平成20年5月記者会見結果

 

日時 平成20年6月6日(金) 11:00~11:50

場所 第2会議室

市長の発表項目

 血糖値測定にかかる採血器具の不適切な使用について [101KB pdfファイル] 

 平成20年6月釜石市議会定例会付議事件について(資料№1) [328KB pdfファイル] 

 地域医療連携推進室の設置について(資料№2) [90KB pdfファイル] 

 ふるさと納税に係る取り組みについて(資料№3) [328KB pdfファイル] 

 地域会議に係る市政懇談会について(資料№4) [81KB pdfファイル] 

 平成19年度ごみ排出量(速報値)について(資料№5) [108KB pdfファイル] 

情報提供項目

 イベント予定(資料№6) [3299KB pdfファイル] 

 盛岡地方法務局宮古支局証明書交付窓口設置のお知らせ [75KB pdfファイル] 

5月記者会見1 5月記者会見2

 市長発言要旨

 本日は、お忙しいところお集まりいただき、ありがとうございます。

本日は、血糖値測定に係る採血器具の不適切な使用について、6月釜石市議会定例会付議事件ほか4件についてお話をします。

1 まず、「血糖値測定に係る採血器具の不適切な使用について」です。

平成18年3月に厚生労働省から出された器具の使い回し禁止の通知について承知しておらず、不適切に使用しておりました。このために、関係者の皆さんにご迷惑をおかけしたことについて、深くお詫び申し上げます。

  採血器具については、針を取り替えれば複数の人への使い回しが可能と思い、いずれも針は一回ごとに交換しておりましたが、皮膚と接するキャップ部分はアルコール消毒して使用していました。

使用状況につきましては、健康相談、訪問指導事業などで平成19年度は122名、平成18年度は67名、平成17年度は48人に対し使用しており、対象者の氏名・住所については全員把握しております。厚生労働省の通知以降の使用は189人となっており、平成20年度からは事業内容を変更し、現在は使用しておりません。

  また、使い回し禁止の通知が出される以前にも同様の採血器具を平成6年度に実施した「糖尿病予防教室」から使用をしておりまして、平成6年度から平成16年度の使用状況については現在調査中であります。

  現在のところ、肝炎などの被害報告はありませんが、今後の対象者への対応については、早急に不安を取り除くことが必要であり、釜石保健所、釜石医師会などと相談し検討して参ります。

今後、このようなことのないよう、十分、留意して参ります。

2 次に、「6月釜石市議会定例会付議事件について」です。

6月9日から、釜石市議会6月定例会が始まります。

市長報告で、「4月4日に発生した唐丹町林野火災に係る被害状況及び今後の対策について」、報告します。焼損区域面積は約160ヘクタール、被災森林所有者23者、被害金額は約3億2千80万円となっています。内容の詳細は、市長報告をお聞きください。

  付議事件は、13件を予定しています。報告が2件、専決処分の承認が6件、条例が3件、平成20年度補正予算が1件、人事案件が1件となっています。

  条例の中では、特別職報酬審議会の答申を得て、私と副市長の給料の5パーセント減額案を提案します。

  付議事件の内容については、総務企画部長から説明しますが、私からは、平成20年度補正予算に盛り込んだ中で、地域医療連携推進室の設置とふるさと納税についてふれます。

3 「地域医療連携推進室の設置について」です。

当市は、釜石市民病院と県立釜石病院の統合により、急性期の中核医療施設を県立釜石病院が担い、市民病院施設を市の保健福祉センターとして、市の保健福祉機能のほか、慢性期医療を中心とする民間による釜石のぞみ病院、民間診療所として、釜石整形外科クリニック、中谷レディーズクリニックと、釜石ファミリークリニックによる市の在宅医療の中心となる機能を有する態勢ができました。

これらを含めた市内の医療機関の連携により、急性期、慢性期、在宅医療と切れ目のない医療のシステムができたわけですが、県立釜石病院の医師の多忙さ、診療科によっては医師が足りない状況などの課題も指摘されているところです。

地域医療の総括は釜石保健所が担当していますが、市としても、地域医療の充実は重点課題と認識しており、住民のニーズを把握しながら、保健所、医師会、各病院などと連携し、医師の招聘や地域医療の一層の充実に取り組み、住民福祉の向上を図るため、6月1日に地域医療連携推進室を設置し、兼務ですが担当職員を配置したところです。

補正予算には、その活動費を計上しました。

4 次に、「ふるさと納税に係る取組みについて」です。

「みんなで創る希望のまち 新生釜石」の実現に向けて、市民と一緒に取り組んでいるところですが、当市のまちづくりに「ふるさと納税」制度を活用して、全国にいる釜石出身者や釜石にゆかりのある方々の参加協力を得ていきたいと考えています。

ホームページやPRチラシにより、釜石出身者や首都圏などの釜石ゆかりの人に呼びかけていきます。先月東京で開催された「岩手県人会の集まり」や「銀河プラザでの釜石物産フェアの会場」でも、暫定的に作成したチラシを配布して寄付を呼びかけています。

寄付の使いみちにつきましては、「ニッポンの鉄のふるさと」「釜石の宝!子どもに未来を」「健やかな暮らしを」「元気な地域コミュニティ」「きれいな海をいつまでも」「目指せ!ラグビー日本一」の6項目と、「市長におまかせします」と加えた7項目を提示しています。

ふるさと納税に必要な事務経費を補正予算に盛り込んでおり、積極的に呼びかけていきたいと考えています。

5 次に、「地域会議にかかる市政懇談会について」です。

地域の身近な課題の解決策について話し合い、その結果を地域での活動や市政に反映させていくものとして、7箇所の生活応援センターに地域会議を設置することとしています。

そのしくみや考え方について、住民に説明し意見をもらう市政懇談会を来週から実施していきます。すでに日程等はお知らせしていますが、よりよい地域づくりに向けて、市民のみなさんにも積極的な参加を期待していますので、PRをよろしくお願いします。

6 次に、「ごみ減量にかかる取組みについて」です。

ごみ減量は、市の重要課題として様々な取組みをしてきました。生活系ごみでは、指定ごみ袋モデル地区の事業、町内会などの団体による集団資源回収などのリサイクルの取組みなど。事業系ごみでは企業等にごみ処理の趣旨を理解してもらい事業系ごみの適正処理に取り組んできました。

この結果、速報値ですが、平成19年度のごみ総排出量は18,198トンとなり、平成18年度と比較し1,955トン、9.7パーセントの減少となりました。

このことは、市民の皆さんの日頃のごみの減量やリサイクルに対する取組みとともに、ごみ減量に対する関心が高まってきた成果が出てきたものと感じております。

しかしながら、当市の市民一人が1日あたりに出すごみの量としては、県内市町村との比較では、まだまだ多い状況にありますので、更なるごみの減量化を図るため、市民の皆さん、事業者の皆さんのご協力をいただきながら、平成21年度からの指定ごみ袋の導入、事業系ごみの分別の徹底やごみ処理手数料の適正化に向けた取り組みなどを実施して参ります。

 以上が、私からの情報提供です。

報道関係者の皆様におかれましても、釜石からの情報発信にご協力いただくようお願いいたします。

(総務企画部長から、釜石市議会6月定例会付議事件の内容について説明しました。また、健康福祉部長から血糖値測定にかかる採血器具の不適切な使用について経過の説明をしました。)

 質疑応答

≪血糖値測定にかかる採血器具の不適切な使用について≫

【質問】厚生労働省の通知は市に来ていたのか。

【回答】通知については市には届いておりませんでした。

【質問】今後の対応について具体的に伺いたい。

【回答】市民の皆さんの不安を解消するのが市の義務であると考えております。ただ、医学的な知識について乏しいので釜石医師会などと相談しながら対応をしていきたいと思います。

【質問】対象者には知らせたのか。対象者は市内の人たちだけなのか。

【回答】対象となる方へは詳しい対応が決定し次第お知らせします。対象者は市内の人だけです。

【質問】健康相談などの事業を行った箇所数は。

【回答】現在精査中です。平成19年度は、各地区に生活応援センターが設置され、積極的に事業を展開した関係で数が多くなっています。

【質問】平成14年度以前についてはどうなのか。

【回答】事業については実施しておりましたが、正確に対象者を把握しているのは平成15年度以降となります。

【質問】器具はどのぐらいの数を使用していたのか。

【回答】最終的には6セット使用していました。

 ≪地域会議に係る市政懇談会について≫

【質問】地域会議の仕組みについて説明願いたい。

【回答】地域会議は、各地区の生活応援センター単位で地域のいろいろな組織の代表者を集めて設置します。その上で、市の職員と地域の課題について解決方法などを話し合い、市の施策にも取り込んでいこうとするものです。

【質問】以前よりも、住民の行政に対する関与がしやすくなると捉えていいか。

【回答】今までは町内会や各団体の単独の要望でしたが、地域がひとつとなって活動するというもので、いわば地域会議は地域の移動市役所的なものとの考えです。地域会議は各組織の代表者で構成され、政策形成のプロセスです。市民総参加がどうしたらうまく出来るのか、地域会議に参加する組織の代表者がどれだけ住民の意見を吸い上げるのかがカギとなります。

【質問】花巻市などは地域が実施主体となって活動しているが、釜石の地域会議は活動はするのか。

【回答】市としては話し合いの場ですが、地域会議が主体性をもってやっていけるようになってくれればと考えています。地域会議は生活応援センターの事業の一つでもあります。

【質問】市政懇談会が終了したあとの実際の立ち上げはどのようなスケジュールになっているか。

【回答】栗橋地区、唐丹地区はモデル地区として6月中にも設置したいと考えています。残りの地区についても、7月中には設置をしたいと考えています。

【質問】地域会議についての実際の感触はどうか。

【回答】まだ詳しく説明していませんが、良いという意見もあれば、よくわからないという意見もあります。

【質問】市政懇談会は何人ぐらい集まるのか。

【回答】今までの市政懇談会では、多いときで100人ほど集まったときもありました。

【質問】一つに地域会議は何人ぐらいで構成されるのか。

【回答】その地域の実情にもよりますが、30人から50人ぐらいと考えています。

 ≪平成19年度ごみ排出量(速報値)について≫

【質問】ゴミの排出量について、新しく建設する沿岸南部広域ごみ処理施設の建設経費の負担割合にも関係してくるのか。

【回答】建設経費の負担割合については、平成20年度から23年度の排出量の平均値で決定ということになっています。

【質問】ゴミ処理は将来的に有料化するのか。

【回答】3市2町で構成する岩手沿岸南部広域環境組合での話し合いにもよります。有料化とは別に、来年度から指定ゴミ袋制度の導入に取り組むことにしています。

 ≪その他≫

【質問】鉄の歴史館の館長が不在のままとなっているが、いつごろまでに決めるのか。

【回答】区切りのいいところで決めたいと思っています。指定管理者や館長候補者の方などの相手方との協議次第ということになります。協議については何度も行っております。昨年が近代製鉄150周年という節目の年だったということもあり、「鉄」というものを大切にしたいという思いがあります。慎重に進めていきたいと考えています。

(11時50分終了)