「ハンセン病を正しく理解する週間」について

かつて貞明皇后(大正天皇妃)は、ハンセン病患者の救済に尽力されました。
このことから、国は貞明皇后の誕生日である6月25日を含めた週の日曜日から土曜日までを「ハンセン病を正しく理解する週間」に制定し、ハンセン病に対する正しい知識の普及と、偏見の是正の運動拡充に取り組んでいます。

平成29年度は、6月18日から24日までが「ハンセン病を正しく理解する週間」です。
この週間を契機として、ハンセン病を正しく理解しましょう。

ハンセン病とは
  • ハンセン病は、ノルウェーのハンセン博士が発見した「らい菌」による感染症です。
    1996年に「らい予防法」が廃止され、それまで「らい病」と呼ばれていた病名は「ハンセン病」に統一されました。
  • ハンセン病は、皮膚と末梢神経の病気です。
    以前は手足や顔の変形や視覚障害などの後遺症が残ることがありましたが、現在は治療方法が確立されているため、早期発見・早期治療により短期間で治癒します。
  • らい菌は感染力の非常に弱い菌です。通常の生活環境ではほとんど発病することはありません。また、回復した患者の外見上に後遺症が残っていても、感染することはありません。

いま私たちにできること

平成17年に「らい予防法」が廃止されるまで、ハンセン病患者は療養所に隔離されてきました。そのため家族が強制的に離れ離れにさせられたり、患者本人やその家族が差別や偏見に苦しんだりした歴史があります。

まずハンセン病を正しく理解し、患者やその家族をはじめ、すべての人が安心して暮らせる地域を作りましょう。