平成20年9月記者会見結果



日時 平成20年9月29日(月) 11:00~11:32

場所 第2会議室

内容 市長の発表項目

情報提供項目



      写真3

市長発言要旨


  本日は、お忙しいところお集まりいただき、ありがとうございます。

 釜石市議会議員の野田忠孝さんが亡くなりました。謹んでお悔やみを申し上げます。

  野田忠孝さんは、長年市議会議員として活動されました。先日終わったばかりの9月市議会定例会では、一般質問で釜石を東日本における国際的都港として発展させるべきとの釜石を愛し、発展させたいとの思いを強く出していました。また、決算特別委員会では委員長として活発な議論が展開できるよう采配を振るっておりました。

  このような中で、交通事故で亡くなりました。残念であります。

 

さて、本日は、「市民にやさしさを」の取組みほか5件についてお話をします。

1 「市民にやさしさを」の取組みについて」です。

  昨年11月に市長に就任し、まもなく1年になります。市長選挙の際に示したマニフェストへの取組みの中で、「市民にやさしさを」を掲げております。今日はこの中で、「庁舎、事務手続きなどの利便性向上、職員の意識改革」ついての取り組みの話をいたします。

  国土調査を行うためには、土地の境界確認のため地主の立会いが必要であり、これまでは平日に行ってきましたが、勤務のため休めないとの声に対応し、土日での土地境界立会いを実施します。

  また、住民税の申告受付では、日曜日の実施回数を増やしたほか、受付期間も長くして利便の向上を図りました。

  法務局の支局廃止に伴い、庁舎内に登記証明書発行窓口を設置していただきましたが、不便な点があるとの声が多く寄せられていましたので、法務局と協議した結果、間もなく改善した対応ができることになりました。

  「障害」を「障がい」として今年度から表記を変更し、すべてのひとに優しいまちづくりを市民に発信しています。

  市役所庁舎では、廊下・事務室内の整理整頓運動(3S運動)を展開し、庁舎や執務室内に入りやすい雰囲気づくりに努めていますし、市民が市役所を訪れた際には、1階で手続きができるよう、市民課や税務課などを1階に配置してします。また、手続きを行うカウンターも低いものにしています。行政相談も上階にならないように配慮しています。

  職員には、庁舎に訪問したお客さんにあいさつをするとともに、常に市民にやさしさをもって接するよう指導しています。

  また、市内6か所に設置していた生活応援センターに、今年4月から平田地区応援センターを加えて7か所としました。生活応援センターでは、健康・安心・生涯学習・まちづくりの事業展開をしていますし、市民の身近な市役所としてあらゆる相談に応じて強化しています。また、地域会議の設置に向けた準備委員会にも取り組んでいます。今後も、市民の頼もしい市役所として取り組んでいきます。

  今後も、市民の生の声を聞きながら常に改善に取り組んでいきたいと考えています。そのため、これまでも開催してきた、「市民と話す日」を引き続き開催するとともに、地域会議、市政懇談会や市民の要望などにおいて、市民の声に耳を傾けて市民にやさしい市政運営の取組みを進めていきます。

2 次に、「大槌町との合併に関する取組みについて」です。

  大槌町との合併については、住民意向調査の結果を踏まえ、合併協議会 の設立に向けた基本的な事項を協議するため、10月上旬に「釜石市・大槌町合併協議会設立準備会」を設置する予定です。

  現在、準備会の設立日や構成メンバー、スケジュール等を詰めております。

  10月中に2~3回の準備会を開き、合併に関する基本的事項を話し合い、合併協議会設立に向けた10月末の最終判断に進みたいと考えております。

  また、これにあわせ、10月1日付けで地域連携担当職員を2名配置いたします。

  合併推進に向け積極的な取組みをしていきたいと考えております。

3 次に、「地域会議について」です。

  今月5日に、地域会議の第1号である、栗橋地区の地域会議「栗橋地区まちづくり会議」が設立されました。現在、具体的な活動が検討されており、今後ますます栗橋地域の地域づくり活動の進展が期待されるところであります。

  第2号として、唐丹地区の地域会議が10月中旬に立ち上がります。

  他の地域についても地域会議の準備委員会が着々と進められております。

  市民総参加の行政運営の理念のもと、地域や市の課題解決に向けて地域と行政が一体となって取り組む体制が整ってきたことで喜ばしいことだと感じています。地域会議に取り組んでいただいているみなさんのご尽力に感謝いたします。

4 次に、「中学校なぎなた教室の開催について」です。

  今年の3月に公示された学習指導要領では、中学校保健体育で武道が1、2年生の男女に必修化されました。これへの対応として、釜石市が高校インターハイのなぎなた会場になったことなどを契機に釜石商業高校でのなぎなたの活動が盛んに行われてきたこととともに、なぎなたの普及活動を行ってきたことから、中学校女子になぎなた体験をしてもらうこととしました。

  当市が、平成28年開催の国民体育大会のなぎなた競技の誘致を進めていますので、その開催に向けた次代を担う逸材の発掘、健全育成を図ることも目指しています。

  釜石中学校、大平中学校、釜石東中学校の3校で実施しますが、第1回目を10月3日午前8時45分から釜石中学校体育館で行います。以下別紙のとおり、順次開催していきます。中学校の授業でのなぎなたの授業は県内では初めての取組みとなります。

5 次に、「中国莱州市長の釜石市来訪について」です。

  当市では、協同組合シーテックが、莱州市からの水産加工研修生の受け入れを行っており、今年の8月には11期の36人が働いています。そういう縁もあり、来月9日と10日に、莱州市長を始め9人が当市を訪問します。市としては歓迎会等を予定していますが、詳細は決まり次第お知らせします。

  今年5月には、上村副市長が莱州市を訪問しておりますが、今後の交流も検討していきたいと思います。

6 次に、「鵜住居地区工場用地の売却について」です。

  SMC株式会社の新たな事業展開を視野に入れて、鵜住居地区での工場用地造成を行っていましたが、このたび工事が完了し、9月22日にSMC株式会社と土地の売買契約を締結し、本日企業に対して土地の引渡しを行います。

  平成18年10月24日に立地協定を結び、住民説明会、補償交渉、設計、造成工事と行ってきましたが、釜石北高校の関係者や地元地権者、その他関係者のみなさんの協力を得てここまで進んできました。

  今後は、国内景気の減速が言われてはおりますが、鵜住居地区での一日も早い新たな展開ができるよう取り組んでいきます。

  報道関係者の皆様におかれましても、釜石からの情報発信にご協力いただくようお願いいたします。


質疑応答


《鵜住居地区工場用地の売却について》

【質問】 SMCの工場用地の売却について、その面積と金額について教えてほしい。

【回答】 面積については8.7haです。用地の造成は釜石市土地開発公社が2ヵ年事業で行いましたが、総事業費で8億円あまりの事業費でした。

【質問】 事業展開については。

【回答】 用地の造成が完了し売却もしたので、あとは1日も早い事業展開について働きかけて参ります。

【質問】 用地の引渡しについては、事務的にどういったことが行われるのか。

【回答】 書面上のやり取りを事務手ベルで行うもので、引渡し式などのセレモニーは行いません。また、登記などの手続きも今後となります。

【質問】 以前の土地の所有者は。またその面積は。

【回答】 県立釜石北高校跡地の県有地3.9haと、地権者21名の民有地4.8haです。

《中国莱州市長の釜石市来訪について》

【質問】 莱州市長のお名前を教えていただきたい。

【回答】 李 明 市長です。

【質問】 先日の議会でも話があったが、これを機会に姉妹都市の締結はどうか。

【回答】 相手のあることですので。この機会に話をし、交流を深めながら前向きに進めて生きたいと思います。ちなみに中国では姉妹都市という言葉は使わず、「友好都市」と言うそうです。

《大槌町との合併に関する取り組みについて》

【質問】 合併について、準備会で基本的なことを話し合うとしているが、準備会として結論めいたことを市長、町長に答申したりするのか。

【回答】 準備会のメンバーについては、官民含めて市長以下何名かで組織します。何を話し合うかについては、協議会設立に向けた話し合いをします。

【質問】 合併の基本的事項について聞きたい。新市の名称について、釜石、大槌のほかの別の名称もありうるのか。市長の考えは。

【回答】 そのことも含めて、協議してまいります。「釜石」と言う名前にこだわりはありますが、相手もあることですので。合併協議会設立に向け、今後すりあわせをしていくことになります。

【質問】 議会への提案はいつごろになるのか。

【回答】 10月末ごろに全員協議会を予定しておりますが、現在のところ日程はそれまでしか決まっていません。

【質問】 議会の同意を促すためにも、準備会は大切だと思うし、その中でも新市の名称は重要な問題だと思うが、基本的な市長の意見を聞きたい。

【回答】 基本的には、釜石の人は「釜石」の名前に、大槌の人は「大槌」の名前にこだわるだろうと思います。その辺を調整していかなければならないと思います。

(11時32分終了)