鵜住居地区(鵜住居生活改善センター)

参加者 58名

 

要旨  

市民:地域づくりについて。市長が話す地域づくりについては全く同感であるが、地域だけでは解決できない問題もある。鵜住居の防潮堤の件だ。漁港施設はそれなりの設備があるが、鵜住居川河口には水門がない。30年以内に90%以上の確率で宮城県沖地震・津波がくるといっているが、そうなると片岸はまっ先にやられる。新川原地区もだ。ハード面は地域を越えた課題だ。県事業だと思うが、鵜住居川左岸側の防潮堤のかさ上げについてお願いしたい。
 鵜住居の生活道路についても、地域で何とかできるものでもない。この事業は鵜住居の都市計画(区画整理)に替わる事業として始まったものだ。早期の事業完了についてなんとかお願いしたい。

 

市長 水門については県議時代に県にお願いしてきた。大石と花露辺には防潮堤がない。鵜住居はあるが嵩上げが必要だ。30年以内に99%の確率で地震・津波がくるのはわかっているので何とかしないとならない。だが、市単独での整備については無理である。県事業として行ってほしいが、県も財政が厳しい。そうなると国にお願いするしかない。ハード面の整備を特別な区域として市としてもお願いしたい。防潮堤そのものについても構造的に大丈夫かという不安もある。強度の調査をしてみなければならない。
 生活道路についてはお話のとおりである。基本的には大槌との合併も考えながら進めていかなければならないが、これについては待っているだけでなく進めていきたい。これから事業の中心は鵜住居となる。ご存知のとおり北高のあとに1000人規模のSMCの新工場が立地する。1000人を集めるのも大変だ。人材として技術のある人を集めたい。その工場で働く人たちの住環境についてもしっかりやらなければならない。それが生活道路の整備であり、下水道の問題でもある。全般的に鵜住居には今後力を入れていく地域だと認識している。

 

市民:人口減少の話だが、去年11月茨城県にいった帰りに、興味があって福島県矢祭町に寄ってみた。町にはとても活気があった。行政や議会の悪口をいう人は一人もいない。人口6000人で人口減少もあまりない。すばらしい町づくりをしている。それはなぜかといえば、行政が住民に信頼されているからである。住民も行政に頼ってばかり入られないという気持ちで地域づくりに取り組んでいる。釜石も住民に素晴らしい行政と言われることが大切だ。
 もう一つ、サンロックの件であるが、ケーブルテレビで他地区で開催された市民と話す日の結果等も見ているが、各地でも出ているようである。ただ、どのような経過であのようになったのかがさっぱり市民に伝わってこない。私は漁協の役員をしていた時代、9年前からサンロックは失敗すると言ってきたがやっぱりそのとおりとなった。東部漁協でも3年前
の決算からサンロックの出資が消えたその段階で市でも状況は認識していたはず。その中でまた去年お金を出した。どこが悪くてこうなったのか、議会に提案したのが悪いのか、市の監査はどう指摘したのかなど、改めてその経過について市民に示さなけれがならないのではないか。

 

市長 矢祭町については私も興味がある。あそこにはSMCの工場もできた。立地については前町長の熱意で誘致できたと聞いている。合併しない宣言をしたり、全国から本を寄付で集めたもったいない図書館を作ったり、議員報酬の日当制をはじめたり、先進的な取り組みもある。ただ、釜石市と矢祭町は置かれている立場が違うのですべてまねできるものでもない。良いことは参考にしていきたい。
 サンロックについては、どこに行っても言われる。去年の7月にキャビア生産技術の権利を売却してマツカワ事業だけの会社になる時に、議会の議決を得て最後の補助金を出した。もうそれ以降はお金は出さないと言うことになった。11月に市長に就任し、その経過について説明を受けサンロックの経営についていろいろ検討してきたがダメだった。そうなると倒産か清算かということになるが、社長が副市長、取締役が経済部長ということもあり、他の債権者からすれば、市とサンロックは一体のものとして捉えられている。市も1億8千万円を貸している債権者ではあるが、その債権を放棄して会社を清算し、キャビア生産技術の権利を取得し今後はそこから入ってくるお金を市がもらうことにしている。釜石市としての立場を守るためこうするしかなかった。実のある方をとるため倒産ではなく特別清算を選んだ。市民感情とすれば1億8千万円の貸した金も取り立てろというのも当然だが、こうするしか仕方がない。市民感情として1円でも取り立てろと思うが、迷惑をかけるが少しでも取れる方法をとった。清算をするため2千万円も出すことになっている。先日の議会で議決された。13年間釜石イコールサンロック、キャビアと言われ他せいかもある市、評価は分かれるが、サンロックの果たしてきた役割は大事にしたいと思っている。この件については、あとで広報というか、別の形できちんと説明したい。

 

市民:市長が知らないこともたくさんあると思う。9年前サンロックから漁協に、お金を借りる保証人になってくれと言われて断ったこともある。マツカワだけで儲けていくには大量に生産、販売しなければならない。利益を上げるためには成長率を良くし、死滅を少なくしなければならない。ヒラメとか競合する魚種もある。育てる場所も特殊で難しい。当時から「やめよう」と言っていたのに、「釜石の目玉商品だからやってくれ」と言われてやってきた。議会もこの件についてはずっと説明を受け、チェックしてきたはずなのに、こうなった時に「我々も愚かだった。議員報酬をカットします。」という議員は一人もいない。副市長も経済部長も、いくら無報酬とはいえ責任はある。そもそも、最も利益の上がるキャビア事業を売却して、マツカワ事業だけでは採算がとれるわけがない。余分な金を出したのが問題だ。

 

市長 おっしゃるとおり。市の経営のミスを認め、なにかの形で責任はとりたいと思っている。議会については関知できない。

 

市民:市民が話しやすい市長だと言うことでとても喜んでいる。今度鵜住居に行政施設ができるがその周辺の道路は拡幅するのか。それから、北銀から渥美医院の前を通って鉄道の下を潜り保育園まで行く道路であるが、保育園ができたことによって交通量が増えた。だがあそこは幅員の関係等もあって市道にはなっていないし鋪装も自分達でやったところもあったり中途半端だ。すれ違うために宅地に入らなければならなく、交通事故も発生している。市道にするならするで、時間帯で一方通行にするとか何とかしてほしい。建設課には3年前から話している。

 

市長 現地をみてから対応したい。担当にも話を聞く。

 

市民:鵜住居公民館川目分館はもとの小学校の廃材を利用して作った築40年ぐらいの古い建物だ。10年以上前に陳情して建て替えることになっていたはずだが、ここではちょっと話せない問題があって建て替え出来なくなった。最近になってまた市の方にお願いに言ったら、公民館は教育委員会の管轄だと言うことで今度は教育委員会にお願いにいった。そうしたら建て替えは難しいとのことだった。2週間前にも担当者に現場を見てもらったが、大変ですねというばかりで他人事のようだった。建物の建て替えは管理責任者が責任を持ってやるべきだと考えるが、地域から陳情がないとダメなものなのか。なにかあった際に責任をとわれるのは施設管理責任者だ。

 

市長 今の実態についてはよくわからないが、公民館の管理は教育委員会だ。もう一度確認してみたい。公民館については地域の意見もあるだろうから地域会議等で意見を聞きながら進めていきたい。

 

市民:今日は4つの話を用意してきたが、お金のかからないものだけ3つ話す。
 一つはこの市民と話す日についての呼び名だが、いろいろ考え方はあると思う。市民の陳情を待たずして市長自ら地域に出向いて開催することに対しとても期待している。ただ、名前について違和感がある。市民と話す日なのか、市長と話す日なのか。「市長と市民と話す日」としてはどうか。
 二つ目は広報のことだ。市民に市政のことを伝えるものとして大変重要なもので、担当者もがんばって作っていると思うが、紙面が足りないと思う。裏の「コーヒーブレイク」は
3人が短文を掲載しているがもったいないので止めた方がいい。その欄を利用してもっと市民に知ってほしい記事をのせてほしい。提案だが、部課長の写真入りで職場からのメッセージや仕事の内容紹介のような記事を載せたら市役所がもっと身近になると思う。
 三つ目は箱崎と根浜の間のトンネルのことだ。漁港関連道として整備され、今は市道になっているのだと思うが、その経緯については私はよくわからない。言いたいのはトンネルの名前のことだ。箱崎トンネルとなっているが、根浜の人たちにも考慮して「箱根トンネル」してはどうか。

 

市長 市民と話す日の名前については改めてまた考えたい。広報紙については私も目を通しているが、担当と相談したい。去年の11月号に県立病院の院長のお話を顔写真入りで載せた。市民の目線にたった、市民が何を知りたいかを見通した紙面づくりを心掛けていきたい。広報は市民と市を結ぶ一番大切なものだ。

 

市民:一つ目は三陸縦貫道についてである。現在工事が進められているところであるが、期成同盟会等の活動も相まって工事も順調に進んでいる。2年後には鵜住居-両石間が完成するが、釜石側の事業計画は難局になったのかと思っていた。そうしたら、新市長の力で何とか話がまとまったようだ。これからは鵜住居が重点地区となる。SMCの立地による1000人規模の雇用も生ずる。それだけの規模の会社だと寺前交差点の辺りも渋滞が予想される。同盟会でも三陸国道事務所にはお願いしているが、市としてもその辺を十分考慮して大浜渡橋かなの右折ができるようにしていただきたい。また、働く人達の生活環境や、特に下水道の問題等もしっかりお願いしたい。
 もうひとつは鵜住居生活道路の整備についても地主の問題等、さまざまあると思うが息切れすることなく継続してがんばってほしい。
 北高校跡地にSMCができたあとの鵜住居地域のビジョンについて、今回コメントはいらないが市長がどう思っているのか次の機会でいいので示してほしい。
 片岸箱崎線について、用地買収も済んでいるのに進展がない。箱崎半島方面のためにも、ぜひ考えてもらいたい。
 片岸の国道沿いの田んぼは昭和48年に農工法によって網がかかり、その後何も進展しない。どうなっているのか。125名の地権者はそこで何かをしたくても何も出来ない。いまさら網をはずせとかそんなことは言わないが、広大な37haの土地をぜひ釜石の発展のため活用
策を出してもらいたい。

 

市長 コメントはいらないとのことだったが、簡単にコメントする。地区の道路整備期成同盟会については色々活動していただいており、敬意を表したい。三陸縦貫道の新町側についても先日市が説明会をして理解をしていただき進めることになった。北高校跡地に立地するSMCのこともあるので、早く大槌の方まで通るよう、引き続き取り組みたい。
 片岸の土地のことも絡めて、これから10数年は鵜住居が整備の拠点となる。県立釜石病院やのぞみ病院、国立釜石病院などの大型病院の建物もあと10数年しかもたない。市としても、土地等の誘導ができるよう全体の配置構想の中で示しながら進めていきたい。

 

市民:市役所の組織の見直しのことであるが、戦略的な組織、挑戦型の組織に進めるとのことだ。おおいに賛成である。そこで、市に土地利用検討委員会と言うのがあるが、おざなりな会になっている。片岸の土地利用の問題にしても行政と地域と地権者が長い間色々話し合っているのにその話がトップポリシーになかなか繋がらない。もう一回都市計画を検討しなおしてはどうか。企業誘致も絡んでくる話である。企業が決まってから土地のことを考えるようでは戦略的とはいえない。
 企業誘致については、他でもやっていることだが専門の職員を配置し
たり、長期に派遣したりして成功している自治体もある。ぜひそのように進めてもらいたい。
 市長は人材育成に熱心だが、
教育を考えてほしい。釜石は人材育成が今一つだ。最近は企業も人材育成にお金をかけない。釜石の将来を担う人材は大きな課題である。高校を卒業して勉強して戻ってくる人も必要だ。奨学制度の充実も必要だと思う。中学校のクラブ活動をみても、人数が足りなくて廃部になっているものもある。文部科学省は武道を奨励すると言っているが、特定の種目のために特定の学校に生徒を集めてやるのも一つの手だと思う。市長が考える方向のコメントがほしい。

 

市長 戦略的な組織づくりについてはお話のとおりである。市長に就任してすぐ、企業立地推進本部と少子化対策室を設置したが、さらに取り組んでいきたい。
 企業誘致にしてもそのとおり。企業誘致については産業のクラスター化を進めたい。クラスターと言うのは葡萄の房のこと。ひと粒ひと粒が纏まって、一つの葡萄となる。北上の自動車関連産業にしても、2万点とも言われる自動車部品の半数以上を地元から納品しようとしている。SMCは今のところ単品である。部品の納入業者も1社しかない。それではいけない。SMCの工場も年々進化している。地元採用の人材ががんばっていて、自分たちで産業用ロボットを作れるまでになっている。二次的な人材も育成している。その意味で大切だ。SMCもここに関連企業があれば両方にメリットがある。企業誘致も数多くあたるのではなく、ある程度的を絞ってやっていくことで企業立地推進本部を立ち上げた。北里大もその成果の一つだ。
 人材育成について話せばきりがないが、釜石市は新日鉄のおかげでいろいろなすばらしい人材がたくさんいる。県内でもこんなに東大卒がいる市はないんじゃないかと思っている。この方々をこれからも活用していきたい。人脈もある人達なので力添えしてもらわなければならない。去年、仙人峠道路開通記念に「せんにんダンスパーティー」というのをやった。これは釜石だからできたイベントである。ほかの地域ではできない。釜石には教養も文化も歴史もある。まだまだ釜石は大丈夫であるということを次の世代に確実に伝えていきたい。

 

市民:箱崎の住民である。市民と話す日はとてもいい企画だ。今日で終わりということだが、継続してやってほしい。箱崎にも来てほしい。そして細かいところも見てほしい。

 

市長 今年度はこれで終りだが、4月以降、新年度になったらまたやる。次はもっと細かな単位で地区へ入ってやりたい。今回やっているのはスタートだ。先ほどの道路の問題やゴミ問題といった特定の目的に絞ったものは地区懇談会や説明会で、市民と話す日は今回のようなフリートーク形式で私が必ず来て話をする。

 

市民:先ほども話が出たが、片岸箱崎線については何としても作ってもらいたい。現状の道路では根浜に大型バスが入ってこれない。片岸箱崎線は根浜だけでなく片岸の開発にも繋がる。
 一昨年、両石でアワビの密漁があった。今のままでは密漁者の思うままだ。行政でも漁協に協力して密漁対策を官民一体でやっていただきたい。市も漁協を応援できないか。漁民の生活を守ってほしい。
 夢のある話をひとつ。釜石には立派な港湾がある。釜石の沖には太平洋フェリーの大型船がいつも通っている。残念ながら八戸の次に着く港は仙台だ。泉地区にフェリーが1日1便でもいいから毎日着くようにしてもらいたい。そうすれば東前・浜町のほうも活性化する。また、釜石の港は貿易港としてみれば日本で一番アメリカに近い。アメリカと往復すれば、横浜で2日、神戸で3日違う。また、三陸は雪が少なく冬は安心して通れる。貿易港として活用していけば、まだまだ釜石は栄えていける。

 

市長 片岸箱崎線のことについては先ほども話が上がったが、現時点では難しいが、片岸地区に病院やこうじょうの利便性も考えれば、道路の必要性が高まってくるので何とかしたいと言う気持ちはある。卵が先か鶏が先かとの話になるが、結果としてそうなった場合に何らかの制度を活用しながら整備していくということになると思う。決して計画自体がなくなったわけではない。チャンスを待っている。
 アワビの密漁については、市として何ができるか今すぐには答えられないが、漁協や浜の人達と相談しながら進めていきたい。密漁は運ぶときの道路で捕まることも多いので、警察の皆さんに検問を強化してもらうなどの働きかけも友好かと思う。
 フェリーの話だが、先ほど関東自動車の話をしたが、今度宮城県にセントラル自動車が立地し仙台港から車の積み出しを行う。関東自動車の釜石からの積み出しは1割だけで残りは仙台港だ。セントラル自動車の関係で仙台港が狭くなると釜石港の積み出しはもっと増える。1月からあいち丸という大型の自動車運搬船も入っており、釜石港で扱う車の台数も増えている。湾口防波堤ができて、釜石湾に1000haの静穏水域ができた。その活用と併せて泉のケーソンヤードの活用についても、また、魚市場についても考えていきたい。

 

市民:釜石は鉄と魚の町というが、水産加工業者が少ないのではないか。または力がない。気仙沼やほかの町の業者が買った売れ残りの魚を買って商売している。

 

市長 水産業については抜本的に考えていかなければならない。釜石の水産加工業者の数は決して少なくない。漁業者とうまくリンクできていないことが問題だ。その辺を変えていかなければならない。釜石の水産業全体を見直ししていきたい。

 

市民:先ほどは個人的な話しをしたが今度は町内会の立場で話す。先ほど、地域のことは生活応援センターでと言うことを市長が言ったが、町内会では毎年市長に陳情に行っている。陳情はセンター長にしろということか。センター長にはどれだけの権限を与えるのか。

 

市長 地域のことは地域会議でやっていきたい。地域会議には私も参加する。センター長にはその地域の全権、とまではいかなくても地域の窓口になるようにしたいと思っている。その仕組みについて、皆さんと一緒に作っていたい。

 

市民:最初に大地震についての説明があったが、木造住宅耐震改修の話だ。平成18年度に市で補助制度ができた。自分は制度ができる前に改築したので改築後に申請したら、申請は改築前でないと認められないとのことだった。市民の命と財産を守る立場から言えば、申請前でも申請後でも関係ないのではないか。補助について、平成18年から平成20年の期間内の改築であれば良いということにしてくれないか。税金の申告の際の証明は出してくれるのに、改築の補助は出さないのはおかしい。

 

市長 耐震改修の補助金については、改修の前に耐震診断をしなければならない。その上で改修が必要となった場合においてその改修費用を補助する仕組みになっているはず。ただ、市民の命と財産を守るという点で見れば重要な視点であるので少し考えてみたい。

 

市民:最近、全国的に報道されているが、未受診の妊婦が増えていて、それが飛び込み出産が増えることにも繋がっている。今、市で発行している妊婦の受診券は3枚だが枚数を増やして未受診を減らしたほうが良い。未受診のまま出産するとなると公立病院に駆け込むことになり、そこでまたお金が払えないとかなれば税金が使われる。公費負担で受診回数を増やしてあげるべきだ。生まれてくる子どもを守ってほしい。
 長い計画にはなるかと思うが、今の子どもたちに、いのちの大切さを教える教育をもっとやるべきだ。将来親になる小学生中学生に、検診の大切さも含めていのちの大切さを教えるべきだ。自分は助産師だが、ボランティアで協力できることもあるかと思う。

 

市長 ぜひそういう機会を設けたいと思う。検診のほうは4月から5回に増やすこととしている。非常に大切な提言だ。極力実現できるようにしたい。

 

市民:先ほどから市内の病院の建物は古いという話をされているが、一番古いのは市庁舎である。病院の処理の関係で庁舎建設基金はかなりなくなったかと思うが新庁舎の建設についてはどのように考えているのか。大槌との合併問題も関係してくるとは思うが。
 ゴミ処理。有料化の問題についてだが、釜石市民と大槌町民が県内の1位2位を争っているとのことだが、これまで栗林の溶融炉は何でも処理できるということで市が誘導するような形でどんどんゴミが増えて言ったのではないか。このような時代だから有料化はやむをえないかと思うが。指定ゴミ袋は1世帯にゴミ袋3枚とのことだが家族構成にもよる。一人暮らしの人もいれば、家族が多い人もいる。一律という考え方はいかがなものか。

 

市長 庁舎建設基金は病院の統合の際に使ってしまったので当分の間庁舎建設は無理である。将来のことを考えると、大槌との合併問題が出てくる。合併するとなると、庁舎は中間点に、という話になるだろうから鵜住居が大事だということを言っている。県立病院も建物はあと10数年しかもたないし、消防署にしても釜石も大槌も古い。この2年間の間に合併について決めないと、将来の青写真が描けない。
 ゴミ処理の問題も、今でも栗林は老朽化して毎年2~3千万円かけて修理しながら使っている。今度、3市2町で構成する広域環境組合で平田に新しい処理施設を作る。その建設費、運営費についてはゴミの割合で決めることとなった。釜石のゴミの割合はそのうち40%だ。他の市町と競争で減らしている。何百億もの建設費だから1%でもゴミを減らせば大きい。ゴミの袋のことも問題だが、ゴミそのものの量についても皆さんとひざを交えて話し合っていきたい。

 

(16:29終了)