石綿(アスベスト)による疾患と認定された場合、各種給付を受けることができます。

石綿(アスベスト)による疾病
  • 石綿は、極めて細かい繊維で、その丈夫で変化しにくい特性から過去に大量に輸入され、様々な工業製品に使われてきました。
  • 石綿を吸い込むことにより、①中皮腫、②肺がん、③石綿肺、④びまん性胸膜肥厚、⑤両性石綿胸水 等の主に呼吸器系の疾病を発症する恐れがあります。
  • 石綿の輸入業務従事者や、石綿製品を取り扱う事業(建設業、造船業 など)従事者の方は石綿を吸い込んだ可能性が高いです。
    また、作業着などに付着した石綿を、そのご家族が吸い込み、病気になることもあります。
  • 石綿による疾病は、石綿を吸ってから非常に長い年月を経て発病することが大きな特徴です。
    ※例:中皮腫の場合、多くが35年前後の潜伏期間後に発症するとされています。

石綿が原因で病気になった場合の補償・救済制度
あなた(または亡くなったご家族)について、医師から「石綿(アスベスト)が原因です」と言われたら...
労災保険制度による「労災保険給付」
または
石綿健康被害救済制度による「特別遺族給付金」
を受けられる場合があります。

ご 相 談 先
厚生労働省 岩手県労働局 労災補償課
019-604-3009
石綿健康被害救済制度による「救済給付」
を受けられる場合があります。



ご 相 談 先
(独)環境再生保全機構
(フリーダイアル)0120-389-931
※ 石綿が原因の病気になっていなくても、過去に石綿に関する職歴がある場合などは、年に2回無料で健康診断を受診できる「石綿兼好管理手帳」の交付を受けることができる場合があります。


各制度の概要
項 目 労災保険給付 特別遺族給付金 救済給付
支給対象者
  • 労働者 または 労働保険の特別加入者
  • 上記1の遺族
平成28年3月26日までに石綿による病気で死亡した労働者(特別加入者を含む)の遺族

※ 労災保険の遺族補償給付請求権を時効(5年)により失った場合に限ります。
  • 労災保険等の対象とならない石綿健康被害者(石綿を扱う仕事をしていたかどうかは問いません)
  • 上記1の遺族
対象疾病
  1. 中皮腫
  2. 石綿起因性肺がん
  3. 石綿肺
  4. びまん性胸膜肥厚
  5. 良性石綿胸水
  1. 中皮腫
  2. 石綿起因性肺がん
  3. 石綿肺
  4. びまん性胸膜肥厚


※ (c)(d)は著しい呼吸機能障害を伴うものに限ります。
石綿にさらされる主な機会
  • 石綿の吹き付け
  • 石綿を含む建物の解体
  • 石綿を含む製品の製造、加工
などを行う場合
  • 石綿取扱い工場の近隣に居住していた
  • 石綿取扱い工場で働く人の作業着を洗濯していた
  • 労災保険の対象とならない人が石綿を取り扱う仕事をしていた
などの場合
給付内容
  1. 労働者 または 労災保険特別加入者
    • 療養補償給付
    • 休業補償給付
  2. 上記1の遺族
    • 遺族補償給付
など
  • 特別遺族年金
    (原則240万円/年)
  • または
  • 特別遺族一時金
    (1200万円)
  • 労災保険等の対象とならない石綿健康被害者
    • 医療費(自己負担分)
    • 療養手当(約10万円/月)
  • 上記1の遺族
    • 特別遺族弔慰金(280万円) ※注
など

※注 ご本人が申請しないまま亡くなった場合。
請求期限 給付内容により異なります。

※ 遺族補償給付の請求権は、ご本人が亡くなった日の翌日から5年で時効により消滅します。
平成34年3月27日 給付の種類、対象疾病、死亡時期により異なります。
ご相談先
厚生労働省 岩手県労働局 労災補償課
019-604-3009
(独)環境再生保全機構
(フリーダイアル)0120-389-931


パンフレット
「石綿(アスベスト)による疾病に関する補償制度」パンフレット



お問い合わせ先・関連情報
労災保険給付・特別遺族給付金(石綿兼好被害救済制度)について

救済給付(石綿健康被害救済制度)について