平成20年4月定例記者会見
平成20年4月記者会見結果
日時 平成20年4月30日 11:00~12:05
場所 第2会議室
市長の発表項目
日鉄鉱業株式会社からの寄付について [85KB pdfファイル]
釜石市子育て応援カード(かまリンカード)事業について [217KB pdfファイル]
かまいし春の味覚まつりについて [1145KB pdfファイル]
情報提供項目
5月のイベント予定 [134KB pdfファイル]
市長発言要旨
本日は、お忙しいところお集まりいただき、ありがとうございます。
それでは、本日は、日鉄鉱業からの寄付ほか2件についてお話をします。
1 日鉄鉱業からの寄付
3月28日に、日鉄鉱業株式会社から、旧釜石鉱業所総合事務所と3千万円の寄附する旨の申し出をいただきました。
旧鉱山事務所は、近代化産業遺産に認定された建築物の一つで、当市のみならず日本の近代産業の歩みを物語る建造物であります。近代製鉄発祥150周年を、昨年迎えた当市にとって、大変ありがたいことと思っています。
また、併せてこれまでの事業活動に対する地元の理解と協力への感謝の意を込めて3千万円を寄付していただきました。これは将来、当該建物を解体せざるを得なくなった時の解体費用としても考慮されたご配慮に深く感謝いたしております。市としては、活性化基金に積み立てました。
当市としては、寄附の趣旨を尊重し、「鉄のまち」釜石の歴史を伝える貴重な遺産として、その保存と有効活用に努めたいと考えております。
当面は、展示資料の保管の場、資料の調査研究活動の場、周辺でのイベント時の活動拠点などとして活用したいと考えております。
2 釜石市子育て応援カード事業について
釜石市子育て応援カード事業は、通称「かまリンカード事業」と呼んでいますが、少子化対策の具体的な事業として実施します。
内容は、妊婦と子どもを養育する世帯を対象に、「かまリンカード」を交付し、カードの提示を受けたお店や企業が、割引きや特典などのサービスを提供する事業で、6月1日からスタートさせます。
この事業は、妊婦と18歳までの子どもを養育する世帯の経済的負担を軽減し、社会全体で応援する意識の醸成を図ることを目的としています。加えて、子育て家庭が、この事業に協賛するお店を利用することによって、商業の活性化をも図ろうとするものです。
この事業をきっかけとして、子育てしやすい環境づくりに向けて地域全体で取り組んでいきたいと考えていますし、事業に協賛する店舗や企業の協力に支えられる事業ですので、多くのみなさんのご支援を期待しています。
3 かまいし春の味覚まつりについて
今年度も、四季を通じた味覚まつりを実施していきますが、ゴールデンウィークの5月3日から5日まで、シープラザ遊を会場に、「かまいし春の味覚まつり」を実施します。
交流大物産展、ラーメンまつり、ランチコーナー、水産物や農産物の即売コーナー、体験コーナー、ふれあいコーナーなど、釜石の物産を幅広く提供します。
観光船はまゆり、鉄の歴史館、サンフィッシュ、郷土資料館、岩手県水産技術センターでも関連行事や施設開放も行われます。
以上が、私からの情報提供です。
報道関係者の皆様におかれましても、釜石の情報発信と広域連携にご協力いただくようお願いいたします。
質疑応答
≪日鉄鉱業株式会社からの寄付について≫
【質問】旧釜石鉱業所総合事務所の活用のスケジュールは。
【回答】建物と一緒にいただいた資料の整理をしながら、5月の連休明けから本格的に調査を行い、地元の協力も得ながらイベント等に活用してまいります。資料の点数が多いので、整理には1年ぐらいかかるかとは思いますが、随時、イベント等に併せて公開をしたいと考えています。7月ぐらいには、たたら製鉄体験や釜石鉱山坑道見学会などに併せて公開できると思います。
【質問】展示品の中で珍しいものなどはあるか。
【回答】採掘に使われた削岩機のヘッド部分や鉱石の分析用の顕微鏡、戦時中に使われた紙製のヘルメットなどがあります。鉱石などの石の標本は数多くあります。
【質問】鉱山の歴史について教えてほしい。現在は使われていないのか。
【回答】鉱山の事務所は昨年に大松地区に移転して、建物自体は現在使われていません。釜石鉱山の沿革については別に資料を提供します。
【質問】建物のほかに3千万円の寄付があるが、そのお金で解体するという趣旨か。その場合、市の保存・活用の方針との整合性はどうなるのか。
【回答】近代化産業遺産にも登録された建物ですので、可能な限り活用していきたいと考えています。その上でどうしても解体せざるを得なくなった際に建物の下に埋設されてあると思われる、大島高任が一番最初に建設した第1高炉の遺跡の発掘も視野に入れながら、慎重に行いたいと思います。
【質問】3千万円の活用策は。
【回答】一旦釜石活性化基金に積み立てて、活用方法については検討してまいります。事務所内の資料の調査費については、当初予算に計上してあります。
【質問】最近の釜石鉱山の状況については。
【回答】必要のなくなった施設についてはほとんど解体しています。
【質問】先ほど話のあった、第1高炉の発掘調査の予定は。
【回答】建物が存在する限り出来ません。ただ、資料に基づく調査は出来ます。建物を解体してまで発掘すべきではないと考えています。
≪釜石子育て応援カード事業について≫
【質問】かまリンカードの協賛店はどれぐらいを見込んでいるか。
【回答】5月1日から正式に募集を開始しますが、内々に承諾をいただいているお店で50店舗あまりあります。
【質問】子育て支援応援カード事業を始める背景は。
【回答】私(市長)の公約です。原点は、県の事業のいわてi・ファミリーサポート事業です。盛岡でも同様の事業を開始するようですが。県の制度は子供を同伴しないとサービスを受けられませんが、当市の事業は、カードを持っていれば、親でも子供でも、同伴でなくてもサービスを受けれるのが特徴です。サービスの内容については協賛店にお任せしておりますが、市としても協賛店に対しそれなりのメリットがあるシステムについて考えていきたいと思います。ホームページや広報紙でのPRや、何より、地域で子育てを支援していくという意味でお店のイメージアップに繋がります。
【質問】事業の範囲は市内全域か。
【回答】市内全域から協賛店を募集します。
【質問】実際に商店街を歩いてみても、どの店が協賛店かわからないのでは。
【回答】協賛店に登録するとお店に貼るステッカーを配布する予定です。そのお店のサービスをステッカーに書いてPRしてもらいます。
≪その他≫
【質問】本県沿岸地域で貝毒が発生しているが、その影響は。
【回答】今のところ当市沿岸海域ではどの種類の貝毒も発生していません。ぜひPRしていただければと思います。
【質問】大槌町との合併の話だが、具体的な動きは9月頃になるのか。
【回答】アンケート調査については早めにお願いしたいと話しています。大槌町、振興局とも協力して資料を作り、順次説明会を開催してまいります。
【質問】アンケートの結果が五分五分だった場合の方針はどうか。
【回答】まだアンケート自体も出来ていないのでなんともいえません。
【質問】仙人峠道路が出来て1年以上が経過したが、観光面やその効果はどのように見ているか。
【回答】数字上は交流人口は100万人を超え、かなりの交流の効果は高まっていると捉えているところですが、商業等の効果が他の地域と比較すると未だ出てきていないのではないかと感じています。まずは魚河岸地域の開発を進めることと、釜石の観光資源のよさをもう一度アピールしていくような取り組みをしていきたいと考えています。また、食に関しても、お土産品や、「おいしい」と評判の釜石ラーメンなどもアピールするなどをやっていきたいと思っております。
【質問】あれだけの道路が出来て、交流人口が増える分出て行く人も増えるかと思うが、地元商店街振興の考え方は。
【回答】市民の皆さんが地元の商店街にも目を向けてもらえるように、今回のかまリンカード事業がその足がかりになればと考えています。これを契機に商店街振興にも取り組んでいきたいと思います。
(12時05分終了)




