平成22年3月定例記者会見結果

日時:平成22年3月30日火曜日 11:00~11:30

場所:市役所第2会議室

内容:

市長の発表項目

情報提供項目

 

 

 記者会見   

市長発言要旨

 

本日は、お忙しいところをお集まりいただき、ありがとうございます。それでは、本日の案件ですが、 一つ目に、平成21年度の総括と平成22年度の重点項目について、二つ目に、「市民にやさしさを」の取り組みについて、三つ目に、青葉通り緑地・大只越公園完成記念式典について、四つ目に、市庁舎の全面禁煙についてとなっております。


 それでは始めに平成21年度の総括について」お話します。

 私は、平成213月定例会の施政方針演述において、3つの基本姿勢に沿って主な取組みを述べました。「心はひとつ、ふるさとに活力を」、「子どもに未来を、市民にやさを」「市民が主役の開かれた市政」についてであります。

 21年度は、多くの実績を積み重ねては来たものの、残念ながら実現できないこともありました。SMCの新しい工場の操業と完成自動車の釜石港からの輸出、大槌町との合併、産地直売所の整備、大規模商業施設の誘致などです。これらは、釜石市にとってどれも大きな課題です。背景に景気の悪化などがあり簡単ではありませんが、引き続き全力で取り組んでいく所存であります。

 平成21年度は、こうした厳しい状況にはありましたが、総体的には、次につながる明るい芽が出た1年でもありました。縦貫道の整備が進み、地域医療再生計画による支援も決定されました。民間を巻き込んだ緑のシステム創造事業や新魚市場整備には関係者の大きな期待があります。さらに、地デジ対策を含む地域情報通信基盤整備に取り組むなど、新たな事業展開による住み良いまちづくりが期待されます。このように、各分野でいろいろな事業を一歩前に進めることができました。平成22年度は、この一歩を土台に、市民や関係者とのスクラムを益々強固にして、さらに前に前に進んでいきたいと考えております。


 次に、平成22年度の重点事項について」です。

 平成21年度の総括を踏まえ、平成22年度の重点事項ということになりますが、依然として、働く場の確保や中心市街地からのにぎわいの喪失、保健、医療、福祉、介護への不安、大地震大津波への備えなど、課題は山積しております。しかし一方では、各分野で芽が出てきておりますので、国県の支援を受け大きな投資が当市で展開されるタイミングを逃すことなく、事業効果を地域に十分波及させるよう施策展開するとが重要であると考えます。

 そこで、平成22年度はこのチャンスを最大限活かすべく、総合計画策定のアンケートで市民が強く期待している「雇用」「にぎわい」「健康」「防災」の4つの施策に重点的に取り組んでまいります。

 平成22年度は第五次総合計画の計画期間の最終年度となることから、「みんなで創る希望のまち 新生釜石」の将来の姿、望ましい都市像を形づくる大事な年であると考えます。また、総決算として総力を挙げて現計画の推進に取り組むとともに、これまでの取組みを検証・反省しながら、改めて当市が持つ強みや資源を掘り起こし、将来につなげていく必要があります。したがって、次期総合計画は、計画の策定段階から多数の市民参画を得ながら、市民みんなが共有でき、市民が協働してまちづくりを行うという、新たなビジョンとしたいと考えております。市民や関係団体の積極的な参画をお願いいたします。


 次に「市民にやさしさを」の取組みについてです。

 私が、市長に就任して2年と4か月が経過しました。この間、私は、3つの基本姿勢のもと、市政運営を行ってまいりましが、特に、「市民にやさしさを」の取組みについて、改めて皆さんにご紹介申し上げたいと思います。この2年間、大きく4つの分野において取り組んできました。 

 1つ目の「子育て支援、少子高齢社会等への対応」では、1年目には、かまリンカード事業による地域社会全体で子育てを応援する意識の醸成、児童館の改修や子育て支援センターの開設などといった子育てと仕事   の両立支援、高齢者サロンの設置、つくし共同作業所の移転、改築への支援、鉄の歴史館の改修や青葉ビルの整備などを、2年目には、第2子以降の保育料の無料化ほかの子育て支援、ほっと一息リフレッシュ事業などの高齢者や家族への支援、ハートプラスマークの標示などの障がい者の地域生活支援、ものづくりのまち人材養成事業などの地域産業施策、子育て学習推進事業等の親と子を対象とした各種事業の実施、図書館等公共施設の改修などを実施しました。

 2つ目の「地域への支援」では、地域生活応援システムや地域会議といった住民主体の地域づくりの推進、鵜住居地区防災センターや公民館といった地域の拠点となる施設の整備、改修、まちなか交流推進事業等のにぎわい創出道路や水道、下水道といった生活基盤整備などを実施しました。

 3つ目の「医療・防災」では、地域医療と保健予防活動の充実、防災では、「子ども津波避難の家」の設置や、避難路の整備などのソフト面や住宅耐震診断などハード面などからの取組み、災害時要援護者避難支援計画の策定など実施しました。

 最後4つ目の「庁舎、事務手続きの利便性向上、職員の意識改革」においては、国土調査や住民税の申告における土曜日あるいは日曜日の対応、新たな行政ガイドブック(市民便利帳)の発行といった、行政サービスの充実、職員の応対や表記の仕方の見直しなどの職員の意識改革、スロープや多目的駐車場の整備など庁舎の改善を実施しました。   

 このように、「やさしさ」の取組みについては、一定の成果を挙げているものと思いますが、市民目線から見た場合、優しさあふれるまち」にはまだまだの感があるものと考えております。今後も、それぞれが自立し、家庭や地域でお互いに支え合い、協働の精神によるまちづくりを進め、市民みんなが安心して暮らせるまち、やさしさに満ち溢れたまち」をめざし、市職員の先頭に立って精力を傾注して参ります。


 次に「青葉通り緑地・大只越公園完成記念の式典の開催についてです。

 本事業は、平成18年度から平成22年度まで、国の交付金制度を活用し、中心市街地東部地区の活性化と交流人口の増加を図るため、地区内の道路、公園を改修してまいりました。平成20年度には、青葉通り緑地南側、平成21年度には、同緑地北側と大只越公園を整備してきましたが、この度、この青葉通り緑地と大只越公園の工事完成に伴い、記念式典を行ないます。

 青葉通り緑地は、市街地中心部に位置し、大勢の市民が集まることが想定されることなどから、緑地内に、より人が集まりやすくまた、イベント利用等にも活用しやすくなるように緑地を拡幅いたしました。大只越公園については、公園の広場機能・開放感の向上を整備方針とするとともに、朽化した施設を更新し、地域住民の皆様により親しんでもらえる公園を目指し改修いたしました。

 記念式典は、48午前11時から、青葉通り緑地において、幼稚園や保育園のアトラクション記念植樹、餅まき等を行なう予定としておりますので、報道関係者の皆様には、市民への周知についてご協力を願えれば幸いです。


 次に、「市庁舎内の全面禁煙について」です。

 受動喫煙の防止については、健康増進法に基づき、市民あるいは職員の健康に留意し、既に一部の市庁舎内では、全面禁煙化、分煙化が図られてきました。この度、国と県からの、官公庁は全面禁煙が望ましいとの通知を踏まえ、4月1日より市庁舎内(第1,2,3,4,5庁舎、教育センター)を全面禁煙とすることといたしました。その他の市の施設についても、以後、段階的に実施してまいりたいと考えております。今後は、市広報等で広く市民に周知を図ってまいりたいと思いますので、市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

 以上が、私からの情報提供です。

 報道関係者の皆様におかれましても、釜石の情報発信に、益々のご協力を頂きますようお願い申し上げ、本日の発表とさせていただきます。


質疑・応答

《市庁舎内の全面禁煙について》

質問:市長もタバコをすうが、感想は。

回答:健康管理は大切だと思います。釜石市は医療費も高いので受動喫煙などを防止するためにも必要だと思います。私もこれを機会に控えたいと思います。

質問:このタイミングで行うのは何かあるのか。

回答:以前から検討しておりましたが、国、県からの通知を受け平成22年度当初からということでスタートすることとしました。

質問:条例については。

回答:現時点で考えていません。

質問:今回禁煙の対象外となった施設はあるのか。

回答:市の所有する施設では、集会所等があります。今回、施設の禁煙についてはじめて取組むものです。そういった姿勢で今後将来的には市の施設全般に広げたいと思います。

質問:現在、庁内に分煙器が置いてあるが。

回答:3台ありますが、全て撤去します。

《青葉通り緑地・大只越公園完成記念式典について》

質問:関連しての質問だが、青葉通り緑地はもともと戦災復興で整備されたものだ。空き店舗を活用した戦災記念館の整備については進展はあるのか。

回答:まだ利用できる店舗が確定していないので確定し次第着手したいと思います。

《その他》

質問:今回のチリ地震津波で釜石市は被害状況はどうなのか。激甚指定は。

回答:激甚指定が一概に良いとはいえないところもあります。個人の施設や、組合の施設、または漁業共済との関係などもあります。いずれ市としては最大限の努力をし、漁協と連携してやっていきたいと思います。

質問:廃棄物となってしまったものは釜石の清掃工場には投入できないのか。

回答:撤去は完了し、二戸のクリーンセンターへ運んで処理することとなっています。

質問:イベント予定で、「唐丹桜舞まつり」というのはなにか。

回答:これまで行われている、3年に一度の桜祭りとは違う、毎年行うミニ版の祭りということで、唐丹の青年たちが取組んでいる「桜舞太鼓」を中心としたイベントです。

1130了)