合流式下水道緊急改善事業の中間評価について

釜石市では、大部分の地域で雨水と汚水を個別に集める分流式下水道を採用しております。しかし、中妻地区の一部については、合流式が採用されています。

合流式下水道とは、一本の下水道管を使って雨水と汚水を同時に排除する方式の下水道の事で、水洗化の普及促進、浸水対策を同時に進められるため、多くの市町村で採用されました。その一方で、多量の降雨が発生した際には、路面に降った雨により薄められてはいるものの、汚水の一部が未処理で公共用水域に放流されるため、放流先の水域での水質への影響が懸念されていました。

平成13年には、東京湾に合流式下水道から流出したとみられるオイルボールが漂着したことが社会問題となるなど、合流式下水道の問題が顕在化しました。これを受けて、国土交通省は各自治体に対し、合流式下水道の改善に向けて、当面の改善計画を定め、事業実施を図る方針を示しました。

釜石市では国土交通省の方針を受け、平成16年度に合流式下水道の改善計画を策定し、平成17年度から合流式下水道改善事業を開始しました。そして、平成29年度中の事業完了を目指して工事を進めています。

なお、平成28年度に本事業の目標達成状況などの事業効果に関する中間評価を行った上で、学識経験者等の第三者からなるアドバイザー会議を開催し、本事業に関する意見聴取を行いました。その中間評価の結果を事業評価シートに整理し、国土交通省へ提出するとともに、その内容を公表いたします。

合流式下水道緊急改善事業 事業評価シート(103 KB pdfファイル)