 

n  活動経費

l  消耗品費、活動・研修旅費等は、予算の範囲内(上限有り)で釜石市が負担 

n  福利厚生

l  社会保険

l  健康保険・厚生年金保険・雇用保険に加入

l  コーディネーターとしての勤務時間外には市長が認める範囲において、副業や起業するための活動に従事することができます。

l  活動用の車は公用車を利用(私用利用不可) 

n  休暇

l  土日祝・年末年始(イベント等で休日出勤が発生する可能性あり) 

n  住居

l  釜石市定住促進住宅等

※有給制度あり(年最大20日) 

n  選考プロセス

l  エントリー(2019416日から2019520日まで)

l  書類選考

l  面接

Ø  Web面接(第1次)

Ø  釜石市内にて面接(第2次) 

1.   書類選考について

l  メールにて、履歴書、職務経歴書・エントリーシートをご提出いただいた時点でエントリーとなります。書類選考の結果は合否に関わらず書類提出後1週間以内にご連絡いたします。

2.   Web面接

l  書類選考を通過された方を対象に、オンラインテレビ会議システムを利用した面接を行います。面接の結果は合否に関わらず1週間以内にご連絡いたします。

Ø  インターネット環境が必要です。準備できない場合は事前にご相談ください。

3.   釜石市にて面接

l  Web面接を通過された方を対象に、釜石市にて面接を行います。交通費につきましては大変恐縮ですが自己負担でお願いします。

4.   採用

l  採用決定後、着任までに業務内容の調整や雇用及び移住の手続きをメールや電話でやりとりさせていただきます。

n  採用予定人数  2

n  期待する効果

釜石市では、高校魅力化コーディネーターの取り組みを通じて、次のことを目指します。

l 釜石市内の高校生が地域の魅力や課題に気づき、それにかかわる経験をすることで、郷土愛の醸成、主体的に学ぶ意識やキャリア選択の満足度、学力向上を目指すと共に、釜石の将来を担う人材育成を図る。

n  対象人材像 

l  地域との協働による魅力ある教育・学校づくりに意欲をもって携わっていただける人

l  新しく始まる事業に前向きに挑戦していただける人

l  企業、行政、NPO、学校、地域の大人等外部の人や組織を適切につなぎ、連携・協働・共創を目指そうとする人

n  任後1か月のイメージ

l  まずは各フィールド、関係各所での現状把握を行います。徐々に釜石高校SSH担当教員とSSH事業推進や釜石コンパスプログラム運営サポートをしていただきます。 

n  この仕事のやりがい

  釜石市における高校魅力化コーディネーターは、高校生と地域課題について一緒に考え、彼らの主体性を育む伴走者の役割を担います。公教育において教員ではない立場として、高校生の成長を見守り、ご自身のスキルや経験を存分に釜石市内の高校生に発揮することで彼らの成長の一助になれることでしょう。

n  募集の背景

【釜石市】 

  釜石市は高校生へのキャリア教育事業「釜石コンパス」を実施しています。釜石コンパスは地域内外の様々な経歴を持つ大人と高校生が対話を基本としたプログラムを通じて、高校卒業後の進路選択や人生設計をより主体的に考えられるような機会を設けております。これまで4年間の活動で、のべ3000人以上の生徒、500人以上の講師が交流する機会を提供しました。釜石コンパス事業が始まった平成27年から平成28年において、高校生の地元就職率が54.2%から62.1%に上昇(ハローワーク釜石資料より)しており、釜石コンパス事業が高校生の地元定着率を向上するために良い影響を与えられたと考えております。

釜石コンパスプログラムを終了した高校生へのアンケートで、「意識の変化があった」と回答した高校生の割合は、県立釜石高校では81%、県立釜石商工高校は68%という結果でした。半数以上の生徒に意識の変化や新しい気付きを提供できております。また、「行動したことがあった」と回答した割合は、県立釜石高校では40%、県立釜石商工高校では30%と半数以下の結果となっており、釜石コンパスでの学びを生かして行動する機会の必要性がわかりました。これまで行動する機会として地域ボランティア活動の紹介をしてきましたが、今後はSSH事業における地域とのつながりや、ボランティア活動を通じた学びの深化の機会を設けたいと考えています。

コーディネーターには高校生の活動を応援する伴走者として、時にはリードし、時には半歩下がって見守る、そんな立場で活動していただきたいと考えております。

【釜石高校】

釜石高校に限らず、日本の多くの教員は日々生徒のためにと思って努力をしています。ですが、学校は本当に生徒の可能性を伸ばしきれているのでしょうか。受験勉強、部活動、ボランティア、SSHの諸活動・・・やった方がよいことは無限にある中で、これから本当に大切にしていかなければいけないことは何なのか。本校のSSH事業についても、地域の資源を活用しながら、行政、学校、企業、住民、NPOなど、地域の大人達が将来のビジョンを共有して取り組んでいきたいと考えています。コーディネーターには、教職員だけでは担いきれない学校と地域の接続をより深めてもらうこと。また、学校の外からの視点を交えながら、本校のSSH事業ならびに学校に必要なことを考えていただき、教職員と一緒に作り上げてくれることを期待しています。

n  代表者メッセージ

釜石市総務企画部総合政策課オープンシティ推進室長 石井重成さん  

 

高校生との対話を通じて学ぶのは、むしろ大人の方かもしれません。人口減少・少子高齢化の進展する地方都市では、若い世代の域外流出が声高に叫ばれ、常に将来人口推計にやきもきしており、ややもすれば、高校生や大学生を地元に就職させること自体が目的化してしまう。けれども、これは根本的に間違っています。私たちが高校生に問いを投げかけているのではありません。高校生が私たちに問いを投げかけているのです。“ここ(地元)にいたいと思えるような地域をつくっているのか”と。そして、地域に人材が還流するというのは“結果論”であり、その生態系は人の言葉と背中によってのみ成り立つ。私たちは、次世代と対等な目線で対話を重ね、自身の成長と自己変容を通じて、地域の未来を一緒につくっていける仲間を募集しています。皆さまのチャレンジを心よりお待ちしています。

 

岩手県立釜石高等学校理数科・SSH推進室主任 吉田英男さん

 

  高校生は「大人と子ども」の間の『と』にいるのではないかと考えています。この『途中』の段階で何を考え、何を経験するかでそのあとの生き方が大きく変わると思います。その活動のステージを準備するのが、学校の教員や地域の大人です。もちろん高校生自身の意欲も必要です。しかし、多くの教員や生徒は「地域とのつながり方」を知りません。この「橋渡し役」をコーディネーターに担ってほしいと考えています。我々と一緒に生徒や地域の未来を創造してみませんか。