岩手県が、釜石沖を候補地として国(内閣官房総合海洋政策本部事務局)に提案していた海洋再生可能

エネルギー実証フィールドが、4月3日付で追加選定されました。

 

  

 

選定された実証フィールドの概要

 

【設置海域】

 沖合サイト

目的:浮体式洋上風力及び波力の発電実証試験

位置:釜石市尾崎半島東南の海域 

広さ:約4.5㎢(約1.5㎢×3カ所)

水深:130m

 湾口サイト

目的:波力の発電実証試験(試運転及び小規模試験)

位置:釜石湾の湾口防波堤(北堤)外側の隣接海域

広さ:約0.1㎢(0.2㎞×0.5㎞)

水深:50~60m

 湾内サイト

目的:試験装置の組立、動作確認、保守管理など

位置:釜石湾の湾口防波堤(北堤)内側の静穏海域

広さ:約0.2㎢

水深:50~60m

 

【エネルギーの種類】

・波力

浮体式洋上風力

 

【実証フィールドの特徴】

実証試験を想定している「風」及び「波」について、そのエネルギー・ポテンシャルを共に十分有する海域が、陸域から比較的近距離に位置していること。

比較的浅い海域から大水深まで、波力の発電装置の開発ステージに応じた実証試験フィールドの設定等が可能であること。

臨海部には、造船業、海洋土木など、実証フィールドの建設及び運営に関連のある産業はもとより、研究機関や産業支援機関等が集積し、発電デバイスの組立等のスペースも確保可能であり、十分なバックアップ基地機能を有していること。

湾口防波堤内の海域は、静穏で大水深(約50m)であり、発電装置の地先海面での組立・動作確認・保守管理のほか、必要な補修作業等に適していること。

釜石港は大型船の接岸が可能であること。

 

【沖合サイトにおける気象・海象条件、水深、海底地形に関する事項】

 各種条件

 観測結果 

  気象・海象条件

 

[浮体式洋上風力]

   風速が月平均7m/s以上の出現率

 

 [波力]

有義波高が月平均1.5m以上の出現率

 

 

  

・高さ 60mの風速→年間5.0カ月(41.8%)

・高さ130mの風速→年間5.2カ月(43.7%)

 

・年間4.8カ月(40.2%)

  水深

・130m

  海底地形

・平坦面の傾向

  海底土質 

・砂及び泥が分布 

 

【漁業協調の取り組み】

釜石沖の実証フィールドは発電装置の実証試験とともに、漁業協同組合及び漁業者などと連携しながら、

漁場の環境影響調査や漁業協調モデルの実証等も併せて行う漁業協調型の複合的な実証フィールドを目指

します。

 

【追加選定に係るプレスリリース】

プレスリリース(403 KB pdfファイル)

海域図(168 KB pdfファイル)

 

【実証実験に関するお問い合わせ】

岩手県政策地域部科学ILC推進室TEL:019-629-5251

 

 

【リンク】

内閣官房総合海洋政策本部ホームページ

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kaiyou/energy/201504/testfield20150403.html