平成21年7月定例記者会見
平成21年7月記者会見結果
日時 平成21年7月14日(火) 11:00~11:30
場所 釜石市役所第2会議室
内容 市長の発表項目
情報提供項目
- イベント予定(資料No.5) [36KB pdfファイル]
- 「日向ダム湖畔のつどい」開催のお知らせ(資料No.6) [82KB pdfファイル]
- 第22回旧釜石街道・「仙人峠の集い」について(資料No.7) [56KB pdfファイル]
市長発言要旨
お忙しいところお集まりいただき、ありがとうございます。
本日の記者会見は、平成21年7月釜石市議会臨時会付議事件ほか3件についてお話をさせていただきますが、 その前に、過日実施された根浜海岸のクリーンキャンペーンについて、この場をお借りしてご御礼を申し上げたいと存じます。
先週11日土曜日、エフエム岩手の呼びかけで「コスモ アースコンシャスクリーン・キャンペーン in 釜石」が、地球環境の保護と保全を目的に、自然と親しみながら清掃活動を行うクリーン・キャンペーンとして、根浜海岸で実施されました。
当日は、鵜住居小学校の全児童とその保護者など総勢600人が参加して、海開きに向けた海岸清掃が実施され、ゴミの量にして約1万970リットル、重量換算で約1860kgが回収されました。
また、去る5日にも、鵜住居地区や橋野地区の地域会議の皆様や釜石高校の生徒さんなど280人が参加して、根浜海岸の清掃を実施していただくなど、根浜海岸の環境保全と環境美化に多大なご協力を頂きました。この場をお借りして、地域住民と関係者の皆様に対して、心から感謝と御礼を申し上げます。本当に有難うございました。
それでは、記者発表に入らせていただきます。
初めに「平成21年7月釜石市議会臨時会付議事件について」ですが、7月臨時議会の付議事件は、お手元の総括表のとおり、「21年度一般会計補正予算」、同じく「介護保険事業特別会計補正予算」の2件となっております。
当市では、国の「経済危機対策」が盛りまれた第1次補正予算が成立して以降、国の支援を最大限に取り込んで、これまで実施できなかった事業や地域課題を解決すべく、実施事業の検討を進めてまいりました。
その結果、対応の第1弾として、経済危機対策臨時交付金、その他、実施の見通しが立った補助事業などを中心に補正予算を取りまとめ、今般、市議会に臨時議会の開催をお願いしたところです。
一般会計の補正額は、8億1130万円で、このうち、国の経済対策に対応した事業は、35件・6億7千5百万となっております。
今回の補正予算の性格としては、6月定例会でもお答えしましたが、少子化対策の一環でもあります「教育環境の充実」、「市民に優しいまちづくり」、「安心安全な市民生活」、等を重視して、大きな公共事業に偏ることなく、きめ細やかな施策に配慮いたしました。
分野別に主要事業を若干申し上げますと、「ふるさとに活力・産業振興関連」では、先日決定をいただいた「地方の元気再生事業」の推進経費を計上し、経済対策の導入事業では、「緊急雇用対策」の追加のほか、「自動車物流の支援対策」となる新たな施策を計上しております。
公共事業関係でも、国の経済対策を活用して、「東部地区まちづくり交付金事業」、「漁港整備事業」などに、事業費の追加を計上したところです。
「子供の未来・市民に優しいまちづくり」では、これも経済対策を導入して、3月補正の中学校に続き、小学校の教育用コンピュータを更新し、教職員も1人1台の体制と校内LANを整備したいと考えております。
また、2016年岩手国体の成年ラグビーの会場に内定したことを受けて、クラブハウスなど、最低限必要な施設整備の基本計画の策定費を計上しております。
高齢者福祉においても、施設整備に向けて協議が進んでいる民間企業2者に対して、国の経済対策による支援制度に従い、「地域介護福祉の面的整備計画支援事業」による助成を計上しております。
「開かれた市政」関連では、公有地活用の可能性拡大に向けて、懸案となっておりました「旧釜石小学校の解体と跡地造成事業」に、経済対策交付金を充当して実施したいと考えています。
また、地上デジタルテレビ放送の難視聴、防災行政無線の不感地域、市周辺部のブロードバンド未整備地区の解消など、市内の情報格差を解消することを目指して、「地域情報通信基盤 整備推進事業」の基本設計費を計上いたしました。8月上旬の事業採択を見込んでおり、年内にも本事業費を計上したいと考えております。
その他、各分野において公共施設の改修などを経済対策交付金を活用する形で計上したところです。
また、今回計上した事業以外にも、今後、いわゆる「15の基金」の更なる活用を考えておりますし、「公共投資臨時交付金」につきましても、詳細が判明し次第、次回以降計上していく考えです。
国の補助内示や関係者との協議にもよりますが、円滑に進んだ場合は、更に億単位の事業の追加を見込んでおります。
次に、「富山県朝日町との交流について」です。
今年は、当市が「富山県朝日町」と友好親善都市を提携して25周年にあたります。両市町ではこれを記念して、8月上旬に交流事業を計画しております。
朝日町出身の方々は、釜石地方の漁場開拓のため、明治から昭和にかけて当市に移り住み、両市町の間には古くから人的交流などがありました。 このようなことから、相互理解と友好親善を深め、ともに活気に満ちた魅力ある郷土づくりに寄与することを念願し、朝日町町制施行30周年を記念し、昭和59年7月31日に「友好親善都市」を提携しております。
交流事業の一つ目は、市長などによる朝日町訪問です。
訪問期間は、本年8月1日(土)から8月3日(月)までです。昨年は、朝日町の魚津町長ほかが当市を訪問されましたので、今回は、当市から朝日町を訪問し、両市町のさらなる友好・交流の促進を図ろうとするものです。訪問メンバーは、私、市議会議長をはじめとして、商工会議所、観光物産協会など、総勢11人の予定です。朝日町では、8月2日(日)と3日(月)に行われる「あさひまつり」を視察するとともに、当市の特産品の販売も行いながら、朝日町関係者との交流を深めます。
交流事業の二つ目は、中学生交流です。
本年8月6日(木)から8月9日(日)まで、朝日町の朝日中学校2年生、10人が釜石を訪れ、釜石東中学校2年生、10人と交流事業を行います。交流の内容は、7日と8日にビーチボール交流、漁業体験などを行うとともに、8日に行われる「釜石よいさ」にも参加し、釜石の夏を満喫していただく予定です。
この中学生の交流については、来年は、当市から朝日町を訪れることとしております。
次に、「平成21年度 釜石市戦没者追悼式の開催について」です。
太平洋戦争をはじめ過去の戦争において、犠牲となられました戦没者及び戦争殉難者の御霊をお慰めし、恒久平和を祈念するため、「釜石市戦没者追悼式」を8月9日、午前11時から、釜石市民文化会館大ホールにて開催します。
式典では、合唱グループ「翳った太陽を歌う会」による献唱に加えて、今回新たに、若い世代へ戦争体験を継承する取り組みとして、先に募集しております「平和への思い」をテーマとした市内小・中学生による作文コンクールの優秀者に、作文を朗読していただく予定としております。
当日は、大ホールホワイエにて、今回で3回目となる戦災パネル等を展示するほか、作文コンクールに応募のあった全作品を展示する予定です。また、郷土資料館におきましても、今年は、「記憶と記録」と題し、7月10日から9月27日までの間、釜石艦砲戦災展を開催しております。
市では、再び惨禍を繰り返すことのないよう、今後とも関係団体と連携しながら、戦争の悲惨さを次世代へ継承する取り組みを進めたいと考えております。
次に、「釜石市職員の懲戒処分の指針の改定について」です。
職員の非違行為に対する処分については、平成17年に策定した懲戒処分等の指針により対応してまいりましたが、今回、懲戒処分の対象となる行為の標準例を見直すとともに、新たに、道路交通法違反に関する懲戒処分の基準を設けるなど、指針の改定を行い、8月1日以降の非違行為から適用してまいります。
これまでも、職員の不祥事に対しては、厳正な対応をしてまいりましたが、改定した指針を踏まえて、更に厳正な対処に努め、今まで以上に、処分を決定する際の透明性を高め、市民への説明責任を果たしてまいります。
以上が、私からの情報提供です。
報道関係者の皆様におかれましても、釜石からの情報発信にご協力いただくようお願いいたします。
質疑・応答
《平成21年7月釜石市議会臨時会付議事件について》
質問:7月の補正予算で、通学環境整備事業として小佐野小学校、旧小佐野中学校の樹木の伐採が計上されているが、盛岡市などでは樹木の伐採について市民団体などから意見があったようだが地元への説明は行ったのか。
回答:地元への説明は行っておりませんが、逆に地元から伐採について要望があったものです。小学校のPTAからも要望として出されておりました。
質問:樹木の種類と本数は。
回答:ヒマラヤスギで30本ほどです。
質問:地域医療連携推進事業で、釜石地域医療応援医サポート事業として80万円計上されているが、経費の助成とは具体的にどのような助成を行うものか。
回答:実際的な診療の経費については、診療報酬で支払われることとなりますので、今回の助成は応援医師の待機時の費用を助成するもです。実際、待機している間は医師を拘束することになっています。
質問:地域医療講演会は今までに開催したことはなかったのか。
回答:市が直接というのはありませんでした。糖尿病などの講演会を開催し意識啓発を図りたいと思います。
質問:今回の補正予算は国の緊急経済対策を活用してかなり多彩な事業を盛り込んであるが、市長が特に思い入れのある事業というのは何か。
回答:今回、基本調査・設計費のみの計上ではありますが、地域情報基盤整備推進事業です。国の事業採択はどうなるかまだわかりませんが、市内の情報通信の格差是正、防災行政無線の不感地域解消、携帯電話不感地域の解消などのほか、老人の見守りなどにも活用できるのではないかと思っています。周辺部においても、中心部と同等の情報が得られるような状態にしておく必要があります。
もう一つは学校のコンピュータを整備する学校ICT環境整備事業、あと一つは国体のラグビー競技開催に備えた国体会場予定地整備基本計画策定事業です。
この3点については力を入れて生きたいと思っています。
質問:がなりの予算額になったが。
回答:公共投資臨時交付金を活用した事業など、この後にもかなり控えています。
《その他》
質問:大槌町との交流について所感を伺いたい。先日の協議の場を見て、意識の差があると感じたが市長としてはどうか。
回答:将来の可能性に向けて話し合う場を設けることができたことが最大の成果だと思っています。合併新法内での合併が難しいとの結論となったわけですが、先を見通しながら時間をかけてじっくりとやって行きたいと思います。合併新法の期限内の合併はなくなったので、対等合併にはこだわらなくなりました。いつでも門戸は開いているつもりです。我々としては待ちの姿勢でよいのではないかと思います。先日の協議の場でもいろいろな意見が出ましたので良かった思っています。
(11:27終了)




