平成21年5月定例記者会見
平成21年5月記者会見結果
5月の定例記者会見は、16月釜石市議会定例会にかかる記者会見と併せて、6月5日に開催しました。
日時 平成21年6月5日(金) 13:00~13:30
場所 第2会議室
内容 市長の発表項目
- 平成21年6月釜石市議会定例会付議事件について(資料No.1) [204KB pdfファイル]
- 大槌町との連携について
- 新型インフルエンザへの対応について(資料No.2) [80KB pdfファイル]
- 定額給付金・釜石まる得商品券について (資料No.3) [52KB pdfファイル]
- 「希望は終わらないin釜石」の開催結果について(資料No.4) [39KB pdfファイル]
- 松花粉について [42KB pdfファイル]
情報提供項目
市長発言要旨
本日は、お忙しいところお集まりいただき、ありがとうございます。
本日は、6月釜石市議会定例会付議事件ほか5件についてお話をさせていただきます。
まず、「6月釜石市議会定例会 付議事件について」ですが、6月の定例会は、6月8日から始まりますので、その概要についてお知らせします。
市長報告ですが、招集日に「釜石市と大槌町の連携について」 及び「新型インフルエンザへの対応について」の2件を報告したいと考えております。
次に、平成21年6月釜石市議会 定例会付議事件についてですが、付議事件は、お手元の総括表にありますとおり、件数は5件で、報告1件、専決処分1件、条例の一部改正が1件、その他の議案2件となっております。
条例関係では、釜石市市税条例の一部を改正する条例ですが、個人住民税の関係で、所得税から控除しきれなかった住宅ローン控除額を個人住民税から控除するもので、市の税収が減る分は、国から、全額補填されることになっています。この条例の施行期日は、平成22年1月1日となっております。
次に、予算関係ですが、今議会には、一般会計補正予算を提案しておりません。これは、国の21年度補正予算に計上された新しい交付金や、各省庁の事業の詳細が未定であったためで、今後、国の補正に対応する市の補正につきましては、7月にも臨時議会の開催をお願いして、ご審議いただきたいと考えております。
「報告第1号・20年度繰越明許費の報告」につきましては、国の補正予算関連で、件数が20件と多くなっております。
「議案第48号・老人保健会計の専決処分」につきましては、20年度に収入されるべき国庫負担金が、21年度に先送りされたことに伴いまして、昨年度と同様に繰上充用の形をとったものです。
次に「大槌町との連携について」です。
大槌町との関わりにつきましては、先に「大槌町・釜石市合併協議会設置住民請求の会」の直接請求に基づきまして、大槌町長から、合併協議会の設置協議に向けた議案を市議会に付議するかどうかについて意見を求められ、釜石市議会をはじめ、多くの関係者の皆さんのご意見を拝聴するとともに、約1ヶ月間に渡り熟慮し、次のとおり合併協議会の設置に関する議案を市議会に、「付議をしない」という最終的な決断を行ったところであります。この点につきましては皆さんご案内のとおりであります。
この決断に至った理由としまして、「付議する」という回答の選択肢により、「住民投票」などによる大槌町政の混乱が危惧されるとともに、仮に、合併協議会が設置されたとしても、合併新法期限内での合併の実現が厳しい状況にあると判断したことと、大槌町との新たな連携や将来の合併に向けた取り組みへの道筋をつけることが必要だと考えたことによるものです。
これらのことから、昨年の「釜石市・大槌町合併協議会設立準備会」で確認された「合併協議に向けた基本方針」の趣旨に基づきまして、将来に向けた取り組みとして、次のことについて、大槌町長との間で合意に達したところです。それは、『釜石市と大槌町との広域連携を深めるための協議の場を設置すること』、『釜石市が「中心市」となり進める「定住自立圏構想」に基づき、大槌町との間で話し合いを進めること』の2点について大槌町長との間で合意に達しました。
大槌町長との合意事項を踏まえまして、今後の広域的な連携について意見交換を行う場をこのたび設けることとしました。本日、6月5日午後7時から大槌町中央公民館第一会議室で行います。
出席予定者は、釜石市側は私、市長と、副市長2名、市議会から正副議長、民間関係者2名です。
大槌町側も同じく町長、副町長、町議会から正副議長、民間関係者2名となっております。このメンバーで今日第1回目の懇談を行います。
次に「 新型インフルエンザの対応について」です。
市では、4月28日、釜石市危機管理基本方針に基づき、県地方支部設置と同時に、市保健福祉部新型インフルエンザ対策本部を設置し、保健福祉センター内にインフルエンザに対する質問、健康相談などに応じるため、電話相談窓口を設置しました。
更に、国内発生が確認されことに伴い、5月16日に、市長を本部長とする釜石市新型インフルエンザ対策本部へ切り替え、警戒を強めているところです。
市の方針については、国のインフルエンザ行動計画に定められた市区町村の役割分担に基づき、住民の生活支援、独居高齢者や障がい者等社会的弱者への必要な対策等を講じるものとし、5月25日、「釜石市新型インフルエンザ危機管理対応マニュアル」を策定し、各発生段階に応じて、各部署が行う事務分掌及び行動計画を確認しました。
なお、市では、「新型インフルエンザの流行により、市職員のうち40%が10日間欠勤する」という被害想定のもと、継続しなければならない業務の洗い出しを行っており、今後は、優先すべき業務の順位づけ、上司不在の場合の代行の取扱い、課内だけでは対応できない業務の前任者リストの作成などを行い、新型インフルエンザ流行に対応する「業務継続計画」の策定にも取り組んでまいります。
ここ数日来、新型インフルエンザの国内発生数が減少傾向にあり、終息に向かっているとする一部観測がある一方、秋季において、感染が再発することが懸念されるとの情報もあることから、引き続き、国、県を通じて、適切な情報把握及び情報提供に努めてまいります。
次に、「定額給付金について」です。
当市の5月31日現在の定額給付金の状況は、対象世帯数1万7千791世帯中、申請済み件数は、1万7千360世帯で97.58%、給付済み世帯数は、1万7千33世帯で95.74% となっております。
給付済み額は、6億3千9百万円で97.11%となっております。
次に、定額給付金に関わって、「釜石まる得商品券」の利用状況についてお知らせいたします。
釜石商工会議所が販売している「釜石まる得商品券」は、4月5日(日)に販売を開始し、4月21日には2千冊の増刷を決定、その後も売れ行きは堅調に推移し、5月12日(火)に完売しております。
これまでの利用状況については、5月20日(水)時点で6万7千897枚の商品券を換金済みです。これは、総発行枚数13万2千枚の51.44%に当たり、商品券販売直後から好調に利用されており、市内消費の促進に役立っているものと考えます。
また、商品券の経済効果などについては、商品券購入者より販売時に記入いただいたアンケートや取扱加盟店へのアンケートによる分析を行っているところでありますので、後日ご報告いたします。
次に、「笑顔を育む 優しいまちづくり寄付金」についてです。
定額給付金は、第一に市内で消費してほしいが、利用予定のない方や公的な活用を希望する方には、市に寄付していただき、「笑顔を育む 優しいまちづくり」に活用したいと考えております。
6月3日現在で15件、25万7,000円の寄付が寄せられております。この寄付金の活用については、現在検討中ですが、高齢者を始め家族で介護をされている方をねぎらい、支援する事業などに充てたいと考えております。
具体的な内容については、7月の市議会臨時会に提案したいと考えております。
次に「希望は終わらないin釜石」の開催結果等について、お知らせします。
去る6月2日に、希望学の成果本として「希望学(全4巻)」が、4月から東京大学出版会より順次刊行されたことを記念し、調査研究フィールドである当市において「希望は終わらないin釜石」が開催されました。
玄田有史(げんだ・ゆうじ)先生、宇野重規(うの・しげき)先生、中村尚史(なかむら・なおふみ)先生による鼎談(ていだん)と意見交換、そして、希望学第3巻の全国先行販売も行われ、釜石調査に携わった先生方と参加した市民の皆さんとの活発な意見交換が行われたところです。
来月には、希望学第4巻が刊行され、シリーズが揃うこととなります。当市での希望学の取組みが書籍となり、全国に、釜石の歴史、産業の変遷、そして未来について、「希望」をキーワードに発信されることは大変喜ばしいことであり、改めて、東京大学社会科学研究所の玄田先生はじめ、関係各位に感謝の意を表し、今後も「覚悟」、「楽観」という言葉を市民の皆さんと共有しながら、様々な課題に対応してまいります。
次に、「松花粉について」です。
5月初旬から、市内全域で黄色い粉末状のものが飛散し、窓ガラスや車に付着するなどして、一部市民の皆様から健康被害等への心配の声が聞かれました。早速、岩手県水産技術センター等に分析を依頼したところ、松の花粉であることを確認しました。
また、盛岡地方気象台によれば、松花粉の飛散現象は県内各地で見られ、6月中旬ぐらいまで続きそうだとのことから、市内の複数の医療機関に問い合わせしたところ、症状としては、スギ、ヒノキと同様にくしゃみ・鼻水・涙が出るが、「通年と比較してこの時期に花粉症の患者が多いという状況にはない」とのことでした。
まずは、黄色い粉末の正体が、松花粉と分かり、一安心しています。
以上が、私からの情報提供です。報道関係者の皆様におかれましても、釜石からの情報発信にご協力いただくようお願いいたします。
質疑・応答
《大槌町との連携について》
質問:大槌町との連携について、今日の7時からの会合は広域連携の発足と捉えていいのか。
回答:参加する皆さんの意見を聞きながら進めていかなければならないと思っています。ただ、話し合いの場としては今日が最初の場であることは間違いありません。
質問:会の正式な名称なども今日決めるのか。メンバーは確定ではないのか。また、会の開催頻度などはどうか。
回答:大槌町長との間で合意したことは「協議の場を設置する」ということですので、その辺も含めまして、協議したいと思います。
質問:市長にとって、具体的に取り組む分野をどのように捉えているか。
回答:課題については山積しています。「あれも、これも」というよりは、お互いがやれるところから連携を進めるほうが取り組みやすいと思います。あまり大きな課題について、バタバタやる必要はないと思います。
質問:会合は「公開」とのことだが、原則オープンということでよいか。
回答:私としてはそうしたいと思っています。
質問:民間の出席者2名の内訳は。
回答:昨年の準備委員会スタートのときの民間の方々が今日出席します。釜石市側は商工会議所会頭と釜石市総合振興審議会会長です。大槌町側は漁協の代表と商工会の代表です。今後、そのままでいいのかどうかについては相談させていただきたいと思いますが、基本的には民間もという前提の中で話し合いたいと思います。
質問:オープンというのは、会議そのものがオープンなのか。それとも会議終了後に中身を公開するとのことなのか。
回答:会議そのものをオープンにし、私の個人的な考えとしましては、報道各社の皆さん以外にも市民、町民の皆さんに広く話を聞いていただきたいと思っています。
質問:広域連携は今年度末の合併を目指すものとは違うものなのか。
回答:合併ありきではなく、どのように連携を深めていくかの話だと思います。
質問:気仙地区の広域連携のようなイメージか。
回答:大槌町とは従来から連携してきています。さらに今後何ができるか中身を深めようという意味での取り組みです。
質問:3月に合併協議会の議会付議を見送り、今回の協議の場設置まで2ヶ月空いたわけだが。
回答:日程の都合上2ヶ月間空いてしまいました。他意はありません。
(13:30終了)




