平成21年9月定例記者会見
平成21年9月記者会見結果
日時 平成21年10月6日(火) 11:00~11:35
※日程の都合で1週間遅れて開催しました。
場所 釜石市役所第2会議室
内容 市長の発表項目
情報提供項目
発言要旨
本日は、お忙しいところお集まりいただき、ありがとうございます。
私は、これまで「市民が主役の開かれた市政」を基本理念の一つに掲げて、「市民と話す日」や各種団体の要望を聴く会を開催すると共に、地域のことは地域で考え、地域住民が一緒になって地域課題に取り組む姿勢を醸成するため、「地域会議」を立ち上げるなど、市民との協働と市民の生の声を大切にし、市政への市民参画の機会をできる限り数多く取り入れるよう、市政運営に取り組んできたところです。
今後とも、「市民が主役の開かれた市政」を意識しながら、行政運営に努めてまいります。
さて、本日は、「地方の元気再生事業について」ほか2件についてお話しします。
初めに「地方の元気再生事業について」ですが、去る10月2日、当市の地方の元気再生事業である「森と港が育む近代化港湾都市“かまいし”の新たな挑戦」の実施団体として、釜石地方森林組合、釜石港湾振興協議会、社会福祉法人豊心会「大松学園」、株式会社 エックス都市研究所、釜石市の5者で「みなと・かまいし元気再生協議会」を立ち上げました。
会長には、釜石地方森林組合代表理事組合長の曾根哲夫様、副会長には、釜石港湾振興協議会会長の私と決定し、「森林と港湾機能を活かしたサスティナブル(持続可能)な地域ネットワークづくり」に、力を合わせて取り組んでいくことを確認しあったところです。
今後は、元気再生推進プラットフォームの創設、社会実験実施に伴う港湾域への林地残材搬出方法の確立、イベント等への参加者数500人以上の3つを目標に、具体的には、一つ目として「森と港が育むサスティナブル地域ネットワーク戦略会議」を立ち上げて、森林と港湾を活用した資源調達に向けた
具体的戦略の検討や戦略会議の取組紹介パンフレットの作成 などを行います。二つ目には、「林地残材、家庭ゴミ等利活用・リサイクルポートによる資源調達の社会実験」による、林地残材等集荷の調査研究、高性能林業機械の短期導入による林地残材運搬実験 などを行います。三つ目の「情報発信・普及啓発のためのイベントの開催」では、大松学園が精製したバイオ燃料によるデモンストレーションや地元木材利用木工コンテストなどを行います。
みなと・かまいし元気再生協議会では、実施団体と連携しつつ、それぞれが役割分担して取り組んでいくこととしております。本事業では、森と港を活用し、森林組合、企業、市民、行政等あらゆる関係者によるネットワークを構築することによって、地域の再生に果敢に挑戦してまいりたいと考えております。
次に「新町地区まちづくり推進室の設置について」です。
去る、10月1日に、三陸縦貫自動車道釜石山田道路の新町地区における道路整備を円滑に進めるために、佐々木副市長を室長とする「新町地区まちづくり推進室」を設置しました。
この推進室は、新町地区の高規格道路整備が、当市の新たなまちづくりの重要なポイントとなりますことから、市内の土地利用やにぎわい創出など、総合的なまちづくりを検討する庁内横断的な部署として機能させるとともに、同地区の住民が抱える移転への不安を解消し、生活の安定を図ることを目的に住民からの様々な相談に対応する組織として設置いたしました。
新町地区の皆様が、行政と一緒になって地域づくりに積極的に参画されることを期待するものです。
次に、「釜石港へのクレーン設置について」です。
釜石港の利用促進を目的に、昨年度から取り組んでおります港湾荷役機械の整備として、去る9月16日にコンテナ荷役を行うクレーンが釜石港に設置されました。
このクレーンは、北海道釧路港で使用されていたもので、釜石港で新たに取り組もうとしている内航フィーダーコンテナ定期航路の開設に向け、コンテナ荷役を行う機械として、釜石市と関係企業からなる第三セクター「釜石港物流振興株式会社」が国の補助制度を活用して整備したものです。
今後は、11月末までに機械の点検調整や港湾管理者である岩手県が進めるマイナス7.5M耐震強化岸壁の改良工事を終える予定となっております。その後、コンテナ船の試験寄港を重ね、クレーンオペレーターや作業員の習熟度を向上させ、コンテナヤード施設の配置などを引き続き検討しながら、年度内の内航フィーダーコンテナ定期航路の開設を目指してまいります。
また、定期航路の開設に不可欠なコンテナ貨物の集荷につきましては、世界的な景気低迷が続いている状況ではありますが、現在、市産業振興部を中心に、地元企業や県内陸部の企業を中心に、精力的にポートセールスを行っているところですが、私自身も、あらゆる機会を捉え、関係企業に積極的に働きかけを行ってまいります。
以上が私からの情報提供です。
報道関係者の皆様におかれましても、釜石からの情報発信にご協力いただくようお願いいたします。
(この後、総務企画部長、保健福祉部長が情報提供項目について説明しました。)
質疑・応答
《近代化産業遺産群について》
質問:釜石鉱山事務所の概要について資料を提供してほしい。
回答:後ほど提供します。
質問:14日の講演会のあと、中旬に九州での一つの方向性が出るかと思うが、手ごたえはどのように感じているか。
回答:橋野高炉跡を視察に来ていただいた全ての先生方から保存状態も良好だと高い評価をいただいています。リスト入りする可能性は高いと思っています。期待しています。
《家族介護者交流支援事業の実施について》
質問:このような取り組みはほかに県内ではあるのか。
回答:家族介護者同士の交流会などは他市でも前例はありますが、家庭にヘルパーを派遣するのは当市が初めてではないかと思います。
質問:今回の対象者は何人ぐらいか。
回答:実際の人数については押さえていません。参加者については広報や介護事業所、民生委員などを通じて募集しました。
質問:予算については。
回答:7月補正予算で3回分、65万円を措置しています。市民の皆様からは「笑顔を育む優しいまちづくり寄付金」としてご寄付いただいたものも財源の一部として活用させていただいております。
《その他》
質問:政権交代の関係で、国からの補助金等が執行停止など凍結されるようだが市への影響は。
回答:調べていますが、今のところ影響はありません。まだ見えてこない部分もあるので、今後の情報に注意したいと思います。
(11:25了)




