下水道を利用していて困った時の対処や、利用上の注意事項などです。

1.困った時には
2.使う時のお願い
3.環境にやさしい生活を

1.困った時には

1.管の詰まりなどについて

下水道管が道路に布設され、下水道が使えるようになった区域では下水道接続するとトイレが水洗になり、生活雑排水を下水へ流せるようになります。しかしながら、排水設備の老朽化や使用方法によっては、台所や洗面台が詰まったり、トイレが詰まったりする事があります。
その際には下水道課へご連絡ください。その際、台所やトイレなど何処が詰まっているかとか、流れが悪い、以前とどのように違うか等、くわしい説明がありますと原因の判明が早くなりますので、事前に整理してご連絡お願い致します。
下水道課では公設桝(公共下水道へ宅内配管を接続するために各家ごとに設置するます)から本管側についての場合について処置を行いますが、管の詰まっている箇所が宅内の場合には自己負担となります。日頃から注意を心がけましょう。

2.宅内設備の詰まりなどへの対処

公設桝よりも上流側でのトラブルについては、利用者又は所有者が対処していただくことになりますが、軽度の詰まりやトイレの流れがゆっくりになった等の場合には、ゴムカップの付いた清掃器具が市販されていますのでお試しください。
ご家庭で対処できない規模の不具合については、下水道指定工事店又は高圧吸引車等の設備を有する下記業者へ連絡をお願いします。
同和鍛造(株)中妻工場 釜石市大字釜石第12地割138番
電話 25-2001 FAX 23-0297

 3.清掃業者の訪問について

市内で下水道を利用している一般家庭を訪問し、管の点検を行って清掃を有料で請け負う「訪問販売」が行われることがあります。釜石市下水道課ではそのような業務に関しては一切関係がございません。もし市役所との関係をうたったり、強引に清掃を勧めるような場合には当課へ至急お問い合わせください。
軽度の管の点検清掃は個人でもできます。所々にあるマスの蓋をドライバー等で時折開けて見ましょう。台所の外部についている油脂分離槽は、個人で定期的に清掃されることをお願いします。方法は網杓子などで浮遊分離したゴミや油脂を取り除き、漏れないように袋等につめて、一般ごみに出すだけです。

4.その他下水道に関する相談

下水道及び農業・漁業集落排水に関する、困った事項や相談等は下記連絡先、釜石市下水道課へお気軽にご相談ください。

2.下水道使用時のお願い

下水道を使用する際には下記の事について注意して使用してください。これらの対処が不十分ですと、下水道管が詰まってあふれたり事故が発生したりすることがありますので、ご注意をお願いします。

1.分離枡の清掃

台所からの排水は一度「分離桝」という、固形物や油脂類の流下を止めて管のつまりを予防する設備に入ります。一年に一度程度は蓋を開けて、脂のかたまりや固形物を取り除くようにお願いします。分離枡のふたは他の枡にくらべて大きく、中央部が黄色になっているので区別できます。

2. 水洗トイレへの水溶性以外の紙の使用禁止

トイレではトイレットペーパー等、水溶性の紙だけを使用するようにお願いします。新聞紙や紙おむつ等を流しますと、便器や管の中で詰まり、逆流するおそれがあります.また汚水の浄化機能にも悪影響があります。
ティッシュペーパーも中に長い繊維や樹脂が入っていて微生物による浄化はできませんので使用しないでください。




3. 油脂類の投入はしないでください

一般家庭でも食用油等をそのまま台所から流すと上記の分離桝や管がつまってあふれたり、汚水処理に悪影響を与えます。
食べ物の汚れや油脂は薬品で固めたり新聞紙などに吸い込ませてゴミとして処分されますようお願いします。



4. ディスポーザの使用について

釜石市の現在の下水道設備では、家庭用生ゴミ破砕機(ディスポーザ)の利用に対応することが困難です。流した場合には詰まりが生じたり、汚水処理に不具合が出る可能性が大きいので設置・利用しないようにお願いします。

5. 灯油、石油類などの揮発性物質の投棄の禁止

これらを下水管に流すと管内で気化して、引火した場合には爆発が起こり、マンホール蓋が吹き飛んで大きな災害になる危険があります。また他の薬品等も下水処理場の機能に悪影響を及ぼしますので絶対に流さないようにお願いします。






6. グリーストラップの維持管理を(事業所の方へ)

食堂などから出る排水には油脂分が多く含まれるため、専用の油脂分離桝(グリーストラップ)が備え付けられています。定期的にこまめに清掃をしないと機能を維持できませんので適正な管理をお願いします。

7. マンホールは開けないでください

  一般の方が道路上にあるマンホールの蓋を開けることは大変危険です。次のような事故が起こる可能性があります。
・転落や重い蓋により人身事故発生の危険
・有害ガスによる酸欠・中毒
・通行する人や車の転落の危険
・雨水排除のために開けておくと、人が吸い込まれる等の重大な事故発生の可能性があります。また、下水道の処理能力を超えてしまいます。

 

 

3.環境にやさしい生活を

三陸海岸はリアス式海岸で入り組んだ海岸線を持つ地域です。海水の入れ替わりが少ない海域では汚濁物質が蓄積しやすく、海水の富栄養化が進み易くなります。もしなにもしないで私たちが使った汚水を川や海へと流してしまうと、美しい海や海岸線が汚れてしまいます。それを防ぐのが下水道をはじめとする汚水処理設備です。下水道は都市環境を改善すること及び下水を最終的に終末処理場で処理することによって河川等の公共用水域の水質汚濁防止に重要な役割を果たしています。
1日に一人の人間が排出する汚水の量は約200Lです。その汚れの度合いを見てみると、BOD(=生物化学的酸素要求量)ではかるとし尿は13g、その他の雑排水は29gもの汚れが含まれています。
汚水処理設備の無い家庭では雑排水の29gを、そのまま地下浸透や河川へ流し出していることになります。これではいつまでたっても川や海はきれいになりません。
川や海の汚染はごみによるものだけではなく、主に私たちの生活から出る生活排水が環境へ悪影響を与えています。私たち一人一人が、海や川を汚さないように日頃の生活の中で心がけ、いつまでもきれいな釜石にしましょう。

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